支援

斎藤「ぐっ・・・・」

宇水「急所を突いた」ｽﾁｬｯ

宇水「もう動き回れんだろう」

斎藤「・・・・・・」

宇水「お前の勝機はないに等しいぞ斎藤一」

宇水「私がここでお前にとどめをくらわせてあやる！！！！！！！」

宇水「ははははははははははは！！！！！！！！！」

斎藤「はははは・・・・・」

宇水「はははっっは！！！！！！！」

斎藤「はははは！！！」

宇水「はははははっっは！！！！！！」

斎藤「はははははははっ！！！！！！！！！！！！」

宇水「何が可笑しい！！！！！！！！」

くらわせてあやる

支援

支援

宇水「貴様はもう負けたも同然！！！！！！」

宇水「何がそんなに可笑しいんだ！！！！！！！！！」

斎藤「まだわからないのか」

宇水「なんだと」

斎藤「おい、説明してやれ」

時尾「・・・・・」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

宇水「だ、誰だお前！！！！！」

時尾「宇水さんとやら、貴方急所を突いたといいましたね」

宇水「じ、実実だ！！！！！」

時尾「普通突き技なんてすれば普通武器のさきに血がつくものでしょ」

宇水「な、なんだとはうあ！？」

斎藤「よいしょっと」ｶﾞﾗﾝｶﾞﾗﾝ

宇水「な、なんだそれは！！！！！」

時尾「鉄板です」

やばい眠い

はいおやすみ

支援

寝たらそこで試合終了ですよ

宇水「て、鉄板」

時尾「はい、もしもの事があっては遅いので旦那にはいつも鉄板をつけてもらっています」

斎藤「つまりお前が突いたのは急所ではなくただの鉄板だったわけだ」

宇水「な・・・」

時尾「さあて今度はこちらの番ですよ」

時尾「さっきはよくも私の主人をバカにしくさってくれましたね」

宇水「お、女なんかに何ができる！！！」

時尾「行きますよ貴方！！！！」

斎藤「ああ」ｽﾁｬｯ

時尾「夫婦零式(めおとぜろしき)！！！！！！！！！！！」ｽﾞｯｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞ

宇水「はうあ！？」

ｶﾞﾂﾝｯ！！！！！！！！！！！！！！！！

斉藤何もしてない

宇水「うぅ・・・・・・・」ﾄﾞｻｯ

時尾「ほ、」ｽﾄｯ

斎藤「命拾いしたな、俺の夫婦零式だったらお前は確実に死んでいた」

宇水「・・・・・」

時尾「命までは奪いません」

時尾「私が主人をバカにされて怒ったように貴方にも貴方を心配してくれる人が必ずいます」

時尾「その人のためにも善の人へと生まれ変わるのです」

宇水「・・・・・」

時尾「貴方ならその心眼とやらでかならず善の人になれると思いますよ」

宇水「・・・・」

時尾「あとこれどうぞ」ｽｯ

宇水「な、なんだこれ」ｽｯ

時尾「何が可笑しかったのか簡単にまとめました」ｽｯ

宇水「で、出来た女だ・・・・」

斎藤「阿呆が、」

レポート渡されても文字読めないんじゃ…

見えない人用の凸凹つきだろ時尾メモは
できた女だからな

流石出来た女だな

由美「宗次郎の部屋はこの先よ」

左之助「おう」

剣心「」ﾋﾟﾀｯ

左之助「あ、どうした剣心」

剣心「いる」

左之助「え、」

剣心「この部屋から気配がする」

左之助「な、なにいってんでい剣心」

由美「あのねぇ・・・その部屋は方治の部屋で今は誰も使ってないのよ」

左之助「只でさえゆっくりはしてらんねぇんだぞ？こんな所で足止めくらってどうすんでい」

剣心「しかし、」

由美「そんなに気になるなら開けてみればいいじゃない！！！！！！」

剣心「では」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

蒼紫「・・・・」

左之助「はうあ！？」

剣心「やはりか」

左之助「あ、蒼紫」

蒼紫「遅かったな」

剣心「お主も変わったな」

蒼紫「変わるさ、最強の称号を手にする為なら俺はなんにだって変わってみせる」

剣心「ほう」

左之助「お、おい剣心！！！！」

左之助「こんなところで足止めくらってらんねぇつったろ！！！！！」

蒼紫「逆刃刀を抜け」ｽﾁｬｯ

剣心「・・・・」ｽﾁｬｯ

左之助「剣心！！！！！！」

時尾「はいはいストップストップ！！！！！」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

左之助「はうあ！？」

剣心「と、時尾殿」

支援

支援

支援

時尾「貴方が四乃森さんですか」

蒼紫「え、うん」

時尾「よかった、少々お待ちください」

蒼紫「え？」

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

蒼紫「な、なんだ」

剣心「ば、馬車」

左之助「で、でも馬車はあのとき」

時尾「こんなこともあろうかともう一台馬車を取り寄せておいたんです」

左之助「なるほどな」

時尾「それでは四乃森さん、乗ってください！！！！！」

蒼紫「な、なんで」

時尾「いいからはやく！！！！！」

蒼紫「え、ええ・・・・」ｶﾞﾀﾝｯ

時尾「では行きますよ！！！！！！！えい！！！！！！」ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ

今日の剣心は格好良い剣心かと思ったら見せ場なしか

蒼紫「ど、どこ行くんだよ」

時尾「実は私この前葵屋というところに行きましてね」

蒼紫「葵屋・・・・」

時尾「主人がよるようだったので下見にと」

蒼紫「・・・・」

時尾「そこで貴方を連れて帰るという約束をしてしまいました」

蒼紫「ちょ、ちょっと待ってくれ」

時尾「待てません」

蒼紫「で、でもこれじゃ最強の称号が」

時尾「じゃあ私があげます、おめでとうございます」

蒼紫「・・・・・」

時尾「さあもうすぐですから」ｶﾞﾀﾝｯｶﾞﾀﾝｯｶﾞﾀﾝｯｶﾞﾀﾝｯｶﾞﾀﾝｯｶﾞﾀﾝｯ

何で乗っちゃったんだよ

おめでとうございます
ワロタ

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由美「じゃあ気を取り直して宗次郎の部屋へ」

剣心「ふに」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

宗次郎「やあ緋村さん、また会いましたね」

剣心「・・・・・・・」


志々雄「方治、今の状況は」

方治「は、はいまだ全員生きてます・・・・」

方治「しかし・・・・」

志々雄「なんだ」

方治「しかし生きているというだけで敗北したことになっています・・・」

方治「なんだかんだでもう宗次郎と志々雄しか」

志々雄「アイツは喜怒哀楽のうち楽以外の感情がけつらくしてるからな、今度はそうはいかねぇぜ」

支援

宗次郎「実は僕感情が欠落してるんですよ」

剣心「感情が・・・？」

宗次郎「いろいろありまして、喜怒哀楽の楽しかのこってないんです」

時尾「なるほど」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

剣心「と、時尾殿」

由美「またアイツか・・・」

時尾「つまり貴方は今泣くことも怒ることも喜ぶこともできないと」

宗次郎「はい」

時尾「なるほど、では」ｽｯ

時尾「てい！！！！！！！」ﾊﾞｻｯ

宗次郎「うわっ」

宗次郎「う、うわあああああああああ！！！！！！！」

宗次郎「し、しみる！！！！！目が！！！！！目がああああ！！」

剣心「な、なにをしたんでござるか時尾殿！？」

時尾「いや、泣かせてあげようと思いまして」

時尾「刻んだ玉ねぎをおめめ目掛けて投げつけました」

剣心「・・・・」

時尾「もちろん無農薬栽培で作られた新たまです」

剣心「出来た女でござるな・・・・」

宗次郎「うわあああああああ！！！！！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

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支援

宗次郎「しみる！！！！！！！！！しみるうう！！！！！！」ｺﾞｼｺﾞｼ

時尾「さあどうです、今貴方の目からは何が出てるでしょうか」

宗次郎「な、涙」

時尾「つまり貴方は泣きました、喜怒哀楽の哀クリアではないでしょうか」

宗次郎「はうあ！？」

宗次郎「そ、そんなのしみるからじゃないですか！！！！！！」

宗次郎「あんなの酷すぎる！！！！！！！！」

時尾「今貴方怒ってませんか？」

宗次郎「怒ってますよそりゃ！！！！！！！！」

時尾「喜怒哀楽の怒クリアではないでしょうか」

宗次郎「はうあ！？」

支援

宗次郎「な、」

時尾「どうですかいきなり２つの感情が戻ってきて」

宗次郎「え、いや」

時尾「そうですよね、いきなりこんなこと言われてもね」

時尾「一時的なものだったかもしれない」

時尾「でも貴方の怒哀は甦ったのです」

宗次郎「・・・・・・」

時尾「時間がかかってもいいじゃないですか」

時尾「コツコツやっていけばきっといい結果がでます」

時尾「そしてそうなったときが喜クリアの時です」

宗次郎「・・・・・」

なるほどな

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支援

優しい世界

宗次郎「喜クリアの時か・・・・」

時尾「はい」

宗次郎「僕の敗けですよ・・・」

由美「はうあ！？」

剣心「流石時尾殿でござるな・・・・」

斎藤「時尾は出来た女だからな」

左之助「なるほどな」

由美「あ、あの坊やが何もしないまま・・・」

剣心「さあ次は何の部屋でござるか」

由美「次で最後・・・志々雄様の部屋よ」

斎藤「らすとすぱーとと言うわけか」

左之助「なるほどな」

支援

剣心「ふに」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

志々雄「ようこそ」

志々雄「まあ、ここまでたどり着けたことは誉めてやろう」

剣心「拙者には拙者の帰りを待つものがいる、」

剣心「長話は無用でござるよ」ｽﾁｬｯ

志々雄「天下の人斬りが腑抜けたもんだな」

志々雄「これじゃあ何のために俺が裏方にまわってたのかわからねぇな」

剣心「・・・・・」ｽﾁｬ

志々雄「しみったれた正義なんかじゃ何も変えりゃあしねぇのさ」

志々雄「俺をこんな姿にした政府を、この国を変えることはできねぇのさ」

時尾「なるほど」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

支援

剣心「と、時尾殿」

時尾「志々雄さん、乗ってください」

志々雄「アンタは楝獄の時の」

時尾「いいから乗ってください！！！！！！」

志々雄「ど、どういうことなんだ」

斎藤「おい時尾」

時尾「私に任せておいてください」

志々雄「な、何を」

時尾「いいからとにかく乗ってください！！！！！！！」

志々雄「・・・・」ｶﾞﾀﾝｯ

時尾「それでは行きますよ！！！！！！！！！」ｶﾞﾀﾝｯｶﾞﾀﾝｯｶﾞﾀﾝｯｶﾞﾀﾝｯｶﾞﾀﾝｯ

剣心「・・・・・・行っちゃったでござるな」

斎藤「ああ・・・」

志々雄「お、おい」

時尾「はい」

志々雄「俺を一体どうしようってんだ」

時尾「初めて貴方を見たときから思ってたんです」

志々雄「え、」

時尾「その火傷気の毒だなぁと」

志々雄「は、はあ」

時尾「色々と不便でしたでしょう」

志々雄「ま、まあ」

時尾「今からこの国一のお医者の所へ行き皮膚の移植手術を受けてもらいます」

志々雄「はうあ！？」

時尾「これで貴方は救われます！！！！！！！」

ブラックジャックか

全身皮膚移植ってCCOが治る代わりに誰かが第2のCCOになるレベルじゃねーか

――数時間後――

志々雄「う、うぅ・・・・」

志々雄「ここは・・・・」

時尾「気が付きましたか」

志々雄「あ、アンタは・・・」

時尾「手術は成功だそうです」

志々雄「手術・・・・」

時尾「どうぞ手鏡です」ｽｯ

志々雄「・・・・」ｽｯ

志々雄「こ、これが俺・・・」

時尾「はい」

志々雄「すげぇ・・・・！！！！！！」

時尾「どうですか」

志々雄「まさかこんな事ができるとは・・・・」

時尾「この国も満更じゃないでしょう」

志々雄「・・・・」

時尾「貴方は強いお方です」

時尾「貴方ならこの国を変えることができると思いますよ」

志々雄「・・・・・」

時尾「もちろん武力でなくですよ」

志々雄「うぅ・・・・・」

志々雄「ありがとう・・・・ありがとう・・・」ｼｸｼｸ

時尾「頑張ってくださいね」ﾅｾﾞﾅｾﾞ