私的良スレ書庫
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元スレココア「パンはパンでもチノちゃんを服従させるには腹パ~ンだっ♪」
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ココア「ひっく…ごめん、ごめんね……」ポロポロ
リゼ「いったいチノと何があったんだ?」
ココア「うん…」ゴシゴシ
ココア「何日か前にね、ちょっとした事で喧嘩になっちゃって…」
ココア「私は後でちゃんと謝ったんだけど…チノちゃん、なかなか機嫌直してくれなくて…」
ココア「どーしても仲直りがしたくて、昨日ゴミ捨場で無理に抱きついたりしたのが逆効果だったのかな…」
ココア「だけど…リゼちゃんにそんな作り話までするほど嫌われてるなんて知らなかった…」
ココア「全部…私が悪いんだ…!ううっ…うわああああああああん!!」
リゼ「…そうだったのか」
リゼ「おかしいと思ったんだ。お前がチノに手を挙げる筈ないもんな。疑って悪かった」ヨシヨシ
ココア「うっ…ううっ…リゼちゃぁぁん…」ニヤリ
リゼ(チノの奴…!こんなに妹思いのココアを陥れようとするなんて…!)
リゼ「いったいチノと何があったんだ?」
ココア「うん…」ゴシゴシ
ココア「何日か前にね、ちょっとした事で喧嘩になっちゃって…」
ココア「私は後でちゃんと謝ったんだけど…チノちゃん、なかなか機嫌直してくれなくて…」
ココア「どーしても仲直りがしたくて、昨日ゴミ捨場で無理に抱きついたりしたのが逆効果だったのかな…」
ココア「だけど…リゼちゃんにそんな作り話までするほど嫌われてるなんて知らなかった…」
ココア「全部…私が悪いんだ…!ううっ…うわああああああああん!!」
リゼ「…そうだったのか」
リゼ「おかしいと思ったんだ。お前がチノに手を挙げる筈ないもんな。疑って悪かった」ヨシヨシ
ココア「うっ…ううっ…リゼちゃぁぁん…」ニヤリ
リゼ(チノの奴…!こんなに妹思いのココアを陥れようとするなんて…!)
チノちゃんが全面的に悪いんだからごめんなさいしないとね
■一時間後
チノ(そろそろ解決した頃でしょうか…)
チノ(リゼさんにはくれぐれも荒っぽいマネはしないようお願いしましたが…)ガチャ
リゼ「……」
チノ「り、リゼさん。お話はどうなりました…?ココアさんは…?」
リゼ「…チノか。こっちへ来い」
チノ「は、はい」
リゼ「はぁ…」
チノ「あ、あのぅ…」
リゼ「…正直、お前の事を見損なったよ」
チノ「え、ええっ!?」
チノ(そろそろ解決した頃でしょうか…)
チノ(リゼさんにはくれぐれも荒っぽいマネはしないようお願いしましたが…)ガチャ
リゼ「……」
チノ「り、リゼさん。お話はどうなりました…?ココアさんは…?」
リゼ「…チノか。こっちへ来い」
チノ「は、はい」
リゼ「はぁ…」
チノ「あ、あのぅ…」
リゼ「…正直、お前の事を見損なったよ」
チノ「え、ええっ!?」
リゼ「ココアは自室で寝込んでいる。どうやらショックが大き過ぎたようだ」
チノ「ど、どーいう事でしょうか…?」
リゼ「そうやってまたシラを切るのか。私の事まで利用して…」
リゼ「いいか、私は人を傷つける様な嘘は絶対に許さないぞっ!」
チノ「う、嘘なんて…私はなにも…」オロオロ
リゼ「もういいんだ。これ以上自分を苦しめるな」
リゼ「なぁ、きっかけは些細な姉妹喧嘩だったんだろう…?」
リゼ「お前のしたことは確かに最低だが、誠心誠意謝ればココアならきっと許してくれるさ」
チノ「…!」
チノ「こ、ココアさんに何を吹き込まれたんですかっ!?」
リゼ「なんだその言い草はっ!!」
チノ「ひゃうっ…」ビクッ
チノ「ど、どーいう事でしょうか…?」
リゼ「そうやってまたシラを切るのか。私の事まで利用して…」
リゼ「いいか、私は人を傷つける様な嘘は絶対に許さないぞっ!」
チノ「う、嘘なんて…私はなにも…」オロオロ
リゼ「もういいんだ。これ以上自分を苦しめるな」
リゼ「なぁ、きっかけは些細な姉妹喧嘩だったんだろう…?」
リゼ「お前のしたことは確かに最低だが、誠心誠意謝ればココアならきっと許してくれるさ」
チノ「…!」
チノ「こ、ココアさんに何を吹き込まれたんですかっ!?」
リゼ「なんだその言い草はっ!!」
チノ「ひゃうっ…」ビクッ
他人と何か大事な事を話す時は直接会って話すべきだなって勉強になった
チノ「そ、そうだ…!動かぬ証拠がありますっ」ヌギヌギ
リゼ「…いったい何のマネだ」
チノ「ココアさんの暴力で出来たアザ…これを見ればどちらが嘘つきか分かって貰えるはずです」
リゼ「そうはいかない。どうせ用意周到に学校から絵具かなにかで描いてきたんだろう」
チノ「そ、そんな事までして私が嘘をつくと思いますか…!?」
リゼ「もうよせ。見苦しいぞ…」
チノ「リゼさん!とにかくこれを見てくださ──」
リゼ「くっ…!」
リゼ「いい加減に…しろおおおぉぉぉ!!!」ボッゴォ─ン!!
チノ「おぶうっ………!?」
リゼ「…いったい何のマネだ」
チノ「ココアさんの暴力で出来たアザ…これを見ればどちらが嘘つきか分かって貰えるはずです」
リゼ「そうはいかない。どうせ用意周到に学校から絵具かなにかで描いてきたんだろう」
チノ「そ、そんな事までして私が嘘をつくと思いますか…!?」
リゼ「もうよせ。見苦しいぞ…」
チノ「リゼさん!とにかくこれを見てくださ──」
リゼ「くっ…!」
リゼ「いい加減に…しろおおおぉぉぉ!!!」ボッゴォ─ン!!
チノ「おぶうっ………!?」
もうチノは遺書残して自殺するレベル
てか胸糞展開続くのか…
てか胸糞展開続くのか…
チノ「あ…ぁ…ぁぁぅ……」
リゼ「はっ!?つい手が出てしまった…」
チノ(こ、これ…たぶん内臓逝きました…)プルプル
リゼ「だが、私は謝らない。これは愛の鞭と思え」
チノ「う…うぅ……」
リゼ「さぁ、私の愛の一撃で悪い子だったチノは死んだ。今ここで生まれ変わるんだ」ポン
リゼ「ほら、ココアに謝りに行こう?気まずいなら私も一緒に行ってやるからさ」
チノ「う…うわぁぁぁ!」バッ
ダダダダ…
リゼ「こ、こらっ!どこに行くんだ!まだ話は終わっていないぞ!」
リゼ「はっ!?つい手が出てしまった…」
チノ(こ、これ…たぶん内臓逝きました…)プルプル
リゼ「だが、私は謝らない。これは愛の鞭と思え」
チノ「う…うぅ……」
リゼ「さぁ、私の愛の一撃で悪い子だったチノは死んだ。今ここで生まれ変わるんだ」ポン
リゼ「ほら、ココアに謝りに行こう?気まずいなら私も一緒に行ってやるからさ」
チノ「う…うわぁぁぁ!」バッ
ダダダダ…
リゼ「こ、こらっ!どこに行くんだ!まだ話は終わっていないぞ!」
ココア「リゼちゃん…いいの。追わないであげて」
リゼ「ココア…!休んでいなきゃダメじゃないか」
ココア「ごめん…どうしてもチノちゃんの事が気掛かりで…」
リゼ「ココア…」
ココア「チノちゃんね、きっと意固地になっちゃってるんだと思う。少し一人にしてあげようよ」
リゼ「…まったく。お前ってやつはどこまでお人好しなんだ」
ココア「そうそう!そんな事より私、リゼちゃんの為に特性パンを焼こうと思うんだ♪」
リゼ(そ、そんな事…?)
ココア「ねっ、リゼちゃん♪こっちこっち♪」
リゼ「あ、あぁ…そうだな。ご馳走になろう」
リゼ「ココア…!休んでいなきゃダメじゃないか」
ココア「ごめん…どうしてもチノちゃんの事が気掛かりで…」
リゼ「ココア…」
ココア「チノちゃんね、きっと意固地になっちゃってるんだと思う。少し一人にしてあげようよ」
リゼ「…まったく。お前ってやつはどこまでお人好しなんだ」
ココア「そうそう!そんな事より私、リゼちゃんの為に特性パンを焼こうと思うんだ♪」
リゼ(そ、そんな事…?)
ココア「ねっ、リゼちゃん♪こっちこっち♪」
リゼ「あ、あぁ…そうだな。ご馳走になろう」
■夕暮れの公園
カァー カァー…
チノ「うっ…ううっ…ぐすっ…」
チノ(もう…誰も信用できません…)
チノ(ココアさんのいるお家には帰りたくないし…)
チノ(いったい…これからどうすれば…)
シャロ「あら、チノちゃんじゃない」
チノ「はっ!」
チノ「し、シャロさん…こんばんは…」ゴシゴシ
カァー カァー…
チノ「うっ…ううっ…ぐすっ…」
チノ(もう…誰も信用できません…)
チノ(ココアさんのいるお家には帰りたくないし…)
チノ(いったい…これからどうすれば…)
シャロ「あら、チノちゃんじゃない」
チノ「はっ!」
チノ「し、シャロさん…こんばんは…」ゴシゴシ
シャロ「どーしたのよ。こんな時間に一人で公園にいるなんて」
チノ「い、いえ…もう帰りますので。それでは」
シャロ「まぁまぁ、そう連れなくしないでよ」
シャロ「そうだ。これ、缶コーヒー」スッ
チノ「…?」
シャロ「掛け持ちのバイト先で貰ったんだけど、私は苦手だし…お砂糖もミルクも入ってるやつだから」
シャロ「って、喫茶店の娘さんの口には合わないか」
チノ「くすっ。いえ、いただきます」カコ
チノ「んぐんぐ…」ゴクゴク
シャロ「美味しい?」
チノ「はい。美味しいです…とても」
チノ「い、いえ…もう帰りますので。それでは」
シャロ「まぁまぁ、そう連れなくしないでよ」
シャロ「そうだ。これ、缶コーヒー」スッ
チノ「…?」
シャロ「掛け持ちのバイト先で貰ったんだけど、私は苦手だし…お砂糖もミルクも入ってるやつだから」
シャロ「って、喫茶店の娘さんの口には合わないか」
チノ「くすっ。いえ、いただきます」カコ
チノ「んぐんぐ…」ゴクゴク
シャロ「美味しい?」
チノ「はい。美味しいです…とても」
チノ「缶コーヒーなんて久し振りに飲みましたが、随分進歩しているんですね」
シャロ「…そうよ。缶コーヒーの味と同じで、何事もちょっとずつ変わっていくものなの」
チノ「えっ」
シャロ「良い時もそうだけど、悪い時だっていつまでも続いたりなんかしない」
シャロ「どんな悩みだって、必要なだけの時間が経てばみんな嘘みたいに消えていくの」
シャロ「…そう思わないと、人生なんて辛くてとてもやってられないわよね」
チノ「シャロさん…」
シャロ「あーあ。なんか偉そうな事言っちゃった。恥ずかしいから先に帰るわ」
シャロ「もうじき陽が暮れるからチノちゃんもボチボチ帰らなきゃダメよ。じゃあね」
チノ「あ、はい。ごちそうさまでした…」
チノ(泣いてたの、見られてたんだ…)
チノ(でも…ありがとうシャロさん///)ゴク
シャロ「…そうよ。缶コーヒーの味と同じで、何事もちょっとずつ変わっていくものなの」
チノ「えっ」
シャロ「良い時もそうだけど、悪い時だっていつまでも続いたりなんかしない」
シャロ「どんな悩みだって、必要なだけの時間が経てばみんな嘘みたいに消えていくの」
シャロ「…そう思わないと、人生なんて辛くてとてもやってられないわよね」
チノ「シャロさん…」
シャロ「あーあ。なんか偉そうな事言っちゃった。恥ずかしいから先に帰るわ」
シャロ「もうじき陽が暮れるからチノちゃんもボチボチ帰らなきゃダメよ。じゃあね」
チノ「あ、はい。ごちそうさまでした…」
チノ(泣いてたの、見られてたんだ…)
チノ(でも…ありがとうシャロさん///)ゴク
やっぱり俺の目は間違ってなかった
シャロちゃんは天使
シャロちゃんは天使
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