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    元スレ穏乃「宮永さんの処女膜を破っちゃった……」

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    1 :

    この事件はAブロック準決勝が終わり、

    阿知賀の面々が決勝で使用される対局室を見学した後に起こった。

    現場から少し離れた場所にいた山田 洋子(売店の店員 38才)は語る。


    「ええと……ジャージの子がものすごいスピードで走っていって……なんていうか………ひょ、豹?」

    「人ってあんなに早く走れるものなのかと、住む世界の違いを感じました」

    「衝突の瞬間?バカ言わないでください。この位置ですよ?見えるわけないでしょう……年齢の問題でもないわ。あの速さだし」

    「私に分かるのは、事件の前に阿知賀の子たちがうちでお菓子を買ったという事だけです」

    「とんがりコーンとポッキーとチップスターを買って、すぐに袋を開けて美味しそうに食べていました」

    「その後?ジャージの子がとんがりコーンを人差し指と中指に差し込んだのが微笑ましかったです」

    「段数?確か5段重ねでしたね……それで左手にはポッキーを1本だけ持って……後はさっき話した通りです。すぐに走り去りました」

    とんがりコーンを指にはめた高鴨の勢いは凄まじかったらしく、はっきりとした目撃証言がなかなか得られない。

    諦めかけたその時、事件現場を目撃した人物が現れた。

    2 = 1 :

    射水総合高校の3年生、寺崎 遊月。帽子のアイツだ。個人戦に備えて見学に来ていたらしい。

    「その時の様子?ああ、全部見たよ。ジャージの子がこっちに走ってきていて……」

    「すごいスピードだった……しなやかに走る姿はまさに豹!という感じだった……え?他の人がすでに同じ例えをした?知らないよそんなの」

    「……とにかく、文化系の大会会場に豹の居場所はない!私はそう思った。すると案の定、角を曲がってきた宮永 照に気付かずに……」

    「ドーーン!!」

    「な……失礼な事を言うのはやめろ!誇張などではないッ!私は話を作るほどうっすい人間ではない!」

    「……詳細にね……ふん、分かったよ。高鴨も宮永も衝突を避けようと動いた」

    「だが運悪く、避けた方向がたまたま同じだった……もはや2人に出来るのは覚悟を決めることのみ」

    「……そうだよ……すごい音でね…………あと、その時に聞こえた音がもう1つあった。ドーンとぶつかってすぐに……」

    「ツッツプー!」

    「……2度言わせるな!間違いなく聞こえた!……確かに最初はなんの音か疑問に思ったさ……ただ、目を凝らしてみたら……」

    「宮永の股間に高鴨の右手の人差し指と中指が入っていて……左手に持ったポッキーが宮永の肛門に刺さっていたのが見えた……」

    3 :

    照の方か。
    これは責任取るしかない。

    4 = 1 :

    「……しかしポッキーだったのは不幸中の幸いだな。もしもこれがプリッツ……しかもサラダ味だったら沁みただろう」

    「何?驚いたに決まってるじゃないか。インターハイ会場で性器を見る事は滅多にないからな……」

    この発言後、寺崎 遊月は目を閉じてその瞬間を思い返す。

    2人が激突し、露になる性器。

    そこへ迫るとんがりコーン……香りで焼とうもろこし味だと理解する。鼻の利く寺崎だから分かった事だ。

    これが本物の焼とうもろこしで無かったのは宮永にとって救いか、それとも―――

    そのような事を考えていると、遂に宮永の性器にとんがりコーンが入った。

    スムーズに奥へと進んでいくその光景は、開発担当者が見たら驚くであろう。

    まるで、宮永のそこがとんがりコーンにとってのハウスであるかのような錯覚を感じるほどだったから……

    5 = 1 :

    そして続くポッキーの突入。チョコを纏ったその姿は、肛門内の粘膜を傷付けたくないという意思の表れ。

    先端の丸みも宮永に味方した……寺崎はそう感じて、母の優しさに包まれたような気がした。

    2人がぶつかってからここまでわずか2秒足らず。これほど濃密な2秒が今まであっただろうか。

    まさに奇跡ともいえるこの出来事を前に寺崎は言いようのない感動を覚え、うっすらと涙ぐむ。

    ……気付くと、寺崎は帽子を脱ぎ、2人に向かって敬礼していた。

    何に対してかは分からない。ただ、自然と体が動いたのだ。

    自然……そう、人間は自然に対して無力だ。雄大な山々や、生命溢れる海を見るといつもそう思う。

    だからせめてペットボトルくらいはちゃんとリサイクルして…

    「ん?ああ、すまない。いや、ちゃんと聞いていた……うん……」

    「……だが、もういいだろう?デリケートな話なんだ。これ以上嗅ぎまわらないでやってくれ……ん?すでに話しすぎ?失礼なッ!」

    6 = 1 :

    穏乃「…………」

    「……………」

    穏乃「あれ?わ、私……」ムクリ..

    「……………うぅ」

    穏乃「………はっ!ぬ、抜かなくちゃ!」ズポポッ

    「ん……」ビクン

    穏乃「……とんがりコーンをはめてた分だけ奥まで入っちゃった……って…………ぇ……これ、血……?」

    「え……?」ムクリ

    穏乃「!」

    「っ」ズキン!

    穏乃「あ、あのっ……無理して起きない方が……」

    「…だ、大丈夫………っ!」

    穏乃「でも……とんがりコーン、ジグザグしてるし……中が傷付いてるかも……って……」ハッ!

    「ん……あなたは……高鴨さん……?」

    7 = 1 :

    穏乃「す、すいませんっ!!!」

    「え?」

    穏乃「私が全力で走ってたせいでぶつかっちゃって……」

    「あ………ううん、私にも責任はある。考え事しながら歩いてたから……」

    穏乃「でも私……5秒間目を閉じながら走るゲームをやってたし……そんなゲームしないで目を開けてれば……」

    「高鴨さん……」

    「あ!いたいた!しず~………って……どうしたの?」タタタ

    「急に走るからビックリしたよぉ……」タタタ

    穏乃「え?」

    「だ、大丈夫?」フルフル

    「一体何が?」

    晴絵「この状況は……」

    穏乃「みんな……」

    8 = 1 :

    「って……宮永 照!?ちょ、ちょっとしず!どういう事?」

    穏乃「それは……私が目を閉じながら走ったせいで宮永さんにぶつかっちゃって……」

    晴絵「何してんの……」

    穏乃「気が付いたら私の指が宮永さんの股間に入ってて……左手のポッキーがお尻に……」

    「え?」

    「どんな確率……?」

    「あ……とんがりコーンに血が…………これってまさか!!」

    「?」

    穏乃「う、うん……中をちょっと切っちゃったかも……」

    「ちょっとどころじゃないよ!それ……処女膜を破っちゃったんだよ!」

    「!!??」ビクッ!

    玄・灼・晴絵「!!!」

    穏乃「しょ、しょじょまく……?」

    「そう。大好きな女の子にバイブやディルドで破ってもらう大切なもの……それが処女膜だよ」

    9 :

    「プロののワタシがこう言うのもなんですけど…………チョット憧れちゃいますね雀士として…………」

    11 = 1 :

    「え?私が聞いた事あるのは男の人と……その……する時って……」

    「玄」ジロリ

    「っ!」ゾクッ

    「それは危険な思想だよ……世が世なら大変な事になってた。軽はずみな発言はやめて」

    「ゎわ……ごめんなさい……」

    穏乃「み、宮永さんの処女膜を……私が?そ、そんな……」

    「じゃあこの痛みは……処女膜が破れたから?」

    「……そうだと思います」

    穏乃「わ、私……とんでもない事………」グス..

    「……うん……処女膜って超レアカードと同等以上の価値だから……」

    晴絵「くっ!まさかしずが宮永さんの処女膜を破ってしまうなんて……想定外だ……」

    「想定してたら怖いと思う」

    穏乃「……………っ!」グッ

    「?」

    12 :

    初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」

    初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねぇ」

    初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」

    初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」

    佐天「初春?」

    初春「結果として面白くないのは許せます。許せるだけで面白くはないんですが」

    初春「パクリ二匹目のドジョウ百番煎じは許せませんね。書いてて恥ずかしくないんですか?」

    初春「ドヤ顔してる暇があればとっとと首吊って死ねよ」

    初春「そうネットに書いてありました」

    佐天「なあんだネットかあ」

    初春「一番の害悪はそういったSSを持ち上げてる人たちなんですけどね」

    佐天「ふーん」

    13 :

    > 憧「そう。大好きな女の子にバイブやディルドで破ってもらう大切なもの……それが処女膜だよ」
    ん?

    14 = 10 :

    >>13
    どうした?当然のことだろ

    15 = 1 :

    穏乃「宮永さん!!」

    「!」

    穏乃「私の処女膜を破ってください!!」

    「!!」

    「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    穏乃「そんな事で許されるとは思ってないけど……私に出来る償いは他にないです……だから」

    「待って!しずの処女膜はあたしのゴールテープ……じゃなくて!しずが処女膜を破ってもなんの解決にもならないよ!!」

    穏乃「でも……」

    「み、宮永さんからも言って!」

    「…………」

    「あ!そ、そうだ!非処女もいいかもしれないよっ?ねぇみんな!そう思わない!?非処女の立場から教えてあげてよ!」クルッ

    玄・宥・灼・晴絵「…………」

    「って、みんな処女だよね……あ!ハルエは!?いい年だし、経験済みっしょ!?」

    16 :

    パンツさえ穿いてれば避けられた悲劇

    17 :

    初春「良スレが伸びてる理由はよくわかるし」

    初春「こんな良SSは、書いてる奴は何ていう発想力してるんですかねぇ」

    初春「こんなに独自性出せるならもっとさっさと創作やれっつーの」

    初春「素晴らし過ぎて頭を垂れるわ」

    佐天「初春?」

    初春「結果として面白いので多少書くの遅くても許せます。許せるどころか面白いんでどんどん書いてほしいんですが」

    初春「良SSを途中で書くのやめたりの寝落ちしちゃうのは許せませんね。期待を裏切って恥ずかしくないんですか?」

    初春「休んでる暇があればとっとと書いて喜ばせてくれよ」

    初春「そうネットに書いてありました」

    佐天「なあんだネットかあ」

    初春「一番の宝はそう思えるSS書いてる人たちなんですけどね」

    佐天「ふーん」

    18 :

    >>13
    環境に対応できない生物は己の淘汰を待つことしかできないってばっちゃが言ってた

    19 = 1 :

    「ハルちゃんは未経験に決まってる。そうだよね?ハルちゃん」

    晴絵「……………」

    「は、ハルちゃん?」

    晴絵「あはは……私はエッチ経験は無いよ」

    「ほっ」

    「ちっ」

    晴絵「でも昔、好奇心に負けて……長芋で破っちゃったよ」

    「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    「じゃ、じゃあ非処女のメリットを宮永さんに教え…」

    「うわあああああああああああああああああああ!!!!」ダダダダダ!

    晴絵「灼!?」

    「灼ちゃん……」

    「一生とろろなんて食べるもんかああ!うわああああああ!!!」ダダダダダダ...

    「行っちゃった……」

    晴絵「灼……ごめん。でも……長芋のかゆみは消えても、過去は消せない……分かってくれ……」

    21 = 1 :

    「ま、まあ灼さんは後でフォローするとして、ほらハルエ!非処女のメリットを…」

    穏乃「ダメだよ憧……悪い事したんだから、償わないと……」

    「高鴨さん……」

    「で、でも!しずの処女膜を破ったからって何も……」

    穏乃「それでも!」

    「しず………」

    穏乃「…………」

    「……っ!だったら!しずの代わりにあたしの処女膜を破って!!」

    穏乃「ううん!悪いのは私なんだから、私のを破るよ…」

    「そんな……しずの処女膜を破られたら……あたしはなんのために晩成を蹴って……」ウゥ..

    ♪憧の体温であったかい!憧の体温であったかい!

    「電話……こんな非常時に!……初瀬?まさか!」ピッ

    「……もしもし」

    初瀬『憧?今、憧の処女膜が危険だという直感が働いたんだけど……間違いだよね?』

    22 = 1 :

    「そ、それは……」

    初瀬『……分かってる?あたしは憧の家に入り込んでる。これがどういう意味か……』

    「………憧雑貨、総オナペット化計画にいつでも移行出来る……」

    初瀬『そう。生理的嫌悪感を覚えたくなかったら、膜は守って……いいね?』

    「…………」

    初瀬『でないと、憧が持ってる高鴨さん関連のグッズをチェックするだけでは終わらないかもしれないよ?』

    「………うぅ」

    初瀬『ふふ、憧はさぁ……もしも高鴨さんに嫌われたら、Mとして生きて罵倒をオカズにするって言ってたけど……』

    初瀬『私の頭脳をもってすれば、興奮出来ない程度に嫌われるよう仕向ける事も出来るんだよ?』

    「くっ……」

    初瀬『私たちの関係は信頼と友情の元に成り立ってる。それを忘れないように。じゃね』ピッ

    「人生って……ままならないわね……」フゥ

    穏乃「憧……?」

    「…………分かった。しずが望むなら……好きなようにするといいよ」

    (ここでしずの処女膜が散っても………あたしは諦めない!あたしの処女膜を移植するか、処女膜を1から作ってみせる!)ゴォッ!

    23 = 1 :

    穏乃「憧……ありがとう……」

    「うん……だけど動画だけは撮らせて。そこが妥協点」

    穏乃「絶対嫌だよ」

    「……じゃあ写メ」

    穏乃「絶対嫌だよ」

    「……ホントままならない……」

    「憧ちゃんファイト……」

    穏乃「……宮永さん」

    「…………」

    穏乃「これ……ポケットに入れてたチップスターです……この筒で……私のを破ってください」ハイ

    「…………」

    「そ、そんな……太すぎだよ!せめてうまい棒にして!あたしがもしもの時用に持ち歩いてるやつをあげるから!」

    穏乃「ううん……罪を償うのにあんな明るいパッケージの物は似合わないから…………宮永さん……お願いします」

    「………………」

    24 :

    カオス過ぎると思ったけどよく考えたらそうでもなかった

    25 :

    なんだこれは…たまげたなぁ…

    26 = 1 :

    「しず……」

    「穏乃ちゃん……」

    「あわわわ………」ガタガタ

    晴絵「くっ!教え子の膜1枚守れないなんて……私はなんて無力なんだ……」

    「………………」

    穏乃「……………」

    「………いい」

    穏乃「えっ」

    「私は高鴨さんの処女膜を破る気はない」

    穏乃・憧・玄・宥・晴絵「!!!!」

    穏乃「ど、どうして……私に出来るのはそれぐらいなのに……」

    「いやー、さすがインハイチャンピオン!寛大ですなぁ!よっ!」パチパチ

    「………ううん、高鴨さんにしか出来ない事があるよ」

    穏乃「え?それってなんですか?」

    27 = 1 :

    「その……」

    「いっぱい食べて元気でいる事じゃないかな!しずは元気で可愛いのが一番!……って何?なんで引っ張るの?」

    「ちょ、ちょっと静かにしようよ……ね?」

    「…………」

    穏乃「?」

    「せ、責任をとって」

    穏乃「責任?それは勿論ですけど……といいますか、責任をとるために私の処女膜を派手に……」

    「違う。えと………責任というのは…………私と付き合って、って事…」

    穏乃・憧・玄・宥・晴絵「……………」

    「////」

    穏乃・憧・玄・宥・晴絵「ええええええっ!!!?」

    「待って!どうしてそうなるの!?説明してよっ!チャンプ!!」

    28 = 1 :

    「………私、昔からお母さんに言われてる事があって……」

    「…………」

    「『初めてを捧げる人はちゃんと選びなさい。そして、初めての人を深く愛しなさい』……お母さんが1本目の相手であるお父さんと結婚したからだと思うけど」

    「あれ?やっぱり男の人とで合ってるんじゃ……」

    「玄」ジロリ

    「ひっ!」

    「昔と今を一緒にしたらダメ。百合専門誌が頻繁にある今とは時代が違うんだよ?」

    「う、うん……」

    「次におかしな事言ったらぶつからね」

    「わ、分かった……」ハワワ

    「玄ちゃん……気を付けて……」フルフル

    「……私の中にはずっとお母さんの言葉があった……だから、初めてを高鴨さんに捧げた今……私は……///」

    穏乃「で、でも……私の場合は事故で奪っちゃったんですよ?恨まれるならともかく、愛されるなんて……そんな資格……」

    「……いいの。私は今まで恋愛経験が全然無くて、処女膜は破れるどころか揺れもしなかった。むしろいい機会だったかもしれない」

    29 = 1 :

    穏乃「けど私なんか……」

    「ううん。私ね、準決勝を見ていて……いい感じでアレして淡を抑えた高鴨さんに興味が湧いてたんだ……制服も似合ってたし」

    穏乃「…………//」

    「それで今こんな風になって……これは運命かな、とか感じてるんだ……///」

    穏乃「え、えと……///」

    「ま、待ちなさいよ!!罪滅ぼしで付き合えとか鬼畜っしょ!しずを奈良の現役JK性処理肉奴隷として扱う気!?」

    「そこまで求めるつもりは無い……ただ……お試しとして少しの間付き合ってくれればそれで……//」

    「……嘘……それだけじゃ絶対収まらないはず」

    「嘘じゃない……」

    「ふん!だったら乳首を見せなさいよ!エロい事考えてないならいつもの固さのはずだから!」スタスタ

    「…………」

    穏乃「待って!!」

    「しず……?」

    30 = 1 :

    穏乃「私……宮永さんと付き合う」

    「!」

    「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    「………いいの?」

    穏乃「はい。責任はとるべきですし」

    「…………私の言い分……自分でも勝手だと思う。それでも……本当にいいの?」

    穏乃「はい!……実は、前から綺麗な人だなって思ってたし……私に何か出来るなら喜んで///」

    「そ、そう……あ、ありがとう…///」

    穏乃「い、いえ……そんな……お礼なんて……///」

    「まさか……し、しずが…………うっ」ウプ..

    「お、おええええ!」ピルルッ!

    「わぁあ!!」バッ!

    (うぅ……あたしがしずの前で吐くなんて……くっ、この色合い……せめてもっと可愛い色のを食べてれば……)

    31 = 1 :

    ♪憧の体温であったかい!憧の体温であったかい!

    「…………」ピッ

    初瀬『大丈夫!?憧が吐いてる予感がしたけど……』

    「……問題ないよ。しずが宮永チャンプと付き合うとか言うからビックリして胃にきただけ……」

    初瀬『そっか……』

    「………ねえ、2人を別れさせるいい方法はない?」

    初瀬『あっても教えないよ。高鴨さんと宮永さんが付き合うのは私的には大歓迎なんだから』

    「…あたしの靴下あげるから。お願い」

    初瀬『…………プラス罵りボイスつき』

    「……分かった」

    初瀬『じゃあ協力する。ただ私の策は必ず成功するという類のものじゃないよ?2人が交際するきっかけになった要因を排除するだけ。あとは憧次第』

    「それでもいい」

    初瀬『オッケー…………よし、ボイスちょうだい』

    32 = 1 :

    「……みっともない顔しちゃってさ!とっととあたしの靴下で……イキなよ!」

    初瀬『ああぁあぁあ………後で掛け直しゅぅう!!』

    『は、初瀬ちゃん?大丈夫!?』

    初瀬『はぅぅん……もうらめぇ……でしゅう……』ブツッ

    玄・宥・晴絵「…………」

    (………頼むよ……初瀬……)

    穏乃「///」

    「///」





    「………………………」(陰から覗いている)

    「はわわわわわ………」ガタガタガタ

    「な、なんなのこれ?テルが……高鴨 穏乃と………?」

    「っ!」ダダダッ!

    33 :

    どうなってるんだ

    34 :

    さっきから玄がちょいちょい不憫でワロタ

    35 = 1 :

    【白糸台 控室】

    「た、たた大変だよっ!!」ガチャッ!

    尭深「あ、おかえりなさい」

    誠子「お菓子買うのにずいぶん時間掛かったな」

    「それどころじゃなかったんです!!い、今ね!テルが…」

    「とにかく落ち着け」

    「落ち着いてる場合じゃないんだよっ!大変なの!」

    「……淡が大変だと言って本当に大変だった事は無かったじゃないか。落ち着いて話してみろ」

    「う、うん……あのね!テルが阿知賀の高鴨 穏乃に処女膜を破られて、お尻の初めても奪われて、結果2人は付き合うって!!」

    「…………ん?」

    尭深「は?」

    誠子「へ?」

    36 = 1 :

    「本当なの!!」

    「………淡、お前は自分が何を言っているか分かっているのか?」

    「わ、分かってるよ!」

    「じゃあ、どうしてインターハイの会場で処女膜を破られるんだ。ありえるとしたら襲われた場合だろうが………だとしたら付き合う事になるわけがない」

    「じ、事故で……」

    「どんな事故だ。淡……嘘をつくにしても内容は考えろ。処女膜を破られたなんて……照が聞いたら気分悪くするぞ」

    「っ!た、たかみ!」

    尭深「…………ごめんね淡ちゃん。私も今の話はちょっと……」

    「…………」チラ

    誠子「大丈夫。私は淡の味方…」

    「っ!」ダダッ!ガチャバタン!

    誠子「ぅええっ!私は信じようとしたのに!」

    37 = 1 :

    【廊下】

    (ダメ……誰も私を信じてくれない……)ダダダダ..

    (もう………誰にも頼らない……)

    (……………でも………)

    「………おい!止まれ!」

    「え」ピタッ

    智葉「廊下を走るな。危ないだろう」

    「あんたは………臨海女子の……」

    ダヴァン「OH!あなたはシライトダイの大星サン!」

    「ジンガイさんも……なんでここに……」

    智葉「見学だ」

    ダヴァン「イエス!」ズルズル..

    「………ラーメン食べながら歩くのはやめた方がいーよ……もし誰かとぶつかったら……その箸で誰かの処女膜を破っちゃうかもしれないし……」

    ダヴァン「??」

    38 :

    照さんの豪腕ヅモで穏の処女膜が消し飛ぶ展開はよ

    39 = 1 :

    智葉「おい……うら若き乙女が何を口走っている」

    「……だってありえる事だもん……テルがそうだから……」ボソッ

    智葉「…………なんだと?」

    「…………」

    智葉「おい……話してみろ」

    「え?」

    智葉「宮永に何があったんだ?」

    智葉(今の話で宮永の名前が出てくるとは……嫌な予感がする)

    「………ついさっき―――」

    「―――というわけ」

    智葉「……………」

    ダヴァン「OH………」

    「……信じてもらえないだろうけど……」

    智葉「……いや、信じるさ」

    「!!」

    40 = 1 :

    智葉「表情を見ればその人間が嘘をついているかどうかなんてすぐに分かる。お前は嘘をついていない」

    「ガイトなんとか……」

    智葉「辻垣内だ……まったく、宮永め……お前の処女は私がもらうはずだったのに……」ブツブツ

    ダヴァン「オオホシサン!私も信じマス!」

    「ジンガイさんも………」

    智葉「で、これからどうするつもりなんだ?」

    「え?それは………テルに付き合わないようにお願いするとか……」

    智葉「ふむ……本来なら宮永の敵討ちをしたいところだがな」

    「あ!それいい!じゃあこうしよう。私がテルのところに行ってテルを説得するから、タイミングを見てツジガイトが高鴨 穏乃に襲い掛かってくれる?」

    智葉「なるほどな。お前が宮永の意識を高鴨から逸らし、その間に私が高鴨の処女膜を破る……」

    「そうそう!」

    智葉「よし分かった。その作戦で行く。では早速ロビーへ向かおう」スタスタ

    ダヴァン「YES!」スタスタ

    「わーい!」

    41 = 1 :

    智葉・ダヴァン「」スタスタ

    「……………ふふっ」

    (計算通り!)ギラリ

    (あんたがテルを好きだってのは知ってるよ?だから……あんたが高鴨 穏乃を襲う姿をテルに見せてやる!悪いねー、ツジガイト。嫌われてもらうよ!!)ギラッ

    智葉(……などと考えているのだろうな……だが甘い)

    智葉(私はそれを利用し、高鴨を襲わずに宮永への愛をさりげなくアピールして好感度アップを狙ってやる)ニヤリ

    (……とか考えてるんだろうね。ふん……甘すぎでしょ!)

    (そんなあんたの好感度が下がるように『今からツジガイトがテルを落とそうと姑息な演技をするみたい』と伝えてやる)

    (その結果、どれほど心を打つ言葉を言ったとしても、テルには響かない……あんたはピエロで終わる!)

    智葉(……などと考えているのだろうな。だがまだまだ甘い。私は途中で宮永に演技をしようとしていたと自ら暴露し、罪の意識を感じているようにを見せる)

    智葉(私がプライドを捨て、己の心をさらけ出す姿は宮永に戸惑いをもたらす。私の性格と過去の振る舞いを生かしたこの作戦に死角はなし!)

    (………とか考えてる?バレバレだよ!私はおバカと思われがちだけど、テルに関してはマジだから!色々考えてるもんね!)

    (ツジガイトが素直になったところで、私とテルの今まで過ごした時間を覆すほどの威力じゃない)

    (ツジガイトが変な演技をしても、私がテルに抱きついて泣けばテルは私に意識が向く。あんたの言葉はテルには伝わらない!!)

    42 = 1 :

    智葉(……などと考えているのは分かっている。想定内だ。お前が泣きつくなら、私が宮永以上に情熱的にお前を慰める)

    智葉(すると、宮永の目には私がとても優しく素晴らしい人間に映るだろう。そこで私も涙を流し『でもこの子以上に宮永が好きだ』と告白する……必ずときめく)

    (……とか考えてるだろうね!でも私はツジガイトに慰められる前に『ツジガイトに襲われた』と嘘ついてテルに疑念を植え付ける!これで何をしても無駄になる)

    智葉(……などと姑息な手段を用いるのは読めている……それならば私は………)

    淡・智葉「……………」ムーン..ムーン..

    ダヴァン「?」

    ♪3連覇は私たちの一大目標です!3連覇は私たちの一大目標です!

    智葉「ん?電話か……ちょっとすまんな…………もしもし」ピッ

    『もしもし……辻垣内さんですか?』

    智葉「………お前は誰だ」

    『私は初瀬と申します。訳あってあなたの携帯番号を入手し、電話を掛けさせていただいてます』

    43 = 33 :

    怜が同じ能力者と戦ったらこんな風になるのかね

    44 :

    とんでもねえ
    とんでもねえ

    45 = 1 :

    智葉「………訳とは?」

    初瀬『宮永 照の処女膜について……と言えば通じるかと』

    智葉「!!」

    初瀬『私に協力して頂ければ、この案件を解決する事が出来ます』

    智葉「………解決とはどういう意味だ。お前の立場と目的が分からなければ力を貸す事は出来ん」

    初瀬『私は宮永 照と高鴨 穏乃の交際を阻止する……この1点を目指し動いています』

    智葉「……………」

    初瀬『私は頭がいい人たちが通う高校に通っている頭がいい女子高生です。頭がいい作戦で、必ず成功させてみせます……協力して頂けませんか?』

    智葉「…………分かった。協力しよう」

    初瀬『ありがとうございます。では私の指示通り動いて下さい。まずは……――――』

    46 :

    長いもwwwwwwwwwww

    47 = 1 :

    【ロビー】

    「こう……ツモる時に左手で卓をガシッて掴んで……」

    穏乃「わ、左手見せて!……す、すっげータコが出来てる!これって卓ダコ!?」

    「は、恥ずかしいからあまり見ないで……//」

    穏乃「でも……タコも可愛いよ……//」

    「そんな事ない……//」

    穏乃「あるよっ!ほら、プニプニしてるし」プニニ

    「ぁ……///」ピクン..

    穏乃「っ!ごめん!そ、その……敏感だね…//」

    「~っ//」カァァ..

    玄・宥・晴絵「………………」

    「……イチャイチャしちゃってさ……」ムググ..

    (しずは……自分の罪を許してもらえるかもしれないという安堵感と、宮永と付き合う事が決まってテンションが上がってる…)

    (……和の時もそうだったけど、しずって過ごした時間よりフィーリングを重視するから、仲良くなる時はあっという間なんだよね……ちっ!)

    (宮永も……処女膜を失った事に対するショックより、しずと仲良く出来るのが嬉しいみたいだし……)

    48 = 44 :

    まさに混沌

    49 :

    >>1はジョジョと禁書絶対好きだろ

    50 :

    照が可愛い


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