元スレ冒険者「俺はさすらいの冒険野郎さ。今日の仕事の依頼は>>5か」
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51 = 24 :
>>49
きたのは冒険者のほうだろ
52 = 1 :
王様「…我が国は小さく、貧しい。常に大国からの進行の危機にさらされている。魔物を追い払うことさえ、王国軍の兵士では中々難しい」
王様「そんな中、君は幾度も国を救ってくれたそうだね。
しかし、まともに褒賞も出なかった。国の財政事情からいえば仕方ないといえ…だから出ていったんだろう?」
冒険者「い、いや…自分は」
王様「今まですまなかった。この褒美にこのなんかでかい綺麗な石がついた指輪と>>53をやろう」
53 = 6 :
私のペニス
54 = 1 :
王様「私のペニスをやろう。ほら、手を出しなさい」
ボタッ
冒険者「ひいっ!」
ポタ、ポタ…
冒険者「ま、まだ血が滴って…!?」
王様「情けない王様ですまない。…せめてもの罪滅ぼしだ。どこかで、何かの役に立つかもしれない」
冒険者「(立たねぇよ…)」
王様「どうか受け取ってほしい」
冒険者「は、はい」
冒険者「(なんて真っ直ぐな目だ。…この王様、本当に悪い王様なのか?)」
魔法使い『何も知らない癖に』
冒険者「……」
55 = 1 :
冒険者「おっ、いたいた!剣士ー!」
剣士「ん?…貴様冒険者!どの面下げて!」チャキッ
冒険者「落ち着け。こっちは丸腰なんだぞ」
剣士「ぐ、武器を持たない奴は斬らん…しかし!まともに装備も買えないのか?
そこまで身をやつしたか!今更何しに戻ってきた!
才に恵まれながらも国に尽くすことを厭い、出ていった分際で!」
剣士「左の腰には丸い鞘!右手には血の滴る巨根!…どうしてお前、そうなった…」
冒険者「……」
冒険者「……分かんねぇよ。俺にだって……」
56 = 1 :
剣士「ふん。かつて国の英雄とまで謳われた男がこの様か…!」
冒険者「分かんねぇよマジで……分からないことだらけだ」
冒険者「この国の月に1度の秘祭も訳わかんねぇし、なんであんな器もペニスもキングサイズな王様がそんな催し事で尿意催してんのか分かんねぇし…」
剣士「…」
冒険者「一介の冒険者になれば自由になれると思ってたんだ」
冒険者「実際、ミステリーとこのたまに暴れる丸い鞘とキングサイズのペニスだけだけどな」
剣士「はん、後悔してるのか?」
冒険者「…わからないな」
冒険者「……なぁ、僧侶の奴もまだ城にいるんだろ?」
剣士「チッ、あぁ。お前と違って忙しいんだから迷惑かけるなよ」
57 = 1 :
ざわざわ…
僧侶「そこで、こう…!魔力の流れを制御して、魔方陣に…」
冒険者「僧侶!」
僧侶「あら?貴方は…ぼ、冒険者さん!?」
ざわざわ…
「えぇっ!あの方が…!?」
「あの変なのが…?なんか想像と違う…」
冒険者「ハハ、久しぶり。今は王室御抱えの術士で弟子も大勢いるんだって?」
僧侶「いやぁ、お恥ずかしい」
冒険者「生徒達と何してんだい?…これはデカイ魔方陣…集団で魔方陣を使うなんてかなり大掛かりなやり方だな。初めて見たぞ。何の魔法の練習だ?」
僧侶「それは…ごめんなさい、言えません」
冒険者「そ、そっか(僧侶もこんなんか。嫌われたなぁ)」
58 = 1 :
僧侶「冒険者さんはそういえば何しに?」
冒険者「ん?あぁ、俺は王様を…い、いやなんでもない」
僧侶「?…ところで、日が沈む前にもう帰った方がいいです」
冒険者「あー、やっぱり俺のこと嫌い?」
僧侶「え!?いやまさか…た、ただ…」
冒険者「剣士にも魔法使いにも言われたよ。お前は関係ないからとか帰れってな」
僧侶「…冒険者さんは」
59 = 1 :
僧侶「冒険者さんは国を出て、一介の雇われの身になって…後悔してませんか?」
冒険者「!…い、いや別に。この仕事だとちゃんと働いた分だけ金が入るからなー。前と違ってさ」カリカリ
僧侶「ウソ」
冒険者「!」
僧侶「冒険者さん、嘘つくときは小鼻を引っ掻くんですよ。知ってました?」
冒険者「……俺は」
冒険者「あぁそうだよ!前の方が良かったよ!でもな、いくら敵を斬っても魔物を斬っても見合った褒美もないんじゃやってられねぇだろうが!!」
僧侶「冒険者さん…」
60 = 1 :
冒険者「ハァ、ハァ…あぁクソ!息遣いが彼岸島だよ…みっともねぇ。
これで満足か、落ちぶれた俺を見て!」
僧侶「戻れるなら、戻ってみたいですか?」
冒険者「は?…どういうことだ?」
僧侶「魔法使いさんも剣士さんも冒険者さんのことが大好きなんです。
だから、冷たい態度をとった」
冒険者「ど、どういうことだよ」
僧侶「冒険者さん。いま、この国は危機に瀕してます」
僧侶「ここに長く残ってほしくなかったんですよ、二人は」
冒険者「!」
61 = 1 :
僧侶「貴方は自由を選びました。冒険者さんの意思を尊重して、二人はもうこの国と無関係の貴方を巻き込みたくなかったんでしょう」
冒険者「…デマカセだ」
僧侶「…いいえ。本当のことですよ」
冒険者「あ、あの二人がそんな…」
僧侶「まぁ私は古株二人と違ってそこまで冒険者さんと長くいた訳じゃありませんし、どちらかといえば国の方が大事なんで」フフッ
冒険者「それで都合よく…また、俺に頼るってのか」
僧侶「まさか。みんな冒険者さんのことを尊重してますので。ただ、お耳に入れておこうかと」
冒険者「…ケッ、信用できるか!それに…!それに今更!!
俺ぐらいの腕があったらな!誰かの下でいいように扱き使われるんじゃなくて、好き勝手やれるんだよ!!」
僧侶「でしょうね」
冒険者「強いからな!!チェスもさっき圧勝したし帰る!!」
僧侶「お帰りはあちらです」
冒険者「おうご存知だよッ!」
62 = 1 :
小さな村の酒場――
冒険者「親父、赤霧島おかわり」グビグビ
店主「はいよー」
冒険者「かぁー、やっぱり酒はこの国が一番だな!お前もそう思うだろ?相棒」
鞘「…ヂュー…!」ビタン!ビタン!
冒険者「ハハハ、国が危機だと。きっとあれだよ、この俺を散々安月給で扱き使ったからバチだよ。あの王様も裏で何考えてるか分からないしな。
今までの褒賞がよく分からない綺麗な石の指輪におちんちんじゃな」
キングペニス「…」
店主「アンタ、見ない顔だが余所者の…いわゆる冒険者って身かい?」
冒険者「おうよ、冒険野郎とは俺のことよ!あとおかわり!次は島美人のお湯割り」
63 :
見てるぞ
64 = 1 :
店主「余所者なら仕方ないが、あまり王様を悪く言うと絡まれるぞ。扱き使われてたって何者か知らないが、あの方はとても国民に慕われていて…」
冒険者「ケッ!外面がいいだけ!慕われてる王様か国民にオシッコを我慢させて窓から放尿させるかよ!!」
店主「!?」
「お、おいアンタ…なんでそれを…」
「余所者が何故…」
冒険者「親父、さつま白波。あと地鶏の刺し身も」キラッ
店主「!…それは祭事でつけられる王家の指輪!?」
65 = 24 :
もう安価もクソもないな
66 = 1 :
店主「どうやら本当にタダ者ではないようだな」
冒険者「おうともよ!何を隠そう、俺はこの国で一昔前は英雄だの勇者だのサンボマスターなんて…」
店主「まさか…!?い、いやよく見るとこの顔…!?」パチクリ
冒険者「いや本当だよ。地鶏の刺し身まだ?」
店主「…」
店主「…昔な、この国の英雄はよくこの酒場にも来ていたよ」
店主「そして、この地方でしか食べられない地鶏の刺し身を頼んでいた。地元民らしくな」
冒険者「ハハハ、そうだっけ?」
店主「だが…お前のような淀んだ目はしてなかったぞ」
冒険者「!…なんだよ」
67 :
「勇者様!貴方がもし本当に勇者様なら国をお救いください!」
「英雄様ならきっと…」
冒険者「事情は知らないけど俺は金にならないことは…だいたい、国の危機ってなんだよ?何をトチ狂ったら国の危機で国民にオシッコさせるんだ?」
店主「……貴族だ。貴族達が結託して国を乗っ取ろうとしてるんだよ」
冒険者「…は?」
店主「奴等は魔道士やら兵士やら集めて、今や王党派の勢力より強い…それで王様は苦肉の策で」
冒険者「ま、待ってくれ。反乱ってことか?」
68 = 67 :
店主「あぁ。それも奴等は国のことを憂いて反旗を翻すんじゃない」
店主「…私欲のためだ」
冒険者「!…あぁ、クソ」
冒険者「…そろそろ帰るよ。ツケで!」
店主「え?いや、またか」
冒険者「必ずまた来るよ。ここの酒を飲みにな!」
冒険者「おい、そこの」チャリン
ウェイター「?はい」
冒険者「チップをはずむから、勇気を少しだけ分けてくれ」ニッ
69 = 67 :
王国――
チョロロロロロロロ!
ジョボボボボボボ!!
シャアアアアアアアア!!
王様「…美しい」ジョボボボボ!
僧侶「…王様、無理をされては」チョロロロロロ!
王様「いや、国民が身を削っているのだ。私が一人だけ休むわけにもいかん」ジョボボボボボボ!
王様「それより、見ろ。民の放尿で月明かりの下、虹か架かっている。…国を守らんとする心がつくる、美しい虹だ」
剣士「…はい」ジョボー
魔法使い「そうですね」チョロロロ
70 = 67 :
僧侶弟子「報告!全ての地区で放尿が完了!」
僧侶「これで大量のオシッコが、石工達が王都の路上全域に施した『溝』に張り巡らされたわけです」
魔法使い「まさか、貴族派の連中も思わないでしょうね」
王様「うむ。民の血税…オシッコで作る、謂わば王都に住む者全員の力を合わせた、王国を囲む巨大な――」
僧侶「魔力を全力で流し込んでください!!」
「「「はい!!」」」
王様「――魔方陣!」
71 :
わくわく
72 = 67 :
貴族「くぅ…また妙な結界か。どうやってこんな大規模な結界を…」
「これでは魔物を放てませんね」
「兵士の戦力だけで王都を落とすのはさすがに…」
貴族「いや、今回はいける。日に日に効力も弱まっているみたいだしな」ニヤリ
73 = 67 :
ズガァアン!
魔法使い「大変!…貴族派の奴等が乗り込んできてるみたい!」
僧侶「くっ…このオシッコ魔方陣は強力ですが月に1しか使えませんから…効力も魔物を弱める程度にまで落ちましたか。
こんなとき、冒険者さんがいてくれたら…!」
剣士「いない奴の話はするな!行くぞ!!王党派の力を合わせるんだ!」
「「「オォォォオオオオオオ!!!!」」」
74 = 67 :
冒険者「うわっ!魔物も入り込んでるな…」
魔物「!」
冒険者「ふっ、この程度、一太刀で…」グッグッ!
冒険者「あ、あれ。そ、そうだ!この剣、ギュウギュウ詰めで抜けねぇんだった!!」グッグッ!
魔物「キシャァァァ!!」
冒険者「ひいいっ!火吹かないで!!やめ――」
鞘「ヂュー!」
鞘の ひかりのかべ!
味方は ひかりのかべで 特殊に強くなった!
75 = 67 :
冒険者「(あ、あれ?…火の勢いが弱まって普通に避けられた…?)」
魔物「!?」
冒険者「なんだかよく分からないが今のうちだ!」
冒険者「こいつらは剣士達に任せて、俺は頭を叩きに行くか!」
鞘「チャァ…」
76 :
ピカチュウ有能だな
77 = 67 :
「報告!貴族派の戦力が工業区を制圧!」
「結界で力を弱めているとはいえ、魔物の数が多すぎます!」
「報告!オシッコが蒸発し始め、効力がさらに弱まっているみたいです…」
僧侶「くっ…!」チョロロロロロロロ
王様「罪なき民草の涙が流れているというのに、私はここで尿を垂れ流すしかないのか…!!」ジョボボボボ
剣士「ウォオオオオオ!」ズバッ!
魔法使い「数が多い!ヤバイわよ!」
剣士「戦うしかないだろ…!クソ…!」
兵士「な、なんだアレは!?」
ざわざわ…
剣士「おい、戦闘中に余所見は…」
78 = 67 :
剣士「ハ、ハハ!」
魔法使い「ちょ、ちょっと何笑って…ア、アレは!」
兵士「遠目でよく見えないが、光の壁を纏った男が敵陣を駆け抜けていく!」
剣士「奴だ…奴だよ!間違いない!来やがったか!遅いんだよ、いつもあの馬鹿は!」ハハハ!
魔法使い「あ、あはは!本当、イマイチしまらないんだから!光を纏うなら分かるけど光の壁を纏うって!」クスクス
兵士「あ、あの方は一対…?」
剣士「これまで英雄だった男で――」ニヤ
ざわざわ!
魔法使い「――これからも英雄の男よ!」ニコッ
79 = 67 :
冒険者「ハァハァ…!」
貴族「君は…!?」
冒険者「ケッ、やっぱりアンタか。貴族派の首謀者は!」
貴族「フフ、依頼を放棄した挙げ句、不利な側について戦う理由があるのか…分からないな、君が」
冒険者「生憎と、俺も俺が分からねぇよ」
冒険者「…だが、1つだけ」
ザッ…!
冒険者「この辺りの酒は好きなんだ。お前にメチャクチャにはさせない。…冒険者の戦う理由なんてそんなもんだろ」ニッ
80 = 67 :
貴族「愚かな。その剣で何ができる」スラッ…
冒険者「(!…こいつ、剣の構えでや雰囲気で分かる。ただの道楽貴族じゃない。中々の使い手だな)」
貴族「それも、たった一人で!」
ザザザッ!
敵兵s「……」
冒険者「全部で十人ほどか…!まともな剣があれぱ!だが、こいつでやるしかない!」
鞘「ヂュー」ビタン!ビタン!
81 :
紫煙
82 = 67 :
敵兵「てりゃぁ!」
冒険者「ふんっ!!」
ガツンッ!
敵兵「」バタリ
鞘「ヂャアア!?」
冒険者「クソ!重い!これ本当に中身、剣か!?」
冒険者「色んな武器扱ってきたから目測でだいたい分かるが…コレ長さは0.4メートルで重さは6.0kgくらいだぞ!なんかシルエットは丸いし!」
冒険者「今更だけどなんかおかしいだろ!」
83 = 67 :
貴族「(アレはまさか…)」
敵兵「隙あり!」ヒュンッ!
鞘「チュウー」シュイイイン
鞘の リフレクター!
貴族「(た、耐久型!?)」
味方は 物理に強くなった!
冒険者「ぐあっ…!ボウガンの矢が肩に!だが、思ったより深くはないか…!」
冒険者「それにしても、クソ短いしクソ重たいなこれは!」
ガツンッ!ガツンッ!
敵兵「し、信じられん…あ、あんなよく分からない武器で!」
冒険者「ハァハァ…」
敵兵「だが、だいぶフラフラだな!食らえ、サンダラ!」ビリビリー!!
冒険者「ダ、ダメだ。光の壁があってもさすがに避けられない…」
84 :
あげ
85 = 67 :
鞘「ヂャアア!」バチバチ
敵兵「あ、あれ…鞘に全部吸いとられ…!?」
冒険者「とう!」ガツンッ!
敵兵「」バタリ
冒険者「ハァハァ…あ、あとはお前だけだぞ。貴族」
貴族「あの特性は…!やはり中身はアレか」
冒険者「(まずいな…こいつは、この状態で勝たせてくれる相手じゃなさそうだ)」
冒険者「せめて、剣が抜ければ!」グッグッ!
86 = 67 :
貴族「させるか!」スパッ
冒険者「ぐあっ!クソ…」フラフラ
冒険者「チクショウ!抜けろ!抜けろ!抜けろよ!」グッグッ!
冒険者「国の危機なんだ!町の人々や仲間や故郷の危機なんだ!」
冒険者「いまやらなきゃ…いまやらなきゃ皆死んじまうんだよ!」
冒険者「だから、抜けろよぉ!」
ピカッ――
冒険者「あ、あれ…王様から貰った指輪の石が……光ってる!」
鞘「チャァー!」キラキラ
冒険者「お、俺の剣も!?」
貴族「ま、まさかあの石は!?」
87 = 67 :
ギチギチ…!
冒険者「ひっ…!ただでさえ、ギュウギュウ詰めだったのに中身が大きくなってるのか!?」
貴族「か、かみなりのいし…!クソ!」
デッデン♪デッデン♪デッデン♪デッデ↑ーン♪
冒険者「な、なんだ!?どこからともなく変な音楽が!」
パァァァァァァァン!!!!!!
キラキラ…
ライチュウ(アローラの姿)「チュウー」
冒険者「な、なんだこいつ!」
貴族「アローラの姿だと!?」
冒険者「さっきからお前が何言ってるかわかんねぇよ
!」
88 = 84 :
ピカチュウって壁類覚えたっけ
89 = 67 :
ライチュウ「チュウー」ピコンピコン
冒険者「なんかお前アザだらけだな…だけど、頼む!手伝ってくれ!」
ライチュウ「チャァ」
貴族「ふん、手負いのでんきネズミと素手の男か」ニヤリ
貴族「馬鹿げたコンビだ。こんな何故かオシッコ臭い国を守るんだからイカれてるのも当然か」
冒険者「来るぞ!…相棒、どうする?」
ライチュウ「チャァ…チュウーチュウー」
冒険者「隙を作る…?何か手があるんだな、よし」
冒険者「任せた!お前を信じるぜ!」
貴族「(何をするか知らないが、恐れる必要はない)」ニヤリ
90 = 67 :
ライチュウ「チュウー!」
ライチュウの ギフトパス!
貴族「ひっ!?…左に急に湿り気のあるモノが!?なんだこれは!?」
王様のぺニス「…」ポタ,ポタ…
貴族「う、うわぁぁぁぁああああああ!!?」
冒険者「――そりゃ怖いよなぁ。その気持ち、よく分かるよ」ガシッ!
貴族「しまっ…!」
冒険者「手の中に血の滴るおちんちんが急に現れたら、誰だってビビるよな!」
91 = 67 :
×貴族「ひっ!?…左に急に湿り気のあるモノが!?なんだこれは!?」
○貴族「ひっ!?…左手に急に湿り気のあるモノが!?なんだこれは!?」
92 = 67 :
貴族「す、素手で何が出来る!」
冒険者「この国の英雄を知らないのか?そいつは…」
ズガァアン!
冒険者「コマンドサンボの達人なんだぜ」ニッ
貴族「あ…がっ…」
93 = 67 :
剣士「敵兵が引いていく!」
魔法使い「魔物も統制を失って逃げていくわ!」
剣士「あいつ、やったのか!」
魔法使い「行きましょう!」
冒険者「ハァ…ハァ…」
ライチュウ「チュウー」
冒険者「心配すんな。俺たちは勝ったんだ。…クソ、血が止まらねぇや」
剣士「いたぞ!」
魔法使い「ぼ、冒険者!?」
94 :
頑張れ
95 = 67 :
冒険者「二人とも…ハハ、良かった。なんかオシッコ臭いけど、無事か」
剣士「傷が酷い。矢も受けてるな!」
魔法使い「あぁ、冒険者…」グスン
冒険者「最後に、会えたのが…最後にカッコつけられたのがお前ら二人で良かったよ…」
剣士「何馬鹿なこと言ってるんだ!」
魔法使い「そ、そうよ」
冒険者「俺…英雄になれたかな」
剣士「!」
魔法使い「うぅ…」グスン
96 :
なんで捌くのうまいんだよ
97 = 67 :
ライチュウ「チュウーチュウー」
冒険者「なんだよ相棒…うるさくて死ねないだろ…」
冒険者「は?助かる方法がある?」
ライチュウ「チャァ」ニコッ
魔法使い「ほ、本当!?」グスン
ライチュウ「チュウーチュウー」
冒険者「ただし、可能性は2割で…」
冒険者「は、はぁ!?8割の確率で…爆発するだと!?」
冒険者「勘弁してくれよ!もう痛いのは勘弁だ!勇者になれたんだしもう死んで伝説に――」
剣士「よし、やってくれ!!」
魔法使い「可能性にかけましょう!」
冒険者「!?」
98 = 67 :
ライチュウ「チュウー」
冒険者「『僕は技を4つもてる。最後の一つの技にかけてみるよ』だって?
嫌だよ!爆発ってなんだよクソネズミ!」
冒険者「昔、魔法使いの失敗魔法の爆発浴びまくってるからトラウマなんだよ!」ジタバタ
剣士「暴れるな!」
魔法使い「死んでなる英雄なんてアンタは似合わないわ!」
冒険者「押さえつけるな!やめろ!本当、爆発とかイヤだから!」
ライチュウ「チュウー!」
ライチュウの プレゼント!――――
99 = 67 :
小さな村の酒場――
\カンパーイ!/
冒険者「…」
魔法使い「プフッ!あの時の勇者ときたら!」
剣士「ビビってベソかいてたな」フフッ
魔法使い「ぶふっ!だ、だめ!あっはっはっはっ!」
ライチュウ「チャァッチャァッチャァッチャァッチャァッ!」
僧侶「でも、助かって良かったですねぇ。それにしても、ライチュウさんでしたか?
不思議な魔法を使いますね。8割で相手に爆発…2割で体力を回復させる技ですか」
ライチュウ「チャァッ」
100 = 67 :
ワイワイガヤガヤ…
王様「おお、我が分身、キングぺニス!くっついて良かった良かった!」
大臣「大臣としても、一安心ですよ。だって王家の血筋途絶えるところだったんですよ」
王党派の貴族「本当ですよ。何考えてんだアンタ」
近衛兵長「馬鹿でしょもう。まぁだから俺たちはアンタを放っとけないんですが…」ハァ
王様「ハッハッハッ!まぁ、よいではないか。万事、上手くいったのだ」
王様「…全ては私の支配する、チェス盤の上…」ボソッ
冒険者「!」
王様「…なんてな!」ウインク
冒険者「ハハハ…いや、スゲェや…王様には勝てませんよ」アハハ
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