元スレ【宇宙】NASA科学者、月面でのナズナ栽培実験を提案
宇宙天文news覧 / PC版 /みんなの評価 :
1 = :
月でアブラナを栽培?
米航空宇宙局(NASA)の科学者たちが、月に再び人類を送る前に、植物を
打ち上げてその成長を観察してはどうかと提案している。
NASAのChris McKay博士と、フロリダ大学の生物学者Robert Ferl博士が、
NASAエイムズ研究所で今週開催された月科学研究者たちの会合で、
独自の計画を発表した。
アイディアはシンプルだ。簡素な植物生育環境を月に飛ばす。その中に
種を入れておく(発芽前なので、発射台の上や飛行中に水を与えるなどの
世話をする必要はない)。
月面の、この月植物栽培モジュールの中で植物を発芽させ、遺伝子発現を
モニターすることで、植物が低重力や温度、圧力や高放射線にどう対処
するかを観察する。さらに一歩進めて、モジュールに月の土を加え、土の
毒性や含有物を調べることも可能だ。
マウスが哺乳類のモデル生物であるように、シロイヌナズナ(アブラナ科の一種)は
植物のモデル生物だ。
シロイヌナズナは一世代が約6週間と短く、その小規模なゲノムは完全に解読
されている。また、低出力のLEDライトで生育可能なうえ、簡単な手法で蛍光
タンパク質マーカーをゲノムに組み込むことができる。
こうした理由から、シロイヌナズナは、放射線障害などのストレスを検出する
高感度のバイオマーカー(生体指標)として使用することが可能だ。
まず、緑色蛍光タンパク質(GFP)を、特定の状況またはストレスに反応して
生成されることがわかっているタンパク質に加える。次に、488ナノメートルの光
(青色光)の下でシロイヌナズナを見ると、それが成長しているかどうかがわかる。
緑色の発色によって、タグを付けたバイオマーカーの発現場所が示されるのだ。
GFPによるマーキングが可能なことに加えて、シロイヌナズナは、10キロパスカルの
気圧で成長できることが確認されている。これは地球の海面気圧の10分の1で、
火星の気圧に近い。
ここまでのソース:
http://wiredvision.jp/news/200807/2008072422.html
画像:Wired Vision 2008年7月24日
(続く)
2 = :
(>>1続き)
また、シロイヌナズナの種は、月に打ち上げる前に滅菌することも可能だ。これで、
地球の微生物が宇宙に運ばれて今後の生命探査活動を妨げないようにすることを
目的とした、惑星保護の基準も順守できる。
『San Francisco Chronicle』紙の「科学者たちが月と火星の探査計画について意見
交換」と、NASA月科学研究所の「長期月探査における植物」を参考にした。
[シロイヌナズナは 2000年12月に、植物としては初めて全ゲノム解読が終了した。
ゲノムサイズが小さく、室内で容易に栽培できるなどの理由でモデル生物として
利用しやすいという。宇宙ステーションでも生育実験を目的として栽培されていたが、
給水設備の不調により、2008年6月、スペースシャトル『ディスカバリー』が地球に
持ち帰ることになった。日本では北海道?九州の海岸や低地の草地に分布する]
【参考】
■San Francisco Chronicle
Scientists swap moon, Mars exploration plans
※文中表記:「科学者たちが月と火星の探査計画について意見交換」
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2008/07/21/BANF11SMBO.DTL
■Lunar and Planetary Institute (LPI)
PLANTS IN LONG TERM LUNAR EXPLORATION
※文中表記:「長期月探査における植物」
http://www.lpi.usra.edu/meetings/nlsc2008/pdf/2159.pdf
http://www.lpi.usra.edu/meetings/nlsc2008/pdf/2159.pdf
3 = :
【参考】2つ目のリンクについて、コピー操作を誤って
2つ貼り付けてしまいましたが同じ物です
4 :
これが育ってくれたらなあ。後の問題は水の確保だけだろ?
水と植物があれば、酸素も作れるんじゃないかな。
月面コロニーか‥(*´Д`)ハァハァ
5 :
昨日の「世界仰天ニュース」観て、NASAがとっても恐ろしい組織だと再認識した。
6 :
ナズナは多くの国で古くから(主に貧しい皆様に)野菜として
利用された歴史があり、各国で貧乏臭いあだ名がついている
わけだが、アラビド、シロイヌナズナはまったく別もんだろ。
喰えませんし。
7 :
腐った政治家をうちあげて、どうなるか観察したい
9 :
10年後、月面がナズナにすっかり覆われ、ナズナ星人が地球にせめてくることになるとは、
人類はまだ知る由もなかった。。。
10 :
すごいですね。文明の進歩は。
11 = 4 :
>>8
NASUは害虫がつきやすいからじゃね?
プランターで育てたら、どこからともなく小さい甲虫がやってきて
食い荒らしやがった
12 :
ISSでやれば安くつくだろが
13 :
>>12
すでにやってるよ
でも給水装置がぶっ壊れてダメになったらしい
14 :
>>5
えっ、どんなの?
15 :
水は凍るか沸騰するかなんじゃないの?
16 :
若苗は食えるみたいだぬ
おひたし、あえもの、汁物、天ぷらなど
17 :
やるならアポロの前にやっとくべきじゃなかったか?
18 = 4 :
>>15
植物生育環境が保持できるんであれば当然、
水も水として存在可能な環境を作りうるという事では?
自分の妄想としては、普段は太陽光の当たらない面に可動式の氷室を置いて
時々、水と酸素の原料として必要な分だけを陽の当たる面の密閉された環境に
持ってきたらどうかな~なんて、
19 :
ナズナノハナガサキマシタ
20 :
ぶっちゃけ、薩摩芋が取れるのか試したい。
学校のグランドでも収穫できたぐらいだし、月面でも少量の肥料が有れば・・・
21 = 4 :
>>20
人が居るだけで廃棄物(詳細略)が出るから、有人実験なら
不可能ではないよね。薩摩芋は火山灰質の痩せた土地でも育つんだよな?
月面にはぴったりか。芋は1日に必要なカロリー量の摂取が容易になるからいいね。
23 = 4 :
>>22
単一個体だけで打ち上げられるわけではないだろう。お前だって、
「可愛いあのコとなら密閉された宇宙空間でしばらく暮らしてもいいかな~」
なんて考えたりしちゃわないか?
25 :
>>23
ちょっと月行ってくるノシ
28 :
それより火星にアスパラ植えようぜ
29 :
>>9
月に住んでるなら、「ナズナ型の月星人」ではないか?
30 :
ぺんぺん草
31 :
二酸化炭素ボンベをつけて送るのか
重力少ないから巨大化するとか
32 :
イナズマンを呼ぼう
33 :
外来種の持ち込みはいかんよ
34 :
それより先に火星で観測しているロボットみたいな
移動観測ロボットを送るのが先だろ。
自律じゃなくて遠隔操作ができる距離だろ。
太陽電池も小型ですむし、現状の日本でも充分できるはず。
目的は月面基地に向けての資源の調査とか、
上空からわからんことは多い、さらに月の石のサンプル程度では
月全体の鉱物の分布まで詳細にはわからんだろ。
35 :
>>34
1991年のモーターショーでは、ニッサンが「月面走行車」を展示していました。
日産がつぶれなければ、すでに日本の月面走行車が月面を走り回るニュースが世界
に向けて流されていたはずだと思うと残念です。
これから、そういう計画が実行できるのかどうかもわかりません。
ニチレイが、月面温室栽培ユニットなどを月に送り込めば面白いのですが。
36 :
月に人が住めるようになるぐらいの技術があるなら。
地球の環境をよくする方が100万倍は簡単だと思うが。
37 :
ナマズ
かとおもた
38 :
野生化して宇宙ナズナになって大変だぞおめー
39 :
ナズナもえもえ
40 :
毒性なんか月から持ち帰った砂や土で栽培すりゃいいだろ
月面に行く労力を浪費するなハゲ
41 :
ナズナかわいいよナズナ
42 :
七草をおくるべき
43 :
さらば地球よ旅立つ船に乗って「太陽だよー」と叫ぶなずなを見送る伊東四朗
44 :
ナスやトマトだと野鳥にやられるからな
NASAは賢い
47 :
分子生物学の世界ではシロイヌナズナ(アラビドプシス)はメジャーな
実験材料だし、研究者も多いし、面白いプロジェクトだと思うわ
48 :
月に24時間の自転を与えたい。
49 :
>>48
大気が事実上ないので、地球の自転角速度を変えるよりは楽そう。
実験台としてイイのでは? (民衆におそろしく反対されるだろうが)
50 :
月見草「俺は勘弁してください」
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