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元スレ前の人「座席倒していいですか?」男「どうぞー」前の人「じゃあ遠慮なく」男「ちょっ、倒しすぎ!」
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―新幹線―
男(ふぅー、やっと出張終わった……)
前の人「すみません」
男「はい?」
前の人「座席倒してもいいですか?」
男(ホントはちょっと嫌だけど……)
男「どうぞー」
前の人「じゃあ遠慮なく」
男(ふぅー、やっと出張終わった……)
前の人「すみません」
男「はい?」
前の人「座席倒してもいいですか?」
男(ホントはちょっと嫌だけど……)
男「どうぞー」
前の人「じゃあ遠慮なく」
グググ…
男「?」
グググググ…
男「ちょっ、倒しすぎじゃないですか?」
グググググググ…
男「ちょっ、あのっ!」メキメキ…
グググググググググ…
男「倒しすぎ……ッ! 背もたれが俺の体を……!」メキメキメキ…
男「?」
グググググ…
男「ちょっ、倒しすぎじゃないですか?」
グググググググ…
男「ちょっ、あのっ!」メキメキ…
グググググググググ…
男「倒しすぎ……ッ! 背もたれが俺の体を……!」メキメキメキ…
新幹線グリーン車なう。前の席のクソ野郎がおれが寛いでいるのにもかかわらず
一々「席を倒していいですか?」とか聞いてきやがる。ウゼェ。勝手に倒せや。
そうやって何でもかんでも保険かけようとすんなボケ
一々「席を倒していいですか?」とか聞いてきやがる。ウゼェ。勝手に倒せや。
そうやって何でもかんでも保険かけようとすんなボケ
男「や、やめろ!」メキメキメキ…
男「押し潰され……」メキボキベキゴキ…
ググググググググググ…
男「ぐげあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ブチュッ
男「押し潰され……」メキボキベキゴキ…
ググググググググググ…
男「ぐげあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ブチュッ
……
前の人「すみません」
DQN「あ?」
前の人「座席倒してもいいですか?」
DQN「は? ざけんな、倒したらぶっ飛ばすぞ」
前の人「じゃあ遠慮なく」
DQN「は?」
前の人「すみません」
DQN「あ?」
前の人「座席倒してもいいですか?」
DQN「は? ざけんな、倒したらぶっ飛ばすぞ」
前の人「じゃあ遠慮なく」
DQN「は?」
グググ…
DQN「おい!」
グググググ…
DQN「なに倒してんだよ! ハナシ聞いてたのかよ!」
グググググググ…
DQN「ちょっ、バカ、倒しすぎ――」メキメキ…
ググググググググググ…
DQN「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ブチュッ
DQN「おい!」
グググググ…
DQN「なに倒してんだよ! ハナシ聞いてたのかよ!」
グググググググ…
DQN「ちょっ、バカ、倒しすぎ――」メキメキ…
ググググググググググ…
DQN「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ブチュッ
……
前の人「すみません」
オタク「はい?」
前の人「座席倒してもいいですか?」
オタク(返事するのも面倒だ……とっととどいちゃおう)スッ
前の人「じゃあ遠慮なく」グググ…
オタク「わっ!?」
前の人「すみません」
オタク「はい?」
前の人「座席倒してもいいですか?」
オタク(返事するのも面倒だ……とっととどいちゃおう)スッ
前の人「じゃあ遠慮なく」グググ…
オタク「わっ!?」
グググググ…
オタク「か、体がっ! 席に押し潰されて……!」メキメキ…
グググググググ…
オタク「なにすんだよ! 痛いじゃないかぁ!」メキゴキ…
ググググググググググ…
オタク「たしゅけてぇぇぇぇぇっ!!!」
ブチュッ
オタク「か、体がっ! 席に押し潰されて……!」メキメキ…
グググググググ…
オタク「なにすんだよ! 痛いじゃないかぁ!」メキゴキ…
ググググググググググ…
オタク「たしゅけてぇぇぇぇぇっ!!!」
ブチュッ
―警察署―
警部「このところ、新幹線にて座席を後ろに倒して、後ろの客を押し潰す事件が多発している」
警部「しかし、メーカーによると、座席は後ろの人を押し潰せるような仕組みにはなってないし」
警部「そんなパワーもないという」
刑事「……」
警部「このため、一連の事件は人間ではない怪物の仕業じゃないか、という噂も立ち始め」
警部「人々は犯人を“前の人”と呼び、恐れるようになった」
警部「そう、かつての口裂け女のようにな」
刑事「都市伝説化しつつある、ということですか」
警部「このところ、新幹線にて座席を後ろに倒して、後ろの客を押し潰す事件が多発している」
警部「しかし、メーカーによると、座席は後ろの人を押し潰せるような仕組みにはなってないし」
警部「そんなパワーもないという」
刑事「……」
警部「このため、一連の事件は人間ではない怪物の仕業じゃないか、という噂も立ち始め」
警部「人々は犯人を“前の人”と呼び、恐れるようになった」
警部「そう、かつての口裂け女のようにな」
刑事「都市伝説化しつつある、ということですか」
警部「“前の人”を恐れ、新幹線の利用者が激減するという事態も起こっている」
警部「我々警察としては、なんとしてもこの“前の人”を捕えねばならん!」
オーッ!!!
刑事(“前の人”……俺の好きな新幹線を血で染めるなんて許せない!)
刑事(必ず俺の手で捕えてみせる!)
警部「我々警察としては、なんとしてもこの“前の人”を捕えねばならん!」
オーッ!!!
刑事(“前の人”……俺の好きな新幹線を血で染めるなんて許せない!)
刑事(必ず俺の手で捕えてみせる!)
―新幹線―
刑事「怪しい乗客を見ませんでしたか?」
乗客「いや……見てないなぁ」
刑事「なにか目撃したことは……?」
車掌「残念ながら……」
刑事(これだけ聞き込みをしても、まったく手がかり無しか)
刑事(“前の人”……手強い犯人だ……)
刑事「怪しい乗客を見ませんでしたか?」
乗客「いや……見てないなぁ」
刑事「なにか目撃したことは……?」
車掌「残念ながら……」
刑事(これだけ聞き込みをしても、まったく手がかり無しか)
刑事(“前の人”……手強い犯人だ……)
刑事(さすがにこう連日のように新幹線に乗ると、疲れが溜まってくるな)
刑事(今度久しぶりに妹のところにでも行こうか……)スッ
前の人「すみません」
刑事「!?」
刑事(今度久しぶりに妹のところにでも行こうか……)スッ
前の人「すみません」
刑事「!?」
前の人「座席倒してもいいですか?」
刑事「……!」
刑事(出た……“前の人”!)
刑事(どうぞと答えるのはもちろん、断っても、席を立っても押し潰されてしまうらしい)
刑事(ようするに、話しかけられた時点でアウト……!)
刑事(――ならば!)
刑事「……!」
刑事(出た……“前の人”!)
刑事(どうぞと答えるのはもちろん、断っても、席を立っても押し潰されてしまうらしい)
刑事(ようするに、話しかけられた時点でアウト……!)
刑事(――ならば!)
パンッ!
前の人「ぐっ!?」
刑事(後ろから発砲し、肩を撃ち抜いてやった!)
刑事(これでもう、激痛で席を倒すことはできないはず……!)
刑事(いきなり発砲するなんて処罰は免れないが、これしか方法はなかった!)
前の人「クックック……」
刑事「な……!?」
前の人「ぐっ!?」
刑事(後ろから発砲し、肩を撃ち抜いてやった!)
刑事(これでもう、激痛で席を倒すことはできないはず……!)
刑事(いきなり発砲するなんて処罰は免れないが、これしか方法はなかった!)
前の人「クックック……」
刑事「な……!?」
前の人「いい判断だよ、躊躇なく発砲するなんて」
前の人「だが、ピストルじゃ私を倒すことはできない」
刑事「なんだと……!?」
前の人「あんたの正義感と判断力に敬意を表して、冥土の土産に一つ教えてやろう」
前の人「私を倒すには座席を押し返すしかない……」
刑事「!」
前の人「じゃあ遠慮なく」
グググ…
刑事(座席がものすごいスピードで倒れてきた!)
前の人「だが、ピストルじゃ私を倒すことはできない」
刑事「なんだと……!?」
前の人「あんたの正義感と判断力に敬意を表して、冥土の土産に一つ教えてやろう」
前の人「私を倒すには座席を押し返すしかない……」
刑事「!」
前の人「じゃあ遠慮なく」
グググ…
刑事(座席がものすごいスピードで倒れてきた!)
グググググググ…
刑事「ぐあああああっ……!」メキメキメキ…
ググググググググググ…
刑事(無理だ……! 俺の力じゃとても押し返せない……!)
刑事(せめてっ、せめてっ! このメールをっ……!)ボキボキッ
前の人「楽しかったよ、刑事さん」
ブチュッ
刑事「ぐあああああっ……!」メキメキメキ…
ググググググググググ…
刑事(無理だ……! 俺の力じゃとても押し返せない……!)
刑事(せめてっ、せめてっ! このメールをっ……!)ボキボキッ
前の人「楽しかったよ、刑事さん」
ブチュッ
―トレーニングジム―
女「ふんっ!」ググッ
マッチョ「お~、すごいね。女性にしては大したもんだ」
女「女性にしては、じゃダメなんです」
女「男にも……いいえ、怪物にも勝てるぐらいにならないと!」
マッチョ「怪物……?」
女「あ、いえ……」
女「ふんっ!」ググッ
マッチョ「お~、すごいね。女性にしては大したもんだ」
女「女性にしては、じゃダメなんです」
女「男にも……いいえ、怪物にも勝てるぐらいにならないと!」
マッチョ「怪物……?」
女「あ、いえ……」
マッチョ「君がこのジムに通い始めてから、はや半年……」
マッチョ「君の熱心さは素晴らしいものがあるが、筋トレは無茶すればいいってもんじゃない」
マッチョ「俺は君のトレーナーだ。悩みがあるなら、なんでも話してくれないか」
女「……はい」
女「実は私の兄は刑事をやっていて……捜査中“前の人”に殺されたんです」
マッチョ「“前の人”……!」
マッチョ(新幹線で座席を使って連続殺人を起こしているという怪人……!)
マッチョ「君の熱心さは素晴らしいものがあるが、筋トレは無茶すればいいってもんじゃない」
マッチョ「俺は君のトレーナーだ。悩みがあるなら、なんでも話してくれないか」
女「……はい」
女「実は私の兄は刑事をやっていて……捜査中“前の人”に殺されたんです」
マッチョ「“前の人”……!」
マッチョ(新幹線で座席を使って連続殺人を起こしているという怪人……!)
女「そして、兄は死ぬ寸前、私にこんなメールを送ってきたんです」
≪まえのひとたおすにはおしかえすしかない≫
マッチョ「“前の人”倒すには押し返すしかない……」
女「“前の人”は座席を後ろに倒すことで、後ろの乗客を押し潰すわけですが」
女「奴を倒すにはその席を押し返すしか方法はないみたいなんです」
マッチョ「なるほど、だから筋トレに励んでいたわけか」
≪まえのひとたおすにはおしかえすしかない≫
マッチョ「“前の人”倒すには押し返すしかない……」
女「“前の人”は座席を後ろに倒すことで、後ろの乗客を押し潰すわけですが」
女「奴を倒すにはその席を押し返すしか方法はないみたいなんです」
マッチョ「なるほど、だから筋トレに励んでいたわけか」
マッチョ「この話、他の誰かにしたのかい?」
女「一応、警察には……ですが、あまり相手にはされませんでした」
女「だけど好都合です。兄の仇は、私の手で討ちたかったので……」
マッチョ「そうか……」
マッチョ「しかし、女性の君がいくらトレーニングしても“前の人”に打ち勝つのは不可能だろう」
女「じゃあどうしろっていうんです!」
マッチョ「……“前の人”の相手は俺に任せてくれないか?」
女「一応、警察には……ですが、あまり相手にはされませんでした」
女「だけど好都合です。兄の仇は、私の手で討ちたかったので……」
マッチョ「そうか……」
マッチョ「しかし、女性の君がいくらトレーニングしても“前の人”に打ち勝つのは不可能だろう」
女「じゃあどうしろっていうんです!」
マッチョ「……“前の人”の相手は俺に任せてくれないか?」
女「マッチョさんが!? 無関係のあなたを危険に巻き込むわけには……!」
マッチョ「半年も君のトレーニングに付き合ったんだ。無関係とはいえないだろう」
女「でも……!」
マッチョ「君じゃ無駄死にするだけだ」
女「……!」
マッチョ「大丈夫、俺のパワーは君も知ってるだろう?」ムキッ
マッチョ「“前の人”なんか、座席ごと捻り潰してみせるさ」
女「……分かりました。お願いしますっ!」
マッチョ「半年も君のトレーニングに付き合ったんだ。無関係とはいえないだろう」
女「でも……!」
マッチョ「君じゃ無駄死にするだけだ」
女「……!」
マッチョ「大丈夫、俺のパワーは君も知ってるだろう?」ムキッ
マッチョ「“前の人”なんか、座席ごと捻り潰してみせるさ」
女「……分かりました。お願いしますっ!」
こんな不可解な連続殺人で被害者かつ刑事のいうことを信じないのもおかしいだろw
―新幹線―
マッチョ「それじゃ、二人で“前の人”が出てくるまで、新幹線に乗ろう」
女「“前の人”のせいで、ほとんど乗客がいませんね……」
マッチョ「君のお兄さんのことを抜きにしても、許せない奴だよ。“前の人”は」
女「ええ……」
女「ですが“前の人”は神出鬼没、いつどこに現れるか、法則性さえ分かってません」
マッチョ「まあ、気ままな新幹線の旅を楽しもうじゃないか」
マッチョ「それじゃ、二人で“前の人”が出てくるまで、新幹線に乗ろう」
女「“前の人”のせいで、ほとんど乗客がいませんね……」
マッチョ「君のお兄さんのことを抜きにしても、許せない奴だよ。“前の人”は」
女「ええ……」
女「ですが“前の人”は神出鬼没、いつどこに現れるか、法則性さえ分かってません」
マッチョ「まあ、気ままな新幹線の旅を楽しもうじゃないか」
マッチョ「お兄さんはどんな人だったんだい?」
女「鉄道が好きな、立派な刑事でした……」
女「将来はテレビドラマに出てくるような名刑事になるのが夢だって……」
マッチョ「そうか……」
女「マッチョさんは夢ってあるんですか?」
マッチョ「俺の夢は……店を出すことなんだ。トレーナーをやってるのはその資金作りに過ぎない」
女「お店を?」
マッチョ「そう……ささやかでいいから店を出したい」
女「鉄道が好きな、立派な刑事でした……」
女「将来はテレビドラマに出てくるような名刑事になるのが夢だって……」
マッチョ「そうか……」
女「マッチョさんは夢ってあるんですか?」
マッチョ「俺の夢は……店を出すことなんだ。トレーナーをやってるのはその資金作りに過ぎない」
女「お店を?」
マッチョ「そう……ささやかでいいから店を出したい」
マッチョ「実は、その資金もようやく貯まった」
マッチョ「俺……この戦いが終わったら、店を出すつもりだ」
マッチョ「もし、よかったら店を手伝ってくれないか?」
マッチョ「俺はトレーニングに打ち込む君の姿を見て、すっかり惚れ込んでしまったんだ」
女「マッチョさん……」
前の人「すみません」
マッチョ「俺……この戦いが終わったら、店を出すつもりだ」
マッチョ「もし、よかったら店を手伝ってくれないか?」
マッチョ「俺はトレーニングに打ち込む君の姿を見て、すっかり惚れ込んでしまったんだ」
女「マッチョさん……」
前の人「すみません」
>>47
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