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    元スレ穏乃「宮永さんの処女膜を破っちゃった……」

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    101 :

    部費凄いなぁ

    102 = 1 :

    小蒔「……ふう……」

    「お疲れですか?」

    小蒔「いえ、大丈夫です」ニコ

    「無理しないで?頑張ってもらっちゃったから疲れて当然だもの……はい、飴どうぞ」

    小蒔「ありがとうございます……うん、美味しい……青ぶどう味ですね」コロコロ

    晴絵「!?」

    「それにしても……成功してよかった……」

    「うん……処女膜再生の手術を扱ってる病院に勝つために、あんまり失敗したくない」

    小蒔「はい」

    (え?病院でなんとかなったんだ……でも手術って怖そうだからこれで治るならその方がいいよね………それにしても石戸さんのおもち……)チラチラ

    「それでは、法外な料金だとバレる前にずらかりましょうか」スタスタ

    「ぼったくったお金で美味しい物食べたい」スタスタ

    「横文字だらけのお店とかいいね」スタスタ

    初美「トップレスありなとこにして欲しいですよー!」スタスタ

    小蒔「…………」ウトウト..スタスタ..

    103 = 38 :

    処女膜再生手術ってあるみたいだね

    104 = 1 :

    照・穏乃・憧・玄・宥・晴絵「…………」

    淡・智葉「…………」ムーン

    ダヴァン「…………」ズルズル

    「と、とにかく……宮永さんのが元に戻ってよかったね……あと石戸さんのおもち、すごかったね!」

    穏乃「はい!赤土さん、ありがとうございます!!」

    「本当にすみません……あんな大金を……」

    晴絵「ま、まぁ気にするな……それより、体は大丈夫?」

    「はい、すっかり元通りだと思います」

    穏乃「でもなんか……前より可愛く見えるのはどうしてだろう……//」

    「しずにょん……//」

    105 = 1 :

    穏乃「あ、あはは……もう完全に好きになっちゃったみたい……///」

    「わ、私も…////」

    穏乃「どうしよう……るーたんとくっつきたくて仕方ないよ……//」

    「私も同じだよ……しずにょん、そばに来て……///」

    穏乃・照「////」イチャイチャ..

    「…………」

    「憧ちゃん……あの、なんて言ったらいいか………こ、こんな時は石戸さんのおもちを想像すると気持ちが楽に…」

    「…………」

    「……憧ちゃん?……あ、気絶してる」

    晴絵「……とりあえず、今日はお疲れ様。憧のゲロを片付けたら帰ろうか」

    「はい!!」

    「って……あれ?灼ちゃんは?」

    晴絵「ん?ああ、そういえば遅いな……」

    106 = 1 :

    【入口】

    高鴨 穏乃と宮永 照の処女膜貫通事件を目撃した射水総合高校の寺崎 遊月は、足を止めた。

    視線の先には、必死の形相で右手を挙げながらこちらに向かって走ってくる阿知賀の鷺森 灼。

    表情から推測するに、幼少期から憧れていた人が女教師にジョブチェンジして監督になり、色々あって念願のプロ行きを決意した上、両想い間近……

    おそらくそのような状況なのだろう。

    であれば、遊月がすべき事はたった1つ。灼の未来に幸あれ、と帽子を空に投げるだけだ。

    そう思い、帽子に手を掛けようとした瞬間、遊月は息を呑んだ。

    灼の進行方向に、横たわっている宮守女子の小瀬川 白望がいたのだ。ご丁寧に足をピーンと伸ばしている。

    目的地に行く事に意識を向けていた灼は、白望に気付くのが遅れた。トップスピードのまま突っ込む。

    ぶつかる―――

    遊月がそう思った瞬間、ボーリングで鍛えた灼の脚力が割といい感じに働き、間一髪で飛び越える事に成功した。

    灼がふう、と息を吐く。しかし、安心するのはまだ早かった。

    白望を飛び越えた灼の目の前には、10を超えるモノクルがばら撒かれている。どうやらレンズを拭いている途中のようだ。

    107 = 1 :

    踏んだら弁償―――

    不吉なワードが灼の頭をよぎる……これは絶対に回避しなくてはならない。

    そう決意した瞬間、灼はボーリングのレーンにある三角のやつを見る時の目の良さで、次々とモノクルの位置を把握する。

    そしてスピードを保ったままモノクルの合間を縫い、無事にモノクルゾーンを駆け抜ける事に成功した。

    突破した灼を見た遊月は腕を組み、うんうんと頷く。

    「そうだ。お前ならそれぐらいはやってもらわないとな」

    今のモノクル以上の障害はあるまい。遊月は灼の勝利を確信する。

    灼も遊月と同じ気持ちだったのだろう。モノクルゾーンを抜けた灼は、これで危機を切り抜けたと一安心。

    しかしそこに迫る影―――

    「走るのやめるそこ!」

    鹿倉 胡桃がスライディングタックルを仕掛けてきていた。

    遊月は驚愕する。ボーリングに対スライディングの極意は無い。万事休すか……いや、でも灼なら―――

    灼の可能性を信じる遊月。すがるような目で灼を見ると……

    108 = 1 :

    「うわぁあ!」

    普通に足を引っかけられていた。

    だがまだ希望はある。灼はその場で倒れ込まず、体勢を崩したままではあるが前に進んでいたからだ。

    しかし、やがて前のめりになって足がもつれる。そこに待っていたのは、落とした帽子を拾おうと前かがみになっている姉帯 豊音。

    結末は見えた―――

    遊月は目を閉じ、胸に十字を切る。そして1拍の間が空いた後……

    ツププー!!

    「ぎゃああぁぁぁだよー!!」

    バタン……

    そして静寂―――

    もはや見るまでもなかった。灼の右手がスカートごと豊音の処女膜を破ったのは音で分かる。

    ……と思いつつも遊月はチラ見して確認する………やっぱり合ってた。

    109 = 24 :

    6位さんの出番が豊富でうれしいです

    110 = 1 :

    「と、トヨネ!」

    地面にスケッチブックやペンを置いたまま絵を描いていたエイスリンが豊音に駆け寄る。

    天使な留学生によって静寂が破られると、次々と人が集まってきた。

    「野次馬どもめ……」

    遊月はため息をついて呟き、灼たちに目を向けて思考する。

    つい先ほど、宮永 照の処女膜をお菓子で破った高鴨 穏乃。

    そして今、目の前で起こったセカンドインパクト。

    インハイには魔物が棲むというが、まさか1日に2枚も処女膜が破れるところを目撃するとは思わなかった。

    今日の事は決して忘れないだろう。

    遊月は背筋を伸ばして帽子を脱ぎ、2人に向かって敬礼をした―――

    111 = 1 :

    1ヶ月後―――

    【原村家 和の部屋】

    「……ありがとう。それじゃまた」ピッ

    「………お姉さんですか?」

    「うん。明日高鴨さんとデートするんだって嬉しそうに言ってた」ニコ

    「そうですか。仲良さそうでなによりです。咲さんもお姉さんと仲直り出来てよかったですね」ウフフ

    「うん!最近のお姉ちゃん、すごく優しいし幸せそうだから私も嬉しいんだ♪新子さんって人がちょくちょく妨害してくるのが悩みのタネみたいだけど」

    「うふふ……憧らしいですね」

    「でも『妨害を格好よく跳ね返すしずにょんが大好き』とか言って、結局ノロケられちゃったよ」アハハ

    「咲さんのお姉さんらしい柔軟な発想ですね」ペロリ

    ♪わっ…私まだおトイレ行ってないよっ わっ…私まだおトイレ行ってないよっ

    「あ、メール………………ああ……」

    「誰から?」

    「阿知賀の赤土さんからです。これ……」

    112 = 1 :

    Title:近況報告

    本文:2枚目の処女膜再生で合計100万が飛んだ。

    さすがに部費では払いきれなかったから残りは私の契約金で払ったんだけど、正直複雑な気分……処女膜を破る為の長芋は200円足らずなのにな……

    とまぁ、それはいいとして、厄介なのは灼が処女膜を破った姉帯さんの生まれた村の掟!

    『処女膜を破られた者は、破った者を追っかけ続ける事。憎しみが勝れば復讐を遂げろ。愛情が勝れば一生尽くすべし』だってさ。うんこみたいな掟だろ?

    そんで姉帯のヤツはさ、小さくてキュートな灼を見て『お人形さんみたいだよー』とか興奮しながら言ってやがんの!

    最初は復讐されるよりいいと思ってたけど、なんかマジっぽいんだよね。卒業後は鷺森レーンで働くとか言ってるし…

    多分住み込み狙いだよね。そこから交際に持っていこうと思ってるんだよ。何が『とおらば住み込み』だよ…そんな甘い考えは通らねえっての!

    まったく、最近は大変な事ばっかりでホント困るよ…

    憧は生徒会長を目指して頑張ってると思ったら、制服交換制度とか幼馴染同士の接吻の義務化とか欲望丸出しの公約を掲げて演説しまくってる上に、

    転校してきた岡橋 初瀬って子が副会長に立候補して憧の右腕として動いてるんだ。本当に厄介だよ

    しずのクラスでは週1で盗難か盗撮騒ぎがあるし、玄は玄で石戸 霞のおもちに魅せられてボーっとしてる

    宥は決めゼリフがどうとか言って著作権について勉強してばかり……

    灼は灼で姉帯に引け目を感じて私に手を出さないし、熊倉さんが姉帯をサポートしてるから私の方から動くわけにもいかなくてさ……あー腹立つ!!

    もう長芋の封印を解きたくなってきちゃったよ……なぁ、和はどう思う?

    113 = 1 :

    「……な、なんかすごいね……なんて返すの?」

    「『頑張って欲しいと思います』と」

    「そっかぁ」

    「はい。奈良は奈良で頑張ってもらいましょう。そんな事より……きょ、今日は咲さんにお話がありまして……」

    「?」

    「咲さん、前にお母様のお話をしてくれましたよね?」

    「え?うん」

    「は、初めての人を深く愛しなさいって……//」

    「あ……///」

    「……私たち……付き合い始めてもう3日ですし……その……そろそろどうかと……正直、限界で……///」

    「う……そ、そうだね……///」

    「本格的な物は恥ずかしくて買えませんでしたけど………これなら代用品になると思って買ってきました」

    「それって……ゲームのコントローラー?」

    「はい……これが私、これが咲さんの分です。どうぞ」

    「あ、ありがと///」

    114 = 10 :

    返信しないのが吉

    115 = 1 :

    「……それでは………は、始めましょうか?」

    「う、うん……///」

    「あ………ちょっとごめんなさい。エトペン……少し我慢してね」

    和はエトペンの目の部分にガムテープを貼り、クローゼットに入れて電気を消した。

    そして服を引きちぎり、生まれたままの姿になる。

    微かな音を立て、ボタンが床に散らばる。和はその音を拍手という事にした。

    「咲さんも……」

    「うん」

    咲も和のように服をちぎろうとするが、何度試しても破れない。血圧が上がるだけだった。

    慌てる咲を尻目に、和は冷静だった。机から文明の利器であるハサミを取り出し、服を切っていく。

    「さすが和ちゃん」ニコ

    「はい//」

    116 :

    3日で限界か

    117 = 1 :

    全裸になった2人は、それぞれコントローラーを握り、構えた……

    「……和ちゃん……これからもよろしくね」ニコリ

    「!……はい!こちらこそ、よろしくお願いします!」

    そして、愛と勇気を込めて……突き出した。

    咲・「Wiiiiiiiiii~~!!!!」





    21世紀、世界の麻雀競技人口は数億人を越え、麻雀プレイヤーは人々の注目を集めていた。

    高校でも大規模な全国大会が毎年開催され、そこではプロに直結する成績を残すべく、高校生麻雀部員たちが覇を競っていた。

    これは、その頂点を目指す少女たちの軌跡――――

    【完】

    118 = 10 :


    俺は付いて行こうとしたが振り切られた

    119 = 1 :

    読んでくれた人、どうもありがとう

    121 = 24 :

    お疲れ

    122 :

    つまりどういうことだってばよ

    123 = 49 :

    乙 まぁまぁよかった

    124 :

    乙 いいキチガイっぷりだった

    125 :

    乙、よかった

    126 :

    完走乙

    127 :

    おまえみたいなのが今の文学界には必要だ

    129 :

    30秒もたない菫さんのモヤシっぷりが一番気になる……


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