元スレ恒一「怜子さん夕飯は何がい…ごごごっ、ごめんなさい!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 = 105 :
かわかわ
152 :
きゃわわ
153 = 1 :
赤沢「おいしくなぁれ…おいしくなあれ…」トポポポ…
赤沢「おいし…っ」ピタ
赤沢「…………」
赤沢「な…なに見てるのよ、パパ…」トポトポ
赤沢「別にいいでしょ…そのうち淹れ方教わろうって、前から思ってたんだから…」
赤沢「なんなのよその顔はぁ……もうっ、あっちいっててよ!今集中してるんだから!」
赤沢「そ、そんなに落ち込むことないじゃない…」トポトポ
赤沢「…………」
赤沢「そ……そのうちパパにもご馳走してあげるから…」
赤沢「…………」
赤沢「ふふふ…」
赤沢「単純だなぁ、パパは…」トポトポ…
155 = 1 :
赤沢「っと…ママ、これで完成?ちゃんとできた?やったぁ♪」テーレッテレー
赤沢「そーだママ、カップカップ!いつものじゃなくって、ほら、あの素敵なやつどこに仕舞ったっけ?」
赤沢「え?後はママがやる?いいわよ、あたしやりた…え?」
赤沢「お……お背中流し…って………!」
赤沢「ば、ば、ばっ、バカな事言わないでよ、もう、出来るわけないじゃない!」
赤沢「無理無理やだやだ、ダメ絶対無理!」
赤沢「………」
赤沢「そりゃあ、おにぃにはよくやってたけど、おにぃは…おにぃだし…」
赤沢「……もう一度、おにぃの背中流してあげたいって泣いて、ママを困らせたこともあったけど…」
赤沢「でも…」
赤沢「……………」
赤沢「…恒一くんに…ふしだらな子って思われちゃったら………そんなのヤダもん…」
156 = 136 :
ちくしょう赤沢さん可愛いよう
159 = 1 :
赤沢「………」
赤沢「…………えっ?」
赤沢「ちがっ…そんなんじゃ……」
赤沢「そんなんじゃ………」
赤沢「…………なくはない…けど…」
赤沢「……………」
赤沢「わかんないけど……そう…なのかも…」
赤沢「////////」
赤沢「………」
赤沢「だ、だから行かないってば…」
赤沢「えぇ…そうかなぁ…ど、どうしようかな…」テレテレ
160 = 80 :
大天使イズミール
161 = 136 :
163 = 1 :
ガチャン…
赤沢「………あっ」
赤沢「恒一くん、お風呂あがったみたい…」
赤沢「…ホッとしてなんかないわよ」
赤沢「な、なによ…別に残念だなんて思ってないんだから…もう」
赤沢「………コホン…」
ガチャッ
赤沢「あら、恒一くんあがったのね。服のサイズはまあまあ合ってるわね」
赤沢「パ…お父さんの部屋着だからちょっとおじさん臭いけど、我慢しなさい」
赤沢「じゃあ、次は私が入るから、座ってテレビでも見てなさい」
赤沢「ふんっ、い、言っておくけど、覗こうなんて思わないでよね…」
赤沢「…?」
赤沢「……っ!」
パタン
赤沢「もう…ママったらニヤニヤしちゃって…恒一くんに変な事吹き込まないでしょうね…」
165 = 1 :
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
赤沢「……………」チャプ
赤沢「…………わ…」
赤沢「わわわ…ちょ、なにこれ…」
赤沢「凄い…恒一くん、今ウチにいるんだ…」
赤沢「あわわ、そういえばこのお湯も…恒一くんが浸かった…ひゃー…」
赤沢「………」
赤沢「……も、もうちょっと浸かってよう…」
赤沢「あ、でも早く出ないとコーヒー煮詰まっちゃったりしないかな…」
赤沢「あうう…名残惜しい…」ブクブク
167 = 105 :
かわかわ
168 = 1 :
赤沢「ふぅ…いいお湯だったわ…」
赤沢「いいお湯だった…うん…」
赤沢「………」
赤沢「……前髪、変じゃないよね…」クイクイ
赤沢「ふぅ…よしっ」
ガチャ
赤沢「恒一くん、お待たせ」
赤沢「あれ、お母さんは?」
赤沢「ふぅん…あの後すぐに用事があるって、ねぇ…」
赤沢「………♪」
赤沢「あ、そうだ恒一くん、コーヒーでも飲まない?さっき淹れたのよ。私が」
赤沢「私が淹れた上質なハワイコナエクストラファンシー、イノヤでも扱ってる香り高い……」
赤沢「……」
赤沢「な、なによその切なそうな顔は……」
169 = 73 :
ああ…
170 = 136 :
172 = 1 :
赤沢「はい、恒一くん」カチャ
赤沢「…どうしたのよ、凄い汗だけど…」
赤沢「………」
赤沢「な、なんか変かな、このコーヒー…」
赤沢「じ…実は私、コーヒー入れたの今日が初めてなの」
赤沢「だから、もしかしたら美味しくないかも…ごめんね、恒一く…」ウル…
赤沢「…あ」
赤沢「え、美味しい?ほんと?」
赤沢「よかったぁ…えへへ…嬉しいな…」
赤沢「んっん、こほん……」
赤沢「ところで、一体何があって嵐の中を彷徨って……」
赤沢「あーごめん言いたくないならいいのよ、ウン無理に言う事ないわ、ウン言いたくない事もあるわよね、うん」
173 = 73 :
可愛い
174 = 136 :
可愛い
175 = 1 :
赤沢「………うん…………」
赤沢「…あるある…………」
赤沢「……………………」
赤沢「……………………」
赤沢「ご、ごめん恒一くん、ちょっと部屋に行ってくるわ。携帯充電してくる…」
パタン
赤沢「はぁっ……」
赤沢「…あう…どうしよう、全然間が持たない…」
赤沢「はぁ…」
赤沢「!」
赤沢「あっ、ママ…」
赤沢「え、恒一くんの事で話がある?なになに、どういうこと?」
177 = 1 :
赤沢「酷い人間不信、特に年上の女性に対する恐怖感…そして何より自分自身を憎悪してる?」
赤沢「恒一くんが?なんで?え、言えない?教えてよママ」
赤沢「恒一くんの名誉のため…じゃあ仕方ないか…」
赤沢「でも、なんで分かるの?恒一くんとお話ししたの?」
赤沢「会話したわけじゃないけど、恒一くんの容姿や状態、ママに怯える態度…それらを複合するとなんとなく解る?ママ凄い!」
赤沢「ねえママ、どうしよう。私、恒一くんを元気付けてあげたいの。なんとかならないかなぁ…」
赤沢「お願いママ、恒一くんを元気にするために力を貸して」
赤沢「ママじゃ無理?むしろ危険?どういう事なの?言えない…そんなー…」
赤沢「え、私にしかできない?でも、私どうしたらいいのか…」
赤沢「………」
赤沢「わかった、やってみる。ありのままの自分で接してみるわ」
178 = 122 :
ママすげぇw
179 :
どうせママもヤってんだろ?
181 = 1 :
赤沢「お待たせ、恒一くん」
赤沢「………」
赤沢「恒一くん、手を出して」
赤沢「…?」
赤沢「赤沢さんまでって、どういう意味よ…?」
赤沢「ちょ、なんて顔してるのよ……」
赤沢「んん…?」
赤沢「ほら、握手握手!初めて会った時もやったでしょ」
赤沢「そういう意味かって、他にどういう意味があるよ…変な恒一くん」
赤沢「ふん…さっさと出せばいいのよ」
赤沢「はい、握手」ニギ
182 = 1 :
赤沢「………」ジー…
赤沢「ふむ……」ニギニギ
赤沢「ん?別に手相を見てるわけじゃないわよ」
赤沢「んー…」コネコネ
赤沢「ふーん…」サワサワ
赤沢「…………うん…」
赤沢「ねえ、恒一くん」
赤沢「恒一くんが何を苦しんでるのか、私は知らない。だって恒一くん話してくれないし」
赤沢「ああ、いいのよ。言葉にするのも苦痛だっていうなら、私もあえて聞かないわ」
赤沢「でもね、どんなに自分を嫌っていても、恒一くんはやっぱり恒一くんよ」
赤沢「こうして触れると解るの。恒一くんの手は、初めて会った時と変わってないわ」
183 = 164 :
赤沢さんマジ天使
186 = 136 :
ええ子や…
187 :
あかざーめん
188 = 1 :
赤沢「それにね、私やっぱり思うの。恒一くんは自分で思うほど悪くないって」
赤沢「だって悪いヤツなら、今の恒一くんみたいに悩んだり苦しんだりなんてしないでしょ?」
赤沢「悪びれないでシラッとしてるもんよ、そういうヤツは。ほら、恒一くんとは違うでしょ?」
赤沢「恒一くんはいい子よ……私が保障します」
赤沢「だって、恒一くんの手に触れてると、私とっても落ち着くもの…こんなに心が休まるもの…」
赤沢「ふふ…ちょっと間が悪いけど、思いやりがあって、優しくてあったかい…私の好きな手…」
赤沢「いくら今の自分を嫌ってても、きっとまた好きになれるわ」
赤沢「今までよりもっと……きっと、想像もしてなかったくらい…好きになるから…」
赤沢「…………」
赤沢「……私が…保障するんだから…」ポッ
赤沢「…………」
赤沢「ねえ…やっぱり私達、ずっと前にどこかで一度会って……恒一くん?」
赤沢「ちょっと、泣くことないでしょ…やだ、もぅ、恒一くんたら……」ウルッ
190 :
アカザーさんええ子や…
191 = 136 :
赤沢さんマジ女神
192 = 164 :
正ヒロインの貫禄
193 = 1 :
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
赤沢「落ち着いた?恒一くん」
恒一「………うん…ごめんね赤沢さん…」
赤沢「ふふ、いいのよ」
恒一「僕、お蔭でなんとか立ち直ることができそうだよ。ありがとう、赤沢さん」
赤沢「えへへ…よかった…ホントに…」
恒一「それにしても、赤沢さんにはみっともないトコ見られちゃったな…」
赤沢「あら、気にしてるの?恒一くんも意外と男の子なのね」
恒一「そりゃあね…って、そんなに意外かなぁ…」
赤沢「うふふふ♪恒一くんの弱みを握っちゃった。どうやって付け込んでやろうかしら」
恒一「ははは…お手柔らかに頼むよ」
赤沢「そうねぇ……」
194 :
良かったNTRれた赤沢父はいなかったんだね……
196 = 136 :
赤沢さん頑張れ!
198 :
200レス近くになってやっと会話が
199 = 125 :
赤沢母に犯されるのいつ?
200 = 1 :
赤沢「うん、じゃあこうしましょう」
赤沢「私、今日の事は誰にも言わない。その代りに……」
恒一「そ…その代わり?」
赤沢「恒一くんも、今日の事は誰にも言わないって約束して欲しいの」
恒一「…あ、あれ?そんなんでいいの?」
赤沢「何よ、不服かしら?」
恒一「そんなことないけど……わかった、約束するよ」
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