私的良スレ書庫
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元スレ照「高鴨穏乃を私のモノにする」
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淡「ただいま戻りましたー」
菫「お疲れ」
尭深「どうだった?」
淡「すっごく楽しかったよ! 麻雀もたくさんしてきたし」
誠子「で、100回倒せたのか?」ニヤニヤ
淡「う……それは……」
菫「まいったな……淡が攻略されたとなると、白糸台の来年が心配に……」
淡「ら、来年までには絶対に新しい必殺技開発しますから!」
誠子「必殺技って……」
照「でも、楽しめたようで良かった」
菫「まぁ、他校との交流は大事だからな」
誠子「そうですね、私たちも頑張らないと!」
尭深「うん……」
菫「お疲れ」
尭深「どうだった?」
淡「すっごく楽しかったよ! 麻雀もたくさんしてきたし」
誠子「で、100回倒せたのか?」ニヤニヤ
淡「う……それは……」
菫「まいったな……淡が攻略されたとなると、白糸台の来年が心配に……」
淡「ら、来年までには絶対に新しい必殺技開発しますから!」
誠子「必殺技って……」
照「でも、楽しめたようで良かった」
菫「まぁ、他校との交流は大事だからな」
誠子「そうですね、私たちも頑張らないと!」
尭深「うん……」
照「…………ん、この匂いは……」スンスン
淡「あ、そうそう、お土産があるんですよ」ガサゴソ
淡「はいコレ!」
照「これは……高鴨堂の塩大福!?」
誠子「有名なんですか?」
尭深「お茶の世界では有名なお店だよ……」ズズッ
菫「ん? 高鴨って……」
淡「はい、穏乃の家がやってるお店らしいです。それでこれをお土産にって渡してくれました」
照「なんだって!?」ガタッ
淡「ひゃっ!?」
淡「あ、そうそう、お土産があるんですよ」ガサゴソ
淡「はいコレ!」
照「これは……高鴨堂の塩大福!?」
誠子「有名なんですか?」
尭深「お茶の世界では有名なお店だよ……」ズズッ
菫「ん? 高鴨って……」
淡「はい、穏乃の家がやってるお店らしいです。それでこれをお土産にって渡してくれました」
照「なんだって!?」ガタッ
淡「ひゃっ!?」
菫「おいなんだいきなり、落ち着け照」
照「淡……それは本当なの?」
淡「なな、なにが?」アワアワ
照「阿知賀の高鴨さんが高鴨堂の関係者だって……」
淡「関係者っていうか……跡取りらしいって……」
誠子「それってそんなにすごい事なんですか?」
尭深「うん、私もちょっとびっくりした……」
照「高鴨堂の名を知らない甘味マニアはモグリ……」
菫「そんなに有名なのか……どういう店なんだ、その阿知賀の大将の家というのは」
照「淡……それは本当なの?」
淡「なな、なにが?」アワアワ
照「阿知賀の高鴨さんが高鴨堂の関係者だって……」
淡「関係者っていうか……跡取りらしいって……」
誠子「それってそんなにすごい事なんですか?」
尭深「うん、私もちょっとびっくりした……」
照「高鴨堂の名を知らない甘味マニアはモグリ……」
菫「そんなに有名なのか……どういう店なんだ、その阿知賀の大将の家というのは」
照「求肥、練切り、羊羹……どれをとっても一流の味だけど、なんといっても看板の葛饅頭は別格。吉野の本葛のみを使った饅頭の生地は本返しで
仕上げられ、厳選した小豆と砂糖を用いて作った餡を芸術的なまでの技術で美しく包み込まれたその姿はまさに宝石。茶道の件流の家元も太鼓
判を押すほどの和菓子のクオリティを保ちつつ近畿一帯に店舗を展開してきた高鴨堂だけれど、実は各店舗ごとに葛饅頭を「水饅頭」と銘打っ
ているところと、そのまま「葛饅頭」と付けているところに分かれる。その理由は店頭での販売方法にある。葛饅頭と呼んでいる店では、商品
を通常の生菓子と同じように冷蔵庫で保管している。対して水饅頭と名づけているところは、店頭で水の中に沈めて販売している。一見すると
わかりやすい違いだけど、なぜそのような差異が現れるのかというところがポイント。それはね、その店舗が良質な井戸水を確保できる立地条
件にあるかどうかっていうところ。高鴨堂では水饅頭を冷やしておくための水の質にもこだわっている。当然だけど水は蒸留した純水でない限
り、H2O以外に様々な物質を含有している。その水質が水饅頭にどう影響するかまで考えて、そういう販売方法をとっている。普通の人には考え
られないほどの執念とさえ呼べるようなこだわり、それでいて時代の最先端を常に意識している柔軟さ。そういう哲学をとってみても一流と呼
ばれるだけのモノを持っている……すごいところだよ、高鴨堂は」
菫「」
尭深「……」ズズッ
誠子(うわぁ……)ドンビキ
淡「テル……なんかちょっと…………キモ」
仕上げられ、厳選した小豆と砂糖を用いて作った餡を芸術的なまでの技術で美しく包み込まれたその姿はまさに宝石。茶道の件流の家元も太鼓
判を押すほどの和菓子のクオリティを保ちつつ近畿一帯に店舗を展開してきた高鴨堂だけれど、実は各店舗ごとに葛饅頭を「水饅頭」と銘打っ
ているところと、そのまま「葛饅頭」と付けているところに分かれる。その理由は店頭での販売方法にある。葛饅頭と呼んでいる店では、商品
を通常の生菓子と同じように冷蔵庫で保管している。対して水饅頭と名づけているところは、店頭で水の中に沈めて販売している。一見すると
わかりやすい違いだけど、なぜそのような差異が現れるのかというところがポイント。それはね、その店舗が良質な井戸水を確保できる立地条
件にあるかどうかっていうところ。高鴨堂では水饅頭を冷やしておくための水の質にもこだわっている。当然だけど水は蒸留した純水でない限
り、H2O以外に様々な物質を含有している。その水質が水饅頭にどう影響するかまで考えて、そういう販売方法をとっている。普通の人には考え
られないほどの執念とさえ呼べるようなこだわり、それでいて時代の最先端を常に意識している柔軟さ。そういう哲学をとってみても一流と呼
ばれるだけのモノを持っている……すごいところだよ、高鴨堂は」
菫「」
尭深「……」ズズッ
誠子(うわぁ……)ドンビキ
淡「テル……なんかちょっと…………キモ」
照「そうだと知っていれば私もついて行ったのに……なんで教えてくれなかったの、淡」モニュモニュ
誠子(早速食べてる……)
淡「だって……私だって向こうに行ってから初めて知ったんだもん……」
照「なんてこと……」
淡「あ、でもなんだか穏乃のお母さんに気に入られちゃったみたいだから、また今度遊びに行くことになるかも」
照「何っ!?」ガタタッ
菫「いい加減にしろ」スパーン
照「いたひ……」ヒリヒリ
淡「なんかねー『ウチに来て娘と一緒にこの店を継いでくれない?』って誘われちゃってさー、衝撃の美人女将爆誕? って感じで」
照「……」ゴゴゴ
淡「……」ゾクッ
誠子(早速食べてる……)
淡「だって……私だって向こうに行ってから初めて知ったんだもん……」
照「なんてこと……」
淡「あ、でもなんだか穏乃のお母さんに気に入られちゃったみたいだから、また今度遊びに行くことになるかも」
照「何っ!?」ガタタッ
菫「いい加減にしろ」スパーン
照「いたひ……」ヒリヒリ
淡「なんかねー『ウチに来て娘と一緒にこの店を継いでくれない?』って誘われちゃってさー、衝撃の美人女将爆誕? って感じで」
照「……」ゴゴゴ
淡「……」ゾクッ
>>9
どこを縦読み?
どこを縦読み?
照「淡……その高鴨さんは一人っ子?」
淡「う、うん……だから穏乃しかあとを継ぐ人がいないんだって……」
照「そう……」
菫「待て、何処へ行くつもりだ」
照「決まっている……奈良へ行ってくる」
菫「……あえて聞くが、目的は?」
照「高鴨穏乃を私のモノにする」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―奈良―
照「着いた」
菫「あぁ」
淡「う、うん……だから穏乃しかあとを継ぐ人がいないんだって……」
照「そう……」
菫「待て、何処へ行くつもりだ」
照「決まっている……奈良へ行ってくる」
菫「……あえて聞くが、目的は?」
照「高鴨穏乃を私のモノにする」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―奈良―
照「着いた」
菫「あぁ」
照「菫までついてこなくて良かったのに……」
菫「お前一人で白糸台の半経10キロ外へ出て無事ですむと思ってるのか」
照「流石に半経10キロは……」
菫「宿は松実館を取っておいた。部屋は別々だから安心しろ」
照「別に菫と一緒でも良かったのに」
菫「……そんなことより、これからどうするつもりだ?」
照「まずは>>22」
菫「お前一人で白糸台の半経10キロ外へ出て無事ですむと思ってるのか」
照「流石に半経10キロは……」
菫「宿は松実館を取っておいた。部屋は別々だから安心しろ」
照「別に菫と一緒でも良かったのに」
菫「……そんなことより、これからどうするつもりだ?」
照「まずは>>22」
照「宿でゆっくりして英気を養おう」
菫「そうかそうだなお前にしてはいい意見だぞうん」
照「……」
菫「私もちょうどそうしようとしていたところだったんださあ行こう!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
女将「弘世様ですね、お待ちしておりました。ただいま係りの者が案内いたしますので、おかけになってお待ちください」
照「思ったよりいいところだね」
菫「おい、なんだその言い方は」
照「いや、もっと民宿みたいなところかと……」
玄「お待たせいたしまし……た……って」
照「あ」
菫「!!」
菫「そうかそうだなお前にしてはいい意見だぞうん」
照「……」
菫「私もちょうどそうしようとしていたところだったんださあ行こう!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
女将「弘世様ですね、お待ちしておりました。ただいま係りの者が案内いたしますので、おかけになってお待ちください」
照「思ったよりいいところだね」
菫「おい、なんだその言い方は」
照「いや、もっと民宿みたいなところかと……」
玄「お待たせいたしまし……た……って」
照「あ」
菫「!!」
玄「えっと……宮永さんに弘世さん、ですか?」
照「うん」
菫「全国以来だな」
玄「はい、それはそうとどうしてうちに?」
菫「いや、ちょっと阿知賀に野暮用があってね……」
玄「そうだったんですか……赤土さんや灼ちゃんからは何も聞いてなかったんですけど……」
菫「ちょっと私的な要件でね」
玄「そうだったんですか、観光とか……ですか?」
照「>>26」
照「うん」
菫「全国以来だな」
玄「はい、それはそうとどうしてうちに?」
菫「いや、ちょっと阿知賀に野暮用があってね……」
玄「そうだったんですか……赤土さんや灼ちゃんからは何も聞いてなかったんですけど……」
菫「ちょっと私的な要件でね」
玄「そうだったんですか、観光とか……ですか?」
照「>>26」
照「君を虜にするため」キリッ
菫「」
玄「…………へ?」
照 (`・ω・´)キリッ
玄「……っぷ、あははは!」
菫「……え?」
玄「って、あ! す、すみません……突然笑っちゃって……」
照「気にしなくていい、ウケてよかった」
玄「ふふ、宮永さんでもそんな冗談言ったりするんですね」
照「うん、たまに」
玄「あ、お部屋の方へご案内しますね」
菫「あ、ああ……お願いしま、す」
照「……」
菫「っ」キッ
照「そんな怖い顔で睨まないで」ヒソヒソ
菫「」
玄「…………へ?」
照 (`・ω・´)キリッ
玄「……っぷ、あははは!」
菫「……え?」
玄「って、あ! す、すみません……突然笑っちゃって……」
照「気にしなくていい、ウケてよかった」
玄「ふふ、宮永さんでもそんな冗談言ったりするんですね」
照「うん、たまに」
玄「あ、お部屋の方へご案内しますね」
菫「あ、ああ……お願いしま、す」
照「……」
菫「っ」キッ
照「そんな怖い顔で睨まないで」ヒソヒソ
見事な>>1の方向修正
菫「一体どういうつもりだ」ヒソヒソ
照「高鴨さんをオとすための布石、将を射んとすればってやつ」ヒソヒソ
菫「なるほど、ターゲットに近い人間と親しくなっておいて、後々有利な状況にしようということか」ヒソヒソ
照「そう」ヒソヒソ
菫「まぁ悪くない作戦だな」ヒソヒソ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
玄「ではお夕食は7時にお部屋ということでよろしいでしょうか」
照「お願いします」
菫「そうだ、そういえばお姉さんはどこに……挨拶だけでもしておきたいんだが」
玄「お姉ちゃん……学校の温室へ行ったと思いますけど……すみません詳しくは……」
菫「いや、いいんだ、気にしないでくれ」
玄「帰ってきたら伝えておきますね」
菫「助かるよ、ありがとう」
照「高鴨さんをオとすための布石、将を射んとすればってやつ」ヒソヒソ
菫「なるほど、ターゲットに近い人間と親しくなっておいて、後々有利な状況にしようということか」ヒソヒソ
照「そう」ヒソヒソ
菫「まぁ悪くない作戦だな」ヒソヒソ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
玄「ではお夕食は7時にお部屋ということでよろしいでしょうか」
照「お願いします」
菫「そうだ、そういえばお姉さんはどこに……挨拶だけでもしておきたいんだが」
玄「お姉ちゃん……学校の温室へ行ったと思いますけど……すみません詳しくは……」
菫「いや、いいんだ、気にしないでくれ」
玄「帰ってきたら伝えておきますね」
菫「助かるよ、ありがとう」
玄「では、ごゆっくりおくつろぎください。失礼します」
パタン
照「さて、と」
菫「もう行くのか」
照「いや、まずはこのウェルカムスイーツを」
菫「ほう、これも高鴨堂の商品みたいだな」
照「胡桃の量、甘味、もっちりとした食感……ゆべし一つとってもこの出来とは……おそるべし」モニュモニュ
菫「確かに旨いな」
照「よし、状況を開始する」
菫「……まあいい、で、何をするつもりだ?」
照「>>44」
パタン
照「さて、と」
菫「もう行くのか」
照「いや、まずはこのウェルカムスイーツを」
菫「ほう、これも高鴨堂の商品みたいだな」
照「胡桃の量、甘味、もっちりとした食感……ゆべし一つとってもこの出来とは……おそるべし」モニュモニュ
菫「確かに旨いな」
照「よし、状況を開始する」
菫「……まあいい、で、何をするつもりだ?」
照「>>44」
照「ターゲットの身辺調査」
菫「いきなり物々しい雰囲気になったな」
照「ということで、まずは玄さんに聞いてみようと思う」
菫「あまり仕事の邪魔はしないようにな」
照「? 菫はついてこないの?」
菫「ちょっと野暮用があるんだよ」
照「そう……じゃあ頑張って」
菫「ああ、お互いにな」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
玄「え? 穏乃ちゃん……ですか?」
照「うん」
玄「うーん、そうですね……>>48って感じの娘ですね」
菫「いきなり物々しい雰囲気になったな」
照「ということで、まずは玄さんに聞いてみようと思う」
菫「あまり仕事の邪魔はしないようにな」
照「? 菫はついてこないの?」
菫「ちょっと野暮用があるんだよ」
照「そう……じゃあ頑張って」
菫「ああ、お互いにな」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
玄「え? 穏乃ちゃん……ですか?」
照「うん」
玄「うーん、そうですね……>>48って感じの娘ですね」
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