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    元スレ穂乃果「海未ちゃん大好き!」

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    51 = 1 :

    ふと昨日のことを思い出す
    こんなこと言ったら穂乃果ちゃんはまた怒っちゃうかもしれない、けど……


    ことり「私ってやっぱり……ダメな子だなぁ……」


    (諦めた筈だったのにね)


    好きな人が傷付いていた
    それに漬け込むようなことを私はしてしまった
    私の本心がどうであろうと、やってしまった事はやってしまった事なんだ
    記憶喪失の恋人がいる穂乃果ちゃんと、私は……

    52 = 1 :

    (抱き合っちゃったんだなぁ……私)


    自分のした事への後悔
    そして喜び
    罪悪感だけで満たされなければいけない筈の私の心は、大好きな人と身体を重ねたということに、幸福感を感じていた


    ことり「私は……どうすれば良かったのかな……?」
    ことり「穂乃果ちゃぁん……」


    視界一杯のに腕を乗せる
    低く唸るように啜る度、袖口は濡れていく
    嬉しいのに悲しい
    後悔してるのに幸福

    53 = 1 :

    (私って本当……なんなの……?)



    脳裏に蘇る、想い人との行為
    それは鮮明に、正しく私を苦しめた

    54 = 1 :

    穂乃果「ことりちゃん……目、瞑って?」

    ことり「うん……」


    それは、軽く、優しく啄むような接吻から始まり


    穂乃果「ん……んぅ……ぅん…」


    やがて激しい愛絆に変わる


    ことり「ん…ぅん……ふ、んん……ふはぁ……穂乃果ちゃん…」

    55 = 1 :

    銀色の糸が二人を繋ぎ、そして儚く切れる

    それはまるで、私と穂乃果ちゃんを表しているかのようだった
    二人は繋がる、けれど、それはいつまでも続きはしないのだ


    穂乃果「ことりちゃん……もう、我慢できない」

    56 = 1 :

    組み敷かれるように、上下を交代する


    ことり「うん……!いいよ、全部……穂乃果ちゃんにあげる」


    そして、長い時間が過ぎていった


    裸で抱き合い暖め合う
    情事のあとでお互いを抱き締めるというのは、こんなにも安心できるものなのか……

    57 = 1 :

    穂乃果「ね、ことりちゃん」

    ことり「なぁに……?」

    穂乃果「ごめん……」

    ことり「ううん……慰み者にしたのは……お互い様だから」

    穂乃果「うん……それでも、私はことりちゃんの心を踏みにじっちゃったから……」

    ことり「…そんなこと、ないよ」

    穂乃果「え……?」

    58 = 33 :

    59 = 1 :

    ことり「だって……嬉しかったから……大好きな人と繋がるのは……嬉しいから」

    穂乃果「ことりちゃん…っ……ごめん、ごめんねっ…!」

    ことり「泣かないで?大丈夫、私は嬉しかったから……」

    ことり「それに……そんなこと言ったら、私は最低だよ」

    ことり「記憶喪失の恋人がいる想い人を、悲しんでるところに漬け込むようなことをしたんだよ……?嫌われてもしかたないようなことを……」

    60 = 1 :

    いつもそうだけど駄文過ぎて人全然こないな…







    穂乃果「そんなことないよ!!」

    ことり「えっ?」

    穂乃果「そんなこと……ないよ、だって私も……嬉しかったから」

    穂乃果「嬉しかったんだよ私、ことりちゃんが好きって言ってくれて」

    穂乃果「ことりちゃんと身体を重ねて……沢山愛してるって言ってくれて」

    穂乃果「そんな、自分を最低だなんて……言わないでよ……」

    ことり「穂乃果ちゃん……」

    穂乃果「ことりちゃんを嫌いになんか……ならないよ、大好きだもん……」

    61 = 33 :

    見てるからはよ

    62 = 1 :

    あんまり加速し過ぎるとまたさるさん怖くて…





    夜風が吹き込み、ぶるりと身体が震えた


    ことり「あっ」

    穂乃果「私達、裸のまんまだったね」

    ことり「ふふ、そうだったね」


    私がくすりと笑うと、穂乃果ちゃんも笑い返してくれた


    穂乃果「お風呂、入ろっか」

    ことり「うん、そうだね」

    63 :

    どうレスすればいいか分からんだけであってみてるぞー

    64 :

    いいぞ

    65 = 1 :

    音声だけでお楽しみください



    もー、穂乃果ちゃん強く吸い過ぎっ!

    えー、ことりちゃん気持ち良さそうだったじゃーん

    そうだけどぉ~!お湯がっ!お湯が染みるっ!

    えぇ!?大丈夫!?ことりちゃんっ!?

    ふぇぇ……しみるよぉ~ぅ

    ごめんねーー!?

    ま、まぁ大丈夫だよ

    うぅー、ごめんね~

    あ、そうだことりちゃん、今日泊まってく?

    あー……ごめんね、私もそうしたいけど明日も用事があって……

    そっかー…

    穂乃果ちゃん、胸大きくなった?

    えっ、嘘!?

    66 = 1 :

    (お風呂から出て、あのあと帰ってきた雪穂ちゃんとご飯を食べて、家に帰ったんだっけ)


    涙は止まり、手のひらを天井に伸ばす


    ことり「穂乃果ちゃん……暖かかったな……」

    ことり「よーし!今日も頑張ろ!」


    そう気合いを入れて、私は部屋の扉を開く

    68 = 1 :

    海未「……」


    空気がピタリと固まる
    風の寒さよりも強い寒さを背筋に感じた


    絵里「今……なんて?……何かの聞き違いじゃ……ないわよね…」


    聞き違いと思いたかった
    でもそれは、海未の次の一言であっさりと崩壊する

    69 :

    ちゅんちゅん

    70 = 1 :

    海未「……嫌、でしたか?」



    絵里「い、嫌とかそういう問題じゃっ……!」

    海未「じゃあどういう問題ですか?……穂乃果との記憶が戻ることはこの先無いと言われました……なら私は以前の私じゃないです」

    絵里「えっ……?記憶が戻らない……?」

    海未「あっ……」

    絵里「……正直に教えて」

    海未「……今朝、医者に話を聞きました」

    海未「記憶は戻らないのか、と」

    絵里「……」

    71 = 1 :

    海未「見込みは無いそうです、まあこのことはあとで穂乃果に直接話します」

    海未「だから私は以前の私では無いんです……穂乃果と愛し合ってた私では」

    海未「私が今好きなのは絵里……あなたなんですよ」

    絵里「少し……考えさせて」

    海未「では明日の放課後、私はもう一度あなたに告白します……その時、答えを聞かせてください」

    絵里「……わかったわ、明日の放課後、練習が終わったら、生徒会室に来て頂戴」

    海未「わかりました…………絵里、嫌だったら……断ってもいいのですよ」

    72 = 63 :

    さるよけ保守

    74 = 1 :

    絵里「嫌ではないのよ……ねぇ、海未、あなたは……穂乃果とのことはもういいの?」

    海未「……自分でもまだハッキリと答えは出せていません、でも」

    海未「……今では大切な親友以上には思えません」

    絵里「……わかったわ」

    75 = 1 :

    海未「……なんか申し訳ありません……空気悪くしましたね」

    絵里「ううん、大丈夫よ……大丈夫」

    絵里「私はこれで帰るけど、いつでもメールしてきていいからね?」

    海未「あ、はい……わかりました」

    76 :

    これはキツイな…

    77 = 63 :

    79 = 1 :

    (もう帰ってしまうのですね……)


    絵里が病室から出たあとも、私はずっと病室の扉を見ていた

    帰ってくることを祈るかのように目を瞑り、枕を抱える

    寂しさを埋めるようにぎゅっと抱き締めた

    これが絵里だったらいいのにな、と


    海未「私は……最低な人間ですね」

    80 = 1 :

    「それで?ウチにようって?」

    絵里「ああ……今、話すわ」

    「ん、えりちのペースでええからね?ウチは暇やから、少しずつ話してこ?」

    絵里「うん……ありがとう、希」

    ここは私の部屋
    部屋の真ん中に折り畳み式の小さな机を立てて、その上に二人分の紅茶を注ぐ
    私は希と向かい合う形で座った
    ここでゆっくり深呼吸、そして私はさっき病室であったことを淡々と話していく

    81 = 1 :

    絵里「……海未のね、見舞いに行ったのよ」

    絵里「海未から聞いた話だと、海未の無くなった部分の記憶は……もう戻らないらしいわ」

    「見込みはないん?」

    絵里「ええ」

    「そか……続けて?」

    82 = 1 :

    絵里「それでね、私」



    絵里「海未に告白されちゃった……」



    瞬間、希の顔がくしゃりと歪み、私を抱き締めた

    希は本当、私のことをよく知ってるなぁ

    83 :

    最初から見たいんだけどどうすればいいの?

    84 = 63 :

    のぞみん優しいな

    85 = 1 :

    >>83
    欠けがあるか確認してませんが、一応

    http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1386473036-0-c.html

    86 = 1 :

    絵里「私ね?前から海未のこと好きだった、ずっとずっと好きだった……穂乃果とも話をした……穂乃果は私に海未を好きでいても、いいよって言ってくれた」

    絵里「辛くなったら私に相談してねって……それで海未がこんなことになって、記憶無くして、私に好きって言ってきて……わかんないよ、わかんないよぉ……!」

    「いいのよ、泣いて……えりちは泣いていいの……」

    87 = 1 :

    絵里「切っ掛けはただの事故だった、私が躓いて海未とキスをしてしまったから……だから海未はっ……!明日の放課後私にもう一度告白するって……!なんでっ!なんで穂乃果がこんな目に合わなきゃならないのよっ……!」

    絵里「穂乃果は私を心配してくれた、相談にも乗ってくれた……!なのに私はっ!」

    「うん……好きなだけぶつけて?楽になるまで、好きなだけぶつけて?大丈夫、ウチがついてるから」

    「切っ掛けって言ったって、事故じゃない、だからえりちは悪くないんだよ……」

    希が私の頭を優しく撫でる
    その暖かさが心地よくて、もっと苦しくなる
    希の顔を見上げると、希は泣いていた
    私の痛みを希は誰よりもわかってくれる

    (なんで希はこんなにも私に優しくしてくれるのよ……)

    88 = 1 :

    「そんなの、私がえりちが好きだからに決まってるじゃない」

    絵里「えっ……?」

    「ん?ああ、勿論友達としてな?」

    絵里「……」

    安堵と共に、何か寂しいような気持ちがあった

    「そりゃ、えりちと恋人になったらー、とか考えたことはあるよ?」

    「でもなー、んー……やっぱり無いかな、それは」

    89 = 1 :

    「近過ぎれば見えないこともある、だからえりちを助けてあげられなくなるかもしれない」

    「だとしたら、それはウチには有り得ないことかな、ウチはえりちの一番近くて一番遠い場所、一番えりちを見れる場所に居たいんだから」


    希の言葉に、私はいつの間にか涙を止めていた
    希は私に笑ってくれた
    だから私も笑い返す

    90 = 63 :

    91 = 1 :

    絵里「ありがとう……希、大好き……本当にありがとう」

    「なんや、今日のえりちはえらく甘えんぼやね?」

    にっこりと微笑む希に、私は言った


    絵里「いいじゃない、たまには……それに、希だって珍しく標準語使うから、おかしかったわよ?」

    「えー、ウチなりにえりちを抱き締めてあげただけなのに酷くない?」

    絵里「ふふ、冗談よ」

    92 = 1 :

    絵里「私も」

    「ん?」

    絵里「私も希の一番近くて一番遠い場所に居たい、大好きだから」

    「ん、ありがとな、えりち」


    …………

    93 = 63 :

    えりのぞの友情いいな

    94 = 34 :

    いい関係やな

    95 = 1 :

    絵里「希、もう帰っちゃうの?もっとゆっくりしていけばいいのに」

    「んー、ウチもそうしたいんやけどな?少し用事があって」

    絵里「さっき暇って、言ってたじゃない」

    「あはは、バレてしもた、えりちは他に話さなきゃならない人がおるやろ?」

    絵里「……!そうね、そうだったわ」

    「じゃ、またね、また今度呼んで?その時はゆっくりしよ?」

    絵里「わかった、またね、希」

    「ん、ほなな」


    …………

    97 = 1 :

    ミス





    希が帰り、今日しなければならないことはもう全て済ました
    あとは寝るだけだ

    絵里「私も……頑張んなきゃね、おやすみ」

    誰に言うでもなく言葉を溢し、私は眠りについた

    98 = 1 :

    そろそろさるさんまずいか?




    そう、これで良いのだ
    これで……


    「ウチのっ……バカ……」


    これで……きっとこれが一番正しいのだ
    そう言い聞かせる、何度も、何度も
    もう一時間が過ぎている
    私は正しいと
    自分の正しいと思うものを貫いたつもりだ

    99 = 1 :

    だから、後悔なんてしちゃいけない
    それは、大好きな絵里を裏切ることになるのだから


    「えりち……ウチは……本当はどうすべきだったん……?」


    抱き締めた枕を問い質しても、返ってくるのは沈黙だけだった


    「答えてよぉ……えりちぃ……」



    …………

    100 = 63 :

    さるさんって今どんな設定なんかな?
    昔みたいにこっちが書き込みまくればマシになるなら回避連投するが


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