元スレマミ「喫茶店ティロ・フィナーレ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
マミ「さて、開店準備ができたわね!」
マミ「今日はどんなお客さんが来てくれるかしら」
マミ「毎日色々なお客さんと一緒に紅茶やコーヒーを飲んで」
マミ「ケーキを食べてお喋りして」
マミ「ほんとに、毎日楽しいわね」
マミ「今日も色んなお話できると、いいなあ」
2 :
はぁ~どすこいどすこい
3 :
カニクリームコロッケください
4 :
カマンベールひとつ
5 :
涙拭けよ
6 :
おっぱい2つ
7 = 1 :
カランカラン
マミ「あ、いらっしゃいませ」
杏子「ふーん、中々きれいな店じゃん」
マミ「さ、佐倉さん?」
杏子「久しぶりじゃん、マミ」
マミ「あなた、どうして…」
杏子「別に、私が来たっていいじゃん」
杏子「それとも何、私は紅茶を飲んじゃダメっていうのかい」
マミ「そんなことないけど、ちょっと意外ね」
9 :
いきなり食いしん坊対決かよ
10 :
そんなアンソロジーあったな。 あれは絵も内容も好みだった。
11 = 1 :
杏子「ここ、いいかな」
マミ「あ、ええ」
杏子「ふーん、結構メニューしっかりしてんじゃん」
マミ「色々な紅茶やコーヒー、ケーキは日替わりで3種類出してるわ」
杏子「なんか、本物の喫茶店見たいだな」
マミ「ちょっと失礼ね、本物の喫茶店です」
杏子「はいはい。えーとじゃあ、この本日のテ・ポメリアーノ?っての一つ」
マミ「はーい」
12 :
杏子だと金もってないから代金踏み倒されるな
13 = 3 :
右京「おや、こんなところに喫茶店が」
亀山「右京さぁんちょっと休憩していきましょうよ~」
右京「仕方無いですね」
14 :
杏子のアフリカはよ
15 :
百合アニメキャラがssで喫茶店開業させる率は異常
16 = 1 :
杏子「これ、どういう意味だ?」
マミ「本日の午後の紅茶って意味よ」
杏子「へっ、相変わらずだねマミは」
マミ「ちょっとどういう意味?」
杏子「いや、マミはそれでいいんだよ、うん」
マミ「何よ、気に障る言い方ね」
杏子「悪気はないんだよ、ほんと」
マミ「ほんとかしらねぇ」
17 = 1 :
マミ「はい、おまたせ」
杏子「待ってました」
マミ「はいこれも」
杏子「え?いいの?」
マミ「せっかく来てくれたんだもの、ケーキはサービス」
杏子「さっすがマミさん!」
マミ「もう、調子がいいんだから」
杏子「へへー、いただきまーす」
マミ「はい、どうぞ召し上がれ」
18 :
デザートにラーメンと唐揚げ
19 = 1 :
マミ「どう?おいしいかしら」
杏子「うん、すっげえうまいよ!」
マミ「ふふ、よかった」
杏子「この紅茶も今まで飲んだことない味でさ、でもすっごいうまい」
マミ「それ、私の自信作なのよ」
杏子「へぇ」
マミ「こだわりの茶葉をブレンドして、ケーキに合うようにしてるんだから」
杏子「そういう所も、ほんと変わってない」
20 = 1 :
マミ「ところで佐倉さん」
杏子「ん?」
マミ「今日は一体どうしたの?」
杏子「別にー。ただマミがさ…」
マミ「私が?」
杏子「マミが…その、喫茶店開いたって聞いたから」
杏子「だから、一回くらい顔出してもいいかなって思って」
マミ「そう」
杏子「迷惑だったか?」
21 = 1 :
マミ「ううん、嬉しいわ」
杏子「へへ、よかった」
マミ「佐倉さん、最近は何をしているの?」
杏子「別に、いつも通りだよ」
マミ「だめよ、いつまでもふらふらしてちゃ」
杏子「いや、ちゃんとやることはやってるって」
マミ「もう、佐倉さんもそろそろ将来をちゃんと考えないと」
杏子「はいやめやめ!せっかくおいしいケーキ食べてるんだから!」
マミ「またそうやって」
22 = 1 :
杏子「マミは…」
マミ「え?」
杏子「マミこそ、最近どうなんだよ…」
マミ「私?見ての通り、夢だった喫茶店を開いて」
マミ「毎日紅茶とケーキに囲まれて、すごい幸せよ」
マミ「昔、みんなでお茶会してたのを思い出すわね」
杏子「そう、か…」
杏子「これが、マミの夢だったんだな」
マミ「そうよー?知らなかったの?」
23 :
マミさん脱サラして喫茶店始めたの?
24 = 1 :
杏子「はは、全然知らなかったよ」
杏子「思えばそういう話、したことなかったもんな」
マミ「あら、そうだったかしら」
杏子「毎日忙しくて、そんな暇なかったもんなー」
マミ「佐倉さんは、遊ぶのに忙しかっただけじゃないかしら」
杏子「お、おいマミ!」
マミ「うふふ」
杏子「へへ、全く…」
25 = 1 :
杏子「そういえばさ、私以外に誰か来た?」
マミ「え?」
杏子「いや、さやかとか…さ」
マミ「いえ、来てないわよ」
杏子「そっか、一番だったか」
マミ「美樹さん、最近どうしてるのかしら」
杏子「それは本人から聞けばいいさ」
マミ「え?」
杏子「近いうちにさやかもここに来るからさ」
26 = 1 :
マミ「ふふ、そんなのわからないわよ」
杏子「いや、来るさ」
マミ「え?」
杏子「さてと、長居しちゃったかな」
マミ「あ、もう帰るの?」
杏子「ああ、マミの邪魔しちゃ悪いしね」
マミ「そんなこと気にしないでいいのよ」
杏子「結構繁盛してるんだろ?ここ」
27 = 1 :
マミ「ええ、おかげ様でお客さんがそれなりに入ってくれるわ」
杏子「すごいじゃん、マミにはやっぱ才能があったんだよ」
マミ「もう、今日の佐倉さん何か変よ」
杏子「いや、本当に…マミは頑張ってるよ…」
マミ「佐倉さん?」
杏子「あはは、今日はおいしいケーキと紅茶ありがとう」
杏子「また来ても、いいよな?」
マミ「ええ、もちろんよ」
杏子「それじゃマミ、がんばって」
マミ「うん、佐倉さんも」
カランカラン
28 :
紅茶に脂が浮いてる…
29 = 1 :
マミ「ありがとうございました」
マミ「ふぅ、今日もたっくさんお話したわね」
マミ「色んな人が、色んな理由で私のお店に来てくれる」
マミ「受験中の学生、散歩中のおじさん」
マミ「デートの途中に来る大学生、仕事の休憩中のサラリーマン」
マミ「ふふ、ほんとに、お話するのって楽しいわ」
マミ「今日は佐倉さんも来てくれたし、こんな毎日がずっと、ずっと続くといいな」
30 :
>>28
ミルクティーかな?
31 :
マスター、カレーを一杯
32 :
今日もたっくんとお話ししたわに見えた
33 = 1 :
カランカラン
マミ「いらっしゃいませ」
さやか「あ、マミさん」
マミ「あら、美樹さん!」
さやか「その、お久しぶりです」
マミ「ほんっとに久しぶりね!元気だった?」
さやか「ええ、なんとか…」
マミ「さ、座って座って!」
34 = 12 :
美樹ならお金払ってくれるかな?
35 :
マミ杏は癒し
36 = 1 :
さやか「マミさんらしい素敵なお店ですねー」
マミ「ふふ、色々こだわりがあるのよ」
さやか「お店の名前も、まさにマミさんですよね」
マミ「え?喫茶店ティロ・フィナーレ?」
さやか「うん、マミさんならこれしかないって感じ」
マミ「そう、かしら?なんとなく思いつきで付けた名前だったんだけどなぁ」
さやか「あはは、でもいい名前です」
マミ「そう、ありがと」
さやか「えーっとメニューは」
38 = 1 :
さやか「メニュー、充実してますね」
マミ「うん、紅茶もコーヒーもケーキも、後カレーもあるのよ」
さやか「喫茶店の定番を抑えつつ、色んなメニューから選べるなんて」
さやか「ほんとに、理想のお店ですね」
マミ「ふふ、そんなに褒めて」
マミ「もしかしてケーキのサービスなんか、期待してるんじゃないの?」
さやか「マミさんにはかなわないなあ」
マミ「もう、しょうがないわねぇ」
マミ「はい、これサービス」
39 = 31 :
カレーは食べ物なのか飲み物なのか、それが問題だ
40 = 1 :
さやか「やったあ!さっすがマミさん」
マミ「ふふ、せっかく久しぶりに会えたんですもの」
マミ「それで、飲み物はどうするの」
さやか「うーん、私紅茶はよくわからないから、マミさんのお薦めで」
マミ「もう、美樹さんはケーキも紅茶も何でもいいのね」
さやか「おいしければ何でもいいんだよーん」
マミ「全く、ふふふ」
さやか「えへへ」
41 = 1 :
さやか「わー、やっぱりマミさんの紅茶とケーキは最高だなあ」
マミ「調子いいこと言って、もうサービスはないわよ?」
さやか「もう、そんなんじゃないってー」
マミ「ふふ、でもありがとう」
さやか「こんな日が、ずっと続けばよかったのに」
マミ「え?」
さやか「ううん、なんでもないです」
さやか「ところでマミさん、お店の調子はどうなんですか?」
42 :
喫茶店の店主ってなぜか自分の店で首吊ったりするよな
43 = 1 :
マミ「うん、調子いいわ」
さやか「よかった、ですね」
マミ「ええ、毎日色んな人とお茶会できて、私今すごい充実してるのよ」
さやか「それがマミさんの夢、だもんね」
マミ「でも、これからが本番よ」
マミ「夢は叶えるまでが夢じゃない」
マミ「叶えてからが始まりなのよ!」
さやか「マミさん、その意気です」
44 = 1 :
マミ「美樹さんこそ、上条君?っていう子とどうなの」
さやか「え、あはは。まぁその、ぼちぼち…」
マミ「だめよ、どうせ曖昧な関係が続いてるんでしょ」
さやか「いやあ…」
マミ「もう、お互い奥手なんだから、美樹さんから積極的にいかないと」
さやか「あはは…」
マミ「そういえばこの間佐倉さんが来たわ」
さやか「杏子が?」
45 = 1 :
マミ「ええ、いきなりだったから驚いたけど」
さやか「そっか、あいつもう先に来てくれてたんだ」
マミ「佐倉さん、近いうちにあなたがここに来るって断言してたけど」
マミ「あなたたち最近会ってるの?」
さやか「いえ、そういうわけじゃないんですけど」
マミ「そう?それなら何で佐倉さんにはあなたが来るってわかったのかしら」
さやか「さ、さあー?超能力でも手に入れちゃったのかなー?」
マミ「もう、そんなわけないじゃない」
さやか「あはは」
46 :
まさかその喫茶店がある場所って店名通り…
47 = 1 :
さやか「マミさんは、今幸せ?」
マミ「え?どうしたの急に」
さやか「いや、何だか充実してるなーって思って」
マミ「ふふ、そうね。夢だったもの、充実してるし、すごい幸せよ」
さやか「そう、だよねぇ」
マミ「美樹さんも早く上条君とくっつかないとね」
さやか「ちょ、マミさん!」
マミ「うふふ」
さやか「もう、叶わないなあ、ほんと…」
48 = 1 :
さやか「そういえばマミさん」
マミ「ん?」
さやか「杏子は来たって言ってたけど、ほむらはまだ来てないんだよね」
マミ「暁美さん?」
マミ「ええ、まだ来てないわね」
さやか「そっかー」
マミ「なあに?あなたもまさか、暁美さんが近いうちに来るって言うんじゃ」
さやか「うん、来るよ」
マミ「え?」
49 :
なんか悲しげな雰囲気が
50 = 1 :
さやか「あいつも、マミさんのこと気に掛けてたから」
マミ「暁美さんが?」
さやか「驚くのも無理はないよね」
さやか「普段のあいつ、そんな風にちっとも見えないから」
マミ「でも、どうしてそんなことがわかるの」
さやか「え、いや、まあ」
さやか「さやかちゃんの勘、てやつかなあ」
マミ「もう、からかってるの?」
さやか「えへへ」
みんなの評価 : ☆
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