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    元スレ美也「にぃに、もうすぐ女の子の日だよ!」橘「!?」

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    151 = 1 :

    「すみませんでした。調子に乗りすぎました。ごめん紗江ちゃん!」

    中多「あの、わ、私は別に……気にしてません……」

    森島「うんうん、逢ちゃんもひびきちゃんが板についてきたわね!」

    七咲「はあ……森島先輩も、ああいうことを公衆の場所で言わないでください」

    森島「うーん、なんだか橘君といるとついふざけちゃって」

    「え?」

    七咲「え?」

    森島「んー?どうしたの?」

    「いえっ!なんでも!」

    (どこからどこまでが)

    七咲(おふざけなんだろう……)

    152 = 1 :

    七咲「……それで、お二人はどうしてあんなところに居たんです?まさか森島先輩のを選んでたとか?」

    「いや、美也のを選んでたんだ」

    七咲「…………は?」

    森島「ほら逢ちゃん、今日の朝話してたじゃない!」

    七咲「……すみません、思い出せないんですけど、今朝の会話のどこに生理用品が?」

    「ほら、美也にプレゼントをねだられたって言っただろ?」

    森島「女の子の日のプレゼントだもの!これは同じ女の子の出番じゃない?」

    七咲「……」

    七咲「あ、まさか」

    七咲「え?本気で言ってるんですか?」

    「本気も何も」

    森島「それ以外あるの?」

    153 = 113 :

    154 = 1 :

    七咲「すみません、ちょっと頭が痛くて……」

    「え、大丈夫か!?」

    森島「たいへん!じゃあ今すぐ頭痛薬買ってくるわね!」

    七咲「いいです、それより頭痛の元凶をどうにかしたいですから」

    「頭痛の元凶……?」

    七咲「はい。少なくとも先輩の勘違いをどうにかしないと、美也ちゃんが大変なことになりそうですから」

    「なんだろう、やっぱりナプキンじゃなくてタン」

    七咲「いいですか!そもそも、美也ちゃんの言った女の子の日は多分、せ、生理じゃありません」

    森島「え?そうなの?」

    七咲「はああ……中多さん、さっきの先輩の話を聞いて、女の子の日ってなんだと思う?」

    中多「ふぇ?え、えっと……多分、その……」

    中多「ひなまつり、だと思います……」

    155 :

    みゃーのナプキンに俺はなる!ドン!

    157 :

    あああーーー
    ひな祭りって説もあったか
    これは盲点

    158 = 136 :

    たんぽぽが三月だからって言ってただろ

    159 = 1 :

    「……ひなまつり?」

    七咲「はい。というか実の兄に生理が来たのを嬉々として報告して、プレゼントをねだる人なんていません」

    七咲「まして高校生にもなって、普通に考えてありえないじゃないですか」

    森島「なーるほど!そっちがあったわね!」

    七咲「むしろ、それしかありませんよ」

    「……じゃあ、美也は生理用品が欲しいんじゃなくて、桃の節句のお祝いが欲しいってことだったのか?」

    中多「た、多分……美也ちゃん、昨日からすごく機嫌良かったです……」

    「そうだったのか……」

    七咲「そういうことですから、別のものを買ってあげたほうがいいと思いますよ」

    「う、うん。そうするよ。ありがとう七咲。紗江ちゃんも」

    「森島先輩も、なんだか変なことに付き合わせちゃってすみません」

    森島「ううん、全然。橘君と居るのは楽しいもの!なんだって楽しくなっちゃうんだから」

    「あ、あはは。ありがとうございます」

    森島「じゃあ、これから四人でおやつタイムにしましょ!橘君のおごりでね」

    七咲「そうですね」

    160 :

    と見せかけて?

    161 :

    ほらよ

    162 = 68 :

    >>161
    GJ

    163 = 1 :

    「……どうしてこんなことに」

    七咲「先輩が美也ちゃんに恥をかかす前に食い止めたお助け料、ということで」

    森島「女の子と出かけたんだもの。男の甲斐性よ?」

    中多「あの……私やっぱり自分で……」

    「あ、いいよ紗江ちゃん。本気で嫌がってるわけじゃないから」

    中多「そうなんですか……?」

    「うん、ゲームセンターで無駄に使うよりもこっちのほうが有益だよ」

    森島「さっすが橘君!はいご褒美、あーん」

    「ええっ!あ、あーん……」

    (す、凄い!夢にまで見た『あーん』を森島先輩が!まさかこれも夢なんじゃ)

    七咲「……先輩、あーん」

    「え、えええ!?あ、あーん……」

    森島「あはっ、逢ちゃんったらかわいーんだから!」

    中多「……あ、あの、先輩。あ、あーん……」

    (あ、これ夢かもしれないな)

    164 :

    逢ちゃんかわいい

    165 = 136 :

    食事代出すだけでこの三人からあーんしてもらえるなんて素晴らしい

    166 = 68 :

    167 = 78 :

    ラブリーと塚原先輩にデラックス定食をおごった時を思い出す

    168 = 87 :

    >>161
    わたらいやな

    169 = 1 :

    森島「じゃ、私はここでお別れね」

    「ほんとに送っていかなくて大丈夫ですか?」

    森島「大丈夫大丈夫、ドントウォーリーよ。それじゃまた今度、逢ちゃんも紗江ちゃんもまたね!」

    七咲「はい、お疲れ様でした」

    中多「お、お疲れさまでした……」

    「えっと、二人は?よければ送ってくけど」

    中多「あ……私は、迎えに来てもらいますから……」

    七咲「私も一人で大丈夫ですよ」

    「そ、そう?でもやっぱり送らないと男が廃るというか」

    中多「私は……大丈夫です。あの、逢ちゃんを送っていってください」

    七咲「え、でも」

    中多「本当に大丈夫……あ、あの車だから……」

    「そっか、じゃあ紗江ちゃん、またね」

    中多「はい……失礼します」

    170 :

    見ようによっては七咲を生け贄に逃げたようにみえるな

    172 = 1 :

    「今日は助かったよ七咲」

    七咲「先輩は変な人だと思ってましたけど、ここまで変な考え方とは思いませんでしたよ」

    「う、美也がいきなり女の子の日なんて言い方するからさあ」

    七咲「確かに美也ちゃんの言い方も紛らわしいですけど。それにしたってありえません」

    「うう、反省してます……」

    七咲「……ふふ、でも美也ちゃんが羨ましい」

    七咲「私も先輩と一緒に祝いたいな」

    七咲「ひなまつりとか、誕生日、クリスマス……私も、いつまでも先輩と……」

    「ん、何?」

    七咲「……なんでもないです。私もプレゼントが欲しいなって思っただけですから」

    「へっ?」

    七咲「ふふ、3月3日。何かくれてもいいんですよ?」

    「え、えーと、お金に余裕があれば……とか」

    七咲「はい、期待してます」

    173 = 1 :

    七咲「あ、ここでいいですよ」

    「そう?」

    七咲「はい、すぐそこですから。それじゃあ先輩、また」

    「うん、じゃあまたね」

    七咲「……」

    七咲「……先輩!」

    七咲「私、森島先輩に負けませんから!」

    「え?何を?」

    七咲「くすっ……秘密です!」

    「え、ええ?」

    「な、なんだったんだろ。何か勝負でもしたのかな?」

    174 :

    謎の誤爆

    175 = 1 :

    >>174
    ちょこちょこ別スレ見るからつい

    176 = 1 :

    「ただいまー」

    美也「おかえり、にぃに。今日は遅かったね」

    「うん、七咲や紗江ちゃんと会ってさ。喫茶店行ってきたんだ」

    美也「ええー!ずるいよにぃに!みゃーも行きたかったー!」

    「森島先輩も一緒だったけど」

    美也「う……森島先輩は嫌いじゃないんだけど、苦手だよ……」

    「まあ、そういうことだから」

    美也「うにゃー、じゃあ晩御飯は?」

    「それは食べるよ」

    美也「じゃあにぃにの分、温めてくる!」

    「ああ、ありがとう。それと美也」

    美也「んー、なに?」

    「女の子の日、期待してろよ」

    美也「……にしししし!たっのしみー!」

    177 = 78 :

    なんだかんだで良い兄だよな

    178 = 1 :

    「やれやれ、美也も単純というか」

    「ま、たまにはあいつのために財布を軽くするのもいいか」

    「ひなまつりかあ。美也がお雛様……馬子にも衣装、だな」

    「……」

    「」ガバッ

    「待てよ?確か絢辻さんに相談したとき」


    絢辻『妹さんだけじゃなくて、私にもプレゼントしてくれたら嬉しいんだけど?』


    「……」

    「か、母さん!小遣い前借りしたいんだけど!」

    179 = 1 :

    くぅ~疲れましたw これにて完結です!

    180 = 1 :

    ありがとうございました

    181 = 160 :

    乙だよー!

    182 = 136 :


    梅原と風呂行くss書いてた人か

    183 :

    >>180
    おつかれー

    184 = 117 :

    裡沙ちゃんは……?

    185 = 113 :

    おつおつ

    187 :

    おっつー

    188 = 43 :


    またアマガミ書いてくれよ

    189 :

    SSスレで

    くぅ~ ってのは もうやめろよ
    いい加減にウザい

    190 = 78 :

    次回は田中さんと裡沙ちゃんとお出かけの話ですよね? ね?

    191 = 117 :

    裡沙ちゃん出ないのか……乙

    193 = 74 :

    乙。絢辻さんとの後日談まではさすがになかったか

    194 = 1 :

    >>189,192
    めんごめんご

    195 = 31 :

    ん?美也ちゃんはナプキンを求めていたってオチじゃないの?

    196 = 189 :

    続きはよ

    197 = 189 :

    198 :


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