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    元スレさやか「まどかー、久しぶり!」まどか「ど、どちら様ですか?」

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    みんなの評価 :
    タグ : - 叛逆の物語 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 86 :

    だがその実態は、円環の理の制御装置だ。

    ソウルジェムの穢れや、魔獣を倒した際に放出される感情エネルギー。

    そういった物をQBがかき集め、蓄積させる。

    そのエネルギーを用いて、円環の理がまどかを取り戻そうとするのを押さえ込んでいるらしい。

    そのエネルギー収集・制御の役割を担っているのがQBらしい。

    これはQBが言っていたらしいので、確かな情報だと思う。

    つまりほむらが人間のまどかを押さえ込み、QBが概念のまどかを押さえ込む二段構え。

    ここまでしてようやく、ほむらはまどかを人間に保たせているんだ。

    252 = 86 :

    さやか「これを、壊せば」







    「なにをしているのかしら」



    さやか「!?…ほむ」


    ゴッ!

    253 :

    やべぇ、オリジナル設定作りやがった

    254 = 243 :

    きてたか

    255 = 86 :

    ほむら「…美樹さやか。少々おいたが過ぎたわね」ゴリゴリ

    さやか「へへ…。ほむら、久しぶり」

    いつの間に…。気づけば私は壁に頭を擦りつけられていた。

    ほむら「やっぱりあなた、記憶を保持していたのね。どんな手を使ったか知らないけど」ゴリゴリ

    さやか「日記だよ。日記をつけてたんだ」

    ほむら「へえ。この私の影響力が安定してきた世界で、そんなチンケな物が書き換えられていないなんて意外だわ」ゴリゴリ

    さやか「いやまあ。最近見たら日記消えてたしね」

    さやか「あたしだって分かってた。日記なんかじゃいつか消されるって」

    さやか「だからまどかに渡したんだよ。プロフィール用紙を」

    256 = 86 :

    さやか「あんたは意識的か無意識かはわからないけど、まどかの所有物は書き換えない」

    さやか「まどかのバッグの中に演歌のCDが入ってた。でもこの帰国子女のまどかが好きなのは洋楽だ」

    さやか「多分あんたはまどかとの接触を極力避けようとこーゆー設定にしたんだろうけど」

    さやか「だから一度まどかの手に渡ったプロフィール用紙は書き換えられない」

    ほむら「へえ、自慢げにどうも。この石のことはどこで知ったの?実態はQBしか知らないはずだけど」

    257 :

    さやかちゃんは拍手一発でオクタヴィア消されたりと
    力の差ありすぎるけどどうするんだろう

    258 = 86 :

    さやか「そのQBからだよ」

    ほむら「嘘おっしゃい。あなたとインキュベーターが接触した形跡はなかったわ」

    さやか「…やっぱり、あたしを集中的に監視してたんだ。なら分かるはずないね」

    ほむら「…どういうこと」

    さやか「あたしは途中で作戦をシフトしたんだ。恐らくほむらに記憶の件はバレた。バレなくとも、マークは強まる」

    さやか「だったら逆に、マークを徹底的に集中させればいい。さやかちゃんお得意の陽動作戦よ!」

    さやか「あたしをマークするあまり、杏子とマミさんがノーマークにしちゃったね」

    260 :

    ペラペラ喋っていいのかwwww

    261 = 86 :

    ほむら「佐倉杏子と、巴マミ…?」

    さやか「あれ?見てなかったかな。あたしが杏子達にもプロフィール用紙あげてたの」

    さやか「さてはまどかに話し掛けられて動揺しちゃったかなー?」

    ほむら「くっ!」ガン!

    さやか「ぐぅっ」

    さやか「あのタイミングで、あたしと杏子・マミさんコンビの記憶継承の関係が入れ替わったんだよ」

    さやか「あたしがマークされてる以上、これ以上不審なところを見られたら即消されかねないしね」

    さやか「だけど、まったくあたしが怪しくなければあんたはあたしを意識しなくなるかもしれない」

    さやか「だから杏子は、あたしに思わせ振りな発言をさせたんだよ。効果はてきめんだったよね?」

    さやか「おかげであの二人はずいぶん好きに動けたみたいだよ。QBと接触したのもあの二人だし」

    262 :

    マミさんと杏子って記憶戻ってもまどか関連の事何も知らなそう

    263 = 86 :

    ほむら「あの二人が、あなたの味方になるって確証はあったの」

    さやか「そこは賭けだったねえ。でも、なぎさの死を悼んだ二人なら大丈夫だって信じてた」

    ほむら「………!」

    ほむら「待ちなさい。その二人が仲間だと言うなら!」

    さやか「あ、やっと気づいた?二人はもうまどかを連れて風見野の焰石に行ってるんじゃないかな」

    さやか「焰石は円環の理の制御装置。なら、アクセスポイントだって考え方もあるよね」

    さやか「まどかと、石の管理者たるQBが揃えば。本来の円環の理に戻すことができる!」

    さやか「ここまでが作戦だったんだよ。あんたがあたしに釣られてここに誘導されるところまでが」

    さやか「こーんなところで油売ってていいのかなー?」

    264 = 241 :

    さやかちゃんが頭使ってる…

    265 = 86 :

    ほむら「くっ!なんてことを!」バッ

    さやか「おっと。油断大敵」バリン

    ほむら「……!石を」

    さやか「この石さえなければ、見滝原では円環の理が制御されることはない!」

    ほむら(……!空間が歪んでいく)



    さやか「ようこそほむら。さやかちゃんの、ーいや、Oktavia von Seckendorffちゃんの魔女結界へ!!」






    さやか「まあ、ゆっくりしてきなよ」

    266 :

    そろそろ悪魔は本気出せば良いのに

    267 = 262 :

    QBって聞かれたら何でもしゃべっちゃうし悪用は難しそうね

    268 = 86 :

    QB「こっちだ!まどか!」

    まどか「うん!」

    杏子「しっかし、未だに信じらんねーよなあ。クラスメイトは女神様って…」

    マミ「美樹さんの手紙を読んだ時は半信半疑だったけど、あの記憶が蘇っちゃうと、ね」

    杏子「ああ。ほむらが女神を引き裂いて悪魔になる瞬間…。」

    マミ「それに、私達の希望だったはずの円環の理も」

    杏子「だけどなあ…。親友を、概念に戻すための戦いってのもなあ」

    マミ「そうね。私達は残酷なことを鹿目さんに強いようとしているのかもしれない」

    まどか「いいんだよ、杏子ちゃん。マミさんも。これは私にしかできないことだから」

    269 = 257 :

    魔獣を倒さなくてもSG浄化できる世界なら
    円環の理よりもよっぽど希望に溢れてる気がするw

    270 = 86 :

    杏子「あんた自身はどうなんだ?辛くねーのか?」

    まどか「うーん、あの状態はなんというか…?大変だけど、辛くはなかったよ」

    まどか「すぐさやかちゃんも来たことだし」

    マミ「神様の仕事の話って冷静に考えるとすごい状況よね」

    まどか「それになにより、ほむらちゃんを助けてあげなきゃ…!悪魔なんてあんまりだよ」

    杏子「…友達のために、か。やっぱすげえよ、まどかは。敵わねえや」

    271 = 133 :

    この世界でまどかを肯定する流れ嫌い
    どっちもどっちだろうに

    272 = 86 :

    マミ「ところでQB。美樹さんに勝ち目はあるの?」

    QB「そんなの、ゼロに決まってるじゃないか。悪魔相手に一介の魔女風情が敵うはずないだろう」

    QB「だから君も、そうして背後に糸を張り巡らせて警戒してるんだろう」

    マミ「……!」

    QB「これは僕たちに分が悪すぎる勝負だ。さやかがどれだけ時間を稼いでくれるかにかかっているが、期待はできない」

    杏子「まあとにかく、いまのあたし達にできるのは、全力で走ることだけだな」

    まどか「うん…!!」

    273 :

    まどか死ね

    274 = 86 :

    マミ「!!!佐倉さん後ろから来てるわ!」

    杏子「マジかよ!?早すぎねーか、おい!」

    まどか「えっ!そんな…」

    杏子「…行けっ!まどか!!ここはあたし達で食い止める」

    まどか「杏子ちゃん…!」

    マミ「あなたしか出来ないことがあるんでしょう?なら立ち止まってはだめ!走り続けなさい」

    まどか「マミさん…っ!」


    まどか「ごめん!ありがとう!」ダッ

    275 :

    ほむらは劇場版でまどかが「ひとりぼっちじゃ耐えられない」みたいなこと言った時にショック受けてたけど
    実際さやかのかばん持ち発言からしても円環世界って結構賑やかなんじゃないんかね?

    276 = 257 :

    この世界の利点は焔石でSG回復できるから無駄に縄張り争いする必要もない
    戦闘中の魔力切れにだけ気をつければよい
    いっそ戦い放棄してもよい?と良いことづくめなんだよな
    マミ杏が協力した理由が気になる

    277 :

    まどかの偽善者っぷりは本気でムカつく

    278 = 86 :

    >>276
    あんまりさやかの独白が長くなるのはアレなので詳しくは触れませんでしたが、一応そのへん考えてはいます。

    焰石はあくまでも円環の制御という機能が主眼に置かれています。

    ソウルジェムの浄化というのは副次的な機能で、魔獣エネルギーを集めた報酬です。

    ソウルジェムを浄化してくれる程度というのは魔獣討伐数に比例するため、見滝原という一等地ならともかく、魔獣の出現率の低い不毛の地では魔法少女ひとりぶんも賄えないかと。

    そのため、より魔獣の出現率の高い町の方を求めて、この世界でも縄張り争いはあると思います。

    また、魔獣のエネルギーとソウルジェムの濁りは同質の物ですが、魔獣エネルギーの方が圧倒的に効率が良いのでこのようなシステムになっています。

    焰石というか、ほむら的には円環を効率良く抑えられればそれで良いのです。

    この辺の調整はQBに一任されています。

    279 = 257 :

    サンクス
    そこまで都合の良い世界ではないのね

    280 = 86 :

    ほむら「あら。今度はあなた達なの?」

    マミ「ご不満かしら?」

    杏子「連れねーな、あたし達チーム組んでた仲じゃねーか」

    ほむら「別に。そこをどいてくれるなら、どうでもいいわ」

    ほむら「あなた達に興味なんてないし」

    杏子「そう言われると、余計構いたくなるのがあたし達だよな」

    マミ「そうね。久しぶりに遊びましょうか、暁美さん」

    281 = 250 :

    絶好調のマミさんVS悪魔ほむらか?

    282 = 257 :

    なぎさが死んじゃってるから
    絶好調状態ではないと思われる

    283 = 86 :

    ほむら「…私に敵うと思ってるの?」

    ほむら「あなた達と組んでた私よ。手の内は知り尽くしてるわ」

    マミ「あら。そうとも限らないわよ」

    杏子「思えば、お前にこれを見せるのは初めてだよな。ロッソファンタズマを見せるのは」

    ほむら「…分身?取るに足らないわね」

    杏子「甘えよ。これを絡めたマミとの連携はすごいんだぜ?」

    マミ「いくわよ!」

    284 :

    こういうの見るとほむらがまどかを裂いて正解だったと思う
    なんかムカつくんだよなぁw

    285 = 86 :

    マミ「」
    杏子「」

    ほむら「だから言ったじゃない、敵うはずないって」


    ほむら「本当に愚かなんだから…」ザッ






    「待てよ…おい」


    ほむら「…杏子。やめなさい、それ以上は本当に死ぬわよ」

    杏子「ふざけんな。死ぬまで勝負ってのはつかねーんだ」

    杏子「逃げんなよ」

    286 = 86 :

    ほむら「理解できないわ。なぜあなたはそこまでするの?円環の理に希望を求めすぎていない?」


    杏子「そんなの…」

    杏子「そんなのお前のために決まってんだろ!!」

    杏子「なにひとりで背追い込んでんだよ!!あたし達に相談しろよ!仲間じゃねーのか、あたし達は!!」

    杏子「何が悪魔だ!!痛々しいんだよ!見てらんねえんだよ!!無理しすぎだバカ!!」

    杏子「がんばりすぎなんだよ!!もう疲れたんだろ?擦り切れちまったんだろ?じゃあもういいじゃん!なんでそこまでして戦おうとするんだ!」

    杏子「もうお前は休んでいいんだ!さっさと導かれちまえ馬鹿野郎!!!」

    287 :

    にゃーーんぱす

    288 = 86 :

    ほむら「…………」

    杏子「…わかってるよ。お前をそこまで追い込んじまったのは…あたし達だ」

    杏子「もう少し真剣に、お前の話を聞いてやれてたら…こんな事にはならなかったんだよな」

    杏子「ごめんな…ほむら。本当にごめん。気づいてやれなくて…」

    杏子「仲間だなんて…言う資格ないよな。チーム失格だ」



    ほむら「泣いているの?こんな私のために?滑稽だわ」

    ほむら「本当に愚かね」

    289 = 86 :

    ほむら「そして、傲慢だわ」

    ほむら「私は望んでいまの姿になった。これが私の幸せなのよ。あなたは本質がまるで見えていない」



    ほむら「だからこうして死ぬことになるの」




    杏子「へへ、くっそ…」


    グシャ

    杏子「」

    290 = 257 :

    痛みさえ愛おしいほむほむに説得は通じないか

    291 = 195 :

    あんあん~!!どうなった?

    292 :

    さやかちゃんは生きてるはず

    293 :

    悪魔ほむなら歯向かう魔法少女は片っ端から「食べて」いそうだな

    294 = 195 :

    へへっ
    なぁ~んかまぁたムラムラしてきた

    297 = 86 :

    まどか「はぁっ!はぁっ!」

    QB「まどか早く!!こっちだ!!」

    「そっちじゃないわよ」

    QB「そうだった、実はこっち…違うよ!合ってるよ!誰だい僕を惑わすのは!?」

    ほむら「ご主人様の声も忘れたのかしら」

    QB「…ほむら」

    ほむら「ノリツッコミまで覚えるなんて。順調に感情を理解できてるようで安心したわ」

    ほむら「お前がペラペラと事情を話すもんだから面倒くさいことになってしまったのだけど」

    ほむら「あとでおしおきね」

    QB「」

    298 = 86 :

    まどか「ほむらちゃん…!」

    ほむら「まどか」

    ほむら「帰りましょう、まどか。独りぼっちは寂しいんでしょう?早く帰って、夕飯を食べて、お風呂に入って、寝てしまいましょう」

    ほむら「起きればあなたの望む、幸せな日常が待ってるわ」

    ほむら「なにもかも忘れて、楽しいことだけして過ごしましょう。きっと素敵な日々だわ」


    まどか「イヤだ!」

    300 :

    ほむ


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