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    元スレ蒲原「ワハハ、過労死かー」衣「我らには関係のない話よ」

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    52 = 1 :

    ゆみ「君が喜ぶようなものは何かと随分しつこく相談された」

    ゆみ「何度も何度も約束を破ってしまって申し訳ないとも言っていた」

    ゆみ「不幸な事故で、彼女は行けなくなってしまったが…」

    ゆみ「せめて君だけでも行ってきてくれ。蒲原もそう望んでいるはずだ」

    「智美…智美ぃ…」ボロボロ…

    透華「さぁ衣、立って蒲原さんに挨拶を。明日には、皆でお見送りをしましょう」

    「……うん」グスッ

    54 :

    確か実話だよなこれ

    55 = 1 :

    ――葬儀当日


    ゆみ「蒲原…楽しかったぞ」

    「ありがとう智美ちゃん…」

    透華「さぁ衣も」

    「智美、名残惜しいがこれで今生の別れだ。いずれまた巡りあう時を」

    「楽しみにしている」グスッ

    「いいですかー。押します…」ポチッ

    ボオオオォォォ

    「さらば、友よ」

    57 = 6 :

    灼なにやっとるの

    58 :

    灼熱ちゃんや!

    59 = 42 :

    あらたそボーリング場はどうした

    60 = 1 :

    ――後日、某レストラン

    「予約していた蒲原だ」

    文堂「はい蒲原様ですね」

    文堂「…蒲原様は二名でのご予約とのことでしたが、お連れの方は――」

    「連れは来られなくなった。申し訳ないが料理は一人分だけお願いしたい」

    文堂「畏まりました。お席へご案内いたします」

    (蒲原…衣は来たぞ。お前はいないが、存分に楽しむつもりだ)

    61 :

    こういうのって打つ手ないの……?

    62 = 1 :

    ――厨房

    池田「ええっ!?もう来ちゃった?」

    池田「どうしよう…今日福路さんいないし。みはるんも遅れてて…」

    文堂「お客様にお伝えしてきましょうか?」

    池田「えっ。い、いやそれは駄目だし!オーナーに怒られる!」

    文堂「ではどうすると」

    池田「こうなったら仕方ないし、華菜ちゃんがつくる!」

    文堂「先輩、調理師免許持ってましたっけ?」

    池田「持ってない!でも家ではやってるから大丈夫!!」

    63 = 51 :

    これはまずい……

    64 :

    衣と蒲原の組み合わせって元ネタどこから来てるんだ?

    65 = 46 :

    衣が食中毒フラグ

    66 = 43 :

    高級……

    67 :

    池田ァ!

    68 = 54 :

    なんだこの展開

    69 = 1 :

    「ふんふん、先ずはフカヒレのスープか」

    「海鮮はエビフライ以外眼中にないが、智美が選んだ店だ。相当のものだろう」

    ――

    池田「フカヒレ?って何だっけ?」

    池田「高級な魚料理ってことは…フグかな?」

    池田「フグなんて捌いたこと無いし…でも魚なんだから、アジとかと同じ感じでいけるよね」

    70 :

    フグとか捌くなよ!絶対だぞ!

    72 = 42 :

    やめたげてよぉ

    73 = 1 :

    「そしてキャビアか…定番だな」

    「トーカも食べ飽きたと言っていたし…まぁどうでもいいか」

    ――

    池田「キャビア?って何だっけ?」

    池田「確か魚の卵だったような…卵かぁ…」

    池田「ん?丁度良くフグの卵巣がある。これキャビアってことでいけないかな」

    74 = 16 :

    フグなんて不慣れな人間が扱ったら包丁でできた傷口から毒がまわって池田が逝きそう

    75 = 61 :

    なんやかんやあって食中毒かと思ったら即死コースだった

    76 :

    やめろ


    やめろ

    77 = 1 :

    テトロドトキシンという毒がある。フグが持つことで知られ、麻痺症状を引き起こす神経毒である。

    循環器系や呼吸器系に達すると血液循環や呼吸が阻害されやがて死に至る。致死量は成人で1~2mg。

    解毒法は存在せず拮抗薬もないが、唯一の弱点はぬか漬けである。


    文堂「お待たせ致しました」

    「うむ。キャビアが見当たらないが…まだだったのかな?」

    「まあ良い。いただきます」

    文堂「」ドキドキ…

    「むっ!」


    「ぐぐ…むぐぐ……」バタバタ

    78 = 54 :

    池田ァ!!!!

    79 = 54 :

    ドキドキじゃねぇよwwww

    80 :

    池田ァァァァ!!!

    81 = 16 :

    営業停止どころじゃありませんね
    さらば風越……

    82 = 61 :

    でもフグの卵巣って死ぬほどうまいらしいよね

    いいセンスじゃん(汗)

    83 :

    なんやこれは……
    池田さんはクズや………

    84 = 1 :

    文堂「お、お客様っ!?」

    文堂「大変だ!!救急車!救急車ァーー!!」


    (あれ…?ころも、ご飯食べてただけなのに…)

    (何か悪い子としたのかな?)

    (苦しいよ智美…苦しい…死にたくない…)

    (吐かなきゃ…食べたものを…吐かなきゃ…)ゲロゲロ…

    85 :

    無理せず肉じゃがでもだしとけば

    86 = 16 :

    池田ァァァァァッァアァァァァァアアアア!!!!

    87 :

    池田ァァァァ!!!

    88 = 83 :

    池田アァァァァァ!

    89 :

    ちょっとワロタ

    90 :

    衣と悪い子がしたのか・・・ふぅ

    91 = 1 :

    「うらー!」

    バーン!

    文堂「だ、誰ですかっ!?」

    蒲原「ワハハ!衣、助けに来たぞ!!しっかりしろー!」

    (え!?智美!?)

    蒲原「ほら吐け!吐けー!」

    「ごほっ、智美?何で…死んだはずじゃ」

    蒲原「ワハハ!あのくらいで死ぬもんか!衣との約束も果たして無いんだぞ!」

    92 = 46 :

    ああ…幻覚まで…

    93 = 54 :

    おわた

    94 = 1 :

    「智美…良かった。よかったよぉ智美ぃ~!」ダキッ

    蒲原「ワハハ!ゲロまみれだ!ワハハハ!!」

    蒲原「さて、こんなマズい店を薦めて悪かったなー!口直しだ!出かけよう!」

    「えっ、智美…衣と遊んでくれるのか!?」

    蒲原「ワハハ!書類上はまだ死んだままだからなー!自由の身だ」

    蒲原「さあ行くぞー!」

    「うんっ!」

    95 = 6 :

    どうなんだ

    96 = 83 :

    あぁ

    97 = 80 :

    せめて最後くらいは…

    ていうかこの二人原作は接点ないよな?

    98 = 76 :

    二次創作にそういう突っ込みは野暮ってもんだぜ

    99 = 1 :

    ――

    「患者の容態はどうですか!?」

    文堂「え、えと。少し前までもがいていたんですが、今は全然動かなくて」

    「」

    「…駄目やね。吐瀉物が喉に詰まってる。死んでるわ」

    文堂「そ、そんな…あわわわ」

    「それと毒物の影響が見受けられます。責任者はどなたですか!?」

    池田「ひいいいいぃぃ」



    (でも、呼吸困難なはずなのに…何でやろ)

    「えらい安らかな死に顔や」

    100 = 6 :

    なぜだ…


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