元スレえる「折木さん!折木さん!大変なんです!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
651 :
えるたそ~
652 :
まだあるのかえるたそ~
654 = 537 :
えるたそ~
658 :
そ
659 = 630 :
662 = 537 :
えるたそ~
664 :
お前らの保守力は異常
パートスレ民並みだな
665 = 638 :
ぱ
666 = 430 :
ほ
667 :
折木(起きようにも、千反田が俺の胸元に潜り込んでいるせいで、起こさないと無理そうだな)
折木「……」
折木(いい匂いがする……)
える「ん……」モゾモゾ
折木(は、いかん。起こさなければ)
折木「おい、千反田」ホッペペシペシ
える「んん……?」ピクピク
折木「起きろ、千反田」
える「……」モゾモゾムクッ
折木「よ、よう千反田」
える「……わふ?」
折木「え」
669 = 667 :
あ、折木になってた
ほうたろう「ち、千反田?」
える「くんくん……わふ」
ほうたろう(また意識が犬に……!?)
ほうたろう(睡眠で理性が弱まったせいか……?)
ほうたろう「ち、千反田?千反田だよな?」
える「くんくん……ペロッ」
ほうたろう「」
える「ぺろぺろ」
ほうたろう「ちょ、待て!千反田!」
670 :
えるたそ~
671 = 667 :
える「きゃん!」ムクッ
ほうたろう(マウントを取られた……!)
える「きゃんきゃん!ぺろぺろ。きゃんきゃん!ぺろぺろ」
ほうたろう「千反田!おい、やめろ!正気に戻れ!」サッ
える「がるるる」ガブッ
ほうたろう「いつっ!(手を噛まれた!?)」
える「ぐぅぅぅ」グイグイッ
ほうたろう「やめろ千反田!やめ――」
ムニッ
ほうたろう「」
える「……あっ」
える「え……あれ……?わたし……」
える「あれ、折木さん?なんで下……に……」
ムニムニ
672 :
えるたそ!えるたそ!
673 = 667 :
ほうたろう「……はっ」バッ!
ほうたろう「お、落ち着け千反田……これはその、じ、事故だ。な?」
える「……き」
ほうたろう「き?」
える「きゃああああああ」
ほうたろう(……無念)
える「すいません折木さん……」
ほうたろう「いや、いいんだ……あれはほんとに、不幸な事故だった」
える「でも……またわたし、犬になっていたんですね」
ほうたろう「千反田……」
える「折木さん……わたし、怖いです」
える「本当に、そのうち心まで犬になって」
える「折木さんにも、犬にしか見えなくなるんじゃないかって……」
674 = 667 :
ほうたろう「……(くそっ、なんて声をかけてやればいい……)」
ほうたろう(こんな非常識な事態、俺にはどうしようも……)
える「……ふふっ、その時は、折木さんがわたしを飼ってくださいね?」
ほうたろう「は、はあ?何を言ってるんだ、お前は」
える「ふふ……冗談です」
ほうたろう「千反田……」
ほうたろう「だ、大丈夫だ」
ほうたろう(くそっ、なにも根拠もないくせに!)
ほうたろう「俺がなんとかしてやる。そう、言っただろ?」
ほうたろう(こんな頼りない元気付けしかできない!)
える「……はい」
える「折木さんを、信じます」ニコッ
677 :
>>543
中の人?
678 :
しえんぬ
683 = 667 :
さとし「で、また意識が犬になっていたと」電話中
ほうたろう「ああ。たぶん、寝て理性が弱まったからだと思うんだ」
さとし「千反田さんには、なんて?」
ほうたろう「寝ぼけただけだろうと言っておいたが、本人は相当気にしていたようだ」
さとし「そりゃあ、そうだろうね」
ほうたろう「俺の部屋に来たのも、本人は覚えていないと言うんだ」
さとし「眠りに落ちる寸前に意識が犬になったか、寝て起きたら意識が犬になっていてその後折木の部屋に、ってことだろうね」
ほうたろう「ああ、たぶんな」
さとし「ふぅん、どうにも……手詰まりだね」
ほうたろう「……ああ」
さとし「起きた事態を分析することはできても、なにも千反田さんを元に戻す方法にはたどり着けていない」
684 = 641 :
えるたそ~
685 = 537 :
まってたよえるたそ~
688 = 641 :
えるたそ~
689 :
さとしは名前で呼ぶぞ
691 = 667 :
ほうたろう「そうだ。俺がこんな風に理屈を捏ね回してみたところで、千反田は元に戻せない」
ほうたろう「だから一度……病院で精密検査をしてもらおうと思うんだ」
さとし「精密検査?」
ほうたろう「ああ。今日、千反田がうちで料理をしたんだ」
さとし「それは……ちょっとどんな光景だったのか興味があるね」
ほうたろう「……あいつの体がもし本当に犬になっているとしたら」
ほうたろう「人間用の台所で料理をするなんて芸当、到底できないはずだ」
さとし「ほうたろうに見えている姿のほうが、今の千反田さんの本当の姿だと?」
ほうたろう「俺はそう信じている」
さとし「精密検査をして、仮に千反田さんは人間の体のままだと証明できたとして」
さとし「みんなには千反田さんが犬に見える原因がわかるとは限らないよね」
ほうたろう「そうだな」
ほうたろう「もっと言えば、機械や医者の目すらも欺く摩訶不思議な力が働いているかもしれない」
692 = 667 :
>>689
さっきまで寝てたせいで頭が働いてませんでした。ごめんなさい。
693 = 620 :
えるたそ~
694 = 667 :
ほうたろう「でも今は、色んなことを試してみるべきだと思う」
ほうたろう「どんなことが、千反田が元に戻る可能性に繋がるかわからないからな」
さとし「そうだね。僕もやる価値はあると思うよ」
さとし「で、いきなり精密検査をしてもらうとして」
さとし「端から見れば犬にしか見えない千反田さんの事情を信じてくれて、やってくれる病院に心当たりはあるのかい?」
ほうたろう「……あてはある」
上のほうで、夏休み明けたばかりで授業がないとか言ってましたが、
なかったことにしてください
本当に時系列をちゃんと考えてなかったので
695 = 632 :
イリス先輩くるー!?
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