のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,521人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレあおい「あ、パワプロくん!」パワプロ「久しぶりだね」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - パワプロ + - 早川あおい + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    1 2 3 4 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    1 :

    あおい「パワプロくんも、この駅利用してたんだ!」

    パワプロ「そうそう、学校行くときに電車使うからね」

    あおい「確か、会うのって小学生の頃以来だね」

    パワプロ「うん、今じゃお互い高校生だよ」

    2 = 1 :

    あおい「パワプロくんは今も野球続けてるの?」

    パワプロ「当たり前だよ、見りゃわかるでしょ」

    あおい「ハハハ……確かにユニフォーム姿だね……」

    パワプロ「あおいちゃんは?」

    あおい「ううん、もう続けてないよ」

    パワプロ「えっ」

    3 :

    えっ?

    4 = 1 :

    パワプロ「ど、どうして?」

    あおい「んーと、ボクの高校って元女子高でさ、男子が数えるほどしかいないから、野球部がないんだ……」

    パワプロ「そうなんだ……」

    あおい「……ごめんね?」

    パワプロ「どうして謝るの?」

    あおい「……あの日の約束、あったからさ……」

    パワプロ「……覚えてくれてたんだ」

    あおい「もちろん」

    パワプロ「…駅前で立ち話もなんだし、どこか喫茶店にでも行く?」

    あおい「うん!そうしよ」

    5 = 1 :

    ・・・・・・・・・
    喫茶「ダイジョーブ」


    あおい「店の中あったかいね」

    パワプロ「うん!外は寒すぎだよ」

    店員「ご注文、お決まりデースか?」

    あおい「あ、じゃあボクは……コーヒーで」

    パワプロ「俺もコーヒー1つ」

    店員「コーヒーにはタイプがありマース!A・B・Cのどれにしマースか?」

    あおい「え?どうしよ……」

    パワプロ「じゃあ、Aで」

    あおい「そしたら、ボクもAで」

    店員「わっかーりマシタ!アツアツ持ってくるデース!」

    6 :

    7 = 1 :

    パワプロ「なんかすごい店員さんだったね」

    あおい「うん、なんか不思議……」

    パワプロ「じゃあ、何から話す?」

    あおい「え、あーと……矢部くんは元気かな?」

    パワプロ「矢部くんは同じ高校の野球部で活動してるよ。中学も同じでさ」

    あおい「そうなんだ。みずきと聖ちゃんは?」

    パワプロ「みずきちゃんたちも同じ高校で、野球部だよ。」

    あおい「そっか……」

    9 :

    きも

    10 = 1 :

    あおい「みんな、少年野球の時から、野球続けてるんだ……」

    パワプロ「そうだね…」

    あおい「…………」

    パワプロ「あおいちゃん」

    あおい「ん?」

    パワプロ「どうして、約束したのに……」

    あおい「…そうだよね。結局、この話になっちゃうよね……」

    11 = 1 :

    ・・・・・・・・
    少年野球時代

    パワプロ「あおいちゃん!ナイスピッチングだったよ!」

    あおい「ありがと!頑張ってシンカー覚えた甲斐があったよ!」

    パワプロ「やっぱりあおいちゃんは野球上手いね」

    あおい「そうかな?誰だって頑張れば上達するよ!」

    パワプロ「うーん、頑張ってるつもりなんだけどなぁ……」

    12 = 1 :

    パワプロ「あおいちゃんは、俺と中学は別なんだよね?」

    あおい「そうなんだよ……学区が違うからね」

    パワプロ「じゃあ、高校は一緒のトコ入ろうよ?」

    あおい「えっ?」

    パワプロ「あおいちゃんと一緒がいいからさ」

    あおい「そ、そんなこと、ボクの目の前で言わなくていいよ!恥ずかしい//」

    パワプロ「ごめんごめん、でも、また一緒に野球をやりたいんだ」

    13 :

    コーヒーで落ちがつく気がした

    14 :

    あおいの中あったかいまで読んだ

    15 = 1 :

    あおい「そうだね、ボクもパワプロくんと一緒にもっかい野球したいな」

    パワプロ「じゃあ、約束!」スッ

    あおい「うん、指切りだね」スッ

    パワプロ「指切りげんまん、嘘ついたら、相手の言うことなんでも聞く!」

    あおい「えー!?」

    パワプロ「驚く必要ないでしょ。ずっと続けてればいいだけなんだから」

    あおい「そっか……そうだよね」

    16 :

    指きりげんまんが卑猥な言葉に聞こえた

    17 = 1 :

    パワプロ「高校はもちろん、野球の強いパワフル高校だよ!」

    あおい「うん!そのためにちゃんと勉強しないとね」

    パワフル「う……勉強……」

    あおい「えー?自分から約束振っといて、それはないよー」

    パワフル「……分かった!今日から勉強する!野球の勉強!」

    あおい「はぁ…約束守れるのかなあ……?」

    パワフル「だ、大丈夫だよ!頑張るから!その代わり、あおいちゃんも約束守ってよ?」

    あおい「もちろん!」



    パワあお「指切った!」

    18 :

    弾道が1上がった

    21 = 1 :

    ・・・・・・・・

    あおい「懐かしいね、あの約束。もう5年も前だよ」

    パワプロ「少年野球の最後の試合が終わったあとに約束したからね」

    あおい「うん、ボクも覚えてるよ」

    パワプロ「その約束があったから俺は、このパワフル高校のユニフォームを着て、野球をちゃんと続けてる」

    パワプロ「それなのにどうしてあおいちゃんは、別の高校へ行ったのさ?」

    22 = 1 :

    あおい「まあ……その、色々あってね」

    パワプロ「色々で済まされても、俺は理由が聞きたいんだ!」

    あおい「…………言えないよ」

    パワプロ「そんな……言ってy」

    店員「ハーーーーイ!!お股せしマーシタ!!Aコーヒー2つ、飲みやがれデース!!」

    パワプロ「わっ、ビックリした!!」

    23 :

    お股…

    24 = 1 :

    店員「ごゆっくりデース!」

    パワプロ「まあ飲もうか…」

    あおい「う、うん」

    ゴクットナ

    あおい「!?」

    あおい「わぁ、すごいおいしい」

    パワプロ「だね!今まで飲んできたなかで一番だよ!」

    あおい「……」ズズッ

    あおい「(なんか身体に違和感感じたけど、気のせいかな……?)」



    店員「フッフッフ……ぶっちゃけ大会デース……」

    25 :

    面白い

    26 = 1 :

    パワプロ「じゃあ、一息ついてリラックスしたし、理由聞かせてくれないかな?」

    あおい「(ううん……やっぱり話せない…)あのね、実は」

    あおい「!!??」

    あおい「(え?頭で思ったことと喋ってる内容が違う!)」

    パワプロ「どうしたの?」
    あおい「……中2の時に見たんだ」

    パワプロ「なにを?」

    あおい「中学のグラウンドで、野球をしてるパワプロくん」

    27 :

    ダイジョーブは良いやつ

    28 = 1 :

    ・・・・・・・
    中学2年

    あおい「パワプロくん、頑張ってるかな?わざわざ見に来ちゃった♪」


    矢部「パワプロくん!投げでやんす!」

    パワプロ「うん、いくよ!」


    あおい「わ、パワプロくんだ!背も伸びて、カッコよくなったなぁ……//」


    パワプロ「矢部くんに打てるかなぁ…?」


    あおい「ちゃんとピッチャー続けてたんだぁ…。ちょっとは成長したかな?」


    パワプロ「そらっ!」ビシュッ

    スバーン!


    あおい「」

    29 = 1 :

    あおい「うそ……すごい速い……」


    パワプロ「次行くよ。それっ!」ビシュ

    ククッ!ズバーン!


    あおい「シ、シンカー…?変化量がすごい……」


    パワプロ「最後だっ!そりゃ!」ビシュ

    ヒュン、ジャパーン!

    矢部「空振り三振でやんす……やっぱりパワプロくんの球は打てないでやんす!」

    パワプロ「そんなことないよ、努力すれば矢部くんもバッティング上手くなるよ」

    30 = 1 :

    あおい「パワプロくん……こんなに成長してたんだ……」

    あおい「前までは、ストレートがミットに届かない、へなちょこボールだったのに……」

    あおい「確実に、ボクの方が弱くなっちゃった……」

    あおい「……帰ろう…」



    パワプロ「ん?なんかいま……」

    矢部「どうしたでやんす?」

    パワプロ「いや、あおいちゃんが近くにいた気がして」

    矢部「気のせいでやんす。あおいなら毎日、オイラの隣で寝てるでやんす」

    パワプロ「シャラップ」

    矢部「Yes,Boss.」

    31 = 1 :

    ・・・・・・・

    あおい「それから、ショックで練習に実が入らなくなって…」

    あおい「ボクがこんなに弱いと、高校に行ってもパワプロくんに顔向けできないと思ってさ……」

    あおい「野球、諦めちゃった……」

    パワプロ「そんな……」

    あおい「(全部話しちゃった……恥ずかしいよぅ……)」

    パワプロ「そんな程度で、あおいちゃんが野球止めるなんて、失望したよ」

    あおい「だよね……そう思うよね……」

    パワプロ「俺はあおいちゃんに追い付くために、必死に努力してきたのに……」

    32 = 1 :

    パワプロ「あおいちゃんに認めてほしかったから……」

    パワプロ「あおいちゃんに振り返ってほしかったから……」

    あおい「え?」

    パワプロ「俺、あおいちゃんのことが好きだから……」

    あおい「え……えー!?」

    パワプロ「あおいちゃんのことを想って、いつも野球続けてきたのに……」

    あおい「パワプロくん……」

    33 :

    パワプロ詳しくないんだけどあおいって金髪のボクっ娘?

    34 = 6 :

    おまえをみてるぞ

    35 = 1 :

    見てる人いるかな?

    36 :

    みてるよ

    38 = 1 :

    あおい「でも……あのままじゃ顔向けできなくてさ…」

    パワプロ「そんなわけないよ!」

    パワプロ「俺は、何を約束したか、あおいちゃん覚えてないんだよ」

    あおい「そ、そんなこと…」

    パワプロ「じゃあ、何を約束した?」

    あおい「パワフル高校で、一緒に野球をする……」

    パワフル「そこに、『お互い強くなった状態で』って条件はあった?」

    あおい「…………」

    パワフル「俺は、単純にあおいちゃんと野球をしたかったから、あの約束をしたつもりなのに……」

    40 = 1 :

    あおい「……そっか。ボクは勘違いしてたんだ……」

    パワプロ「そうだよ。例えあおいちゃんが弱いピッチャーだからって、突き放したりなんか絶対にしない」

    パワプロ「だって、昔からの好きな人だもん」

    あおい「……あの頃から変わらないね。優しいね…パワプロくん……」ウルウル

    あおい「ボクも……昔から、パワプロくんのことが大好きだよ……」

    パワプロ「あおいちゃん……!」

    41 = 6 :

    えんだ

    42 = 1 :

    あおい「なんで……なんで野球やめちゃったんだろ……ボクってバカだな……」ヒックヘック

    パワプロ「……ねぇ、約束破ったら、なんでもするって決めたよね?」

    あおい「うん……」ヒック

    パワプロ「だから、あおいちゃん」


    パワプロ「野球しようよ」


    あおい「……したいよぅ……野球したいよぉ……」ヒックヘック

    43 = 1 :

    パワプロ「あおいちゃん?もう泣かなくていいよ」ナデナデ

    あおい「嬉しくて……そりゃあうれし涙だって出るよ……」ヒックヘック

    店員「ヘーイ!ご注文の追加はありマースか!?」

    パワプロ「いやっ、今はちょっといいです……」

    店員「オーゥ!泣いている彼女には、Bコーヒーオススメデース!」

    パワプロ「じゃあ……彼女にひとつ……」

    44 = 1 :

    エロ欲しい?

    47 :

    エロを挟むと何故か人が減る法則
    最初からエロ押しの場合はそうでもないんだが

    49 :

    いらんいらん

    50 = 1 :

    >>47
    それな


    1 2 3 4 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - パワプロ + - 早川あおい + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について