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元スレ勇者「くっ、アバラが2、3本イッたか!」魔王「ククク…私は5、6本だ」勇者「何ッ!?」

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101 = 24 :

怒ってる

102 :

アバラ笑ったわ

103 = 25 :

めっちゃ怒ってるじゃん

104 = 1 :

勇者「ま、まさかあんなに怒るなんて」

勇者「……でも!」


勇者「女神様! 作戦成功です! 挑発でヤツの心を乱すことに成功しました!」

勇者「このあとどうすればいいですかっ。戦ってた最初の頃よりめっちゃ魔力溢れ出してて正直どうすればいいかわからないんですが!」

勇者「何かあるんですよね! 女神様!」



『……ふえ?』

105 = 22 :

女神かわいい

106 = 22 :

女神かわいい

107 :

そもそも他力本願な時点で勇者が悪い

108 = 1 :

勇者「……『ふえ?』」

『あっ』


勇者「……」

『……こほん。』


『もちろんです勇者よ。ここまで完璧に私の作戦通り。あとは仕上げに入るだけです』

勇者「さすが女神様だ!」

109 = 1 :

『勇者よ、>>111です』

『ここで切り札を使うのです』

勇者「!」

110 :

アイスバケツチャレンジ

111 :

まるた

112 :

右腕をへし折る

113 = 24 :

マルタは質量もあったリーチも長い最強の武器

114 = :

丸太を使うとはなんと鬼畜な

115 = 25 :

確かに切り札だ

116 :

これは有能女神

117 = 1 :

『まるたです、まるた』

勇者「……まるた?」

『そう、まるた』

勇者「まるた」

『持ってきているのでしょう? あなたの故郷、今あなたが持つその聖剣が封印されていた祠にある女神象』

勇者「……ああ、あのめちゃめちや神々しいやつ」

『その傍にあった御神木から作られた丸太です』

118 = 25 :

持ってきて……るのかな

119 :

御神木を伐採して加工するのか…

120 = 1 :

『あの御神木こそ、女神の聖気を大量に取り込み成長した御神木』

『それこそ何千、何百年も前から一番聖気の当たりやすい場所で生え続けた樹なのです』

『この世にあれほどの聖気を含んだ物質は存在しません。あなたの聖剣にある聖属性なんて、その丸太の一割にも満たないのです』

『さあ勇者よ、今こそその御神木の丸太を使うとき!』

『大振りになった魔王の大技なんて、跳ね返してあげなさい!』


勇者「……」

121 = 67 :

溢れんばかりの魔力を持ってるのに
大振りの近接肉弾戦なのか魔王

122 :

丸太が切り札の世界なら聖剣なんてわりとそこら辺に自生してそう

123 = 1 :

勇者「…………ょ」

『?』

勇者「も……てねぇ…」


『勇者、はやく。丸太出して』


勇者「持って来てるわけねえだろそんな丸太!!!!」


『!?』

124 = 24 :

やっぱりな

125 = 116 :

そりゃそうだ

126 = 25 :

ですよねぇ

127 :

途中までは面白かった

128 = 1 :

勇者「何!? あそこに生えてた木が切り札だったの!? 先に言ってよ!!」

勇者「あんなの、封印されてた聖剣の方使うにきまってるじゃん!!」

勇者「つーか何で聖剣の方はそれっぽくちゃんと封印しといて御神木の方はあそこにそのまま生えてるんだよ!!」

勇者「というか御神木なんてバチ当たりそうだしノーヒントで丸太に加工しようなんて思わねえよ誰も!!」

勇者「そもそも祠の中にあった石板! あれに描かれてた絵って剣持った勇者じゃん!!」

勇者「何で丸太描かせなかったの!? 馬鹿なの!?」

『あ、あの……」

勇者「はあ、はあ…」

『……えっと』



『絵にするのなら丸太より剣の方が様になると思います』

勇者「!?」

129 :

明さんが参戦する流れじゃないのか

130 = 11 :

東京03ぽいテイスト 嫌いじゃない

131 = 119 :

なんだこの女神…

132 = 1 :

魔王「先ほどから何を一人で喚いているのか知らんが、良いのか、勇者よ」

勇者「!!」

魔王「……剣を構えろ。そのくらいの時は待ってやる」ゴゴゴゴゴゴ…!


勇者「くっ……」チャキッ

133 = 1 :

魔王「────……!!」



勇者「……なんて魔力だ」

『いけません勇者。丸太もなしにあれをまともに受けてはなりません。すべてのアバラが持って行かれてしまいます』

勇者「……今さら、あの技からは逃げられないよ女神様」

『!』

勇者「逃げようだなんて、少しでも退くことを考えていたんじゃ簡単に殺される」

134 = 37 :

悟空早く来てくれー

135 = 61 :

魔王話せばわかるやつっぽいのに

136 = 1 :

勇者「だから俺はあの技からは逃げない。もともと、そんな気持ちでいたら魔王になんて勝てっこなかったんだ」

『でも…!』

勇者「だから、たとえアバラが5、6本折れてたって。今も痛くて涙が出そうだって、立ち向かわなくちゃならないんだ」

『どうして、そこまで……』

勇者「……女神様、最初に言ってくれただろう」


勇者「俺は、人間の中でも魔王を倒す役目を持った者」

勇者「数ある人の中でも随一の勇気を持つ者」

勇者「──それが、たかがアバラの全てを失うのを恐れてどうするって言うんだ」


『!』

勇者「俺は、勇者だから」


勇者「行ってくるよ、女神様」

137 = 1 :

魔王「ではな、勇者よ。我が最強の技で死ぬが良い」バチバチバチバチ!


勇者「……ッ!!」



カッ!!



スドオオオン!!

138 = 11 :

アバラそんなに大事かw まぁ大事だけど

139 = 1 :

パラパラパラ…


魔王「……終わったか」


魔王「ぐっ!」ズキッ


魔王「まさかこの私がここまでアバラを持っていかれることになるとはな」

魔王「……勇者。得難い強敵であった」

魔王「……」

140 = 112 :

くるぞ くるぞ

141 = 1 :

…ジャリッ


魔王「……むっ!?」



勇者「…………」


魔王「勇者…立っているだと!?」

142 = 1 :

魔王「貴様、あの技を受けて、まだ……!!」


勇者「……」フラフラ


魔王「尚更生かしてはおけん。これを受けて立っていた者など、未だかつて一人も許したことは……」


勇者「……魔王」

魔王「!」

144 = 1 :

勇者「お前、今アバラ何本折れてるんだっけ」

魔王「! ……7、8本だ」

勇者「……そうか」

ザッ




勇者「俺は全部だ」

魔王「!!???」


魔王(こいつ、いつのまに後ろに────!?)


──ズバン!

145 = 119 :

アバラって枷だっけ

146 :

アバラが折れてるのに強くなる謎世界

147 :

折れれば心配されるのに折れるほどいいという矛盾

148 = 1 :

魔王「……そうか」

魔王「私の、敗北か」


ゴフッ! ビチャビチャ!


魔王「クッ……クククク……!」

魔王「よもや、アバラすべてを失って、なお私の前に立ち続ける者がいるとは」

魔王「よもや…よもや、よ……」シュゥゥゥゥ…


ドサッ

149 :

肋骨の肋って助じゃないんだな


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