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元スレあかり「みんながあかりの事を無視するよぉ……」
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あかり「京子ちゃん、結衣ちゃん、ちなつちゃん、おはようっ!」
京子「ご、ごご……ご……」
結衣「き……きき……きょ」
ちなつ「あ……ああ……あ……」
あかり「あ、三人とも、今日はちょっとだけ反応してくれたっ!」
あかり「わあい!あかり、嬉しいなあ!」
京子「……」
結衣「……」
ちなつ「……」
あかり「うう、そう思ったとたんに無視されたよお……」
京子「ご、ごご……ご……」
結衣「き……きき……きょ」
ちなつ「あ……ああ……あ……」
あかり「あ、三人とも、今日はちょっとだけ反応してくれたっ!」
あかり「わあい!あかり、嬉しいなあ!」
京子「……」
結衣「……」
ちなつ「……」
あかり「うう、そう思ったとたんに無視されたよお……」
あかり「けど、あれだよね、京子ちゃん達、全然腐らないよね」
京子「……」
あかり「結衣ちゃんは3週間くらいで腐るだろうって言ってたけど」
結衣「……」
あかり「……あのね、もしね」
ちなつ「……」
あかり「もし、皆が腐らなくって、成長もしなくて」
あかり「ずっとこんな時間が続くなら」
京子「……」
あかり「きっと、きっとさっきみたいに、あかりの言葉に反応してくれる日が、来てくれるよね?」
結衣「……」
あかり「だからね、あかりは」
ちなつ「……」
京子「……」
あかり「結衣ちゃんは3週間くらいで腐るだろうって言ってたけど」
結衣「……」
あかり「……あのね、もしね」
ちなつ「……」
あかり「もし、皆が腐らなくって、成長もしなくて」
あかり「ずっとこんな時間が続くなら」
京子「……」
あかり「きっと、きっとさっきみたいに、あかりの言葉に反応してくれる日が、来てくれるよね?」
結衣「……」
あかり「だからね、あかりは」
ちなつ「……」
あかり「あかりは、そんな日が来るまで、頑張って生きようと思います!」
おわり
おわり
お疲れ様。
もうちょっとペース早い方が良かったけど、面白かったよ。
もうちょっとペース早い方が良かったけど、面白かったよ。
あかりちゃんの寒いギャグが可愛すぎてみんなおかしくなってる設定だと思ってた
【ログイン】
【西垣奈々】
「私がこのシェルターに入ってもう1週間がたつ」
「そして、外に残った彼女からの通信が途絶えて24時間が経過している」
「恐らく彼女は既に生きてはいないのだろう」
「ざまあみろ」
【西垣奈々】
「私がこのシェルターに入ってもう1週間がたつ」
「そして、外に残った彼女からの通信が途絶えて24時間が経過している」
「恐らく彼女は既に生きてはいないのだろう」
「ざまあみろ」
「この世界に生きている人間は、もしかしたら私が最後なのかもしれない」
「だから残された者の使命として、記録を残したいと思う」
「シェルターに残されたPCは外部と繋がっていたので、そこから得た情報を繋ぎ合わせてみよう」
「事件は七森市から始まった」
「風邪とよく似た症状が大流行したのだ」
「その症状は、潜伏期間が非常に長く、七森市から徐々に都心部まで広がり」
「空港を経由して世界中に広がった」
「気がついた時にはもう遅かった」
「世界の全てが汚染されていた」
「だから残された者の使命として、記録を残したいと思う」
「シェルターに残されたPCは外部と繋がっていたので、そこから得た情報を繋ぎ合わせてみよう」
「事件は七森市から始まった」
「風邪とよく似た症状が大流行したのだ」
「その症状は、潜伏期間が非常に長く、七森市から徐々に都心部まで広がり」
「空港を経由して世界中に広がった」
「気がついた時にはもう遅かった」
「世界の全てが汚染されていた」
「その症状が空気感染する事を突きとめた彼女は、私をシェルターに閉じ込めた」
「私は、その事を今も恨んでいる」
「どうして、私1人を閉じ込めたのか」
「どうして、私を一人ぼっちにしたのか」
「私のその問いかけを一切無視して、彼女は情報だけを私に送ってきた」
「私は、その事を今も恨んでいる」
「どうして、私1人を閉じ込めたのか」
「どうして、私を一人ぼっちにしたのか」
「私のその問いかけを一切無視して、彼女は情報だけを私に送ってきた」
「七森市を中心に発生した現象の初期症状は風邪とほぼ大差なかったらしい」
「だが、時間が経過すると感染者の身体に重大な変化を齎した」
「私は見たことが無いから知らないけど」
「映画で言う、ゾンビとよく似た状態に変異するらしい」
「その事について、彼女は通信でこう言った」
『映画の中のゾンビは空気感染とかしないから安心だぞ』
『何かあれば感染源を爆撃すれば大抵は解決出来るしな』
『そのシェルターの中に保管してあるデータにはゾンビ映画も沢山含まれてるから』
『もし暇なら見ておくといい』
「当たり前だけど、こんな状況で映画を見るほど私は呑気ではない」
「だが、時間が経過すると感染者の身体に重大な変化を齎した」
「私は見たことが無いから知らないけど」
「映画で言う、ゾンビとよく似た状態に変異するらしい」
「その事について、彼女は通信でこう言った」
『映画の中のゾンビは空気感染とかしないから安心だぞ』
『何かあれば感染源を爆撃すれば大抵は解決出来るしな』
『そのシェルターの中に保管してあるデータにはゾンビ映画も沢山含まれてるから』
『もし暇なら見ておくといい』
「当たり前だけど、こんな状況で映画を見るほど私は呑気ではない」
「事件から数日経った頃、彼女から妙な情報が送られてきた」
「感染者……まあ、彼女の言葉に従って、ここはゾンビと言っておくけど」
「ゾンビ達が生前の生活を模した行動をしているということなのだ」
「働いていた物は職場へ」
「学生は学校へ」
「それ以上に重要な事があった者は、それぞれの特徴を生かせる場所へ」
「生前の習性に則った行動を取る」
「ここは映画の通りだな、と彼女はまた笑った」
「前よりも声に力が無かった気がする」
「感染者……まあ、彼女の言葉に従って、ここはゾンビと言っておくけど」
「ゾンビ達が生前の生活を模した行動をしているということなのだ」
「働いていた物は職場へ」
「学生は学校へ」
「それ以上に重要な事があった者は、それぞれの特徴を生かせる場所へ」
「生前の習性に則った行動を取る」
「ここは映画の通りだな、と彼女はまた笑った」
「前よりも声に力が無かった気がする」
「彼女はそれからも細かい情報を送ってきたが、正直、私ではよく判らない」
「だから、幾つかを抜粋しようと思う」
「まず感染源について」
「この症状は七森市から発生したのだから、当然、感染源も七森市の中にある」
「彼女は、その感染源の特定に成功したらしい」
「感染源の名前は……私も、良く知っている人物」
「1/1より以前から、調子が悪いと言っていたのを覚えている」
「名誉の為に名前は書き残さない事にする」
「だから、幾つかを抜粋しようと思う」
「まず感染源について」
「この症状は七森市から発生したのだから、当然、感染源も七森市の中にある」
「彼女は、その感染源の特定に成功したらしい」
「感染源の名前は……私も、良く知っている人物」
「1/1より以前から、調子が悪いと言っていたのを覚えている」
「名誉の為に名前は書き残さない事にする」
「次に感染源の人物と、それを取り巻く状況について」
「その人物はどうやら、他のゾンビ達に対して何らかのイニシアチブを持っているらしかった」
「彼女の言葉を借りて言うと……」
『感染源の人物の周囲ではゾンビ達は妙に行儀が良かったんだよ、躾けられた犬みたいに』
「場合によっては、人を食べない事もあったとか」
「この情報についての真偽は良く判らない」
「何故ならば、この情報について更に調べに行くと言って通信を切ったのを最後に」
「彼女からの連絡が途絶えているからだ」
「最初に言った通り、きっと惨めに1人で死んだのだろう」
「ざまあみろ」
「私を傍に置いておけば、少なくとも1人で死ぬことは避けられただろうに」
「その人物はどうやら、他のゾンビ達に対して何らかのイニシアチブを持っているらしかった」
「彼女の言葉を借りて言うと……」
『感染源の人物の周囲ではゾンビ達は妙に行儀が良かったんだよ、躾けられた犬みたいに』
「場合によっては、人を食べない事もあったとか」
「この情報についての真偽は良く判らない」
「何故ならば、この情報について更に調べに行くと言って通信を切ったのを最後に」
「彼女からの連絡が途絶えているからだ」
「最初に言った通り、きっと惨めに1人で死んだのだろう」
「ざまあみろ」
「私を傍に置いておけば、少なくとも1人で死ぬことは避けられただろうに」
「その頃には、ネットからの情報も途絶えていたから、私か気が狂いそうになった」
「何度も扉を叩いた」
「けど、開かなかった」
「当然だろう、彼女が外からロックしたのだから」
「彼女用のログインアドレスが判らなければ、ロックを解除することはできない」
「だから探した、私は探した」
「死に物狂いで探した」
「そして」
「何度も扉を叩いた」
「けど、開かなかった」
「当然だろう、彼女が外からロックしたのだから」
「彼女用のログインアドレスが判らなければ、ロックを解除することはできない」
「だから探した、私は探した」
「死に物狂いで探した」
「そして」
りせ「……」カタカタカタ
「そして、見つけました、西垣先生」
りせ「……」カタカタカタ
「貴女のログインアドレスを」
りせ「……」カタカタ
「貴女のパソコンへ接続し、この扉を開ける為……鍵を」
りせ「……」カタカタカタ
「そして、見つけました、西垣先生」
りせ「……」カタカタカタ
「貴女のログインアドレスを」
りせ「……」カタカタ
「貴女のパソコンへ接続し、この扉を開ける為……鍵を」
りせ「……」カタカタカタ
りせ「……」カタカタカタ
「私は望んでなんかいなかったんです」
りせ「……」カタカタカタ
「1人だけ生き残るなんて未来なんて、望んでいなかったんです」
りせ「……」カタカタカタ
「だから」
りせ「……」カタカタカタ、ターンッ
「わたしも、いま、そちらへ行きます」
「私は望んでなんかいなかったんです」
りせ「……」カタカタカタ
「1人だけ生き残るなんて未来なんて、望んでいなかったんです」
りせ「……」カタカタカタ
「だから」
りせ「……」カタカタカタ、ターンッ
「わたしも、いま、そちらへ行きます」
扉が開く
1週間、ずっと閉まっていたシェルターの扉が
きっと、外はゾンビでいっぱいなのだろう
か弱い私では、生きていけないのだろう
けど
けど、何とか
彼女の亡骸の元に辿りつくまでは
ピッピッピッ
「第0号感染者:歳納京子」
ピッピッ
「免疫者:赤座あかり」
ピッ
上記の情報を削除します
ピーーーーーーーー
「第0号感染者:歳納京子」
ピッピッ
「免疫者:赤座あかり」
ピッ
上記の情報を削除します
ピーーーーーーーー
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