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    元スレ京太郎「嘘と偶然に」淡「塗り固められた私達」

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    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    『俺は、大星淡が嫌いだ』









    『私は、須賀京太郎が嫌いだ』

    2 :

    ふお

    3 :

    #########



    京太郎「……はぁ」

    京太郎(お腹すいたじぇ、タコス買ってこい! って言われたはいいけど)

    京太郎(すぐにタコス屋なんて見つかる訳ねーだろ。しかも、見知らぬ土地で!)

    京太郎(それでも、わかったって言っちまうんだから。俺はお人好しすぎるのかもしれねぇな)

    京太郎(まだ大会も始まってもいないのに元気なことだ、うちのタコス娘は)

    京太郎(元気一杯、天真爛漫と男には可愛いと大評判! なんだけど)

    京太郎(俺からすると、タダのわがままロリっ娘にしか思えねぇんだよなぁ)

    京太郎(……ったく、どうでもいいわな。さっさとタコスを買って大人しくさせねーと。
        咲達が巻きこまれちまう。日差しが燦々だけど、須賀京太郎君ががんばりますよって)

    京太郎(どーこにあるかなタコス屋さんっと……ん?)

    「…………」

    京太郎「………………へぇ」

    京太郎(綺麗だ……透き通るような金髪が、なんつーか輝いて……)

    4 = 3 :

    「…………?」

    京太郎「…………ぁ」

    「ちょっとー! 何見てるのよ-!」

    京太郎「あ、すんません」

    「もう! 人が真面目なシリアスシーンだってのにさー!」プンスカ

    京太郎「そうだったのか?」

    「そうだよ! 全くもって! 今の私はアンニュイ淡ちゃんなんだから!」

    京太郎「そのアンニュイ淡ちゃんの邪魔をしたのは謝るよ。悪い」ペッコリン

    「うむ! わかればよろしい! それで、どうして私を見ていたのさ-」

    京太郎「その……言わなきゃ駄目か?」

    「あったりまえのまえのすけだよ!」

    京太郎「何だよ、そのいい文句は……」

    京太郎(いつの間にか、敬語も抜けちまってるけどいいよな。何か、こいつバカそうだし)

    5 :

    はい

    6 = 3 :

    「むー! 今失礼なこと考えたでしょ」

    京太郎「いいえ、お姫様に対してそのようなことは決して」

    「ば、ばっかじゃないの! お姫様だなんて!」

    京太郎「そうか? 女の子は誰だってお姫様になれるんだぜ?」

    「~~~~~~!!!」

    京太郎「あっはっは、顔真っ赤じゃねーか」

    「変なこと言うからだよ!」

    京太郎「悪い悪い」ポンポン

    「子供扱いしないでよ!こう見えても私は高校百年生なんだよ!」ドヤッ

    京太郎「あ、はい」

    「いきなり真顔にならないでよ、私が馬鹿なこと言ってるみたいじゃない」

    京太郎「いや、馬鹿だろう」

    「ひっどーい!」ポカポカ

    京太郎「本当のこと言ったまでだろうが!」ポカポカ

    7 :

    はやく

    8 = 3 :

    「むー!」

    京太郎「ったく、最初見た時はどこかの綺麗なお嬢様だと思ったのによ……」

    「失礼な! 私はお淑やかなお嬢様だよ」

    京太郎「なわけ……いや、これ以上話してても平行線だ。
        つーことで、じゃーな。邪魔して悪かった」

    「あ、ちょっと待ってよ! 女の子を一人にしていく気?」

    京太郎「一人って……まだ昼だろ?」

    「昼でも何でも! こういう時は気を使ってエスコートするのが王子様なんじゃないの?」

    京太郎「あのなぁ……俺にも用事があるんだよ」

    「用事って何さ?」

    京太郎「タコス屋探し」

    「ふっふっふー、それなら私いいとこ知ってるんだけどなー」

    京太郎「……本当か?」

    「本当だよ! これでも、東京は地元なんだから!」

    京太郎「それは嬉しいね。ぜひ、案内を願いたい所だけど」

    「???」

    9 :

    しえん

    10 :

    平行線上の相対者

    11 = 3 :

    京太郎「見返りは何だ?」

    「私の暇つぶしの相手!」

    京太郎「はいはい、わかりましたよ。お姫様」

    「よろしい! なら、行こうよ……えっと」

    京太郎「そうだな、まだ名前……言ってなかったっけ」

    「そーそー。私は大星淡。高校百年生!」

    京太郎「……そのネタは流行ってんのか? ま、いいよ。
        俺は須賀京太郎。高1だ」

    「へー、私と同じかー」

    京太郎「さっき、高校百年生とか言ってなかったか?」

    「細かいことはいいの! それよりも行こう、須賀!」

    京太郎「そうだな、大星」



    #########

    12 :

    京淡>>>京咲

    13 = 3 :

    京太郎「それで、大星はどうして一人で佇んでいたんだよ」

    「ふぇ?」

    京太郎「さっきアンニュイな気分って言ってたじゃん」

    『別に、何でもないよ』

    京太郎「ふーん。ならいいけどさ」

    「そういう須賀の方こそアンニュイな気分にならないの?」

    京太郎「俺か?」

    「うん。なんかさー、須賀ってばいっつもニコニコしてそー」

    「笑いたくもないのに笑ってるって感じ。私と最初に会った時もそんな風に見えたけど」

    京太郎『そんなことはないさ。俺はいつだって笑顔笑顔で楽しいぜ?』

    「……本当に?」

    京太郎『本当さ。嘘はつかない主義でね』

    「ま、いいよ。私も深くは詮索しないし」

    京太郎「詮索するも何もねーんだけどな」

    14 = 9 :

    イケメン京ちゃんに期待

    15 :

    >>12
    解せぬ

    16 = 12 :

    しかしこの恥ずかしいスレタイはもうちょいどうにかならんかったんか

    17 :

    最後まで構想できてそうなタイトルだな
    期待

    19 :

    しえー

    20 = 3 :

    「うっさい! 淡ちゃんの前では隠し事なんてなしなのだー!」

    京太郎「すごく理不尽!?」

    「そっれよりも~」

    「タコス屋さんに何の用事なの? お昼ご飯?」

    京太郎「ちげーよ。ちょっとした野暮用みてーなもんだって」

    「へー。その野暮用ってちょー急がないとダメ?」

    京太郎「別に駄目ではないけどさ」

    「やたー! それじゃあ、一緒にごはん食べようよっ! 決まりだね!」

    京太郎「うおっ! 引っ張るなって!」

    「時間はいくらあっても足りないんだから早く早くー!」

    京太郎(……なんつーか、悩みなんて全くなさそうな、底抜けのアホの子って感じだな)

    京太郎(ま、たまにはいいかな。こういう息抜きも)

    21 = 12 :

    >>17
    なんか厨ニっぽくね?
    知らんけど

    嘘と偶然に(キリッ
    塗り固められた私達(キリッ

    22 :

    支援しておこう

    24 = 9 :

    投下ペース的に書き溜めはしてるでしょ

    26 = 3 :

    #########



    「うまかったねー」

    京太郎「そうだな。東京はやっぱすげーな」

    「フフーフ、恐れいったか-」

    京太郎「どうして、お前を恐れる必用があるんだよ」ポカッ

    「あたっ」

    京太郎「……そんなウルウルした目で見ても惑わされないぞ」

    「ぶーぶー」

    京太郎「はいはい、いい子いい子」ナデナデ

    27 :

    『』は頭の中で思ってること?

    28 = 12 :

    嘘と偶然に塗り固められた京淡支援

    29 :

    >>27

    30 = 9 :

    あわあわかわいい

    31 = 3 :

    「はわっ!」

    京太郎「あっ! 悪い、つい癖で」

    「別にいーよ。気持ちよかったし……。須賀ってば撫でるのうまいねー」

    京太郎「そういうのってわかんのか? 俺からすると適当に撫でてるぐらいにしか思ってないけど」

    「わかるよっ! 高校百年生だからっ!」ビシイッ

    京太郎「いや、そのネタはもういいよ!」

    「ひどーい! 私が一生懸命考えた経歴なのに……!」

    京太郎「嘘泣きはやめろよ」ペシッ

    「あはっ、バレた?」

    京太郎「バレバレだっつーの」

    「女の子の嘘は素直に騙されておくものだよっ」

    京太郎「ソウデスネー」

    「心がこもってないよ! やり直しー」

    京太郎「アホかっつーの。それじゃ、俺はそろそろ帰るぞ」

    「えー」

    32 = 12 :

    京淡セクロスはよ頼む

    33 :

    >>29
    シーッ!

    34 = 3 :

    京太郎「えーじゃない。元々野暮用があって来たんだから」

    「ざんねーん。でも、須賀ってばまだ東京にいるんでしょ?」

    京太郎「まーな。それなりには長くいるんじゃねーかな」

    「やたっ! それじゃ、また会えるねーっ」

    京太郎「もう会うこと前提かよ!?」

    「淡ちゃんと会えるなんてスーパーラッキーだよー! ほら、アドレスと番号っ!
      これでいつでも通話と通信!」ブルルル

    京太郎「まあ、仲良くなれそうだし受け取っておくけど……スーパーラッキーって自分で言いますか、自分で」

    京太郎(ま、悪い気はしないけどさ)

    「ちゃんとかけてくるんだよー、淡ちゃんは寂しいと死んじゃうからねー!」

    京太郎「それじゃ、機会があったらなー」

    「絶対だよ-! 約束破ったらぼーんだからねー!」ブンブン

    京太郎「ぼーんってなんだよ、ぼーんって!?」

    「じゃーねー!」ブルルルル

    (…………それで、さっきからうるさい携帯はなんなのかなー)ブルルルルル

    36 = 12 :

    京淡セクロスはまだかな

    37 = 17 :

    天真爛漫っていいね

    39 = 3 :

    「はい、もしもーし」

    「淡か! どこで油を売ってる!」

    「げっ、スミレ」

    「げっ、じゃない……! 全体練習をサボってどこにいると聞いているんだ」

    「東京のどっか!」

    「答えになっていないじゃないか……」

    「いやいや、答えになってると思いますです、はい」

    「また変な口調でおちょくって……」

    「やだなぁ~、心配はご無用ですよ? 試合にはきちんと出るんで。地方大会でも結果は出しましたよね?」

    「確かに結果は出している。だが、態度が問題だ。白糸台レギュラーとして模範ある行動をだな」

    「―――――なのに」

    「淡?」

    「何でもありませーん。反省してまーす」

    41 = 3 :

    「全く反省していない風に聞こえるのは私の気のせいか?」

    「気のせいですよ、プンスカ!」

    「反省しているなら全体練習にも参加しろ。控えや二軍の力の底上げに協力しろ」

    「お断りします。というか、百パー無理って感じ?」

    「そもそも――私、嫌われてるじゃないですか。2、3年の老害達に」

    「淡、そんな汚い言葉を使うな」

    「てへっ。でも、本当のことですよ?」

    「私が一年の癖に白糸台のレギュラー、それも大将を任されちゃってすっごくむかついてる。むかつくオーラがどばしゃー! って、感じ?」

    「知ってるんですよねー。気が向いて全体練習した時、私が卓に入ると他の三人で結託してフルボッコ狙ってるってこと」

    「……誰だ、そいつらは」

    「まー雑魚がいくら集まっても雑魚だから――全員、完膚なきまでに潰してあげましたけど」

    「あはっ、延々と削られて最終的に全員一気に飛ばすって快感ですよ?」

    「誰だと聞いている! 私が直接話してくる。気に入らんな、そのような軟弱な奴等は……!」

    42 :

    ほほう

    43 = 12 :

    つまらん話が終わってセクロス始まったら教えてくれ

    45 :

    菫さんぐう聖人

    46 = 3 :

    「別にいいですってば。というか、話してたらキリがないですよ?」

    「……! すまない、私の責任だ……!」ギリッ

    「いいって言ってるじゃないですか。スミレは重く考え過ぎー」

    「弱いから妬むんですよねー。ずっと努力してきたものが才能で打ち砕かれるのが嫌だから」

    「自分よりも下の小娘がテルのチームに入る。そんなありえない奇跡を偶然で固めたくて」

    「私の強さは嘘と偶然で塗り固められてなんかいないのに」

    「一応はちゃんとやってるのになー。淡ちゃんの力を知らない雑魚共は虐殺だっ☆」

    「……淡」

    「という訳なんで、全体練習は不参加ってことで~」ピッ

    「…………」

    「つっまんないなぁ」

    「ね、須賀」

    「アンタなら――どうする?」

    47 :

    二軍の扇風機感

    48 = 3 :

    「わっかんないよ、何もかもがー」

    (強いって、いいことだよね? なのに、認めてくれない)

    (テル達はいいとして、その他大多数は妬むだけ)

    (…………どうしたら、いいの? どうしたら、寂しい思いをしなくて、いいの?)

    (それとも、私は現状に満足しちゃってるのかな? それはありえないと思うけど)

    (弱くなれば、このぽっかり感もなるなるのかな?)

    (……ばっかみたい、何考えてんだか)



    #########

    49 = 9 :

    しえん

    50 = 42 :

    昨日もいてさっきも自演してた荒らしがまたいる


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