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    元スレ父親「父さん仕事辞めて仮面ライダーになろうと思う」 息子「マジで!?かっこえええ!!」

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    1 :

    「生活どうすんの?ただでさえ給料安いうえにお母さん死んじゃってカツカツの生活してんだよ?」

    父親「退職金があるから何とかなるさ」

    「ほーんで?弟の面倒はまた私に押し付けるんだ?」

    父親「それは…」

    息子「良いよ良いよ!!やりなよやっちゃおうよ!!」

    「あんたは黙ってて!!」

    息子「僕お姉ちゃんの言う事聞くからお父さんに仮面ライダーさせてあげようよ!!」

    父親「お前良い子だなー父さんお前の気持ちに答えるため仮面ライダームスコになるぞハッハッハ」

    息子「やったー!!ムスコかっこええええ!!」

    「はぁ…もう勝手にすれば…」

    2 :

    娘がさらわれてライダーになる流れやな

    3 :

    迫るー…敵がいなかった

    4 = 1 :

    ― 翌日

    上司「…これなに?」

    父親「辞表です」

    上司「いや、なんで?」

    父親「…」キョロキョロ

    父親「実は仮面ライダーになろうと思いまして」ヒソヒソ

    上司「は?」

    父親「ああ良いんです良いんです!!それ以上言わないでください!!」

    父親「簡単に正体バラしちゃってどうすんの?ってことですよね?わかってます」

    父親「上司さんにしかバラしてませんから、ご安心を…」

    上司「え?あ、いや…」

    父親「それでは」ペコッ

    5 = 1 :

    父親「…ってわけで父さん今日無事退職したぞ」

    「はぁ…あっそ」

    息子「お父さん!!僕保育園でお父さんの変身ベルト作った!!」ハリボテ

    父親「おお!!凄いな息子、お前は科学者か!?ハッハッハ」

    息子「つけてみて!!つけてみて!!」

    父親「よし、では早速」シュルル

    父親「変身!!」

    「…」

    息子「わくわく…」

    父親「…」

    父親「ハッハッハ父さんまだまだ修行が足りないみたいだな」

    6 :

    同僚か部下がこんなのになったら絶対病院連れてくわ

    7 = 1 :

    ――


    「すやすや」

    息子「ぐーぐー」

    父親「二人とも寝たか…」ガサゴソ

    父親「息子からもらったベルトは嬉しいが…実はこっそり科学者に発注してたんだよなぁ」

    父親「変身ベルト」シュルルッ

    父親「ええと…説明書を見て…変身の掛け声とともにベルトにiPhoneをセットか…よーし」

    父親「変身!!」カチャッ

    仮面ライダームスコ「おお!!変身したぞ!!」

    仮面ライダームスコ「ええと…ちょっとした銃撃なら耐えられます…か」

    仮面ライダームスコ「十分十分」

    仮面ライダームスコ「さっそく夜の街をパトロールするか!!」

    8 = 1 :

    ― 翌朝

    息子「お父さん!!大変だよ!!」

    父親「ハッハどうした?あっわかった!!父さんの主題歌だな?それならSEKAI NO OWARIにでも…」

    息子「違うよ!!ニュース見てニュース!!」

    ニュース「昨夜発生した強盗事件で、犯人を取り押さえた謎の男が話題となっています」

    街の人インタビュー「なんかぁ~仮面ライダーとか言ってて~息子がどうしたこうしたって…」

    「…まさかお父さん?」

    息子「わくわく…」

    父親「ハッハッハ…そのまさかだ!!」

    「うわっ…本当に…?」

    息子「ほらお姉ちゃん!!僕の言った通りだったじゃん!!」

    9 = 1 :

    息子「ね?良いでしょ?お姉ちゃんもお父さん応援しよ?」

    「嫌よ、私は今でも反対だから!!」スタスタ

    息子「お姉ちゃんの馬鹿!!」

    父親「ほらほら喧嘩せずに仲良くするんだぞー」

    息子「いいもん!!僕一人でお父さんのベルトもっとパワーアップさせるもん!!」

    父親「ハッハッハありがとう」

    そしてその日も、また次の日も
    連日仮面ライダームスコの活躍が報道された

    10 :

    バッドエンドが見える

    11 :

    もしかして地獄の爆弾男のひとか

    12 = 1 :

    そんなある日

    ― 首相官邸

    父親「首相官邸って初めて来たなー」スタスタ

    首相「どうも」

    父親「あっ…どうも初めまして」

    首相「ムスコさん…ですね?」ヒソヒソ

    父親「…!!」

    父親「な、なんでそれを…!?」

    首相「部下に後をつけさせました…実は折り入ってご相談したいことが…」

    父親「…?」

    ――


    父親「えっ…武装集団にとらえられている邦人の救出…ですか?」

    首相「ええ…」

    13 :

    なんでや…

    14 :

    そんな

    15 :

    タイムリーな

    16 :

    ───ある晩、

    「なあ、起きてるか…?娘よ。」

    ちょうど0時をまわった頃だろうか、
    私はたまらず、起きているであろう隣の娘に話しかけた。

    「……お父さん、今日も?」

    長い沈黙の後、娘はぼそっと言葉を返した。
    私はぐっ、と娘を抱き寄せ、自分の布団に連れ込んだ。
    応答することが、行為の許可になっていたのだ。

    柔らかく甘い娘の、もとい、もはや新しい妻の匂いに胸焦がれ、
    ゆっくりと彼女の寝間着を脱がしていったのである……。

    18 :

    おい親父なにしてんだ

    19 = 1 :

    父親「ただいま…」

    「おかえり」

    息子「おかえりー!!」

    父親「…」

    「…どしたの?元気ないね?」

    父親「ああ…いや…隠してはいけないしな…」

    息子「…?」

    父親「今な、外国の悪い人達に日本人がとらえられているんだ」

    父親「あと少しでその人達は殺される…」

    「…まさか、お父さん」

    父親「ハッハ…総理大臣に彼らを救出してほしいと頼まれてね」

    父親「父さんしばらく家を開けることになる、まったく仮面ライダーも楽じゃないな、ハッハッハ…」

    息子「すっげええええ!!!」

    「ばっかじゃないの!!!」

    20 :

    騙されたよ

    21 :

    そっち持っていくのか

    22 :

    俺の息子も一緒に ボロン

    23 :

    サムライフラメンコ思い出したわ

    24 = 10 :

    >>22
    その汚いショッカーしまえよ

    25 = 1 :

    息子「お姉ちゃんいっつも怒ってばっか、応援しようよー!!」

    「あんたは黙ってて!!」

    「ねぇ、お父さん馬鹿なことはやめてよ、死にたいの!?」

    「お父さんがいくら馬鹿でも私たちにはお父さんはお父さん一人しかいないの!!」

    父親「…」

    「遊びで行くようなところじゃないの!!」

    「お母さんが死んでから私…ずっと頑張って来たでしょ…ぐすっ」

    「お父さんまで…死んじゃったら…私…どうしたらいいか…わからないよ」

    息子「お姉ちゃん…?何で泣いてるの…?」ナデナデ

    「ううっ…」

    父親「ありがとう、今まで頑張ってくれてること知ってるよ」

    父親「でもお父さんは行かなくちゃ…だって仮面ライダーだから」

    父親「それに必ず…必ず帰って来るから」ギュッ

    「お父さぁん…ふぇぇ」

    26 :

    こんな仮面ライダー朝から見てみたい

    27 = 15 :

    かっこいい…

    28 = 18 :

    仮面ライダー部落とかいうSS思い出した

    29 :

    かっこいいぞおい

    30 = 1 :

    そして出発の日

    父親「それじゃ娘、弟をよろしく」

    「ぐすっ…うん」

    父親「息子、しっかりお姉ちゃんの言うこと聞くんだぞ」

    息子「うん!!」

    父親「それにお父さんがいない時は家に男の子はお前一人」

    父親「もしお姉ちゃんがピンチの時はお前がお姉ちゃんを守るんだ」

    息子「わかった!!僕も仮面ライダーになってお姉ちゃん守る!!」

    父親「よしよし」ナデナデ

    父親「それじゃ、行ってきます!!」

    ――

    キーン…

    息子「お父さんがんばれーーー!!」

    「お父さん…絶対帰って来てね…」

    31 :

    サムライフラメンコというアニメがあってだな

    32 = 29 :

    サムメンコは途中までは良かった
    何でああなった

    33 = 23 :

    死亡フラグ立ちすぎやん

    34 = 1 :

    父親「うーーーん…長旅だったなぁ…」

    現地諜報員「早速、救出作戦に出向いてもらって良いですか?」

    父親「あ、はい」

    現地諜報員「成功を祈ります」

    父親「必ず戻ってきます!!」ブオオオオン

    ――


    ― 武装集団のアジト

    武装集団「あーさっさと金払わねーかな」

    武装集団「いやそれよりさっさと殺っちまおうぜ」

    ブオオオオンブオオオオオオン

    武装集団「ん?誰かバイクなんて乗ってたか?」

    父親「トゥッ!!」ブオオオン

    35 :

    会社辞めて収入なくて
    育児放棄して
    近親相姦して
    親父サイテーだな

    36 = 35 :

    どうせ死んでも生命保険にも入ってないようなkzなんだよ、こういう奴は

    37 = 1 :

    武装集団「なんだ、お前は!?」ワラワラ

    武装集団「BOSSに報告してくる!!」

    武装集団「おう!!」

    武装集団「…動いたら殺す」銃スチャッ

    父親「…!!」

    父親「頑張れ俺…勇気出せ俺…」ブツブツ

    父親「俺は仮面ライダーだ!!」シュルルッ

    武装集団「カメェン…ラァイドゥァ…?」

    父親「変身!!」カチャッ

    仮面ライダームスコ「さぁ行くぞ!!悪党ども!!」

    武装集団「撃て!!」バババババッ

    仮面ライダームスコ「うおおっ!?」

    38 :

    武装集団はこんなかんじか

    /nox/remoteimages/1f/74/bcb862ce49c30977c32a05fb1463.jpeg

    39 = 1 :

    仮面ライダームスコ「くっ…ちょっとした銃撃なら耐えられます…か…」

    仮面ライダームスコ「耐えられないことは無いけど普通に激痛じゃないか!!」ヨロヨロ

    武装集団「跪き手を挙げろ」スタスタ

    仮面ライダームスコ「くっ…」

    武装集団「動くなよ…?」銃スチャッ

    仮面ライダームスコ「ライダーキック!!」iPhoneピッ

    Siri「ライダーキック ですね わかりました」

    武装集団「ラァイドゥァキックゥ…?」

    仮面ライダームスコ「ドゥゥゥリャァッァ!!」バキッ

    武装集団「ぐぇぇぇぇぇっ!?」ドサッ

    仮面ライダームスコ「…ふぅ良かった…爆発したらどうしようかと思った」ヘターン

    仮面ライダームスコ「数人片付けるだけでこれか…しかも別の奴が中に戻っていったし…」

    仮面ライダームスコ「娘…息子…父さんちょっと厳しいかもしれん」

    40 = 23 :

    変身してからいけや

    41 :

    父ちゃん・・・

    42 = 1 :

    ― 武装集団アジト内

    仮面ライダームスコ「…誰かー…いますかー…?」コソー

    人質「た、助けて!!」

    仮面ライダームスコ「あなた!!人質の方ですね!?」

    人質「そうです!!早く助けて!!」

    仮面ライダームスコ「あ、はい」ガサゴソ

    仮面ライダームスコ「あのー…他の連中は?」

    人質「わからない…急にどっかに行ってしまったみたいで…」

    仮面ライダームスコ「逃げた…?逃がして良かったのかな…うーん…」

    人質「それより早く!!逃げましょう!!」

    仮面ライダームスコ「あっ…そうですね!!」

    仮面ライダームスコ「戦わなくて済んだんだ…人質は救えたしラッキーだったと思うか…」

    43 :

    しえん

    44 = 26 :

    父ちゃんピンチフラグ立てるなよ…

    45 = 1 :

    武装集団にとらわれた邦人の救出はすぐにニュースになった
    そして父親は日本に帰国した

    ――

    ― 家

    父親「ただいまーーーー!!!」

    シーン…

    父親「娘ー?息子ー?もう寝てるのかー?」

    シーン…

    父親「電気電気…」ゴソゴソ

    ゴンッ

    父親「うおっ!?危ないなぁ…あいつら散々散らかしやがったな」パチッ

    息子「」

    父親「えっ…?」

    46 = 18 :

    えっ?

    47 = 23 :

    まさかの鬱展開

    48 = 41 :

    おい

    49 :

    ハチワンのザンガードを彷彿とさせる


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