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元スレ夏凜「届いたわ友奈!東郷があんたに凄く依存する装置よ!」
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…
友奈「……」フラフラ
友奈(し…失敗した?失敗した失敗した失敗した失敗した…)
友奈「なんで…ちゃんと煙も出てたし、機械の動く音もしたし」
友奈「夏凜ちゃんの時はうまくいったのに…なんで…何で何で…」
友奈「こ、こんなのってないよ…あんまりだ…」
トボトボ
風「居たッ!!友奈――!!」ドドドド
友奈「…あ、風先輩」
風「あれ?東郷居ないじゃない?…じゃなくって!どういうことよ友奈!?部室に行ってみれば夏凜が…夏凛が!!」ガシッ
友奈「夏凜ちゃん…?」
風「あんたの名前と何か…呪詛?みたいなのを延々と繰り返す壊れたスピーカーみたいになってて…」
友奈「それはひどい」
風「とりあえず途切れ途切れにあんたがなんかしたってことだけ聞きとれて…ともかく来なさい!」
友奈「……」フラフラ
友奈(し…失敗した?失敗した失敗した失敗した失敗した…)
友奈「なんで…ちゃんと煙も出てたし、機械の動く音もしたし」
友奈「夏凜ちゃんの時はうまくいったのに…なんで…何で何で…」
友奈「こ、こんなのってないよ…あんまりだ…」
トボトボ
風「居たッ!!友奈――!!」ドドドド
友奈「…あ、風先輩」
風「あれ?東郷居ないじゃない?…じゃなくって!どういうことよ友奈!?部室に行ってみれば夏凜が…夏凛が!!」ガシッ
友奈「夏凜ちゃん…?」
風「あんたの名前と何か…呪詛?みたいなのを延々と繰り返す壊れたスピーカーみたいになってて…」
友奈「それはひどい」
風「とりあえず途切れ途切れにあんたがなんかしたってことだけ聞きとれて…ともかく来なさい!」
そこからのことはよく覚えていません。
聞きかじったところによると、部室では…椅子に座って焦点の不確かな目で何事かをブツブツ呟く私を、夏凜ちゃんが体育ずわりで黙ってじーっと睨め上げていたとか。
その光景に樹ちゃんが大泣きして、風先輩はオロオロして、結局東郷さんは部室に来なかったとか。
なお、現在ではその日のことは勇者部一同結託し、なかったことにしています。
危惧された夏凜ちゃんとの関係も、特に変わることはありませんでした。機械の返品を求められたことも有りません。
ただあれからというもの、ふとした瞬間に夏凜ちゃんと目が合うことが多くなった気がします。
チラチラとこちらを伺う夏凜ちゃんですが、目が合った瞬間ぷいっと顔をそむけてしまいます。
真っ赤に染まった頬が正直いじらしいです。すごい!
東郷さんの一件に関しては…当時「機械の故障」ということで私の中では落着しており、失意の底にあった私は、それ以上鑑みることをしませんでした。
思えば…私はあの時、『依存』という言葉の意味について、もう少し考えてみるべきだったのです。
聞きかじったところによると、部室では…椅子に座って焦点の不確かな目で何事かをブツブツ呟く私を、夏凜ちゃんが体育ずわりで黙ってじーっと睨め上げていたとか。
その光景に樹ちゃんが大泣きして、風先輩はオロオロして、結局東郷さんは部室に来なかったとか。
なお、現在ではその日のことは勇者部一同結託し、なかったことにしています。
危惧された夏凜ちゃんとの関係も、特に変わることはありませんでした。機械の返品を求められたことも有りません。
ただあれからというもの、ふとした瞬間に夏凜ちゃんと目が合うことが多くなった気がします。
チラチラとこちらを伺う夏凜ちゃんですが、目が合った瞬間ぷいっと顔をそむけてしまいます。
真っ赤に染まった頬が正直いじらしいです。すごい!
東郷さんの一件に関しては…当時「機械の故障」ということで私の中では落着しており、失意の底にあった私は、それ以上鑑みることをしませんでした。
思えば…私はあの時、『依存』という言葉の意味について、もう少し考えてみるべきだったのです。
少し考えれば分かることですが、霊的な機構によって働き、ほぼ軍事レベルの精度で設計されたあの機械が一回使っただけで故障するなど、そうそう起こることではなかったのです。
依存にはいろいろな形があります。
東郷さんにとっての『依存』とは一体何なのか。私はまず真っ先に親友の精神のカタチについて、隅々まで考えを巡らせるべきだったのです。
愚かな私は…そのとき地獄の釜底がほんの少し顔を見せたことにすら気付かず、考えることをやめてしまったのです―――
依存にはいろいろな形があります。
東郷さんにとっての『依存』とは一体何なのか。私はまず真っ先に親友の精神のカタチについて、隅々まで考えを巡らせるべきだったのです。
愚かな私は…そのとき地獄の釜底がほんの少し顔を見せたことにすら気付かず、考えることをやめてしまったのです―――
キーンコーンカーン…
カパッ
東郷「はい、友奈ちゃん。今日の分のぼた餅よ」
友奈「わーい!東郷さん大好き!」
キャッキャ
夏凜「…最近毎日食べてない?流石に太るわよ…?」
樹「あはは…」
風「世話焼き夫婦っぷりがいよいよ板に付いてきたわね…とうごーう!私の分は?」
東郷「風先輩達の分はこっちです」
コトリ
風「…え?なんかちっちゃくない?」
東郷「そんなことないですよ」
カパッ
東郷「はい、友奈ちゃん。今日の分のぼた餅よ」
友奈「わーい!東郷さん大好き!」
キャッキャ
夏凜「…最近毎日食べてない?流石に太るわよ…?」
樹「あはは…」
風「世話焼き夫婦っぷりがいよいよ板に付いてきたわね…とうごーう!私の分は?」
東郷「風先輩達の分はこっちです」
コトリ
風「…え?なんかちっちゃくない?」
東郷「そんなことないですよ」
風「愛情分ってことかー?世知辛いわー…トホホ…」
樹「でもこのサイズなら太らないからいいかも?はむ、はむ…」モグモグ
夏凜「………」じっ…
東郷「友奈ちゃんはい、あーん♪」
友奈「あーん…むぐ…んんおいひい!」モグモグ
東郷「うふふ」
夏凜「…ほんとに『毎日』になったわね…もぐもぐ」
風「どったの夏凜?じ-っと見つめて…まさか羨ましいとかー?ぐふふ」
夏凜「なんっ…!違うわよ!なんでそうなるのよバカバカしい!」
風「ムキニになるとこがあやしー!」
夏凜「小学生みたいなこと言ってんじゃないのよ!」
ギャーギャー
樹「ごちそうさまでした!」
樹「でもこのサイズなら太らないからいいかも?はむ、はむ…」モグモグ
夏凜「………」じっ…
東郷「友奈ちゃんはい、あーん♪」
友奈「あーん…むぐ…んんおいひい!」モグモグ
東郷「うふふ」
夏凜「…ほんとに『毎日』になったわね…もぐもぐ」
風「どったの夏凜?じ-っと見つめて…まさか羨ましいとかー?ぐふふ」
夏凜「なんっ…!違うわよ!なんでそうなるのよバカバカしい!」
風「ムキニになるとこがあやしー!」
夏凜「小学生みたいなこと言ってんじゃないのよ!」
ギャーギャー
樹「ごちそうさまでした!」
風「じゃあねー」
樹「さよなら!」
友奈「ふたりとも気をつけてねー!」
東郷「また明日ね、友奈ちゃん」フリフリ
夏凜「……」
テクテク
東郷「私ひとりで家について来てほしいなんて、珍しいですね?夏凛さん」
夏凜「それは友奈払いの理由というか…まあ、ちょっと聞きたいことがあるだけだから。家に付く前に終わるわよ」
東郷「…そうですか」
東郷「なら丁度良かった、かな?私も夏凛さんに少し言いたいことがあったから…」
夏凜「へー?東郷が私に?それこそ珍しいわね…」
テクテク
樹「さよなら!」
友奈「ふたりとも気をつけてねー!」
東郷「また明日ね、友奈ちゃん」フリフリ
夏凜「……」
テクテク
東郷「私ひとりで家について来てほしいなんて、珍しいですね?夏凛さん」
夏凜「それは友奈払いの理由というか…まあ、ちょっと聞きたいことがあるだけだから。家に付く前に終わるわよ」
東郷「…そうですか」
東郷「なら丁度良かった、かな?私も夏凛さんに少し言いたいことがあったから…」
夏凜「へー?東郷が私に?それこそ珍しいわね…」
テクテク
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