元スレアスカ「え…?ファーストがナルシスホモとキスしてる…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
51 = 47 :
カヲル「」ピクッ
シンジ「」
カヲル「彼女は何考えてるかわからないからね、何を話したらいいのかわからないよ」モグモグ
シンジ「そんなことないよ、綾波も話しかければいろいろ答えてくれることもあるし」モグモグ
カヲル「興味深いね、参考にするよ」
シンジ「うん」モグモグ
シンジ(間違いない……綾波となにかあったんだ)
53 = 47 :
ヒカリ「どうして綾波さん誘ったの?」
アスカ「え?そりゃーあれよ、同じパイロットとして親交を深めようと……」
レイ「……」
アスカ「……」
ヒカリ「そ、そう」
アスカ(うう、気まずい……この状況を打開するには、やはりあれしか)
アスカ(ごめんヒカリ)
アスカ「そ、そういえばヒカリ!彼とどうなったの?」
ヒカリ「ア、アスカ!何よ急に……///」
アスカ「いいから、教えなさいよ!」
ヒカリ「うぅ……」
54 = 47 :
レイ「彼?」
アスカ(来た!)
アスカ「おっと、ファーストは知らないんだっけ?ヒカリは実は……」
ヒカリ「あわわわ、やめてよアスカ!」
アスカ「いいじゃなーい教えなさいよ!」
ヒカリ「じ、実は最近―――」
アスカ(あのファーストが恋バナに興味を示した)
アスカ(これはやはり、なにかあるわね)
56 = 47 :
シンジ(まだ突っ込めるかもしれない)
シンジ「カヲルくん、僕たちの間柄に隠し事は無しだよ」
カヲル「当たり前じゃないか、僕たちは友達だからね」
シンジ「でも、友達以上の存在ってあるだろ?」
カヲル「……!シンジくん、君はまさか」
シンジ「……カヲルくん」
カヲル「僕と友達以上になりたいのかい?嬉しいよ」
シンジ「」
57 :
くそさるされた
58 = 47 :
ヒカリ「……ということなの」
アスカ「ふーん、順調じゃない」
ヒカリ「ええ……///」
レイ「……」
アスカ(ずっとヒカリのほうを向いて聞いてたわね)
ヒカリ「ア、アスカはどうなの!?いるんでしょ、好きな人」
アスカ「え」
アスカ(これよ、このカウンターがあるからこの手は使いたくなかったのよ)
アスカ「あ、あたしは別にそんな」
レイ「碇くんのこと、どう思ってるの」
アスカ「」
59 = 47 :
シンジ「あ、その、僕は」
カヲル「君のほうからそんなにアプローチしてくれるなんて夢にも思わなかったよ」
シンジ(もし本当に綾波と恋人関係にあるなら)
シンジ(カヲルくんがホモヤリ○ンでもない限り、僕に手を出すことは―――)
シンジ「そ、そうだよカヲルくん、僕は君となら……」
カヲル「シンジくん……///」
シンジ(逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃ……)
シンジ(ああ……なんてことに……)
カヲル「……」
シンジ(ああ……顔が近づいて……)
60 :
意外ッ!それはバイ!
61 = 50 :
バイのカヲル君…ありやな
62 :
やったぜ。
64 = 47 :
アスカ(ま、まさかファーストから……これは予想外だわ)
アスカ「え、バカシンジ!?はん、あんなのただの同居人よ!いい召使だわ!」
ヒカリ「もう、アスカ!」
アスカ「な、なによ!」チラリ
レイ「……」
アスカ(シンジを召使呼ばわりして反応なし……シンジには興味がないってことかしら)
ヒカリ「そんなことばっか言ってたら、いつか碇くんに愛想つかされるわよ!」
アスカ「あ、あいつにかぎってそんなことないわよ!あいつあたしにゾッコンだもん!」
レイ「……」
アスカ(無反応……ホントにシンジには興味なし!?)
アスカ(よーしそれなら……)
65 = 47 :
アスカ「あたしのタイプはね!もっと大人でダンディな人っていうか」
アスカ「そおーねえー、渚みたいな顔のいいやつとか」チラリ
レイ「……」
アスカ「……」
ヒカリ「え、アスカって渚くんみたいな人好きだったの?意外だわー」
アスカ「え!?いやあの」
アスカ(こうなったらヤケよ!)
アスカ「ほら、なんかミステリアスっていうか、陰のある男ってロマンあるし、それになんたって顔良いし」
アスカ(ひいー、サブイボ出そう)
アスカ「あ、あと」
レイ「……」ボソッ
アスカ「!?」
66 = 47 :
アスカ「な、なによファースト、なんか言った?」
レイ「……いいえ」
アスカ「……」
ヒカリ「ア、アスカ?」
アスカ「え?あ、以上よ!ほらファースト!あんたはいないの?彼氏とか理想のタイプとか」
レイ「そんな人はいないわ」
アスカ「あ、そう……」
レイ「……」
ヒカリ「そ、そろそろ戻りましょ」
アスカ「そ、そうね」
68 :
まとめサイトに乗るのを期待して寝る
69 = 47 :
ヒカリ「また一緒にご飯食べましょうね、綾波さん」
レイ「……ええ」
アスカ「……」
ヒカリ「アスカ?」
アスカ「え、なに?」
ヒカリ「さっきの話、本心じゃないわよね?」
アスカ「う」
ヒカリ「わかってるって、なんのつもりかわからないけど」
アスカ「……ねえヒカリ」
ヒカリ「ん?」
アスカ「さっきあたしがホモ褒めてるとき、ファーストがなんかつぶやいたの聞こえた?」
71 = 47 :
ヒカリ「よく聞こえなかったわ、てない、としか」
アスカ「てない?」
ヒカリ「うん、それだけ……」
アスカ「てない……」
ガラッ
シンジ「……」
カヲル「ふふっ」
アスカ「帰ってきた」
ヒカリ「ミステリアスのお帰りよ」
アスカ「ごめん、もうやめて」
72 = 48 :
ミステリアスホモ
73 = 47 :
アスカ「結局一度も話をするどころか顔も合わせなかったわ」
シンジ「……」
アスカ「ねえシンジ、あんたのほうは何か収穫なかったの?」
シンジ「……」
アスカ「シンジ!聞いてるの!?」
シンジ「聞いてるよ」
アスカ「な、何よ落ち着き払って」
シンジ「もういいよアスカ、やめよう」
アスカ「どうしたのよ突然」
シンジ「これ以上探ることなんてないよ」
アスカ「はん、甘いわね!これから二人を尾行するのよ!」
シンジ「帰ろう、アスカ」
74 :
なにがあった
75 = 47 :
アスカ「あ、あんた逆らう気……」
シンジ「アスカ、帰るよ」
アスカ「……」
シンジ「アスカ」
アスカ「……分かったわよ」シュン
シンジ「ただいま」
アスカ「……ただいま」
76 = 47 :
アスカ「なによつまんなーい!」
アスカ「あんただって知りたかったんでしょ!事の真相を!」
アスカ「なによなによ急にいい子ぶっちゃって、バッカみたい!」
アスカ「……で、なにしてるのよ」
シンジ「部屋の片づけ」
アスカ「何よ、なんで急に」
シンジ「あ、メール」
アスカ「ちょっと」
シンジ「カヲルくんだ、なになに……」
アスカ「……」
77 :
何をしたんだ、カヲル君!
78 = 47 :
シンジ「アスカ」
アスカ「な、なによ」
シンジ「アスカはカヲルくんのこと好きなの?」
アスカ「ブッ!バッカじゃない!?そんな訳ないじゃない!?」
シンジ「うーん、そうだよね」
アスカ「なに!?あのホモなんてメールしてきたのよ!」
シンジ「それは嘘だってさ……と」
アスカ「答えなさいよ!」
シンジ「すぐわかるよ」
79 = 47 :
シンジ「……」ジュー
アスカ「……」
シンジ「……」カチャカチャ
アスカ「……ねえ」
シンジ「ん?」
アスカ「なんなの?これ」
シンジ「何って今日は八宝菜にしようと思って」
アスカ「そうじゃなくて」
シンジ「ん?」
アスカ「お皿4枚用意してるんだけど」
シンジ「うん」
ピンポーン
81 = 47 :
シンジ「アスカ、出て」
アスカ「はいはい、っと」
シンジ「アスカ!」
アスカ「な、何よ」
シンジ「気をしっかり持ってね」
アスカ「は?」
シンジ「さ、出て」
アスカ「意味わかんない」パタパタ
アスカ「はーい、どちらさまで」
シュイン
82 = 47 :
カヲル「こんばんは、セカンド」ベッタリ
レイ「こんばんは」ベッタリ
アスカ「」
83 = 47 :
シンジ「いらっしゃい、カヲルくん」
カヲル「お邪魔するよ」ベッタリ
レイ「こんばんは、碇くん」ギュー
シンジ「ようこそ、綾波」
アスカ「」
シンジ「座ってよ」
カヲル「うわ、おいしそう、さすがシンジくんだ」ギュー
レイ「お肉入ってないのね」ギュー
シンジ「もちろん」
アスカ「」
84 = 47 :
シンジ「それでは、いただきます」
カヲル「いただきます」ギュッ
レイ「いただきます」ギュッ
アスカ「」
シンジ「アスカ?」
レイ「セカンド、いただきますは礼儀よ」
アスカ「うるさい!!」
85 :
大変!アスカが息してない!
86 :
みんなかわいい
87 = 47 :
カヲル「一から説明するよセカンド」
カヲル「君が見た僕たちの姿は真実だ」
カヲル「僕たちは真剣に交際している」
レイ「今まで黙っていてごめんなさい」
シンジ「いや、いいんだ、言いづらいことだもんね」
アスカ「な、なんで……だって学校では」
カヲル「この八宝菜美味しいよ」
シンジ「そう?よかった」
レイ「カヲル、あーん」
カヲル「ありがとうレイ、あーん」
アスカ「人んちでいちゃつくな!」ガンッ
88 = 47 :
カヲル「セカンド、知っての通り僕たちは特別だ」
カヲル「日々エヴァのパイロットとして戦い続け、明日も知らぬ毎日を生きている」
カヲル「特に僕とレイは大人たちの束縛を君たちより強力に受けている」
レイ「今日ここに来るのも大変だったわ」
シンジ「そうだったんだ」
アスカ「いや、それにしたって」
カヲル「僕もレイも一人だったんだ」
カヲル「ネルフに来たとき、初めて同じ孤独を背負ったレイと出会ったんだ」
カヲル「シンジくんとも出会ったけど、彼には家族がいた」
シンジ「カヲルくん……」
カヲル「もちろん君のことも好きだよ?でも、背負うものの空虚さが違ったのさ」
90 = 47 :
カヲル「さらに言うと僕は使徒だ」
アスカ「は、はあ!?」
レイ「カヲル!」
シンジ「カヲルくん!」
カヲル「いいんだ、君たちだけには本当のことを知っていて欲しかったんだ」
アスカ「あ、あんたバッカじゃ……」
カヲル「でも、もうそんなことは関係ない」
シンジ「カヲルくん」
カヲル「僕たちは今日、駆け落ちする」
アスカ「」
91 = 47 :
カヲル「使徒でも、エヴァパイロットでもない、ただの子供として、遠いどこかで生きていく」
アスカ「そ、そんなことできるわけ」
カヲル「危険は承知さ、そのためにいろいろ下準備をしてきた」
レイ「今頃はNERVも混乱しているはずよ」
アスカ「な、何をしたのよ」
カヲル「軽くエヴァを……ね」
レイ「ほらMAGIも……アレしちゃったし」
アスカ「やめて聞きたくない」
シンジ「ミサトさんたちから何も連絡ないけど……?」
カヲル「心配しないで、誰も殺しちゃいないさ」
レイ「ただちょっと旅の邪魔をされたくなかっただけ」
93 = 47 :
カヲル「今日旅立つのは前々から決めてたことなんだけど……まさかこの日に限って君たちにばれちゃうとはね」
レイ「昨日カヲルがあんな積極的になるから……」
カヲル「ははっ、そうだね」
アスカ「」
シンジ「た、大変だ!」
アスカ「な、何よシンジ」
シンジ「こうしちゃいられないよ!早く二人は出発しないと」
レイ「碇くん」
カヲル「見逃してくれるのかい?僕たちを」
シンジ「当たり前だろ!?僕たちは友達なんだから!」
94 = 47 :
カヲル「シンジくん……」
シンジ「ぼ、僕にできることがあったら」
アスカ「待ちなさいよ」
シンジ「アスカ」
アスカ「あんたバカ?目の前にいるのは使徒と裏切り者よ」
シンジ「アスカ!」
アスカ「あたしたちの敵じゃない!早くNERVに連絡しないと」
シンジ「アスカ!」
カヲル「いいんだ、シンジくん」
シンジ「よくない!アスカ、二人は僕たちを信頼してくれてて、今日お別れを言いに来てくれたんだよ!」
カヲル「彼女の言うことは正しい」
シンジ「でも!」
96 = 47 :
アスカ「そこを動かないで」
シンジ「アスカ……!」
アスカ「シンジ、あんたも邪魔するなら反逆幇助よ」
カヲル「彼女に討たれるなら、それも本望さ」ギュッ
レイ「私はカヲルと一緒なら、いつでも死ぬ覚悟はできてるわ」ギュッ
シンジ「二人とも……」
アスカ「……」
シンジ「アスカ、やめてよ。二人を見送ってあげよう」
アスカ「……何よ」
アスカ「急に二人は付き合ってるとか、使徒だとか、駆け落ちだとか……」
97 :
98 = 89 :
どうなってしまうんだ!!
99 = 47 :
アスカ「そんなこと、なんであたしに言ううのよ……」
アスカ「なんであたしがあんたたちを見逃すとでも思ったのよ……」
アスカ「なんであたしがあんたたちを祝福すると思ったのよ……」ポロポロ
レイ「あなたも、最前線で一緒に戦った仲間だから」
アスカ「……!」
レイ「私たちは仲は悪かったかもしれない、あなたにはよく思われてないかもしれない」
レイ「でも私は果敢に戦うあなたの姿が、ちょっと羨ましかったの」
レイ「私にはないものを持ってる、あなたが」
レイ「だから私はあなたを尊敬しているし、信用するわ」
アスカ「……」
100 = 89 :
ウオォォォォォ!!
みんなの評価 : ○
類似してるかもしれないスレッド
- アスカ「オーバーキル!オーバーキル!」シンジ「やめてよ!」 (148) - [52%] - 2012/12/20 7:15 ☆
- やすな「ソーニャちゃんがグラフィグになっちゃった……」 (130) - [51%] - 2012/3/13 8:15 ☆
- アーニャ「……ルルーシュってイケメンだったよね。」 (814) - [51%] - 2010/10/24 22:31 ★★★×5
- ロック「レヴィがガンシューティングゲームしてる」 (114) - [50%] - 2012/7/20 10:15 ★
- アスカ「うそ……シンクロテスト中なのにウンコ出そう……」 (253) - [50%] - 2012/12/14 7:00 ★
- アスカ「リモコン取ってよ」シンジ「ダメ、これ見てるから」 (149) - [50%] - 2012/12/1 16:15 ☆
- カイジ「っ・・・サンパワーリザードンだァ・・・!?」 (311) - [49%] - 2010/10/22 1:46 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について