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    元スレ結衣「正しい彼女の壊し方」

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    201 = 145 :

    はっはっはよ

    202 = 1 :

    千鶴「私が歳納と仲良くなったって話をすると……姉さんが泣くんだよ……」

    京子「……千歳が?」

    千鶴「……昨日も言ったけど、姉さんは杉浦さんの事をまだふっきれてない……」

    千鶴「それどころか……昨日はお見舞いに来てくれた杉浦さんに……酷い事を言っちゃって……」

    京子「あ、綾乃に?」

    千鶴「……それで、気を紛らわせるためにも、歳納の話題出したんだけど……そしたら……」

    京子「……」

    千鶴「そしたら、姉さんが泣きながら言ったんだ……」

    京子「……なんて?」

    203 :

    恥骨

    204 = 1 :

    千鶴「……歳納」

    京子「な、なに……」

    千鶴「……お前、昨日どうして本屋に来た?」

    京子「え……?ミラクるんの新刊買いにだけど……」

    千鶴「……本当に?」

    京子「ほ、ほんとだよ?他に何が……」

    千鶴「……私があそこに居るって事を、知ってたんじゃないのか?」

    京子「……え」

    千鶴「杉浦さんの事があったから、私に取り居るチャンスだと思って、あそこで待ち伏せしてたんじゃないかって……」

    京子「……」

    千鶴「……」

    京子「……なにそれ」

    205 = 1 :

    京子「そ、そんな訳ないじゃん……だって、だってそんな……!」

    千鶴「……」

    京子「ち、違うよ?そんなことしてないって……だって、千鶴昨日、友達になるのも悪くないって……」

    千鶴「……」

    京子「い、言ってくれたじゃん……」

    千鶴「……」

    京子「し、信じてくれるよね?友達の事信じてくれるよね?」

    千鶴「……」

    京子「そ、そもそもどうして突然そんな妄想を……!」

    千鶴「……」

    京子「……もう……そう」

    千鶴「……」

    京子「……千歳が、そう言ったの?」

    206 = 1 :

    京子「そ、そんなの何時もの妄想だよ……千鶴も、知ってるでしょ、内容は判んないけど千歳が色んな妄想するって」

    千鶴「……」

    京子「ち、千歳って綾乃の事で何か悩んでるでしょ?だからきっと妄想が変なふうに暴走して……!」

    千鶴「……歳納」

    京子「……なに」

    千鶴「……私はずっと、1人だった」

    京子「え……?」

    千鶴「ずっと1人で、姉さんとだけ親しくして過ごしてきた」

    京子「……うん」

    207 = 1 :

    千鶴「お前と接して……姉さん以外と親しくなるのも悪くないかなと思ったのは確かだ……」

    京子「わ、悪くないよ……悪くなんて……」

    千鶴「……けど、やっぱり駄目だ」

    京子「ち、ちづる?」

    千鶴「……何かあると、私は」

    京子「……」

    千鶴「私は、姉さんを選んでしまう」

    京子「……!」

    209 = 1 :

    千鶴「妄想か現実かなんて、どうでもいいんだ」

    京子「……」

    千鶴「姉さんがそう信じてるなら、それが真実なんだよ」

    京子「……」

    千鶴「……だから、私はお前を信じる事は出来ない」

    京子「……」

    千鶴「……すまん」

    京子「……」

    千鶴「……」

    京子「……」

    千鶴「……きっと」

    210 = 1 :

    .



    「きっと、私には一生、友達なんてできないんだと思う」



    .

    211 = 1 :

    .



    「それじゃあ、一生かかっても、私は千鶴と友達になれないって事なのかな」



    .

    212 = 52 :

    よくこんな話思いついたな…

    213 = 1 :

    ~公園~


    京子「……」

    京子「……」

    京子「……あ、もう夜だ……」

    京子「……」

    京子「そ、そろそろ……帰らないとね……」

    京子「……」

    京子「こうして、ブランコ漕いでると……思い出すな……」

    京子「小さい頃は、ずっと三人一緒で……」

    京子「私が1人きりになる事なんて……無かったのに……」

    214 = 1 :

    京子「……」

    京子「……ねえ、結衣、ブランコ押してよ」

    京子「……」

    京子「あかり、そこに居ると危ないよ……足が当たっちゃうよ……」

    京子「……」

    京子「なんて……あはは……」

    京子「……」

    京子「なつかしい……な……」

    216 = 1 :

    結衣「うん、懐かしいね」

    京子「うん……」

    結衣「……」

    京子「……」

    結衣「……」

    京子「え、あ、あれ?結衣?」

    結衣「うん」

    京子「……」

    結衣「……」

    京子「……えっと、今の聞いてた?」

    結衣「うん」

    京子「ど、何処から?」

    結衣「ブランコ漕いでると思いだすなって辺りから」

    京子「うぅっ///」

    217 = 1 :

    京子「な、何?何か用なの?」

    結衣「いや、1人でブランコ漕いでるから何してるのかなって」

    京子「……別に、私の事なんて放っとけばいいのに」

    結衣「そういう訳にはいかないでしょ、友達なんだし」

    京子「とも……だち……」

    結衣「幼馴染でしょ、私達」

    京子「……きょ、今日は、綾乃と一緒じゃないの?」

    結衣「うん、久しぶりに生徒会に出るって」

    京子「……そっか」ホッ

    218 = 1 :

    結衣「部室に行っても誰も居ないしさ……今日は部活やんなかったの?」

    京子「……」

    結衣「京子?」

    京子「……結衣」

    結衣「うん?」

    京子「……ちなつちゃんがね」

    結衣「ちなつちゃんが?」

    京子「……部活、辞めちゃった」

    結衣「え?」

    220 :

    良いよ

    221 = 1 :

    結衣「ちなつちゃん、部活辞めちゃったの?なんで?」

    京子「……」

    結衣「こないだ私と会った時も何か様子がおかしかったし……何かあったの?」

    京子「……」

    結衣「京子?」

    京子「……わかんない」

    結衣「けど、何もないのにちなつちゃんが辞めるはずないでしょ?」

    京子「……わかんないって」

    結衣「退部するって言われたの、京子なんでしょ?その時理由聞かなかったの?」

    京子「だ……だから……」

    結衣「よっぽどの事だと思うよ、ちなつちゃんが辞めるなんて、京子は部長なんだからちゃんと……」

    222 = 174 :

    辛いが読みたい

    223 = 1 :

    京子「だから!わかんないってそんなの!」

    結衣「京子?」

    京子「わかんない!わかんないよ全部!ちなつちゃんがどうして!あんな事言ったのか!」

    京子「ち、千鶴だって!どうして友達になれないとか言うの!?信じてくれないの!?」

    京子「全然判んないよ!どうして……どうしてっ!」

    結衣「京子……」

    京子「……どうして……」ヒック

    京子「わ、わたし、がんばったのに……がんばったのにっ……」グスッ

    京子「な、なんで……」ヒック

    224 = 1 :

    ~数分後~


    結衣「……落ち着いた?」

    京子「……うん」

    結衣「……そっか」

    京子「……」

    結衣「……あのさ、京子」

    京子「……なに」

    結衣「私はもう、綾乃のものだから、京子が辛くても、前みたいに抱きしめてやる事は出来ない」

    京子「……」

    結衣「……それは判ってくれるよね?」

    京子「……」

    結衣「……」

    京子「……うん」

    225 = 107 :

    むう…

    226 = 21 :

    うぅ…

    227 = 1 :

    結衣「けどさ、お前には、何時も一緒に居てくれる子が、いるだろ?」

    京子「いつも……一緒に……」



    「……だから、だからあかり、頑張る」 


    「あかりのままで、京子ちゃんをちゃんと支えられるよう、頑張るっ!」 



    京子「……うん」グスッ

    228 = 103 :

    うう

    229 = 1 :

    結衣「その子はさ、いっぱい頑張って京子の力になろうとしてると思う」

    京子「……うん」

    結衣「まあ、前から頑張って色々やってるみたいだったけどね」

    京子「……うんっ」ヒック

    結衣「だからさ……」

    京子「……そう、だよね、私には、一緒に居てくれる友達がまだ……」グスッ

    230 = 1 :

    .



    結衣「だから、寂しかったり辛かったりしたら、あかりにセックスして貰えばいいよ」




    .

    233 = 107 :

    まじか…

    235 = 21 :

    まじ鬱
    うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ

    237 = 220 :

    238 :

    ここに来てテイストが?って感じになったな

    239 = 1 :

    京子「……え」

    結衣「あかりも受け入れてくれると思うからさ」

    京子「セ……え?」

    結衣セックス」

    京子「……」

    結衣「……」

    京子「あ、あはは……結衣ったら、もう冗談ばっかり」

    結衣「いや、冗談じゃないけど」

    240 = 15 :

    結衣ちゃん怖い

    241 = 1 :

    結衣「ひょっとして京子は知らなかった?」

    京子「な、なにを」

    結衣「あかりってさ、色んな女の子とセックスしてるんだよ」

    京子「……」

    結衣「私も誘われた事は有るよ、断ったけど」

    京子「……」

    結衣「京子は誘われた事ないの?」

    京子「やめて」

    結衣「あかりは上手らしいから、京子のどんな鬱憤も晴らしてくれると……」

    京子「やめて!!!」

    242 = 1 :

    京子「ひ、酷いよ、結衣……あかりの事をそんな風に言うなんて……」

    結衣「けど、本当の事だよ」

    京子「そ、そんな訳ないじゃん!」

    結衣「京子……」

    京子「あ、あかりは!あかりは純粋で優しい子なんだぞ!?そんな事してるはずが……!」



    「あかりはさ、アデルてぃーな雑誌とか読むの?」

    「……」


    京子「そんな……事してるはず……」

    243 = 1 :

    結衣「……それは、京子があかりの表面しか見てなかったからそう思うんじゃない?」

    京子「……違う」

    結衣「というかさ、京子はあかりがそういう子だったとしたら、友達とか辞めちゃうの?」

    京子「そ、そんなこと……」

    結衣「私は例え京子やあかりがどんな子だったとしても友達続けてくよ?」

    京子「……そんなこと、ない」

    結衣「ん?」

    京子「そんな事ない!あかりは絶対そんな事してない!私が……!」

    結衣「……私が、なに?」

    京子「私が一番、あかりの事を知ってるんだから……!」

    244 = 1 :

    結衣「……そっか」

    京子「……そうだよ」

    結衣「京子がそう信じるなら、確かめてみればいいんじゃない?」

    京子「……なにを」

    結衣「あかりが、セックスしてくれるかどうかを」

    京子「……だから、するはずないって」

    結衣「あかりの家に行ってね……」

    京子「……」

    結衣「ハーブティーが飲みたいって、言ってごらん」

    京子「……ハーブティー……」

    結衣「それが、セックスさせて欲しいって事の隠語になってるから」

    245 :

    アッカリーン…

    246 = 220 :

    あかり…

    247 :

    サッカリーン…

    248 = 1 :

    京子「……そんなの、嘘に決まってるじゃん」

    京子「馬鹿馬鹿しいにもほどがある……」

    京子「私は、私は何があってもあかりを信じるよ」

    京子「あかりはそんな事しない」

    京子「そんな事するのはあかりじゃない」

    京子「確かめる必要も無い」

    京子「……」

    京子「なのに……どうして……」


    ピンポーンッ


    「はぁ~い」



    京子「……どうして、私はあかりの家に来ちゃったんだろ」

    249 = 27 :

    赤座さかり…

    250 = 1 :

    あかり「あ、京子ちゃん、どうかしたの?」

    京子「あ……うん、あの……」

    あかり「遊びに来てくれたの?あかり、嬉しいよぉ!」

    京子「うん……」

    あかり「京子ちゃん、あかりの部屋にあがってて?今飲み物持ってくるからっ!」

    京子「……」

    あかり「京子ちゃん、何か飲みたいものある?」

    京子「……」

    あかり「京子ちゃん?」

    京子「……あ、うん……じゃあ……ハーブティーで」


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