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    元スレ絹旗「家がなくなりました」上条「最愛の兄になりました」一方通行「左に同じだァ」

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    1 :

    浜面「家が無くなったから泊まる場所を探して欲しいだぁ?」

    絹旗「超違いますよ浜面。探して欲しいんじゃなくて探せと言ってるんです。これは命令です」

    浜面「……まず何で家が無くなったんだよ」

    絹旗「超逆恨みってやつですね。まぁ安心してください。もう仕返しは終わらせましたから」

    浜面「なるほど……。恨まれてたやつに家を消されたと……。麦野のところは?」

    絹旗「麦野の家に泊まれなんてどんな罰ゲームですか。精神が持ちません」

    浜面「まぁそうだよな……。しゃーねぇ。ちょっと知り合いに聞いてみるか……」

    絹旗「超よろしくお願いしますよ」


    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1364133585

    2 = 1 :

    とあるカラオケボックスーー


    浜面「とまぁどうすりゃいいか分からずとりあえず大将達に相談することにしたが……あいつら仲いいよなぁ。昼間からカラオケかよ」


    ガチャ


    上条「杭頭処理などお手のもの~♪」

    土御門「強力サポートいたします~♪」

    一方通行「正義のハンマーユンボをかざせ~♪」

    上条・土御門・一方通行「ブレイックアウトゥッッ?!!」


    浜面「……お前ら酔ってる?」

    上条「おっ、来たか浜面」

    一方通行「ケミカルアンカーダダッダッ!!」

    浜面「いや、歌うのやめろよ……。つか一方通行キャラ変わってねぇか……?」

    一方通行「気のせいだァ」

    土御門「それで浜面は俺達を呼び出したりして何のようだにゃ~?」

    浜面「あぁ、実は折り入って相談があってな」

    上条「相談? なんだ?」

    浜面「絹旗……アイテムのメンバーの一人が家を無くしたみたいで今泊まる場所が無いんだと。で、俺に泊まらせてくれる人を探して来いって言われてよ……」

    一方通行「要ォはパシられたっつゥことだな」

    浜面「まぁ……そういうことだな……」

    土御門「でも浜面はラッキーだぜい?」

    浜面「え、なんで?」

    土御門「なんでも何も、泊めてくれる人がいるからぜよ」

    浜面「おおっ! お前アテがあるのか!」

    土御門「当然だにゃ~。ほら、ここに」コイツダ

    3 = 1 :

    上条「ん? そんなやつどこに……って俺か!?」

    土御門「カミやん以外誰がいるのか教えて欲しいぜい。ちょうどいいじゃねぇか。禁書目録はイギリスに保護されて、代わりに住み着いてるのは学園都市最強の一方通行。防犯バッチリだにゃ~」

    浜面「あれ?一方通行って大将の寮に住んでんの? 一人暮らしやってるんじゃなかったっけ?」チガッタ?

    一方通行「あァ。けどなンかよく考えてみたら俺三下ン家にいるのがほとンどだからそっちに住ンでるのが早ェなと。家は買ったまま放置」

    浜面「どこのブルジョアだよ。けどそれはいいな……。だったら絹旗が住んでも問題は……」

    上条「あるよ!大アリだよ!?ようやく色々問題事から解放されて自由になったと思ったのに!ただでさえウチにはニートがいて大変なんだよ!」

    一方通行「ンだァ? 俺がなンか迷惑かけてるかァ?」

    上条「うちにいる時点で迷惑だよ! 家に帰れ!」

    土御門「落ち着けよカミやん。こうしよう。これを機にカミやん含めてその絹旗って子も一方通行の家に住めばいい。確か一軒家だっただろ?」

    上条「いやいやいや! なんで俺も一方通行の家に住むんだ!? 一方通行が家に帰って、その絹旗って子を引き取るってだけじゃダメか?」

    一方通行「何ふざけたことぬかしてンだァ。テメェがいねェなら誰が飯を作るっていうンですかァ?」

    上条「いや、そんなの自分で作ればいいだろ」

    一方通行「そンなの無理でェすゥ」

    上条「それを自信満々に言われてもな……。だいたい浜面が引き取ればいいじゃないか」

    浜面「あ~、俺は無理。だって家には滝壺いるし。邪魔されたくないし」

    上条「このリア充め……」チッ

    土御門「じゃあカミやんも結論出すにゃ~。今の狭い寮で3人生活するか、一方通行の広い家で3人生活するか、どっちがいいかにゃ?」

    上条「3人生活は確定なのか!?」

    土御門「なぁ浜面。その絹旗って子はアイテムのメンバーなんだから女の子なんだろ?」

    浜面「おう。そうだな」

    土御門「カミやんも鬼畜だにゃ~。一人のか弱い女の子が路頭に迷いかけてるっていうのに……」

    上条「だぁぁぁーーー!!わかった分かったよ!引き受けますよ! ったく……不幸だ……」

    一方通行「ンでどっちの家にするンだァ?」

    上条「どうせならデカい家の方がいいだろ。お前の家にしよう」

    一方通行「了解だァ」

    土御門「じゃ、浜面。そういうことだにゃ~」

    浜面「ふぅ。助かった助かった」

    4 :

    超期待です

    5 = 1 :

    ~~~~~~~

    浜面「で、そんな経緯で絹旗に大将達を紹介したわけだが……」

    浜面「後で聞いたら絹旗が昔関わっていた闇の五月計画って一方通行絡みだったんだな……。正直絹旗には申し訳ないことをしたというか……」

    浜面「だから今回はどうなったか様子を見に来たぜ!」


    ピンポーン

    ハイハイイマチョウイキマス!

    絹旗「誰ですか……って超浜面じゃないですか。一体何の用ですか?」

    浜面「何の用ってなぁ……一応ちゃんとやれてるか様子を見に来たんじゃねぇか。とりあえず大将……じゃねぇや上条呼んでくれ」

    絹旗「心配だなんて一丁前ですね。上条~!アホ面が超呼んでます!」

    上条「こら最愛。アホ面とか呼んじゃダメだろ?こいつがいなかったらお前がここに来ることだってなかったんだから。感謝しなさい」ペシッ

    絹旗「うぅ……。いきなり超叩かなくても……。ごめんなさい浜面。本当は超感謝してます……」

    上条「よしよし。ちゃんと言えるじゃねぇか」ナデナデ

    絹旗「えへへ……。超当然ですっ!」ドヤッ

    浜面「き、絹旗が超素直だと……!?い、一体何があったんだ!?」

    上条「なにが……って元々だろ? 最初からいい子だし。あぁ、強いて言うなら妹になったくらいか?」

    浜面「妹……?」

    上条「あぁ。実は絹旗が来た日にだな……」

    7 = 1 :

    ~~~~~~~




    絹旗「な、なんで第一位が超居やがるんですか!?」

    一方通行「あァ? なンでもなにも、ここは俺の家だァ。つかよォ、テメェこそなンで俺のことを知ってるンですかァ?」

    絹旗「そ、それは私が『闇の五月計画』の被験者だからです!」

    一方通行「………なるほどなァ。チッ……。浜面の野郎も余計なやつ寄越しやがって……」

    絹旗「そんなの超こっちのセリフですよ!」

    一方通行「ヘイヘイ。ったくよォ……あまり長居させるつもりはなかったンだがこうなると仕方ねェか……」

    絹旗「はい……?」

    一方通行「だからお前の好きな時まで居ろっつってンだよ。被験者なら俺に責任があるのは確かだァ。仕方ねェから面倒してやる」

    上条「だったら家族だな。家族。一方通行が兄で絹旗が妹みたいな?」

    一方通行「なにふざけたことほざいてンですかァ?」

    上条「あ、家族は言い過ぎたか……?」

    一方通行「なンで自分をさらっと外してンですかって言ってンだよ」

    上条「ええっ!?俺も!?」

    一方通行「当たり前だろォが。誰が飯作るンですかァ?」

    上条「結局上条さんはご飯を作るだけの存在なんですか……。不幸だ……。まぁ絹旗さえよければ俺は兄代わりくらいしてもいいけど」

    絹旗「超…家族……」

    8 = 1 :

    浜面「で、絹旗が妹で上条と一方通行が兄と…」

    上条「けど絹旗がお兄ちゃんって呼んだことはないし、正直微妙だけどな」

    絹旗「だ、だって恥ずかしいじゃないですか……」

    浜面「俺も兄キャラをすればあんな扱いをされずに済んだのか……?」

    絹旗「あ、それはやめてください。浜面が兄とか超無理ですから」

    浜面「……(´・ω・`)」

    10 :

    超期待です

    できれば超黒夜も参加希望

    11 :

    ~一方語~

    ァィゥェォンが片仮名。初心者はやりがちですが『っ』は片仮名にはなりません。

    一人称は俺、二人称はオマエ(片仮名)。テメエとは言いません。また、伸ばし口調になりすぎない事。あくまで普通に喋っている節々に片仮名が混ざる感じです

    12 :

    乙!期待してるぜ!

    13 :

    多少口調が違っても気にならないけどな
    ガキじゃあるまいし脳内変換くらいできるだろ
    ということで気にせず頑張れ支援

    14 = 1 :

    教えてくれてありがとうございます!
    これからの参考にします!

    15 :

    絹旗最愛かわいいなあ

    16 = 1 :

    休日ーー

    上条「そういえば最愛って持ってる服少ないよな」

    絹旗「まぁそんなにレパートリーを持ってる必要が超なかったですから」

    上条「じゃあ今日は日用品買いに行くついでに服を何着か買いに行くか」

    絹旗「超いいんですか!?」

    上条「おう。兄としても妹にはオシャレでいてほしいさ」ウンウン

    絹旗「か、上条……///」テレテレ

    上条「よっしゃ!そんじゃ一方通行のカードでぱぁっと買いに行くか!」

    一方通行「それが本音かおい」

    上条「うるせぇ! こっちだってやってられないんだよ! この間嫌がらせで普段買わないような高級食材使って飯作ったのに眉一つ動かさないとかありえないだろ!?上条さんはドキドキしながらありがたく頂いたというのに!」

    一方通行「嫌がらせが地味過ぎンだろ……。つゥかあれくらいなンともねェし」

    上条「このブルジョアが!」

    一方通行「あの程度でブルジョアってオマエのハードル低すぎンだろォが」

    一方通行「 あ~あ。これが最強の最弱の違いですかね~……。所詮レベル0の上条さんが貰える奨学金なんて雀の涙程度ですよ~」

    一方通行「出席率が悪いからじゃねェのか?お前出席日数ギリギリだろ。進級できないンじゃねェかって土御門が言ってたぞ」

    上条「うぐっ……。だって入退院繰り返してたら学校行ける日なんて限られてくるし……」

    一方通行「入退院繰り返すほど事件にや問題事に首つっこむとかただのバカだろ」

    上条「仕方ないだろ?困ってる人がいるんだから」

    一方通行「人助けで自分が進級出来なかったらザマァないな」

    上条「………これから休まなかったら大丈夫だもんね! うん!」

    一方通行「休まなかったらねェ……」

    上条「と、とりあえずさっさといくぞ!最愛、一方通行」

    一方通行「はァ?なンで俺がついていかないといけないンですかァ?」

    上条「いや、最愛の兄として当然だろ」

    一方通行「俺は面倒見るとは言ったが兄に兄になるとは一言も言ってねェぞ」

    絹旗「私のお兄ちゃんは超嫌ですか……?」ウワメヅカイ

    17 = 1 :

    一方通行「だあァァ!ついていけばいいンだろ!?行くよ!行ってやりますよォ!」

    上条「ナイス最愛!」ヘーイ!

    絹旗「超余裕です!」ヘーイ!

    一方通行「……やっぱ行くのやめた」

    絹旗「な、なんでですか!?」

    一方通行「むしろ今の発言を聞いて行くとかいうやつの方がどォかしてンだろ」

    絹旗「えぇ~………」

    一方通行「だいたい服なンざ急いで買う必要もねェだろ」

    絹旗「で、でもですね……」

    一方通行「それにお前なら元がいいから何着ても似合うはずだァ。吟味するまでもねェ」

    絹旗「も、元がいいって……///」

    一方通行「よって今すぐ服を買わなくても問題ない。どォだ?」

    絹旗「ま、まぁ一方通行がそういうなら……///」

    一方通行「(よっしゃ)」グッ

    上条「なんだよ……。じゃあ服や日用品また今度の機会か……。仕方ない。することもないし、俺晩飯の食材買ってくる」

    絹旗「あ、だったら私も超ついていきます」

    一方通行「行ってらァ~」ノシ


    18 :

    一方通行用変換ジェネレータがあるよ

    http://luigitefu.web.fc2.com/accelerator.html

    21 :

    超窒素

    22 = 21 :

    あれ?>>1はインなんとかさんだったのか

    23 :

    超兄貴

    24 :

    超期待です

    26 :

    超俺得です!!

    乙 頑張って

    27 :


    最愛の兄って書くと物凄く愛されてる兄みたいだな

    28 :

    >>9

    31 :

    兄条さん&アニセラレータ&最愛たんとか俺得!

    32 :

    黒夜さんかしねえかな?

    33 :

    とあるスーパー

    上条「さて、晩飯は何にするか……の前にだ」

    絹旗「? どうかしました?」キョトン

    上条「いや……最愛さん。なんであなたは私めの腕をとって組んでいるんでせうか?」

    絹旗「別にいいじゃないですか。超気にすることないです♪」ギュッ

    上条「いや、珍しく役得だからいいんだけど……。不幸起きないよな……」

    絹旗「それじゃあ超買い物の続きです!」

    上条「今日は挽肉と卵……後はキャベツが安いのか……」

    絹旗「何にするんですか?」

    上条「う~ん……オムレツとサラダでもいいんだが……」

    絹旗「何か問題が超あるんですか?」

    上条「いや、一方通行のやつは肉料理が好きだからな……。最近ガッツリした肉料理出してないからそろそろ何か言われるかも……」

    絹旗「か、上条も色々と大変ですね……」

    上条「どうしようか……。やっぱ挽肉ならハンバーグだよな……。そうだ!ロコモコにしよう!」

    絹旗「ロコモコってあのハワイの料理ですよね」

    上条「おぉ。よく知ってるな。最近覚えたんだよ。肉料理のレパートリー増やしとかないといけないから」

    絹旗「うわぁ……肉料理ばっかりだったら超太っちゃいます……」

    上条「あ~……そこは女の子だから気をつけないとな」

    絹旗「そうですね……」ハァ…

    上条「でも最愛って結構痩せてる方だし、多少は太ってもいいのかもな」

    絹旗「やめてくださいよ。乙女に油断は超禁物なんです」

    上条「そういうものなのか?」

    絹旗「そういうものなんです」

    34 = 33 :

    ??「絹旗ちゃン……?」

    絹旗「はい?って、超黒夜じゃないですか」

    黒夜「こンなところで男と腕組んで何してンだ?彼氏とデートか?」

    絹旗「ちちち、違いますよ!そんなのじゃないです!」

    上条「えっと……最愛の知り合いか? 俺は上条当麻。一応最愛の義兄をやらせてもらってる」

    黒夜「義兄ィ? 突然どうしたンだよ絹旗ちゃンは」

    絹旗「超ちょっとした事故で家が無くなったんですよ。それで上条が私を引き取ってくれたんです」

    上条「正確には引き取った家は俺の家じゃないけどな」

    黒夜「家が無くなって……」

    絹旗「黒夜は今どこに住んでるでるんですか? 今度落ち着いたら遊びに行きますよ」

    黒夜「ええっ!? そ、それはちょっとだな……」アタフタ

    絹旗「超どうかしましたか?」

    黒夜「いや……実は……その……」

    絹旗「?」

    黒夜「……私も……が…ない」

    絹旗「何がないんですか?」

    黒夜「わ、私も家が無いンだァァァ!」

    絹旗「…………え?」

    黒夜「何か昔ボコったやつが逆恨みで家の中荒らされて……もう直らない状態になって……今は……ホテル暮らし……」

    絹旗「そ、それ超本当ですか……?」

    黒夜「冗談でこンなこと言わねェよ……」

    絹旗「………ちょっと待っててください」ピッピッピッ

    ア、モシモシワタシデス。ハイ、エットデスネ…

    黒夜「絹旗ちゃンは一体誰と話してるンだ……?」

    上条「検討はつくが……大丈夫か……?」

    ハイ…ハイ…ワカリマシタ。チョウカンシャシマス。ピッ

    絹旗「黒夜!超喜んでください!朗報ですよ!」

    黒夜「な、なンだよ……」

    絹旗「今日から一緒に住みましょう!」

    黒夜「………はァァァ!?」

    上条「なんだ。許可取れたのか」

    絹旗「はい! 黒夜も計画の超被験者なんで、それを言ったら仕方ないって」

    35 = 33 :


    上条「なるほど。荷物は?」

    絹旗「後で空間移動の人に運んでもらうと」

    上条「結標さんか……。俺の時もお世話になったし、今度なんか差し入れしないとな……」

    黒夜「ちょ、ちょっと待てよ!」

    絹旗「なんですか?あぁ、姉妹問題ですね。ここは先にいる私がお姉ちゃんということで超問題ないかと……」

    黒夜「そォいうことを言ってンじゃないンだよ! いきなり一緒に住むとか言われても意味分かンねェって!」

    絹旗「そのままの意味ですよ。うちに住みましょうって言ってるんです」

    黒夜「だ・か・ら! 誰がいきなり見ず知らずのやつを住ませてくれるって言うンだ!?」

    絹旗「第一位です」

    黒夜「…………え?」

    絹旗「第一位」

    黒夜「…………マジ?」

    絹旗「超マジです」

    黒夜「…………oh」

    上条「そんじゃあ今日は節約なんてしないで黒夜の歓迎間を兼ねて焼き肉にでもするか」

    絹旗「本当ですか!?超ラッキー!」

    上条「あまり食い過ぎないようにな」

    絹旗「ちょ、超肝に命じておきます……」

    36 :

    続けろ下さい大好物です

    37 :

    黒夜と上条さんは面識あるんじゃないか?

    38 :

    乙でした

    42 :

    すみません。
    黒夜と当麻は初対面ということでお願いします……。

    43 = 42 :

    上条「ただいま~っと」

    絹旗「超ただいまです!」

    黒夜「……お、お邪魔します……」

    絹旗「超違いますよ黒夜。ただいまです」

    黒夜「いや、いきなりそんな……」

    絹旗「た・だ・い・ま・です!」

    黒夜「た、ただいま……」

    絹旗「超おかえりです♪」

    上条「おかえり。気を使う必要ねぇからさ」

    黒夜「お、おゥ……」

    上条「一方通行~、帰ってきたぞ」

    一方通行「そォか。黒夜は……オマエか。浜面のところのガキの事件以来か。久しぶりだな」

    黒夜「……………」

    一方通行「どォした?いくら前は敵でも今は……」

    黒夜「…やっぱ無理だよ……」

    一方通行「あァ?」

    44 = 42 :

    黒夜「第一位の家に住むなんて……。第一位に何があったか知らねェ。どンな善意を私に向けてくれてるかもだ。絹旗ちゃンだけじゃなく、暗部外の人間がいるってことは第一位の善意は本物だろォよ。だからこそ、私がお前に世話掛けるなんて……」

    一方通行「アホか」ポンッ

    黒夜「っ!?」

    一方通行「ただの中坊が何語ってンですかァ?」クシャクシャ

    黒夜「中坊って……!」

    一方通行「紛れもなくオマエは俺に関連した実験の被害者だ。だったら俺にはオマエらの面倒を見る義務がある」クシャクシャ

    黒夜「だけど……オマエは第三位のクローンの世話だってあるって聞いてるし……」

    一方通行「正確には一番のガキの、だがな。けど、今はそれもやってねェ。あいつはあいつで頑張るそォだ。今の俺はあいつ他のクローン同様に見守るだけなンだよ。だから今俺の世話を見るべきやつはオマエと絹旗なンだ」クシャクシャ

    黒夜「……本当にいいのか?」

    一方通行「いいって言ってンだろうが。ガキはめい一杯遊んで甘えてろ」ポンポン

    黒夜「……うぇ……ひっく……」ポロポロ

    一方通行「…ったく」ナデナデ

    絹旗「さて、私達は晩御飯の準備でもしましょう」

    上条「そうだな。一方通行、黒夜を頼んだぞ」

    一方通行「あァ」

    黒夜「……あ、一方通行…」

    一方通行「ン?」

    黒夜「………ありがと」ボソッ

    一方通行「(何この可愛い生き物)」

    45 :

    上条・絹旗
    一通・黒夜
    でわかれるんですねわかります

    46 :

    羨ましすぐる

    上条そこ変われ!
    最愛ちゃんは俺が養う!
    黒夜も養ってやる!

    働く気がなくなるまで甘やかしてやる!

    47 :

    絹旗「焼き肉の準備が超出来ました!」

    一方通行「久々だな。やっとまともな肉料理だ」

    上条「うっせ。てか、料理じゃねぇだろ、焼き肉は」

    一方通行「訂正。やっとまともな晩飯だ」

    上条「二度と飯作らないぞおい」

    一方通行「冗談だ。オマエには感謝してンよ。ただこうしたガッツリしたもンをもっと増やしてほしいぜ」

    上条「倹約家の上条さんにその注文は無理ですかね~。それに黒夜も増えた今、女の子を気遣ってヘルシー思考にしないとな」

    一方通行「ヘルシーとか誰得だァ?ンなことしたって一緒だろ。つゥか別に肉ばっか食っても体重増えねェし」

    絹旗「む、なんですかその食っても太らない発言は。超聞き捨てなりませんね」

    一方通行「事実を言ってるだけだ。別に肉ばっか食って体重増えたことねェし」

    絹旗「今の発言は地球上の全女子を超敵に回しましたよ! ねぇ黒夜!」

    黒夜「ま、まぁ一方通行は嘘ついてねェンだしいいンじゃねェの?」

    絹旗「く、黒夜が一方通行側に……!?一体何をしたんですか!?」

    一方通行「俺を睨むンじゃねェよ。俺は何もしてねェっての」

    絹旗「ツンデレな黒夜がこんなにデレるわけがない」

    上条「どっかで聞いたことあるイントネーションだな」

    黒夜「それ以前に私はツンデレなンかじゃねェよ!」

    絹旗「嘘です!超ツンツンのデレデレじゃないですか!」

    黒夜「誰が超ツンツンのデレデレだァ? 喧嘩売ってんのか絹旗ちゃンよォ!?」

    上条「あ~、こらこら。食事中に喧嘩はやめなさい。埃が舞うだろ」

    一方通行「そうだ。飯ン時くれェは静かにしろ」

    絹旗「くっ……!ここは上条に免じて引きましょう」

    黒夜「チッ……。仕方ねェ……」

    48 = 47 :

    上条「それより一方通行。黒夜の荷物は?」

    一方通行「さっき黒夜に住所を聞いて結標に送ってもらった。言われるまでもなく終わらせてンよ」

    上条「だったらいいけど。それと明日こそセブンミストに行くからな」

    一方通行「オイオイ、今朝急がなくていいって話をしたばっかだろォが」

    上条「今朝の、だろ? 黒夜も家族の一員になったんだ。少なくとも日用品くらいは買い揃えないといけないだろ」

    黒夜「ちょ、ちょっと待て!家族ってなンだ!?そんな話聞いてねェぞ!」

    絹旗「言ってなかったでしたっけ? ここに住むってことはもう私達は超家族ってことです。一応言っておくと私と黒夜が妹で、上条と一方通行が兄です」

    黒夜「……そういえば上条が義兄とか姉妹問題がどうとか言ってたよォな……」

    上条「もし迷惑だったら遠慮なく言ってくれ。俺たちが勝手に言ってるだけだからさ」

    黒夜「………カゾク…カゾク…エヘヘ」

    上条「お~い。黒夜~?」

    絹旗「ダメですね。超トリップしてます」

    黒夜「……エヘヘ」

    上条「いいってことか……? まぁともかく。そういうわけだからどうせ日用品を買いに行くならついでに服も買った方がいいだろ?」

    一方通行「だからってなンで俺がついていかなきゃならねェンだよ」

    上条「『だから今俺の世話を見るべきやつはオマエと絹旗なンだ』キリッ」

    一方通行「さァて。久々に愉快なオブジェが見たくなったなァ!」カチッ

    上条「ま、待て!とりあえずそのスイッチ入れたチョーカーをもう一度切るんだ!話せば分かる!」

    一方通行「仕方ねェから買い物には行ってやる」

    上条「おおっ!流石第一位!」

    一方通行「だからさっきの発言はチャラにはできねェなァ!」

    上条「」


    ギャーーーー!!

    カミジョオォォォォ----!!

    50 :

    絹旗好きだけど黒夜も抱きしめたいぜっ

    (↑の[sage]ってどうするの?素人でして)


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