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元スレかぐや「こんにちは藤原さん」藤原「>>3」
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圭「え?」
かぐや「・・・いえ、何でもないです」
かぐや(勝手に行かせてもらいますか)
かぐや「ここが会長の家なのね?」
早坂「はい、調べはついてあります」
かぐや「ありがとう早坂・・・行ってくるわ」
かぐや「・・・」ピンポーン
白銀「ん?四宮か」ガチャ
かぐや「こんにちは会長・・・藤原さんきてますか?」
白銀「>>71」
かぐや「・・・いえ、何でもないです」
かぐや(勝手に行かせてもらいますか)
かぐや「ここが会長の家なのね?」
早坂「はい、調べはついてあります」
かぐや「ありがとう早坂・・・行ってくるわ」
かぐや「・・・」ピンポーン
白銀「ん?四宮か」ガチャ
かぐや「こんにちは会長・・・藤原さんきてますか?」
白銀「>>71」
文字の霊れいなどというものが、一体、あるものか、どうか。アッシリヤ人は無数の精霊を知っている。夜、闇やみの中を跳梁ちょうりょうするリル、その雌めすのリリツ、疫病えきびょうをふり撒まくナムタル、死者の霊
エティンム、誘拐者ゆうかいしゃラバス等など、数知れぬ悪霊あくりょう共がアッシリヤの空に充みち満ちている。しかし、文字の精霊については、まだ誰だれも聞いたことがない。その頃ころ――というのは、アシュル・
バニ・アパル大王の治世第二十年目の頃だが――ニネヴェの宮廷きゅうていに妙みょうな噂うわさがあった。毎夜、図書館の闇の中で、ひそひそと怪あやしい話し声がするという。王兄シャマシュ・シュム・ウキンの謀叛む
ほんがバビロンの落城でようやく鎮しずまったばかりのこととて、何かまた、不逞ふていの徒の陰謀いんぼうではないかと探ってみたが、それらしい様子もない。どうしても何かの精霊どもの話し声に違ちがいない。最近に
王の前で処刑しょけいされたバビロンからの俘囚ふしゅう共の死霊の声だろうという者もあったが、それが本当でないことは誰にも判わかる。千に余るバビロンの俘囚はことごとく舌を抜ぬいて殺され、その舌を集めたとこ
王の前で処刑しょけいされたバビロンからの俘囚ふしゅう共の死霊の声だろうという者もあったが、それが本当でないことは誰にも判わかる。千に余るバビロンの俘囚はことごとく舌を抜ぬいて殺され、その舌を集めたとこ
ろ、小さな築山つきやまが出来たのは、誰知らぬ者のない事実である。舌の無い死霊に、しゃべれる訳がない。星占ほしうらないや羊肝卜ようかんぼくで空むなしく探索たんさくした後、これはどうしても書物共あるいは文
字共の話し声と考えるより外はなくなった。ただ、文字の霊(というものが在るとして)とはいかなる性質をもつものか、それが皆目かいもく判らない。アシュル・バニ・アパル大王は巨眼縮髪きょがんしゅくはつの老博士
ナブ・アヘ・エリバを召めして、この未知の精霊についての研究を命じたもうた。その日以来、ナブ・アヘ・エリバ博士は、日ごと問題の図書館(それは、その後二百年にして地下に埋没まいぼつし、更さらに二千三百年に
して偶然ぐうぜん発掘はっくつされる運命をもつものであるが)に通って万巻の書に目をさらしつつ研鑽けんさんに耽ふけった。両河地方メソポタミヤでは埃及エジプトと違って紙草パピルスを産しない。人々は、粘土ねん
どの板に硬筆こうひつをもって複雑な楔形くさびがたの符号ふごうを彫ほりつけておった。書物は瓦かわらであり、図書館は瀬戸物屋せとものやの倉庫に似ていた。老博士の卓子テーブル(その脚あしには、本物の獅子しし
の足が、爪つめさえそのままに使われている)の上には、毎日、累々るいるいたる瓦の山がうずたかく積まれた。それら重量ある古知識の中から、彼かれは、文字の霊についての説を見出みいだそうとしたが、無駄むだであ
った。文字はボルシッパなるナブウの神の司つかさどりたもう所とより外ほかには何事も記されていないのである。文字に霊ありや無しやを、彼は自力で解決せねばならぬ。博士は書物を離はなれ、ただ一つの文字を前に、
に、おかしな事が起った。一つの文字を長く見詰みつめている中に、いつしかその文字が解体して、意味の無い一つ一つの線の交錯こうさくとしか見えなくなって来る。単なる線の集りが、なぜ、そういう音とそういう意味
とを有もつことが出来るのか、どうしても解わからなくなって来る。老儒ろうじゅナブ・アヘ・エリバは、生れて初めてこの不思議な事実を発見して、驚おどろいた。今まで七十年の間当然と思って看過していたことが、決
して当然でも必然でもない。彼は眼めから鱗こけらの落ちた思がした。単なるバラバラの線に、一定の音と一定の意味とを有たせるものは、何か? ここまで思い到いたった時、老博士は躊躇ちゅうちょなく、文字の霊の存
在を認めた。魂たましいによって統べられない手・脚・頭・爪・腹等が、人間ではないように、一つの霊がこれを統べるのでなくて、どうして単なる線の集合が、音と意味とを有つことが出来ようか。この発見を手始めに、
白銀「は?」
かぐや「えっ」ビクッ
かぐや(まさか会長も藤原さんに何か・・・)
かぐや「えっと・・・ですから藤原さんきてませんか?圭がここにきてるって言ってたんですが」
白銀「>>91」
ID:kVBAxZmo0の場合は安価下
かぐや「えっ」ビクッ
かぐや(まさか会長も藤原さんに何か・・・)
かぐや「えっと・・・ですから藤原さんきてませんか?圭がここにきてるって言ってたんですが」
白銀「>>91」
ID:kVBAxZmo0の場合は安価下
今まで知られなかった文字の霊の性質が次第に少しずつ判って来た。文字の精霊の数は、地上の事物の数ほど多い、文字の精は野鼠のねずみのように仔こを産んで殖ふえる。ナブ・アヘ・エリバはニネヴェの街中を歩き廻ま
わって、最近に文字を覚えた人々をつかまえては、根気よく一々尋たずねた。文字を知る以前に比べて、何か変ったようなところはないかと。これによって文字の霊の人間に対する作用はたらきを明らかにしようというので
ある。さて、こうして、おかしな統計が出来上った。それによれば、文字を覚えてから急に蝨しらみを捕とるのが下手へたになった者、眼に埃ほこりが余計はいるようになった者、今まで良く見えた空の鷲わしの姿が見えな
くなった者、空の色が以前ほど碧あおくなくなったという者などが、圧倒的あっとうてきに多い。「文字ノ精ガ人間ノ眼ヲ喰くイアラスコト、猶なお、蛆虫うじむしガ胡桃くるみノ固キ殻からヲ穿うがチテ、中ノ実ヲ巧たく
みニ喰イツクスガ如ごとシ」と、ナブ・アヘ・エリバは、新しい粘土の備忘録に誌しるした。文字を覚えて以来、咳せきが出始めたという者、くしゃみが出るようになって困るという者、しゃっくりが度々出るようになった
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