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    元スレ菫「照、私どこか変わったか?」

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    タグ : - ×2+ - チーム虎姫 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    あら^~

    3 = 1 :

    「どうひふぁおひゅうに」モグモグ

    「食うか喋るかどっちかにしろ、はしたないぞ」

    「ごっくん……どうしたの急に?」

    「いや、最近そういうことを耳にするようになってな」

    「ふんふむ」

    「昨日の放課後とかも、部活の後輩たちがな……」

    『弘世部長なんか変わったよね』

    『そうそう、インハイの時からなんか変わった』

    「というのを偶然立ち聞きしてしまったんだ」

    4 :

    ほう

    5 = 1 :

    「………」

    「別に陰口を叩かれたわけじゃない。元より他人の評価など気にはしないが……」

    「しかし変わったと言われたのが引っかかってな。私の自覚もなしに」

    「もし私の知らないところに変化があって、それで部員を戸惑わせることがあっては麻雀部としては良くないだろう」

    「だからお前に聞いてみようと思ってな」

    「相変わらず真面目だね」

    「うるさい。で、どうなんだお前から見て」

    「私は変わったのか?変わらないのか?」

    7 = 1 :

    「うーん……」

    「遠慮なく言ってくれていいぞ」

    「変わったと言われれば変わったけど、まあ菫が気にするほどのことでもないと思うよ」

    「おいやめてくれ、そういう言い方は。歯切れが悪いにもほどがある」

    「少なくとも今、こうやって私と話してるぶんには変わってない」

    「どういう意味だ」

    「相変わらずお菓子を減らせとうるさい」

    「それはお前が食いすぎてるからだ」

    8 :

    ほうほう

    9 :

    てるてる

    10 :

    女の子はね、恋をすると綺麗になるものなのよ(暗黒微笑)

    11 = 1 :

    「さっきお弁当食べてる時も箸の持ち方が違うとか、バランスよく食べろとか、よく噛めとか……」

    「当然だ。もう子供じゃあるまいし」

    「頑固だし、真面目すぎるし、堅物だし、融通効かないし」

    「おい、途中からただの悪口になってるぞ」

    「つまりそういう部分は変わってない」

    「そうか、お前が私をどんな目で見ていたのかよーくわかった」

    13 = 1 :

    「痛い……」ジンジン

    「しかし何が変わったと言われてるんだ……私の気にしすぎか?」

    「菫は鈍感だから」

    「なんだそれ。鈍感だからって自分の変化に気づかないってあり得るのか?」

    「知らない方が幸せなのかも」

    「おい、照。お前何か知ってるな?言え」

    「す、菫は別に変わってないよ。前からそんな感じだから」

    「お前、思わせぶりな発言が多いんだよ。私が気になるから話せ」

    14 :

    あら?レズスレですの?

    15 = 4 :

    てるてるを差し置いて変わったと言われるくらいだからな

    16 :

    照菫ですの?

    17 = 8 :

    溢れ出る肉汁

    18 = 1 :

    「今ここで私に教えるのとお菓子抜き、どっちがつらい?」

    「う……」

    「もう一度聞くぞ?」

    「お菓子抜きのほうがつらい……」

    「わかった、なら教えてくれ」

    「……菫がね」

    「ああ」

    「菫が、時々笑うようになった」

    「……は?」

    20 = 12 :

    まだ照菫だと考えるのは早計過ぎる

    21 = 8 :

    MATANO「わたしか!」

    22 = 1 :

    「自覚ないの?」

    「ない、あってたまるか。そんないきなり笑い出すなんて」

    「大笑いするってわけじゃないけど、こう軽く笑う感じ」フッ

    「気持ち悪いな」

    「自分のことだけどね」

    「それで周りは気味悪がってるのか……」

    「それはどうか知らないけど、たまに一人で笑ってるとこ見るから」

    「一人で笑ってるのか私は……」

    「ただの危ない人だな」

    「自分のことだけどね」

    23 = 1 :

    「いや、だってそうだろ。面白くもないのに笑うなんて……」

    「思い出し笑いとか?」

    「そんな最近笑えたことなんてまったくないぞ。どんな時に笑ってるんだ?」

    「麻雀打ってるときとか」

    「麻雀だと?」

    「心当たりは?」

    「あるか。麻雀を打ってるときはいつも真剣だ」

    「淡のトラッシュトークとかに厳しいよね」

    「当り前だろう、対局する相手に失礼だ」

    25 :

    しえんた

    26 = 1 :

    「一体何なんだ……確かに変わったと言われるのも頷けるが、その理由がまったくわからん」

    「他には……携帯見ながらとか」

    「携帯だと?ますますわからん」

    「インハイ終わってから知り合い増えたよね」

    「それがどうした」

    「メールとかのやり取りもするんでしょ?」

    「ああ、だが面白おかしいメールを送ってくるようなやつなんていないぞ」

    「後は……これは最近のことなんだけど」

    「まだあるのか」

    27 = 1 :

    「マフラーをしてる人とか見ると……」

    「……は?」

    「自覚は?」

    「ない。なんだそれは……まるで変質者じゃないか!」

    「まあ、そうなんだけど……」

    「それは部員が不安がるのも当然だ……」

    「自覚ないんだね」

    「まったくない……自分で自分が怖くなってきたぞ」

    「ないならないで別にいいけどさ……」

    「いや、よくないだろ。どうなってしまったんだ私は」

    「悪い意味に考えなくてもいいと思うよ」

    「これをどういい方向に考えればいいんだ。自分でも信じがたいほどおかしい」

    「これから気をつけないといけないな」

    「………」

    29 = 1 :

    「ということが今日あった」

    「それマジ?菫先輩頭いいのに比べて鈍感すぎるでしょ……」

    誠子「マフラー……あっ」

    尭深「察し」

    「まさか自覚なしだとは思わなかったけど」

    「っていうかテルもさ、大して変わってないとか言うけどそうでもないよ」

    「そうかな」

    「うん、この前鼻歌歌ってるの見ちゃったもん」

    「……本当に?」

    30 :

    鼻歌でエメラルドソード

    31 :

    菫宥か

    支援せずにはいられないな

    32 = 1 :

    誠子「かなりレアですね」

    「レア中のレア。私も1回くらいしか見たことないから」

    尭深「私も……」

    「タカミもなんかあったの?」

    尭深「うん……この前菫先輩と対局中に偶然、射抜きを避けれたことがあったんだけど」

    尭深「そのときに菫先輩がちょっと嬉しそうな顔して……」

    「ごめん、私が間違ってた。菫かなり変わったね」

    「っていうか菫先輩普段は全然笑わないのにねー」

    「うん、わたしもかなり前に菫に笑ってみてって言ったことあるけど……」

    「どうだったの?」

    「あれは笑みじゃなかった」

    33 :

    すこやん的なあれか

    34 = 4 :

    もはや公式かと思わせるレベルの菫宥の浸透度

    35 = 12 :

    中の人があんな事言うから…

    36 :

    グキッ

    37 = 1 :

    尭深「でも、どうして自覚ないんでしょう」

    「菫だからとしか」

    「鈍感ー鈍感ー」

    「今日の話を聞くまであそこまで鈍感だとは思ってなかった」

    「でもまあいいじゃん。なんか問題あるわけでもないし見てて面白いし」

    誠子「いやでも、他の事情を知らない部員たちは……」

    「?やっぱり戸惑ってる?」

    誠子「はい、えっと戸惑ってるのが半分……」

    誠子「落とされた部員が半分ってところです」

    「あー……」

    38 :

    また宥菫か

    39 = 31 :

    ほー

    40 = 1 :

    「菫先輩が微笑むたびに赤面してる子達がいるからねえ」

    尭深「普段は厳しい菫先輩が、時折見せる優しさのギャップ的な感じに落とされる人達が多いみたいです」

    「微笑みの爆弾!」

    誠子「よく知ってるな」

    「どうしよっか」

    「ほっとくのがいいと思いまーす」

    誠子「ちょっ、それでいいの淡?」

    「だってー、本人も気づいてないんだし、私たちじゃどうしようもないし」

    「まあ、菫自身の問題といわれればそうなんだけどね」

    尭深「それは確かに……」

    41 = 12 :

    それ幽白や

    42 = 31 :

    よく知ってるななんて言われるほど古くなってしまったのか……

    43 :

    少なくとも20代中盤

    44 = 36 :

    てがみがとーどーいーたーらー

    45 = 1 :

    誠子「でも、弘世先輩のためには早く気づかせてあげたほうがいいんじゃないんでしょうか?」

    「……どうやって?」

    誠子「え……」

    「菫にそういうことを気付かせる難易度はかなり高いと思う。四槓子やるより難しい」

    誠子「めちゃくちゃ難易度高いですね」

    「それくらい堅物で、今まで麻雀と部活以外眼中になかったから」

    尭深「白糸台の三連覇にかける思いというか責任も、一番感じてましたね……」

    「練習はいっつも遅くまで残って、牌譜とかもすっごいチェックしてたしね」

    「それくらい部活一本でやってきた」

    誠子「確かにそれは……無理そうですね」

    「うん、難しいよね」

    「じゃあ、やっぱりほっとくってことでいいの?」

    46 :

    ふぅ~む
    支援

    48 = 1 :

    「様子見。菫自身の問題ってのもあるけど、まだ向こうはどう思ってるかわからない」

    尭深「そうですね……」

    「ふんふむ、でも菫先輩のからかいの種が増えそうなのは嬉しいよねっ」

    誠子「そんなこと言うとまた弘世先輩にどやされるぞ」

    「大丈夫ですよ、もう弱み握ったようなもんだし」

    「ああいうタイプって案外ヘタレだったりポンコツだったりするから、これから楽しみだよねー」

    「誰がポンコツだって?」ガラッ

    照淡誠尭「!?」ビクッ

    49 :

    また宥菫か壊れるなぁ
    書きやすいから、ま、多少はね?

    50 = 12 :

    嫌ならそっ閉じで、どうぞ


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