さるよけしえ

さるよけ

紗南｢……｣

Ｐ｢……｣

Ｐ｢紗南、仁奈にピカチュウがどうすれば手に入るか教えてやってくれないか？｣

紗南｢えっ…｣

Ｐ｢それぐらいなら、いいだろ？｣

紗南｢……｣

仁奈｢紗南おねーさん知ってるでいやがりますか？教えてほしーでごぜーますよ！｣

紗南｢……｣

光｢……｣


紗南｢……うん、いいよ！仁奈ちゃん！いっしょにポケモン、やろ！｣

紗南｢まずはねー…ちょっと貸してね。図鑑に見つけてるか見せてね｣

仁奈｢いいでやがりますよ｣

紗南｢んーっとねー……｣



光｢……｣

Ｐ｢……ポケモンやってみてわかったんだ｣

光｢え？｣

Ｐ｢……とりあえずストーリークリアしたメンツでオンライン対戦に潜った｣

光｢えっ｣

Ｐ｢ヤムチャ視点だったよ｣

光｢？｣

Ｐ｢アンギラスがとりあえずツッコんだら周り皆ゴジラでした的な｣

光｢……そっかー…｣

Ｐ｢……｣

光｢……｣

ええ話や

Ｐ｢……｣

光｢……｣

光｢あっ…アタシは、アンギラスはよく頑張ったと思うぞ！」

Ｐ｢……うん、アンギラス頑張った。頑張ったよ｣

光｢……｣

Ｐ｢トドメ刺せるのにわざと刺してこずに遊ぶ相手と3回当たってやめちゃったけど｣

光｢……｣

Ｐ｢……悔しかったよ。やっぱ、な｣

光｢……｣

Ｐ｢というかアレだ。男はな、負けたくないって気持ちが強いようにできてるんだよ。いや誰でもそうだけど、特に野郎はそうなんだ｣

光｢……そっか｣

Ｐ｢……おう｣

舐めプ……でも旅パならされても仕方ない

Ｐ｢どんな形でアレ負けたのは悔しいわけだ｣

光｢うん｣

Ｐ｢対戦用のポケモンを育てようと考えた｣

光｢……うん｣

Ｐ｢挫折した｣

光｢早っ！！？｣

Ｐ｢まず厳選に挑戦する事が頭をよぎった」

Ｐ「その瞬間社会人にはまず無理だという事に気づいた。紗南みたいな学生とか、自由時間が多い職についてないと無理だ｣

光｢そ、そっか｣

Ｐ｢……というか俺はポケモン逃がせない人だった｣

光｢……そっか｣

Ｐ｢うん。昔見たアニメのヒトカゲを思い出すとつい、な｣

光(……人影？)

弱いヒトカゲ捨てる話あったな

あのヒトカゲがまさかあんなことになろうとは当時全く予想してなかった
本当に

今やサトシさん最強のポケモンだもんな
再登場待ち遠しい

ほ

はっ