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    元スレシンジ「……」碇シンジ「ネルフからの給料で家買っちゃった」

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    101 = 98 :

    新劇のリツコさんってゲンドウ好きなのかな

    102 = 83 :

    ポツン…

    シンジ(独りになっちゃった。あっという間に)

    シンジ(でも考えたら、やっと念願の一人暮らしになったってことだよな)

    シンジ「これでゆっくり休めるだろうし……うん。悪いことばっかりじゃない」

    シンジ「…………」

    シンジ「…………」

    シンジ「…………」

    シンジ「…………」

    シンジ「……やること、ないや」

    シンジ「……オナニーでもしよう」

    103 :

    それがシンジ最後の射精となった…

    104 = 83 :

    シンジ「……あれ?」シコシコ

    シンジ「なんだ……なんだこれ」シコシコ

    シンジ「勃ってるのに。感じないわけじゃないのに。なんで全然イケないんだよ!」シコシコシコ

    シンジ「くそっ、くそっ、くそぉ……!」シコシコシコシコ

    シンジ「ううぅ……どうして……」シコシコ

    シンジ「……僕の……僕の相棒が、贅沢者になっちゃってる……」

    相棒(ちんこ)「安い刺激じゃ飛べやしないのさ」

    106 = 83 :

    それから一週間。
    僕は、学校にもイケずにただひたすらにオナニーを続けた。
    えっちな動画や、画像や、漫画を漁りながら。

    でもダメだった。勃つし、気持ちよく無いわけでもないのに、どうやってもダメだった……。
    どんどん溜まって、限界までくれば射精はできたけど。

    でもただ排出されるだけだ。まるで足りない。イってるうちに入らないんだ。勢いがないんだ。満足もないんだ。

    シンジ「う、ぅぅぅぅ、触れたい……女の子に、本物に触りたいよ……っ」シコシコ

    オナニーじゃない本物のえっち。ミサトさんあたりにいい感じに頼めば、させてくれる気はしたけど。
    バアさんは用済みだった。

    シンジ「若い女の子……女の子……アスカ、綾波、マナ、真希波ぃ……ぅぅ、ぅぅぅ~~」シコシコ

    今日も僕の薄暗い家に、シコり音だけがむなしく響いていた。

    108 = 83 :

    トウジ「おっ。おったおった。よ、久しぶりやなセンセ」

    シンジ「トウジ……!? ケンスケも」

    ケンスケ「こんちは。遅くなっちゃったけど、碇の新居祝いと、お見舞いもかねてさ」

    トウジ「全然姿見せんから心配になってのう、ミサトさんに聞いたんや。そしたら、身体は健康やから、顔見せくらい大丈夫や言われてな」

    シンジ(バアさん……僕を元気づけるために、トウジ達を寄こしてくれたのかな……ぁ!?)

    委員長「こんにちは、碇くん。本当に身体、平気なの?」

    シンジ「……ぉんなノコ……」

    委員長「え?」

    109 = 83 :

    シンジ「ゎかぃ……ォ、おんなのコ……!!」

    委員長「碇くん?」

    トウジ「どないしたんやセンセ」

    シンジ「女の子だあああああああ!!!!!」ガバッ

    委員長「きゃあああああああああああああああああ!!!????」

    110 :

    完全に猿でワロタ

    111 = 98 :

    暴走か

    112 = 83 :

    ―――

    ガシャン!

    シンジ「……」

    ミサト「はぁ……やっちゃってくれたわねーシンジ君」

    シンジ「……」

    ミサト「幸いにも、意外と洞木さんはまんざらでも無かったみたいだったけど。他にばっちり目撃者がいるってのがねえ」

    シンジ「……」

    ミサト「使徒の来襲がとりあえず中断したことで、ネルフの力も今どんどん弱まってるとこなのよ。警察沙汰にせず内々で処理できるとこまでは頑張れたけど、無罪放免ってわけにはいかないわ」

    シンジ「……」

    ミサト「そんなわけだから、しばらく独房で我慢してちょうだい。後の処遇は、追って通達するから」

    シンジ「……」

    ミサト「…………聞こえてない、か」

    シンジ「……」ブツブツブツ

    113 = 83 :

    4年後

    114 = 83 :

    登山者A「知ってるか? このあたりの山に、今でも天狗がいるって」

    登山者B「天狗ぅ?」

    登山者A「まあホントはただの人間なんだけどさ。ほとんど自給自足の生活しながら陶芸やってる、世捨て人みたいなのが住んでるらしーぞ」

    登山者B「へえ……俺は無理だなあそういう暮らし」

    登山者A「しかもそれが爺さんとかじゃなくて、まだ若いやつだって話でさ」

    115 = 105 :

    天狗の仕業じゃ

    116 = 83 :

    シンジ「―――うん、いい色が出てる」

    あれから、それなりの時間が流れた。

    恋人のようだった人たちを失い、友達を失い、戦いを失い、父さんはいつの間にかボケてて、僕は家を売った。
    僕はこうして、山奥で土をいじって生きている。

    みんなが暮らす世界に、僕の居場所はないから。

    シンジ(そろそろ、薪が足りなくなってきたかな)

    「バカシンジ!!!!」

    シンジ「…………え?」

    117 = 83 :

    アスカ「あっんったっは! な~にやってんのよこんなトコで!!!」

    シンジ「ア……アスカぁ!!?」

    アスカ「きゃっ」

    シンジ「なっなに?」

    アスカ「背……ずいぶん伸びてんじゃない、生意気に。なんかちょっと筋肉ついてるし。生意気に」

    シンジ「そりゃあ、見ての通りの暮らしだから、少しはね」

    の子「……」モジモジ

    シンジ「えっと……その子は?」

    アスカ「私の子」

    シンジ「アスカの……ッ!?」

    アスカ「ほら、照れてないでパパにご挨拶しなさい」

    シンジ「ぷぁぷぁ!?」

    の子「……」モジモジ

    118 = 83 :

    シンジ「パパってじゃあ、僕とっ、アスカの?」

    アスカ「とーぜんでしょ。他に世界中どこにも該当者がいないんだから」

    シンジ「……!」

    アスカ「シンジ。私、日本に移住することにしたの。もう住むところも確保してある……あんたも来なさい」

    119 = 83 :

    アスカ「それとも、ここでの暮らしに執着とかある?」

    シンジ「無いよそんなの……けど」

    アスカ「けど、何よ」

    シンジ「いいの? その、僕なんかが……行って」

    アスカ「あんたバカぁ!? ダメだったらなんでわざわざ私が呼びに来んのよっ」

    シンジ「そ、そっか。そうだよね……」

    アスカ「当然でしょ。この子と、私とあんたの家ってことで用意したんだから。言っとくけど、逃げようったって逃がさない……ってなに泣いてんの。バカ」

    シンジ「……」

    シンジ(……僕にもまだ、居ていい場所が……帰れる家が、あるんだ……)

    の子「……パパ? わ!?」

    ぎゅぅ

    シンジ「初めまして……ありがとう、来てくれて」

    120 = 83 :

    シンジ「うわぁ」

    アスカ「どういう反応? それ」

    シンジ「いや……なんでこんな散らかってるのこの家」

    アスカ「しょーがないじゃない。あんたがいなきゃ誰が片づけるのよ」

    シンジ「そういうとこは相変わらずなんだ……」

    アスカ「言っとくけど、料理の腕は磨いてあるわよ」

    シンジ「どうだか」

    121 = 110 :

    ボケたゲンドウの世話はリツコが診てるのかな

    122 = 83 :

    シンジ「―――よしっと。とりあえず、見た目だけでもきれいにはなってきたかな」

    ピンポーン

    シンジ「アスカぁ、お客さんみたいだよ」

    アスカ「私、今汚れた服脱いだとこ。シンジ出てきて」

    シンジ「分かった」

    ガチャ

    の子「あー、いたぁ!」

    シンジ「へ?」

    の子「ママぁ来て来て! パパ、いたよー!」

    シンジ「えええっ」


    END

    123 = 100 :

    ゲンドウは使途が攻めてくるまで暇やろうなあ

    124 = 98 :

    シンジ君が娘に欲情しなくてよかっあ

    126 :

    いやーちゃんと完結していて嬉しい

    127 :

    ゲスの極み乙


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