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    元スレ女の子「初めまして、久しぶりだね」 俺「えっ?……は?」

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    52 = 2 :

    寝てしまったか

    53 = 1 :

    …………

    「…………」

    ……プルルルル

    「はあ……!?」

    プルルルルルルルルルル

    「…………、……はい」ポチ

    「開けてよ、(俺)さん。(俺)さんだってお腹減ってるんでしょ?さすがにここまで拒絶されちゃうと、いくら私でも悲しいな」

    「……私のこと、そんなに信じられないかな。……そう……そうなんだ。別に、怖がることなんてないのに。(俺)さんにひどいことなんてするわけないのにな」

    「いやっ、……(俺)さんほんとは前世の記憶とか戻ってるんじゃないの?戻ってなかったとしても……私たちが前みたいなことにならないようにって、無意識のうちに私を遠ざけてる、とか」

    「そうだよ。きっと、多分、そう。無意識なのかもね。(俺)さんはぜんぜん悪くないね。まあその、むしろ嬉しいけど……やっぱり私は、(俺)さんとは親しくしたいよ」

    「きちんと結ばれたいな。たくさん時間かかっても、それはそれで幸せだろうけど、でもそれじゃやっぱり私の思いが抑えきれないよ。ほら今朝だって、(俺)さんに会いたくて、家まで来ちゃった」

    「なのに、……ねえっ……(俺)さん、返事して。私、(俺)さんと話しがしたいな。私が一方的に話してるだけじゃやだ。…………ダメかな。まだ……今はまだ、ダメ?」

    「……まあ……その、寂しいし、つらいけど、私は頑張って待つからね。今日はもう、帰るから……じゃあまた、明日。明日はちゃんとおしゃべりできたらいいなって、思う。……うん、じゃあね。ばいばい」ピッ

    「…………」

    54 = 2 :

    美少女でもストーカーされるのはやっぱ怖ぇか

    55 = 1 :

    優しいな

    56 :

    >>42
    やっぱりイソギンチャクなのか

    57 :

    ハイパー美少女でもこんなことされたにげる

    58 :

    彼女の家に逃げよう

    59 = 2 :

    もちろんリスカはしてない清い娘だよな

    60 = 42 :

    流石にかわいそうだと思って食事に誘ったらとても嬉しそうにして精一杯おめかししてきたりして

    61 = 1 :

    (今朝はいないな……本屋にでも行こう)


    「ふう」

    の子「いい買い物できた?よかったね、ふふ。じゃあ次は私に付き合ってほしいな」

    「…………なんで……いるんだよ……」

    の子「えと、実はね、たまたま本屋に来てみたら(俺)さん見つけちゃって。だからつい声かけちゃって……あっでも、付け回してたとかじゃないよ?偶然、ぐうぜん」

    「…………」

    の子「ええ、何その目……いくら私でも(俺)さんがどこにいるかとかはわかんないってば。(俺)さんがいそうな場所、なら、少しはわかるけど。……(俺)さんの好みなら色々知ってるから」

    「ああもう……いいから、もういい……何の用?」

    の子「だから話しかけてみただけだって。でもそうだね、こんなところで会ったのもやっぱり運命だと思うし、せっかくだし私、デートしたいかな」

    「デートって?」

    の子「ん?うーん、一緒に買い物に行ったり、なにか食べたり、お喋りしながら歩いたり、あと……あ、(俺)さんの家で一緒にゆっくりしてるのも、十分デートだと思うな」

    「……ごめんなさい。今日は……今は、……俺にはムリ。ごめんなさい」タタタ

    の子「もう、すぐそうやって恥ずかしがる……でも私、ちゃんと待ってるからね。いつまでも(俺)さんのこと、待ってるから。…………」

    62 = 2 :

    こんなにも良い娘なのに俺はなにしてんだよ爆発しろ

    64 = 1 :

    プルルルル

    「おっ?はーい」

    「あ、(俺)さん出てくれたね。今から晩ごはん作りに行ってあげようかと思うんだけど、いいかな」

    「あ……」

    ドンドン

    「ひっ……!」

    「えへへ。私メリーさん、今あなたの部屋の前にいるの……なんちゃって。なるべく早く開けてほしいなぁ……荷物も重いし、外で一人じゃすこし寒いよ……」

    「……どうするの?俺が開けたら」

    「どうって……べつに、晩ごはん作ってあげて、一緒に食べて、後片付けしてちょっとのんびりして……帰るだけかな、たぶん。あっ、あっあっ、風が寒い」

    「開けなかったら?」

    「うぅん……ちょっとだけ、いやっ……!すっごく寂しいけど、帰るしかないよね。でも(俺)さんなら、いつか私を部屋に入れてくれるって信じてる。運命だから」

    「…………」

    「……返事、してくれないの?……開けてくれない?絶対?……そっか。じゃあ、またね。また明日、会おうね。ばいばい」

    65 = 2 :

    見てます

    67 = 8 :

    ほほ

    68 = 2 :

    そろそろ窓から侵入してほしい頃

    69 = 1 :

    外にも電話にも出ないことに決めた俺「…………」

    ピンポーン

    「…………」ビクッ

    「あの(俺)さん、私。そういえば、あんまり自己紹介とかしてなかったよね。だから今日はゆっくりお話したいんだけど……もしかして今、寝てるの?」

    「…………」

    の子「……うん、うん、仕方ないよね。少しあがって(俺)さんが起きるの待ってよう、おじゃまします」ガッ

    「うわっ!?」

    の子「あれ、チェーンかかってる……でも(俺)さん起きてたんだね、よかった。それじゃあここからでも聞いてもらいたいな。えーと……名前、は、こないだもう言ったよね」

    「…………」

    の子「えっと、年は19歳です。いちおう大学生です。(俺)さんとの運命に気がついたのは小学二年生のときです。得意料理はオムライス……あ、(俺)さんのために練習したの」

    「やめて……もうやめて……」

    の子「(俺)さんの好きなところは、……ええと、全部なんだけど……あえて言えばその、口ベタなのに案外優しいところとか、本を読んでるときの横顔とか、臆病なところとか、色々あってね」

    「声が大きい……声が大きい……」

    の子「あっそうそう、あとは出不精なところとか、散髪が苦手なところも、料理がちょっぴり不得意なところも、静かな場所が好きなところも、毎週(テレビ番組)見てるところも、…………」

    「……怖い……」

    70 = 1 :

    抱き締めたい

    71 = 2 :

    おじゃましますガッ

    フフっってなった

    72 = 42 :

    >>71
    お前のせいで

    73 = 2 :

    ちょっと天然なのも読む側をほっこりすふ

    76 = 8 :

    ほほほーほ

    77 = 2 :

    並行世界から来たとかな

    79 = 1 :

    「…………!」きょろきょろ

    の子「だーれだっ」

    「うわああああああああ!」

    の子「ふふ、昔はよくこういうことやったよね。そのときも(俺)さん、今みたいに驚いてた。やっぱり(俺)さんと私って、運命の赤い糸で結ばれてるんだね。ぎっちりって……」

    「び、ビックリした」

    の子「ごめんね?でも私はちょっと嬉しいな、(俺)さんとこういうことできたの久しぶりで。……夢みたいで……憧れてて……ずっと待ってたから」

    「……そう……」

    の子「運命が私をここまで連れて来てくれたんだね。嬉しいな……やっぱり私たち、結ばれなきゃ……今すぐ……全部が(俺)さんと私だけに閉じていって……二人きりで……私たち……ね?えへっ……」

    「…………」ダッシュ

    の子「あっ、なんで行っちゃうの?待ってよ……お願い、待って?一緒に歩こう?ねえ……」

    80 = 1 :

    (今日は雨か……)

    「…………」

    (…………)

    81 = 2 :

    外に出ないって言ったじゃないかバーニィ!

    82 = 1 :

    ピンポーン

    「えっ……」

    「う、ま、(俺)さん……い、いれてもらっても、だいじょぶかな……ぬれちゃって」

    「あ、う、うん……!」ガチャ

    の子「……ごめんなさい、かさ忘れてきちゃって」ポタポタ

    「あ、いや、とりあえずタオル持ってくるから……」

    の子「あ、ありがとう。うれしひ……さむい。ずずっ……」ポタポタ

    「はい、これ。……どうしようか、服とか」

    の子「んっ、ふぅ……あ、うん……替えもないから、しばらくここにいさせてもらえると助かるんだけど……(俺)さんは、どう?」

    「ああ、まあ……仕方ないよね、うん」

    の子「うん……まあ、たしかにそうだよね。仕方ないんだよ、運命なんだもん。……でも嬉しいなぁ、ありがとう。優しいね」

    「…………」

    の子「初めてお邪魔しちゃった。この時代では初めてだから、なんだか少しだけ緊張しちゃうな」

    83 :

    300年前にオムライス?

    84 :

    普通に通報だろ

    86 = 2 :

    カンジ悪い奴来たからsageたい

    87 = 1 :

    サー・・・

    「…………」

    の子「うん、やっぱり無口なんだ。変わらないね……。……寡黙な(俺)さん……」

    「……あのさ、ちょっと質問してもいい?」

    の子「唐突だね。あはは、まあでも、うん、(俺)さんの質問ならね。なんでも聞いて?うん」

    「時代考証ちゃんとしてる?」

    の子「え?…………、……あ、ちょっと、それどういう意味?やっぱり信じてくれてないんだ……もう、この期におよんで……なんでこう素直じゃないのかなあ」

    「信じられないよ」

    の子「うーん……まあ仮に百歩譲って、私と(俺)さんは前世で一緒じゃなかったとしても」

    (ゆずるのか……)

    の子「私と(俺)さんの二人が、これから絶対に結ばれて幸せになる運命だってことだけは、本当だから。絶対だよ……絶対、絶対」

    「あー……」

    88 = 1 :

    なでてあげればよかった

    89 = 1 :

    の子「よっと……(俺)さん、そろそろお腹すいてきたでしょ?ご飯作るから、ちょっと台所借りるよ」

    「あ、うん……」

    の子「……今日は……素直なのか、素直じゃないのか、わかんないね。私、ご飯作ってもいいんだ」

    「……まあ一回あげちゃったし」

    の子「あはは。そういうところ、やっぱり(俺)さんらしいかも。うん、よし、それじゃあ、私の手料理、楽しみにしてて?」

    「…………」

    の子「(俺)さんのために、頑張るから……ね」

    90 = 1 :

    うん、ありがとう

    91 :

    これで料理クソまずかったら笑うのにな

    92 = 1 :

    すごく美味しかった

    93 :

    >>24
    300年前にオムライスがあったのかと突っ込みを入れそうになったが
    相手の嗜好(思考?)が分かるって事か

    94 :

    ケチャップ(意味深)

    95 = 1 :

    「…………」モグモグ

    の子「オムライス、おいしい?喜んでくれたら嬉しいな。(俺)さんのためにいっぱい練習したから」

    「……おいしい」

    の子「そっか、よかった。あ、そうだ、あーんって……してあげようか?そういうの好きでしょ、知ってるから」

    「いや……そういう関係でもないし」

    の子「……今のところはね。でもこれから私たち、そういう関係になっていくんだ……やっぱり恥ずかしいけど、でもきっと、幸せだと思うよ」

    照れる俺「…………」

    の子「それで、私は(俺)さんのことたくさん知ってるから……次は(俺)さんに私のことを知ってもらう番。そうだよね?よろしくね」

    「……あっ、……そういえば、俺のこと色々知ってたのって、あれは何で……」

    の子「運命が教えてくれるんだ。(俺)さんと一緒になるために。信じてくれるよね?」

    「…………」モグモグ

    96 = 91 :

    もてなさそうだし可愛いならメンヘラも我慢だろ

    97 = 1 :

    の子「雨も上がったみたいだから、もう帰ろうかな。今日は色々ありがとう、(俺)さん」

    「え?いいの?服まだ乾いてない……」

    の子「うん、あんまり長い間いすわっちゃうと迷惑かなって思って。私もドキドキしすぎて、身が持ちそうにないし、なんてね」

    「は、はは……」

    の子「それじゃあ……今日は、楽しかった。また、明日も来るからね、(俺)さんっ!」

    「あ、うん……」フリフリ

    「…………」

    「…………」

    「…………」

    「…………」

    「んん?」

    98 = 91 :

    なんだよやらせねーのかよ!かな

    99 = 94 :

    現実みようよ

    100 = 1 :

    「…………」

    の子「DVD借りるの?私も何か借りようかな」

    「…………」ゾー

    の子「偶然だよ……?(俺)さんと一緒に映画か何か見ようかなって思って来たら、(俺)さんと会っちゃった。すごいよね、私たち」

    「そう……なんだね、はは……」

    の子「うーん、私は何借りようかな。(俺)さんはどうする?(俺)さんのことだから、ちょっとフクザツな感じのかな?」

    「あ、ああ、うん……め、目当てのはないみたいだけどさ……」

    の子「そうなの?それじゃあちょうどいいね、私が借りるの二人で一緒に見ようか。それがいいね、それがいい」

    「…………」

    の子「うーん……じゃあ、これと、これかな。じゃあ借りてくるから、ちょっと待ってて。……ふふ、恋人同士って感じ」タタ

    「…………」


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