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元スレ岡部「ハーフボイルド?」翔太郎「厨二病?」
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フィリップ「なんども時間が繰り返されたこの場所だからこそ、濃密な記憶情報が残留していたんだ」
「それがメモリーメモリによって一気に引き出され、メモリを起動した牧瀬紅莉栖がその流れに飲み込まれた」
「牧瀬紅莉栖が気を失った理由はそれで説明がつく」
岡部(まるで人工リーディング・シュタイナーだな・・・)
フィリップ「問題はタイムマシンのほうだ」
「少なくとも時間を遡る技術はこの世界には存在しない」
岡部「だが事実だ。事実だったというべきか」
「俺自身完全に原理を理解しているわけではない」
「最初は偶然の産物、だけどそれをタイムマシン、タイムリープマシンとして完成させたのが、紅莉栖だった」
岡部「おそらく紅莉栖はこの世界でもその原型になる理論を知っている」
フィリップ「どういう事だい?」
岡部「色々あってな」
「それがメモリーメモリによって一気に引き出され、メモリを起動した牧瀬紅莉栖がその流れに飲み込まれた」
「牧瀬紅莉栖が気を失った理由はそれで説明がつく」
岡部(まるで人工リーディング・シュタイナーだな・・・)
フィリップ「問題はタイムマシンのほうだ」
「少なくとも時間を遡る技術はこの世界には存在しない」
岡部「だが事実だ。事実だったというべきか」
「俺自身完全に原理を理解しているわけではない」
「最初は偶然の産物、だけどそれをタイムマシン、タイムリープマシンとして完成させたのが、紅莉栖だった」
岡部「おそらく紅莉栖はこの世界でもその原型になる理論を知っている」
フィリップ「どういう事だい?」
岡部「色々あってな」
今度は紅莉栖がドクター中鉢に襲われた時の話、そしてその顛末を話した。
翔太郎「自分の体を盾に・・・」
「そして命をかけて女を守る、たとえ彼女に記憶が無くても・・・か」
「ハードボイルドだな」
岡部「?まあ、あの時は、俺も必死だったからな」
フィリップ「そして牧瀬紅莉栖のタイムマシン論文は消失した、と」
「だが論文自体が消失したとしてその理論が消える訳ではない」
「おそらくこのメモリーメモリの目的は牧瀬紅莉栖のタイムマシン理論の記憶を引き出すことだ」
岡部「!?」
翔太郎「自分の体を盾に・・・」
「そして命をかけて女を守る、たとえ彼女に記憶が無くても・・・か」
「ハードボイルドだな」
岡部「?まあ、あの時は、俺も必死だったからな」
フィリップ「そして牧瀬紅莉栖のタイムマシン論文は消失した、と」
「だが論文自体が消失したとしてその理論が消える訳ではない」
「おそらくこのメモリーメモリの目的は牧瀬紅莉栖のタイムマシン理論の記憶を引き出すことだ」
岡部「!?」
翔太郎「そうか・・・!財団Xの狙いはタイムマシンの技術・・・!」
岡部「そんな・・・SERN以外にもそんな連中が・・・」
「やっと世界線からタイムマシンを切り離したというのに・・・!」
フィリップ「悲観する事は無い、岡部倫太郎」
翔太郎「幸いにも俺たちがこの街にいる」
岡部「お前たちはいったい・・・」
翔太郎「俺たちは」
フィリップ「僕たちは」
「ふたりでひとりの探偵さ」
岡部「そんな・・・SERN以外にもそんな連中が・・・」
「やっと世界線からタイムマシンを切り離したというのに・・・!」
フィリップ「悲観する事は無い、岡部倫太郎」
翔太郎「幸いにも俺たちがこの街にいる」
岡部「お前たちはいったい・・・」
翔太郎「俺たちは」
フィリップ「僕たちは」
「ふたりでひとりの探偵さ」
紅莉栖「・・・う・・・ん」
フィリップ「!どうやら目を覚ましたみたいだね」
紅莉栖「岡部・・・?」
岡部「良かった、急に倒れたから心配したぞ」
紅莉栖「あなたは」
フィリップ「さっきはどうも、牧瀬紅莉栖」
翔太郎「オレは左翔太郎、こいつの相棒さ」
岡部「大丈夫か?」
紅莉栖「うん・・・でも・・・。何でもない」
岡部「どうした?」
紅莉栖「何でもないってば!・・・ごめん」
「ちょっと、いろいろ整理がつかなくて・・・」
「一人に・・・させて・・・」
そういうとビルの屋上に登って行った。
フィリップ「!どうやら目を覚ましたみたいだね」
紅莉栖「岡部・・・?」
岡部「良かった、急に倒れたから心配したぞ」
紅莉栖「あなたは」
フィリップ「さっきはどうも、牧瀬紅莉栖」
翔太郎「オレは左翔太郎、こいつの相棒さ」
岡部「大丈夫か?」
紅莉栖「うん・・・でも・・・。何でもない」
岡部「どうした?」
紅莉栖「何でもないってば!・・・ごめん」
「ちょっと、いろいろ整理がつかなくて・・・」
「一人に・・・させて・・・」
そういうとビルの屋上に登って行った。
紅莉栖(私が見たラボの記憶、あれは私。でも私じゃない。)
(“あの私”はあんなに思っていたんだ)
(あんな想いで、ずっと一緒にいたんだ)
(“私”は・・・どうしたら・・・)
『落ち着きたまえ、自分を見失っちゃだめだ』
(『自分』・・・か。私自身の思いは・・・)
(そういえば持ってきちゃったな、このUSB)
(“あの私”はあんなに思っていたんだ)
(あんな想いで、ずっと一緒にいたんだ)
(“私”は・・・どうしたら・・・)
『落ち着きたまえ、自分を見失っちゃだめだ』
(『自分』・・・か。私自身の思いは・・・)
(そういえば持ってきちゃったな、このUSB)
岡部「紅莉栖・・・」
フィリップ「よっぽど、彼女が大切みたいだね」
岡部「なっ!・・・ああ、その通りだな」
「もう傷つくところを見たくない。」
フィリップ「よし、とにかく彼女のメモリをブレイクしよう」
「あれを放置するのは危険だ」
「それに本当に財団Xが絡んでいるのであれば、メモリを回収しに来るはずだ」
翔太郎「そうだな、そうなると彼女も危ない」
岡部「なに!?」
翔太郎「メモリを起動できるのは、最初にメモリを起動した人間だ」
「とすると彼女自身も狙われる可能性が高い」
岡部「そんな・・・ならば今すぐにここに戻ってもらわねばな」
翔太郎「念の為、さっきの二人・・・ダルくんと椎名さん、だっけ?」
「二人もここにもどってもらおう」
ほどなくして二人はラボに戻ってきた。
フィリップ「よっぽど、彼女が大切みたいだね」
岡部「なっ!・・・ああ、その通りだな」
「もう傷つくところを見たくない。」
フィリップ「よし、とにかく彼女のメモリをブレイクしよう」
「あれを放置するのは危険だ」
「それに本当に財団Xが絡んでいるのであれば、メモリを回収しに来るはずだ」
翔太郎「そうだな、そうなると彼女も危ない」
岡部「なに!?」
翔太郎「メモリを起動できるのは、最初にメモリを起動した人間だ」
「とすると彼女自身も狙われる可能性が高い」
岡部「そんな・・・ならば今すぐにここに戻ってもらわねばな」
翔太郎「念の為、さっきの二人・・・ダルくんと椎名さん、だっけ?」
「二人もここにもどってもらおう」
ほどなくして二人はラボに戻ってきた。
ダル「あれ牧瀬氏は?」
まゆり「クリスちゃん、目が覚めたんだね。でもどこ行っちゃったの?」
岡部「いま、呼んでくる」
屋上に登ると、紅莉栖の姿があった。
まゆり「クリスちゃん、目が覚めたんだね。でもどこ行っちゃったの?」
岡部「いま、呼んでくる」
屋上に登ると、紅莉栖の姿があった。
岡部「いつまでそうしているつもりだ、クリスティーナ」
紅莉栖「!?・・・岡部いつの間に」
「それにクリスティーナと呼ぶなといっとろーが」
岡部「泣いていたのか?」
紅莉栖「こっちみんな!」
岡部「・・・。いつもの調子に戻ったな」
紅莉栖「!?・・・岡部いつの間に」
「それにクリスティーナと呼ぶなといっとろーが」
岡部「泣いていたのか?」
紅莉栖「こっちみんな!」
岡部「・・・。いつもの調子に戻ったな」
紅莉栖「ねえ、岡部さっき私・・・見たの」
「このラボで、違う世界のこのラボで、私と、そのまわりで何があったのか」
「ラジ館で初めて会った時、何で岡部があんなに悲しそうな顔をしてたのかも分かった気がする」
岡部「・・・」
紅莉栖「私が知らない、私の思い出。せつなくて懐かしくて、でもこの世界には無いはずの記憶」
岡部「紅莉栖・・・」
「このラボで、違う世界のこのラボで、私と、そのまわりで何があったのか」
「ラジ館で初めて会った時、何で岡部があんなに悲しそうな顔をしてたのかも分かった気がする」
岡部「・・・」
紅莉栖「私が知らない、私の思い出。せつなくて懐かしくて、でもこの世界には無いはずの記憶」
岡部「紅莉栖・・・」
紅莉栖「いま紅莉栖って呼んでくれた」
岡部「っ!いや、これは・・・」
紅莉栖「ほんとはさっき倒れた時も呼んでたけどね」
岡部「なっ!聞こえていたのか・・・」
紅莉栖「聞こえてないと思って呼んでいたのか、おのれはw」
岡部「いや・・・」
岡部「っ!いや、これは・・・」
紅莉栖「ほんとはさっき倒れた時も呼んでたけどね」
岡部「なっ!聞こえていたのか・・・」
紅莉栖「聞こえてないと思って呼んでいたのか、おのれはw」
岡部「いや・・・」
紅莉栖「あの記憶は、私にとっては夢みたいなもの、本当は無いもの」
岡部「・・・」
紅莉栖「でも、この『私自身』は、あの時助けてくれた岡部に再会できて、嬉しかった」
「このラボに迎えてくれて嬉しかった」
「日本で、このラボで過ごす時間が楽しくて仕方がなかった」
「それは間違いのない事実よ」
岡部「紅莉栖・・・」
紅莉栖「だから、岡部。わたしは・・・」
その瞬間、岡部の体に衝撃が走った。
岡部「・・・」
紅莉栖「でも、この『私自身』は、あの時助けてくれた岡部に再会できて、嬉しかった」
「このラボに迎えてくれて嬉しかった」
「日本で、このラボで過ごす時間が楽しくて仕方がなかった」
「それは間違いのない事実よ」
岡部「紅莉栖・・・」
紅莉栖「だから、岡部。わたしは・・・」
その瞬間、岡部の体に衝撃が走った。
岡部「ぐはっ!」
下っ端白服「メモリーメモリ及び所持者確認。確保する」
紅莉栖「岡部!」
下っ端白服「メモリーメモリ及び所持者確認。確保する」
紅莉栖「岡部!」
―――岡部!
翔太郎「!?」
フィリップ「翔太郎!」
まゆり「いまの声・・・クリスちゃん?」
ダル「オカリンに何かあったんじゃ」
翔太郎「フィリップ、二人を頼む。俺は上へ!」
フィリップ「分かった。無茶はしないでくれよ」
事態が飲み込めない二人はフィリップにまかせ、オレは屋上に向かう。
翔太郎「!?」
フィリップ「翔太郎!」
まゆり「いまの声・・・クリスちゃん?」
ダル「オカリンに何かあったんじゃ」
翔太郎「フィリップ、二人を頼む。俺は上へ!」
フィリップ「分かった。無茶はしないでくれよ」
事態が飲み込めない二人はフィリップにまかせ、オレは屋上に向かう。
屋上へ駆け上がると、うずくまる岡部倫太郎に、例の白服が4人、牧瀬紅莉栖を捕まえているヤツを入れて5人。
翔太郎「やっぱり出やがったな、財団X」
下っ端白服「メモリとその所持者は回収する」
翔太郎「させるか!」
翔太郎「やっぱり出やがったな、財団X」
下っ端白服「メモリとその所持者は回収する」
翔太郎「させるか!」
オレは牧瀬紅莉栖を捕まえているヤツにつかみかかり、彼女を引き剥がした。
紅莉栖「ッ!岡部!」
岡部「大丈夫だ・・・それよりこいつらが・・・」
翔太郎「財団Xだ」
下っ端白服「邪魔はしないんで欲しいんですがね・・・」
そういうと5人の白服がポケットからガイアメモリを取り出す
カチッ\マスカレイド/ \マスカレイド/ \マスカレイド/
紅莉栖「ッ!岡部!」
岡部「大丈夫だ・・・それよりこいつらが・・・」
翔太郎「財団Xだ」
下っ端白服「邪魔はしないんで欲しいんですがね・・・」
そういうと5人の白服がポケットからガイアメモリを取り出す
カチッ\マスカレイド/ \マスカレイド/ \マスカレイド/
岡部「!?」
紅莉栖「なによこれ・・・どうなってるの!?」
ムカデや背骨を思わせる模様の入った5人のマスカレイド・ドーパントが、3人を取り囲んだ。
翔太郎「本当は、街の外で変身するのは見られたくないんだけどな」
ダブルドライバーを取り出し、装着する。
紅莉栖「なによこれ・・・どうなってるの!?」
ムカデや背骨を思わせる模様の入った5人のマスカレイド・ドーパントが、3人を取り囲んだ。
翔太郎「本当は、街の外で変身するのは見られたくないんだけどな」
ダブルドライバーを取り出し、装着する。
『いくぜ、フィリップ!』
『ああ、翔太郎!』
カチッ\サイクロン/\ジョーカー/
ほどなくしてサイクロンメモリが転送されてくる。
サイクロンとジョーカーのメモリを装填し、ドライバーを開く。
サイクロン!ジョーカー!
翔太郎の体が風に包まれ、左右2色の超人、仮面ライダーWが姿を現す。
翔太郎「いくぜ!」
岡部「」
紅莉栖「」
『ああ、翔太郎!』
カチッ\サイクロン/\ジョーカー/
ほどなくしてサイクロンメモリが転送されてくる。
サイクロンとジョーカーのメモリを装填し、ドライバーを開く。
サイクロン!ジョーカー!
翔太郎の体が風に包まれ、左右2色の超人、仮面ライダーWが姿を現す。
翔太郎「いくぜ!」
岡部「」
紅莉栖「」
そのころラボ
ダル「ちょ!フィリップ氏!?」
「ポーズとって気絶ってどういう事なの・・・」
ダル「ちょ!フィリップ氏!?」
「ポーズとって気絶ってどういう事なの・・・」
フィリップ(二人を守りながらの戦いだ。あまり威力のあるメモリは使えない)
翔太郎「ああ、ヒートやトリガーはやめておいた方がいいかもな」
そんなやり取りをしているあいだにじりじりと5人のマスカレイド・ドーパントが間合いを詰めてくる。
瞬間、そのうちの一人が飛び込んできた。
翔太郎「おっと!」
「ふぉれ!」
いなしつつ一発お見舞いする。
しかしその一人をかまっているうちに4人が岡部と紅莉栖におそいかかる。
紅莉栖を捕まえようと手を伸ばす
岡部「くそ!やめろ!」
岡部がそのてを振り払いながら、紅莉栖とともに距離を置く。
それでも執拗に追ってくるマスカレイド・ドーパント。
岡部「・・・紅莉栖には手を出すな!」
紅莉栖「岡部・・・」
岡部の行動のおかげで、二人とマスカレイド・ドーパントに距離が生まれた。
翔太郎「ああ、ヒートやトリガーはやめておいた方がいいかもな」
そんなやり取りをしているあいだにじりじりと5人のマスカレイド・ドーパントが間合いを詰めてくる。
瞬間、そのうちの一人が飛び込んできた。
翔太郎「おっと!」
「ふぉれ!」
いなしつつ一発お見舞いする。
しかしその一人をかまっているうちに4人が岡部と紅莉栖におそいかかる。
紅莉栖を捕まえようと手を伸ばす
岡部「くそ!やめろ!」
岡部がそのてを振り払いながら、紅莉栖とともに距離を置く。
それでも執拗に追ってくるマスカレイド・ドーパント。
岡部「・・・紅莉栖には手を出すな!」
紅莉栖「岡部・・・」
岡部の行動のおかげで、二人とマスカレイド・ドーパントに距離が生まれた。
フィリップ(この機を逃す手はないよ、翔太郎!)
翔太郎「ああ、こいつだ!」
カチッ\ルナ/
ルナ!ジョーカー!
翔太郎「まとめてケリつけてやるぜ!」
ジョーカー!マキシマムドライブ!!
翔太郎「ジョーカーストレンジ!」
フィリップ(ジョーカーストレンジ!)
翔太郎「ああ、こいつだ!」
カチッ\ルナ/
ルナ!ジョーカー!
翔太郎「まとめてケリつけてやるぜ!」
ジョーカー!マキシマムドライブ!!
翔太郎「ジョーカーストレンジ!」
フィリップ(ジョーカーストレンジ!)
ダブルが左右に分かれ、右半身が分身したかと思うと、
某海賊漫画の主人公の様に腕を伸ばし、鞭のようにしならせて5人のマスカレイド・ドーパントを襲う。
右半身の攻撃に耐えかね倒れ込む5人。
起き上がる隙を与えず、左半身が飛び込み、連続で手刀を決めてゆく。
そして左右の半身が元に戻るとともに、マスカレイド・ドーパントは爆散した。
岡部「」
紅莉栖「」
翔太郎「いっちょあがりだ」
「さあ、今のうちにあんたの持ってるメモリを渡してくれ!」
紅莉栖「ふぇ!?あ、ああ!これ」
紅莉栖がダブルにメモリを渡そうとする。が、次の瞬間彼女の姿は消えていた。
某海賊漫画の主人公の様に腕を伸ばし、鞭のようにしならせて5人のマスカレイド・ドーパントを襲う。
右半身の攻撃に耐えかね倒れ込む5人。
起き上がる隙を与えず、左半身が飛び込み、連続で手刀を決めてゆく。
そして左右の半身が元に戻るとともに、マスカレイド・ドーパントは爆散した。
岡部「」
紅莉栖「」
翔太郎「いっちょあがりだ」
「さあ、今のうちにあんたの持ってるメモリを渡してくれ!」
紅莉栖「ふぇ!?あ、ああ!これ」
紅莉栖がダブルにメモリを渡そうとする。が、次の瞬間彼女の姿は消えていた。
?「まさか仮面ライダーがこの街に来ていたとは、誤算だったな」
翔太郎「お前、いつの間に!?」
謎のドーパントが紅莉栖を捕らえていた。
?「ずっとここにいたよ。気付かなかったのか?」
フィリップ(メモリの力で身を隠していたのか?)
岡部「紅莉栖を離せ!」
?「おっと」
岡部「ぐぼッ!?がんがぼべッ!!」
謎のドーパントは腕を液体の様に変化させ、岡部の顔面を包み込んだ。
翔太郎「お前、いつの間に!?」
謎のドーパントが紅莉栖を捕らえていた。
?「ずっとここにいたよ。気付かなかったのか?」
フィリップ(メモリの力で身を隠していたのか?)
岡部「紅莉栖を離せ!」
?「おっと」
岡部「ぐぼッ!?がんがぼべッ!!」
謎のドーパントは腕を液体の様に変化させ、岡部の顔面を包み込んだ。
?「じっとしていろ。あんまりうっとうしいと、このまま窒息死させるぞ」
紅莉栖「嫌!岡部!!」
「やめて!やめてよ!!」
岡部「くびぶ!」
?「やれやれ」
岡部を投げ捨てる、謎のドーパント。
岡部「・・・」
紅莉栖「岡部!岡部ぇ!」
「あ・・・あ・・・」
岡部はそのまま意識を失ってしまった。
紅莉栖「嫌!岡部!!」
「やめて!やめてよ!!」
岡部「くびぶ!」
?「やれやれ」
岡部を投げ捨てる、謎のドーパント。
岡部「・・・」
紅莉栖「岡部!岡部ぇ!」
「あ・・・あ・・・」
岡部はそのまま意識を失ってしまった。
翔太郎「この!」
咄嗟にパンチをお見舞いするが・・・
フィリップ(体が硬化した?)
?「ふんっ!」
翔太郎「くっ」
ガードされ、反撃を食らってしまった。
?「部下を失ったのは悲しいが、目的のものは手に入った。ごきげんよう諸君」
こんどはダブルに向かって粘弾を放つ。
とっさにガードするダブル。
ガードを解いた時みえたのは紅莉栖を捕らえたまま撤退する敵のドーパントの姿であった。
フィリップ(これは・・・)
咄嗟にパンチをお見舞いするが・・・
フィリップ(体が硬化した?)
?「ふんっ!」
翔太郎「くっ」
ガードされ、反撃を食らってしまった。
?「部下を失ったのは悲しいが、目的のものは手に入った。ごきげんよう諸君」
こんどはダブルに向かって粘弾を放つ。
とっさにガードするダブル。
ガードを解いた時みえたのは紅莉栖を捕らえたまま撤退する敵のドーパントの姿であった。
フィリップ(これは・・・)
変身を解きラボに戻ってきた。気を失った岡部を抱えて。
オレはこれまでの事を話せる範囲でダルくんと椎名さんとに話し、
牧瀬さんが連れ去られた事も伝えた。
まゆり「オカリン!」
ダル「オカリン!」
岡部「・・・紅莉・・・栖」
「紅莉栖・・・!」
「紅莉栖!!うわああああああああ!!」
「なんでだよ!!何なんだよ!!」
まゆり「オカリン・・・」
岡部「助けに行かなくては・・・ッ!」
オレはこれまでの事を話せる範囲でダルくんと椎名さんとに話し、
牧瀬さんが連れ去られた事も伝えた。
まゆり「オカリン!」
ダル「オカリン!」
岡部「・・・紅莉・・・栖」
「紅莉栖・・・!」
「紅莉栖!!うわああああああああ!!」
「なんでだよ!!何なんだよ!!」
まゆり「オカリン・・・」
岡部「助けに行かなくては・・・ッ!」
翔太郎「落ち着け、岡部」
岡部「落ち着いていられるか!」
フィリップ「まだ手が無いわけではない。岡部倫太郎、君のおかげだ」
岡部「・・・ッ?なに?」
翔太郎「お前があの時牧瀬さんを助けようと動いてくれたおかげで、やつに隙が出来た」
「おかげでこいつを仕掛ける事が出来た」
カチッ\スパイダー/
オレはスパイダーショックの発信機を仕掛けていた。
フィリップ「そして君が受けた攻撃、ダブルが受けた攻撃。これらからおおよその敵の能力がつかめた」
翔太郎「お前の行動は無駄なんかじゃ無かったて事だ」
岡部「・・・」
岡部「落ち着いていられるか!」
フィリップ「まだ手が無いわけではない。岡部倫太郎、君のおかげだ」
岡部「・・・ッ?なに?」
翔太郎「お前があの時牧瀬さんを助けようと動いてくれたおかげで、やつに隙が出来た」
「おかげでこいつを仕掛ける事が出来た」
カチッ\スパイダー/
オレはスパイダーショックの発信機を仕掛けていた。
フィリップ「そして君が受けた攻撃、ダブルが受けた攻撃。これらからおおよその敵の能力がつかめた」
翔太郎「お前の行動は無駄なんかじゃ無かったて事だ」
岡部「・・・」
翔太郎「ああ。だがこここら先は俺たちだけじゃ無理だ」
フィリップ「ここは僕たちの街じゃないからね」
翔太郎「この発信機が示すのは直線的な距離。これにたどりつく為にはこの街を知る人間の力がいる」
「岡部、お前の力を貸してほしい」
フィリップ「君ならこの街に詳しいはずだ。だが無理にとは言わない」
「命に関わるかもしれない」
岡部「・・・」
フィリップ「・・・まあ無理も無い。さっきも下手したら殺されて・・・」
フィリップ「ここは僕たちの街じゃないからね」
翔太郎「この発信機が示すのは直線的な距離。これにたどりつく為にはこの街を知る人間の力がいる」
「岡部、お前の力を貸してほしい」
フィリップ「君ならこの街に詳しいはずだ。だが無理にとは言わない」
「命に関わるかもしれない」
岡部「・・・」
フィリップ「・・・まあ無理も無い。さっきも下手したら殺されて・・・」
岡部「・・・フフフ」
「フゥーハハハハ!!!」
「命の危険!?それがなんだ!!紅莉栖の為に一度は賭したこの命!!」
「恐れるものなんて何もない!!!」
まゆり「オカリン・・・そんなの・・・」
岡部「案ずるなまゆり!もちろん死ぬつもりもない!」
「紅莉栖を奪い返し!このラボに連れ戻す!!」
「そしてこの俺も生きて帰る!!」
ダル「おお、いつものオカリンに戻った!」
岡部「まだ助けられるチャンスがあるのだろう!?ならば迷う事は無い!!」
「俺は狂気のマッドサイエンティスト!鳳凰院凶魔!!」
「恐れるものは何もない!!」
「フゥーハハハハ!!!」
「フゥーハハハハ!!!」
「命の危険!?それがなんだ!!紅莉栖の為に一度は賭したこの命!!」
「恐れるものなんて何もない!!!」
まゆり「オカリン・・・そんなの・・・」
岡部「案ずるなまゆり!もちろん死ぬつもりもない!」
「紅莉栖を奪い返し!このラボに連れ戻す!!」
「そしてこの俺も生きて帰る!!」
ダル「おお、いつものオカリンに戻った!」
岡部「まだ助けられるチャンスがあるのだろう!?ならば迷う事は無い!!」
「俺は狂気のマッドサイエンティスト!鳳凰院凶魔!!」
「恐れるものは何もない!!」
「フゥーハハハハ!!!」
翔太郎「・・・」
「こいつ、こんなキャラだったのか?」
フィリップ「ふふっ」
「翔太郎と、倫太郎。案外似た者同士かもしれないね」
翔太郎「俺が!?こんな厨二病野郎と!?」
まったく、勘弁してほしいぜ・・・
「こいつ、こんなキャラだったのか?」
フィリップ「ふふっ」
「翔太郎と、倫太郎。案外似た者同士かもしれないね」
翔太郎「俺が!?こんな厨二病野郎と!?」
まったく、勘弁してほしいぜ・・・
フィリップ「さて」
「行動を開始する前に奴のメモリについて検索しよう」
岡部「検索?PCならそこに・・・」
翔太郎「いや、こいつの検索ってのは・・・見た方が早いな」
「さっき気絶してた牧瀬さんに語りかけてたときと同じ力だ」
「行動を開始する前に奴のメモリについて検索しよう」
岡部「検索?PCならそこに・・・」
翔太郎「いや、こいつの検索ってのは・・・見た方が早いな」
「さっき気絶してた牧瀬さんに語りかけてたときと同じ力だ」
フィリップは地球の本棚に入った。
―――さて、検索ワードは・・・
―――液状化
―――硬化
―――粘弾
―――絞れた、予想通りだ
―――さて、検索ワードは・・・
―――液状化
―――硬化
―――粘弾
―――絞れた、予想通りだ
翔太郎「どうだ?フィリップ」
フィリップ「予想通りだ、翔太郎。奴のメモリの正体は『Mud』、泥の記憶のメモリさ」
「液状化により身を隠す隠密行動や、岡部倫太郎を攻撃した液化攻撃」
「ダブルの攻撃から身を守った硬化能力」
「少し厄介なメモリかもしれないね」
「だが弱点も分かった。問題ない」
岡部「」
ダル「おお・・・何だかわからないけどチート能力Ktkr!」
まゆり「フィリップ君、なんだか凄いのです」
岡部「なんという厨二スキル・・・」
「さっきの変身といい、何なんだこいつらは」
フィリップ「予想通りだ、翔太郎。奴のメモリの正体は『Mud』、泥の記憶のメモリさ」
「液状化により身を隠す隠密行動や、岡部倫太郎を攻撃した液化攻撃」
「ダブルの攻撃から身を守った硬化能力」
「少し厄介なメモリかもしれないね」
「だが弱点も分かった。問題ない」
岡部「」
ダル「おお・・・何だかわからないけどチート能力Ktkr!」
まゆり「フィリップ君、なんだか凄いのです」
岡部「なんという厨二スキル・・・」
「さっきの変身といい、何なんだこいつらは」
フィリップ「メモリは見破った。あとは牧瀬紅莉栖の救出だ」
翔太郎「岡部、もう一度聞くぞ。危険な作戦だが、手伝ってくれるか?」
岡部「無論だ!フゥーハハハハ!」
「これより、牧瀬紅莉栖救出作戦はオペレーション・ハミンギアと名付ける!」
「さあ作戦開始だ!」
(弱気になっている場合ではない、紅莉栖を救い出すためにもな)
翔太郎「岡部、もう一度聞くぞ。危険な作戦だが、手伝ってくれるか?」
岡部「無論だ!フゥーハハハハ!」
「これより、牧瀬紅莉栖救出作戦はオペレーション・ハミンギアと名付ける!」
「さあ作戦開始だ!」
(弱気になっている場合ではない、紅莉栖を救い出すためにもな)
オレは岡部とともに街に出た。
岡部には護身用にスタッグフォンと一つメモリをあずけてある。
翔太郎「こっちだな・・・この方角にはなにがある?岡部」
岡部「迂回しなければならないな・・・こっちだ」
フィリップはダルくんに椎名さんとラボで待機している。
ダブル変身の際に備えてもらっている形だ。
岡部には護身用にスタッグフォンと一つメモリをあずけてある。
翔太郎「こっちだな・・・この方角にはなにがある?岡部」
岡部「迂回しなければならないな・・・こっちだ」
フィリップはダルくんに椎名さんとラボで待機している。
ダブル変身の際に備えてもらっている形だ。
岡部「この先は・・・」
翔太郎「?」
岡部「ラジ館?」
翔太郎「屋内か・・・予想していたとはいえ厄介だな」
岡部「問題ない、館内の構造は熟知している」
今は閉館し、解体を待つ封鎖されたラジ館。
俺にとってはすべての始まりの地。
ここに紅莉栖が。
翔太郎「行くぞ、岡部」
岡部「ああ、左さん!」
俺たちは封鎖されたラジ館に乗り込んで行った。
翔太郎「?」
岡部「ラジ館?」
翔太郎「屋内か・・・予想していたとはいえ厄介だな」
岡部「問題ない、館内の構造は熟知している」
今は閉館し、解体を待つ封鎖されたラジ館。
俺にとってはすべての始まりの地。
ここに紅莉栖が。
翔太郎「行くぞ、岡部」
岡部「ああ、左さん!」
俺たちは封鎖されたラジ館に乗り込んで行った。
マッド・ドーパント「ここでお前はタイムマシン理論を記した論文を中鉢に渡した」
「ならばここでメモリーメモリを起動し、記憶を抽出すれば」
「タイムマシン理論を回収できる可能性が非常に高い」
紅莉栖「・・・」
マッド・ドーパント「さあ、メモリーメモリを起動しろ、牧瀬紅莉栖!」
紅莉栖「・・・岡部・・・」
岡部・・・ごめんなさい・・・私のせいで危険な目に・・・
「ならばここでメモリーメモリを起動し、記憶を抽出すれば」
「タイムマシン理論を回収できる可能性が非常に高い」
紅莉栖「・・・」
マッド・ドーパント「さあ、メモリーメモリを起動しろ、牧瀬紅莉栖!」
紅莉栖「・・・岡部・・・」
岡部・・・ごめんなさい・・・私のせいで危険な目に・・・
その時、燃え盛る火炎の塊がマッド・ドーパントを襲った!
ヒート!
岡部「うわっちっちち!!」
預かったスタッグフォンにヒートメモリを装填し怪物に放った俺。
マッド・ドーパント「ぐっ!?なんだこりゃぁ!」
体当たりを繰り返すヒートメモリ・スタッグフォン。
マッド・ドーパント「うぜぇ!」
ヒートメモリの力を内蔵したスタッグフォンが岡部の元にはじき返された。
ヒート!
岡部「うわっちっちち!!」
預かったスタッグフォンにヒートメモリを装填し怪物に放った俺。
マッド・ドーパント「ぐっ!?なんだこりゃぁ!」
体当たりを繰り返すヒートメモリ・スタッグフォン。
マッド・ドーパント「うぜぇ!」
ヒートメモリの力を内蔵したスタッグフォンが岡部の元にはじき返された。
マッド・ドーパント「お前か・・・邪魔するのは!」
「情けをかけてさっきは殺さずに残してやったが」
「気が変わった。ぶっ殺してやる!!」
マッド・ドーパントが岡部に迫る
その時!
翔太郎「うりゃぁ!」
左翔太郎のキックがさく裂した。後ずさりをするマッド・ドーパント。
「情けをかけてさっきは殺さずに残してやったが」
「気が変わった。ぶっ殺してやる!!」
マッド・ドーパントが岡部に迫る
その時!
翔太郎「うりゃぁ!」
左翔太郎のキックがさく裂した。後ずさりをするマッド・ドーパント。
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