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    元スレ妹「アニキー、いるー?」

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    1 :

    「いるぞー」

    ――入ってもいいー?

    「ああ」

    ガチャッ

    「アニキ、英語の辞書ってそっちになかった?」

    「ああ、昨日使ってた、使うのか?」

    「これから勉強するから」

    「そうか、頑張って兄より偉大になってくれ」

    「そんなの無理だよ」ニコッ

    「・・・・・・」

    「じゃあ借りてくねー」

    バタン

    「謙遜も度が過ぎると嫌味になるんだぞ・・・って話題振ったのは俺か・・・」

    2 = 1 :

    「(妹を一言で表すなら「完璧人間」だ)」

    「(運動神経は抜群、あまりに抜群過ぎて対抗戦をやればほぼ確実に勝利してくるという。)」

    「(彼女を自陣に引き入れんとした他の女子の言い合いだけで一時間分授業が潰れたなんてウソみたいな話があるほどだ)」

    「(頭脳はどうかというとこれまた優秀、模試ではほぼ学年一桁という)」

    「(容姿端麗なせいか街を歩けば必ず一人か二人には声をかけられる始末)」

    「(おまけに週1~2回のペースで学校内外先輩後輩問わず告られる有様)」

    「(完璧過ぎる妹だからこそ、レベルの高い男子でないと付き合いたくないんだろうなぁ)」

    「(変な男にだけは引っかからないでほしいよ全く)」

    4 :

    スレタイ何故かシモンで再生された

    5 = 1 :

    「(そういえば・・・高校に上がる前後で)」

    「(胸も大きくなったような気がするな・・・)」

    「(・・・いかんいかん、意識すると息子が反応してしまう)」

    「(彼女とメールでもして気を紛らわして――)」

    「(・・・・・・そういえば先月別れたんだだった)」ガックシ

    6 :

    このまま完結まですべてモノローグだったら評価する。読まないけども

    7 :

    安直におにいちゃんにしなかった点は評価してやる

    8 :

    血つながってるならこの兄も少なからずイケメン超人のはず

    10 = 1 :

    ピピピピピピ

    「うん?ケータイ?」

    ――――――――――――――――――――――――――

    「(アニキを一言で表すなら「普通」だ)」

    「(運動神経は普通、通信簿もオール3がデフォルト)」

    「(校内のマラソン大会とか、クラス対抗リレーとかも真ん中の成績を必ずとる)」

    「(容姿のことはよくわからないけど、中学と高校で一人ずつ女の人と付き合ってた、高校の人も最近別れたって言ってたけど)」

    「(でも、あたしはそんなアニキが大好きだ)」

    「(アニキとは血が繋がっていないから、アニキの彼女になりたいという願望もあるけれど)」

    「(アニキが本当に幸せになってくれることが何よりもあたしの夢)」

    「(今は振られたことを紛らわせるために勉強に打ち込んでるけど、時間を置いたら二人で遊びにでも――)」

    なんじゃこりゃあああああああああああああ!!!!!

    「うわっ!」ドテッ

    「あたた・・・椅子から転げ落ちたよとほほ」

    11 = 7 :

    その時兄のケータイに呪いのメールが!って展開なら評価する

    12 :

    お前なんかに評価されてもうれしくねーよ

    13 = 1 :

    「アニキ!どうしたの大声出して!?」ガチャ

    「あ、え、えと、」シドロモドロ

    「な、なんじゃこりゃー・・・な、なーんちゃって」

    「・・・・・・・・・」

    「おほん」

    「なんでもない」

    「はぁ・・・」

    「父さんと母さんが海外出張で当分いないからって叫んだりしたら近所迷惑なんだからね」

    「お、おう」

    「人騒がせなんだから全く」バタン

    「わ、悪いな・・・ははは・・・は・・・」

    「(思わず自分でも驚くほど大声をあげてしまった、何せ・・・元カノからこんなメールが・・・)」

    14 :

    いもにゃんきゃわわしえん

    15 :

    ふむ

    16 = 1 :

    タイトル「兄くん、お元気ですか」

    本文「私はちょー元気ですwww今日も二穴ダブルファック美味しいれすwww」

    本文「アヘ顔Wピースした時の画像を送りますので寂しいときはこれで慰めてくださいwww」

    「・・・・・・」

    「とんでもないビッチだった、好きだと思ってた自分を今すぐ締め殺したい」

    18 = 1 :

    時間が経って、夕食

    「・・・・・・」モグモグ

    「・・・・・・」モグモグ

    「さっきの、彼女さんからのメール?」

    「ングッ!グッ、エホッ!ゲホッ!」

    「アニキ大丈夫!?水飲んで水!」

    「ゴク・・・ゴク・・・ぶはっ、ふぅ・・・」

    「ごめん、まさか図星だとは思わなかった」」

    19 = 1 :

    「いや、いいんだよ」

    「彼女っていっても元カノだし、ってもうそれは知ってるか」

    「うん、まぁ。ところで何のメールだったの?別れたあとにメールするのもしづらい気がするし」

    「やり直そう、とか?」

    「いや、近況報告だった」

    「あー新しい彼氏さんのことか」

    「それに近いかな」

    「?」

    「(まさか数人にマワされてる画像が来たなんて言えやしねぇ)

    20 = 1 :

    ピロピロリンピロピロリン

    「あ、あたしの電話だ」

    「食事中ぐらいマナーモードにするとか部屋に置いておくとかだなぁ」

    「前向きに善処します(ピッ)もしもし先輩?こんな時間に何の用ですか?」

    「(ああ・・・このパターンは・・・)」

    「返事?えーっと・・・あ、体育館裏での、あれはそのときちゃんとお答えしましたよね?」

    「(やっぱり)」

    「残念ですが先輩とはお付き合いすることはできません。・・・・・・そんなこと言われても困ります、先輩イケメンですし、他の子を探してあげてください、それじゃあ(ピッ)」

    「・・・まーたフッたのか」

    「うん、それが?」キョトン

    「(フることが当たり前過ぎて全然不思議な顔してねぇ)」

    21 :

    ええよ

    22 = 17 :

    妹欲しい

    23 = 1 :

    「しっかしなー」

    「?」

    「お前ももう高校生なんだし、いい加減彼氏の一人でも作ったらどうだ?」

    「アニキこそちゃんと彼女捕まえてないから別れちゃうんだよ」

    「お、お前なー!」

    「先に変なこと言ったのはアニキですー!」

    「ぐむむむむむむむむむむ!」

    「・・・・・・」

    「(はぁ)でもさ、いくらなんでもフりすぎなんじゃないのか?・・・まさか彼氏じゃなくて彼女が欲しいとか――」

    「んなわけあるか!」

    24 :

    しえん

    25 :

    >>8
    兄はプロトタイプだから無理

    26 = 1 :

    「うーん・・・あ、もしかして俺達の幼馴染で大学卒業してから絶賛板前修業中の男さんが好きとか?そういえば最近寿司屋に食べに行ってないなぁ」

    「あの人は好きだけどどっちかって言うと家族愛だね」

    「確かにそうかも」


    「ぶえっくしょい!」

    親方「おい!寿司ネタにきたねー唾飛ばすんじゃねー!」

    「へ、へい!すいやせん親方!」


    「ん~でもなぁ、兄はちょっと心配だぞ?お前もいつかは嫁に行くんだから、男の人を好きになるっていう感情がないと――」

    「好きな人ならいるよ?」

    「へっ?」

    「でなきゃアニキの言う通り彼氏ぐらい作ってるって」

    28 :

    男が金本、妹がまる子で再生される

    29 = 1 :

    「へ、へぇー初耳だわそれわー」

    「アニキ声が変」

    「ちょ、ちょっと驚いただけだよ!」

    「ふーん・・・ずずず・・・今日の味噌汁どう?あたし的には自身作なんだけど」

    「うーんちょっと濃くないか?」

    「そっか、次はもう少し薄くしよう」

    「おう、薄味のほうが健康には優しいってそうじゃねーよ!」

    「わっ、びっくりした」

    30 = 1 :

    「好きな奴って誰?俺の知ってる人?」

    「うん」

    「最近知り合ったとか?」

    「結構昔、あたしが小学生ぐらいの頃かな」

    「こっちきてすぐじゃないか、えーっと・・・あ、わかった!」

    「え、わかっちゃったの?」

    「親父だろ!そっかー親父のヒゲは渋い系のイケメンだからな、ああいうのが好み――ゲフン!」

    「な・・・なんで足・・・踏むの?」

    「諸事情により」

    32 = 25 :

    自分より何もかもが上の彼女とか普通の神経してれば劣等感で死ぬからな
    故によっぽど身の程知らずのDQNばっかりになる

    33 :


    ・・・
    「()」

    これらを用いるssで面白かった例がない

    34 :

    >>33
    だまってろ

    35 = 1 :

    お風呂場にて

    「(全く・・・アニキの鈍感ぶりは天然記念物ものだね)」

    「(あたしが好きなのは・・・昔からずっとアニキだっていうのに)」

    「・・・はぁ・・・」

    「(でもなーアニキに告っても多分無駄なんだろうなー)」

    「(昔冗談で言ったときなんか)」


    『いくら血が繋がってなくても俺達は兄妹だろ?その感情は多分肉親の情だよ』

    『それに俺なんかよりいい人はいくらでもいるんだからさ、その人らと付き合ったほうが妹のためだよ』


    「(アニキよりいい人、か)」

    「そんなのいるわけがないのに」ポソ

    36 = 7 :

    小学生の時に親が再婚した血のつながってない兄妹

    37 :

    >>33
    うむ

    38 :

    血のつながってる実の妹だからいいというのに

    39 = 1 :

    時間を遡って

    先輩A「・・・くそ!くそ!!あのアマ!!!」

    後輩A「あーあ、先輩がフラれちまうとはなー」

    後輩B「俺達ブサメンが連続でフラれればそれに辟易したところでイケメン先輩が告ればうまくいくっていったのに」

    後輩C「マジダセーwww」

    先輩A「んだよてめーらぶっ殺すぞ!」

    後輩ABC「ひえーおっかねー!」ゲラゲラゲラ

    先輩A「ったく・・・」

    先輩B「しかし妹の強情さは病気だな」

    先輩C「ああ、このまんま社会に出られたらぜってぇ損な目にあうぜ?」

    先輩A「となればやっぱり」

    先輩ABC「社会勉強をしてやらねーとな」

    40 :

    >>38
    血がつながってない(手が届く)兄(手が届かない)っていうギャップがいいんじゃないか

    41 = 1 :

    翌日

    「さーて!明日から休みか!兄よ!これからナンパでもいかねー?」

    「や、そういうのはいいよ」

    「あれれ、まーだ元カノのこと引きずっちゃってるわけー?いかんよ兄君、世界の半分は女なんだからさ!」

    「はははは・・・」

    「ま、元気出せよ兄、俺は街へ繰り出すからなー」

    「・・・・・・ったく、相変わらず軽い奴だ」ピピピピピ

    「?妹からメールだ」

    『今日カレーが食べたい!人参と玉葱がなかったから買って来てね!』

    「・・・フフッ」

    「よし、今日は特製カレーで妹の腰でも抜かしてやるぜ!」

    43 = 1 :

    後輩A「兄のやつー正門出て商店街向かいましたーどうぞー」

    先輩B「オッケー、商店街の出口で待ち伏せる(ピッ)」

    先輩A「ふっふっふっふっ、兄をふんづかまえて妹の前でボコボコにしてやる」

    後輩B「それって腹いせなだけなんじゃ」

    先輩A「うるせー!俺は妹を彼女に欲しいんだよ!ぶん殴ったり彼女にする前にヤるとかそういうことはできん!」

    後輩C「(妙なところが潔癖症なんだから)」


    「よし、人参と玉葱と」

    「サラダも豪華なのを作るぞー!」

    キキーーーッ!

    「?目の前に黒いワゴン車が―――」

    ガチャッ

    44 = 4 :

    胸糞展開にはならなさそうでよかった












    ならないよな?

    45 :

    ガチャ

    「どうもー、www妹こと谷良子でーーすwwww」

    46 = 25 :

    >>45
    その方がまだ良かった

    47 = 1 :

    「あ、友さん、こんにちは」

    「おー妹じゃんか!付き合ってください!」

    「それ無理」

    「がっくし」

    「こんなところで何してるんですか?」

    「ナンパだよナンパ、やっぱり一人身ってのは寂しいのよホント」

    「ふーん」

    「妹ちゃんはいいよなー男をとっかえひっかえ、昨日遊んだ男は翌日のエキストラだもんなー」

    「あたしそんな軽い女じゃないからね!?」

    「うん、ジョークだし」

    「・・・・・・」

    48 = 1 :

    「えーっと、アレだ」

    「兄はどう?家じゃ」

    「彼女さんにフラれたっていう話?」

    「そうそう、ナンパに誘ってもなんか元気なかったしよー」

    「それはどう考えても友さんが悪いんじゃ・・・」

    「え?」

    「なんでも、普通に元気ですよ?でももう少し待ってあげてくださいよ」

    「あ、やっぱり?」

    「あたしだって我慢してますし」

    「へっ?」

    「なんでも―――」ピロピロリンピロピロリン

    「メール?」

    49 = 1 :

    タイトル「親愛なる妹様へ」

    本文「文武両道容姿端麗巨乳女子校生の妹様」

    本文「あなたのお兄様は預かりました」

    本文「添付の廃ビルでお待ちしておりますので振るってご参加下さい」

    本文「あなたが来なかったり警察や学校関係者が同伴した場合」

    本文「お兄様の大事なところを使えなくさせてしまいますのでご注意下さい」

    本文「賢い選択を期待しています」

    「・・・・・・」

    「ん?どうしたの難しい顔して」

    「いや、ちょっと、アダルトメールが飛んできて」

    「うほっ!?」

    50 = 1 :

    「おおおお女の子にもそそそそそういうのとどくんだだだだ」

    「ちょっと友さん声変」

    「へへへへ変じゃないよないよ?よ?よ??そそそそかー妹ちゃんもやっぱりそのきょにゅーでふしだらなことを」

    「友さん、あたし用事ができたのでこれで失礼します」ペコリ

    「お、おおおお!行ってらっしゃい!兄には黙っておいてあげるからねー!」


    「やべ、勃起してきた・・・帰ってヌこう」


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