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    元スレはやり「宮永咲育成計画☆」

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    みんなの評価 : ★★
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    101 = 71 :

    「ダブリー、一発!」

    「嶺上開花!」

    「ダブリー、一発! ジュンチャン、三色、一盃口!」

    「嶺上開花! 三槓子! 三暗刻!」

    「ダブリー! 嶺上開花! ドラ8! 小三元!」

    (この子、嶺上開花まで!? 凄いよ、強いよ――けど!)




    (プロの皆は、もっと強かった!)ゴッ

    103 :

    プロってすげえな

    104 :

    麻雀競技小児人口が激減するな。

    105 :

    ふんふむ

    106 = 71 :

    アナウンサー「試合終了おおおおおおおおおおおおおぉ!」

    アナウンサー「激闘を制したのは瑞原咲選手だー!」

    アナウンサー「インタージュニア至上初! 6歳時のチャンピオンの誕生だー!」



    「……」

    「……」

    「おめでとう!」ダキシメ

    「ありがとう!」ダキシメ

    108 = 71 :

    「負けたのは、悔しいけど」ポロポロ

    「こんなに、ワクワクして、ゾクゾクして、楽しかったの、初めてだったよ!」ギュッ

    「私も……楽しかった! 同年代の子にこんなに強い子がいるなんて思わなかった!」ポロポロ

    「ママ達が聞いたら、きっと大喜びするよ! 日本麻雀界の未来は明るいって!」ギュッ



    アナウンサー「全力を出し、全力で戦ったからこそ生まれた友情!」

    アナウンサー「なんという美しい姿なのでしょうか、不肖ながら私、涙がとまりません!」ブワッ

    アナウンサー「まさにベストオブベスト! 伝説に残るであろう試合に相応しい閉幕です!」



    モブ1「」

    モブ2「」

    111 = 71 :

    はやり「咲ちゃああああああああああん! おめでとおおおおおおおお!」

    「ママー! 勝ったよ! 日本ジュニアのチャンピオンだよ!」ワーイ

    はやり「今夜はごちそうだよー☆」



    「咲ちゃんの大楽勝かと思ってたけど、あの淡って子凄いねぇ」

    靖子「全く、大した奴らだよ。私達の次の世代は……」

    大沼「……これで悔いなく死ねる」

    健夜「それはちょっと冗談にならないんで止めてください……」

    112 = 99 :

    南浦プロの出番はないんですか

    115 = 71 :

     ――長野

    (8歳)「……」

    数絵(6歳)「なにを読んでるの? 照ちゃん」

    「麻雀の雑誌」

    数絵「……漢字だらけでわかんない」

    「この前のインタージュニアでね、瑞原咲って子が優勝したんだって。数絵と同じ歳だよ」

    数絵「へー、凄い。でもさ、照ちゃんが出たら優勝したの照ちゃんじゃないの?」

    「さあ……私は、大会とか興味ないから」

    数絵「勿体無いー。お爺ちゃんも凄く照ちゃんの麻雀褒めてるのにー」

    (……咲、か)

    (私と父さんを置いて、生まれたばかりの妹と一緒に消えてしまった母さん)

    (……妹の名前は、咲にする予定だったって、父さんはいってたっけ)

    (この子が、私の本物の妹の咲だったらな――)

    (……そんな偶然、あるわけないか……)

    119 = 105 :

    南浦さんキター

    120 = 71 :

    ――更に2年後 再びテレビ局雀プロ控え室

    (8歳)「ツモ、嶺上開花」

    良子(20)「オーマイゴッド……」

    理沙(20)「強すぎ!」プンスカ





    「もはや名物だねぇ、控え室での咲ちゃん洗礼」

    靖子「私達もあんな時期があったなぁ……」

    健夜「私も油断してると順位負けしちゃうようになってきたからなぁ」

    「うっはぁ、マジっすか」

    靖子「……名実共に日本最強も近いかもな」

    121 = 99 :

    油断しなければ負けないあたりにすこやんの凄まじさを感じる

    122 :

    すこやん今何歳ー!!!

    123 = 113 :

    アラフォーだよ!

    125 = 71 :

    「むっー! 相変わらずサッキーやるなぁ! けど負けないよ! V3は私が阻止しちゃうから!」

    「今度も負けないよ! 淡ちゃん!」

    良子「――ソロモン王憑依!」

    理沙「本気プンスカモード!」プンスカ




    「淡ちゃんも馴染んでんなぁ」

    大沼「……今のところ、咲についていけるのは淡くらいだ」

    靖子「まぁ大会に出てないだけで、とんでもない子ってのはまだいるんでしょうけどね」

    健夜「……いつか、あの子達が世界を相手に勝てる日が来るといいな」

    「すこやん……」

    健夜「その呼び方止めて……」

    127 = 105 :

    咲0歳:はやり21歳 健夜20歳
    咲4歳:はやり25歳 健夜24歳、靖子21歳、咏20歳
    咲8歳:はやり29歳 健夜28歳、靖子25歳、咏24歳、良子20歳、理沙20歳

    こうかな
    咲が高校生になる頃には、戒能プロと野依プロもアラサーか

    128 = 99 :

    世界レベルとはどの程度なんだろう
    ムダヅモ?

    129 = 71 :

    靖子「……リオデジャネイロは、惜しかったな」

    健夜「天狗になってた気は無かったけどさ……強かったよ、世界は」

    大沼「健夜くんでも、世界は厚かった……か」

    健夜「金メダルを取った世界ランク一位……正直言って、人を相手にしてる気がしなかった」

    (私達がすこやんを相手にしてる時いつもそう思ってんだけどねー)

    健夜「私が地位も家族も友達も仲間も全てを捨てて、麻雀だけに打ち込んでも……多分、勝てない。それくらいの、強さだった……」

    大沼「……」



    「ロン!」

    「残念! 頭ハネ!」



    健夜「けど……きっと、あの子達なら……」

    130 = 71 :

    大沼「……ふっ。私から見れば、君たちもまだまだ若いがな」

    健夜「あはは、もうそんなことも言ってられないかも……」

    靖子「……アラフォーですもんねぇ」

    健夜「アラサーだよ!? まだアラサーだよ!」

    (まだってところに余裕の無さを感じるぜすこやん。私も人のこと言ってられないけどねぇ)

    はやり「なれるもん☆ 私の娘なら、世界一にだって☆」

    健夜「あ、お疲れさまですはやりさん。どうでした?」

    はやり「――聞かないで☆」

    4人(負けたのか……)

    132 :

    雀鬼伝の春香さんを彷彿とさせるエリート教育っぷり

    134 = 71 :

     ――7年後

    アナウンサー「インターミドル終了ー!」

    アナウンサー「やはり強かった瑞原咲! インタージュニアから数えて7度目の日本一! おめでとう!」

    アナウンサー「無念大星淡! 3度目の勝利ならず! 原村和と二条泉も惜しかった!」

    「くっそー! 負けた―! おめでとう、咲!」

    「……参りました。流石です、瑞原さん」

    「ま、まぁ……東最強は譲るけど、西日本最強は私やし」ガタガタガタ

    「みんな、ありがとう!」





    「これで中学生活も終わりなんだね……」

    「小学生の時は咲以外楽しめる相手が居なかったけど、中学は中々歯ごたえあったかな」

    135 = 71 :

    「うん、みんな強かった……」

    「その全員に勝ってる咲はもっと胸を張ってもいいと思うけどなー」

    「もうプロでも咲に勝てる相手、すこやんくらいじゃん」

    「ううん、まだまだだよ。この程度じゃ、世界の足元にも及ばないと思うから」

    「世界ねぇ。すこやんですら勝てないっていうんだから、相当なんだろうなー」

    「すこやんにリオで勝った世界一位、未だに無敗だし」

    「世界で無敗……怖いけど、戦ってみたいなぁ」

    「私も! ――ところで咲は高校どこいくの?」

    「うーん、やっぱり地元の東京かな。お母さんと離れたくないし」

    「相変わらず咲ってマザコンだよね」

    「マザコンでいいもーん。はやりお母さんは世界一のお母さんだから」

    「うっはー、重傷ー」

    「ふふん」

    136 = 71 :

    「東京か……じゃあ白糸台?」

    「うん、偏差値も良いしね」

    「じゃあ私も白糸台いこーっと」

    「え!?」

    「咲の敵になるのもいいけど、3年くらいは咲を味方にするのもいいかなって思ってさ」

    「見せてやろうよ日本最強タッグ」

    「天和でもトリプル役満でも、いくらでもくれてやる」

    「……いや、というかね……淡ちゃん、入試受かるの?」

    「……す、推薦があるから」ガタガタガタ

    138 = 71 :

     ――1年後

    アナウンサー「さあ始まりますインターハイ決勝戦! 注目するのは勿論、おそらくプロすら含めての日本最強雀士、瑞原咲と!」

    アナウンサー「圧倒的な実力で勝ち抜いて来ました宮永照!」

    アナウンサー「さあ、どのような熱く血潮を滾らせる戦いを繰り広げるのでしょうかー!」




    「……」

    (どうしたんだろ、この人、じっと私を見つめて……)

    「……やっぱり」

    「?」

    「――お願いします」ゴッ

    「っ」ゾク

    「――お願いします!」ゴッ

    139 = 88 :

    咲淡とか俺得過ぎてヤバイ

    140 = 71 :

     ――先鋒戦終了後 渡り廊下

    「うー、まだ鳥肌が止まらないよ……!」

    「あの宮永さん、本当に強かった! あー、楽しかったなぁ」

    「宮永さんは3年だから、もうインターハイで会うことは出来ないけど……プロになってくれないかな……」

    「――待って」

    「」ビク

    「み、宮永さん?」

    「大切な話がある。ついてきて欲しい」

    「……? わ、わかりました」




    「サッキーお疲れー……ってあれ? 居ない? ……また迷子かな」

    141 = 71 :

    「あの、話って……」

    「……咲っ!」ギュ

    (え、ええ!? きゅ、急に抱きしめられたー!?)

    「間違いない……咲は、咲だ。私の、大切な……! 麻雀を通して、ようやくわかった……!」

    「ちょ、ちょっと待ってください!? な、なんの話ですか!?」

    「あ……ご、ごめん」

    (し、心臓がまだバクバクしてる……)

    「……私には、生き別れの妹が居る」

    「……」

    「16年前、私のお母さんが生まれたばかりの妹を連れて家を出て行った」

    「……」

    「私と父さんは必死で2人の行方を探したけど、何年たっても見つかることはなかった」

    142 :

    淡咲と聞いて

    144 = 71 :

    「……」ドク

    「――酷い話とは思うけど、数年たって私達は探すのを諦めた」

    「警察にも頼んだ、使えるものは全部使った……けどこれだけ探しても見つからないのなら、もう見つかるはずがないと」

    「……だ、だから、だから、なんだって、いうんですか」ドクドク

    「……だけど、あなたがインタージュニアで優勝した時の雑誌を見た時、私はひょっとしてと思った」

    「ありえないとは思った。他人のそら似なだけなのだと思った」

    「あの事の私とお父さんは、心を暗く覆わせて居たから、僅かな希望も信じられなかった……」

    「……」ドクドクドク

    「でも、知り合いの記事に調べて貰って判明したことがある」

    「貴女の母親、子育て系アイドルとして有名な瑞原はやりには――」




    「妊娠していた、時期がない」

    145 :

    そもそもお父さんいないしな
    iPS細胞かも知れんが

    146 :

    iPSがあるから多少はね?

    147 :

    一波乱あるか?

    148 = 77 :

    あっという間に高校生になった
    アラフォーが本当のアラフォーの歳になってしまったよ
    一番の疑問はアラフォーになってもまだ子育て『アイドル』なんだろうか

    149 = 71 :

    「――」

    「いくら調べても、なかったって。だから貴女は……養子として瑞原はやりに育てられたはず」

    「――だ」

    「貴女の年齢と私のお母さんが連れて行ってしまった妹の年齢は一致する。正直こんなことをいいたくないし、考えたくもないけど」

    「多分お母さんは何らかの理由があって、東京に行った時、貴女を捨てた」

    「――そだ」

    「いや、捨てたかどうかはわからない。ひょっとしたら瑞原はやりにお母さんが貴女を育てるように託したのかもしれない」

    「嘘だ! 違う! 違うもん! 私はお母さんの! 瑞原はやりの――子供だよ!」





    「――違わない。DNA鑑定をすれば判明すると思うけど……貴女の本当の家族は、私。貴女の本当の名前は――宮永、咲」

    「嘘だ! 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だだ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ! そんなの、嘘だああああぁ!」

    「っ!? 待って、咲!」


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