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    元スレ照「大学で留年した……」玄「ざまぁぁぁぁぁぁwwwwwwwww」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×7
    タグ : - ×2+ - 照&玄のあぶない交遊録 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「テストで名前書き忘れた……」

    「ざまぁぁぁぁぁぁwwwwwwwww」

    「大学二年で躓くなんて……」

    「ざまぁぁぁぁぁぁwwwwwwwww」

    「……」

    「ざまぁぁぁぁぁぁwwwwwwwww」

    「……もうノート見せてあげない」

    「これは大変失礼をば」ペコリン

    「ならばよし」

    2 :

    咲とは違う大学か?

    3 = 1 :

    「でも宮永さんはどうして大学進学を?」スルメウメエ

    「どういう意味?」アッソレポン

    「そのままプロ雀士になってもよかったんじゃないかと」チューハイモライマスネ

    「だってみんなが大学のことを楽しげに話してたから……」カッテニドウゾー

    「それなら麻雀で推薦を受けてもよかったのでは?」モモチューハイニシヨウ

    「麻雀しかできないみたいに言われてたから見返したくて……」ソレロン

    「それで二年目で早くも留年ですか……」ウググ

    「うう……」

    「ざまぁwwwww」

    4 = 1 :

    「麻雀部はどうして入らなかったので?」

    「前にそれは話した」

    「なんでしたっけ?忘れたのでもう一度お願いします」

    「……最初は入ってたよ?」

    「ふむふむ。で?」

    「……人間関係の構築に失敗して居心地が悪くなって退部した」

    「元チャンピオンという方が……」

    「ざまぁwwwww」

    5 = 1 :

    「そういうそっちだってなんで私と一緒にいるんだっけ?」ビールトッテ

    「……」ジブンデトッテクダサイ

    「人にだけ言わせるってずるいと思う」ソッチガチカイ

    「……大学デビューに失敗して」ワカリマシタ

    「それでそれで?」

    「……友達が出来ませんでした」

    「ざまあwwwwwwwww」

    6 = 1 :

    「でも、私は同士を見つけたのです!」

    「そこは尊敬する先輩って言うべきじゃない?」

    「図書館で突っ伏して寝てた尊敬すべき先輩でした!」

    「おい、やめろ」

    「まあ、今は同学年なんですけどね」

    「……」

    7 :

    よしよし

    8 = 1 :

    「……正直このままじゃだめだと思うの」

    「何がです?」

    「このままだと社交性というものが身につかなくなる」

    「ふんふむ」

    「そこで勇気を出して新たな人間関係を築こうと思う!」

    「お~」パチパチ

    9 = 1 :

    「具体的にはどのような方法で?」

    「た、例えば社交性のありそうな子達に話しかけてみる…とか?」

    「それが出来たら苦労しないです」

    「でも踏み出さなきゃ何も変わらない」

    「宮永さんは甘いですよ」

    「大学二年目でそれはかなりにテクニックを要求されるのです」

    「じゃあ、あきらめると?」

    11 = 1 :

    「私は思うんです。中がダメなら外で作ればいいじゃない、と」

    「具体的には?」

    「最近女の子たちの間で女子会というものが流行っているらしいのです」

    「女子会?」

    「女子会です。女性が集まってワイワイ飲み食いする会だそうです」

    「居酒屋なんかでは女子会専用のプランなんかもあるそうです」

    「ふんふむ」

    「そこで私たちが女子会を主催しましょう!」ドヤァ

    12 :

    ドヤァうぜえww

    13 :

    クロチャーは明日は我が身

    14 = 1 :

    「二人だけで?」

    「まさか」

    「他に誰か呼ぶの?」

    「もちろんです」

    「どうやって?大学の人間に片っ端から声をかけるとかじゃないよね?」

    「そんな恐ろしい真似はできません」

    「今の時代はこういったものがあるのです!」

    「スマホ?」

    「要はSNSとかで人を募って催せばいいのです!」

    15 = 1 :

    「いやいや、そんな初対面の人と会ったって上手くいくわけがない」

    「というか、そんな人たちとコミュニケーションが取れるわけがない」

    「大丈夫です!募集する人は私たちと同じ年代、具体的には私を基準に±一学年です」

    「つまり私と松実さんが出会ったころの同世代と?」

    「はい!さらに麻雀の経験のある人限定で集めるのです!」

    「そうすれば私達でも話題を提供できるはず!」

    「……私、麻雀部に入って挫折した」

    「……そういえばそうでした」

    16 = 1 :

    「やめておこう、私達にはレベルが高すぎる」

    「それが……もう募集しちゃいました」テヘ

    「なん……だと?」

    「さらにすでに二人ほど乗り気みたいです」

    「断ろう」

    「無茶言わないでください」

    「きっと大丈夫です!相手は社交的な人に間違いないです!」

    「なんでわかるの?」

    「こんな胡散臭い企画に応募してくるなんてきっとそれなりに場数を踏んだ子に決まってます!」

    17 :

    胡散臭いのに乗ってくるのはどう考えてもポンコt…
    やっぱりバカチャーだわ

    18 = 1 :

    (そんな後輩の口車に乗せられて開いてみた女子会……)

    「……」ポリポリ

    もこ「……」

    (レベルが高いとかそういう問題じゃない…)

    「少し、トイレ行ってきます」

    「あ、私も」

    「いってらっしゃい」ポリポリ

    もこ「……」ブツブツ

    19 :

    もこって誰

    20 :

    照って甲子園優勝投手みたいなもんだろ
    テレビのニュースで留年が報道されそうだなwww

    21 :

    >>20
    どっちかって言うとニュースよりこういうネットでバシバシ叩かれてそう
    某ハンカチさんみたいに

    22 = 1 :

    「おい、この展開はどういうことだ?」

    「いや~ちょっとこれは私も予想外でした」

    「それじゃ済まないと思う」

    「百歩譲って巫女服とかふりふりリボンには突っ込まない」

    「でも、笑顔が圧倒的に足りない!」

    「う~ん対木さんは麻雀打ってるときはすごいいい笑顔なんですけどね」

    「知り合い?」

    「以前、練習相手になってもらったことがあります」

    「まあ、あまり饒舌な子ではありませんでしたけど」

    23 = 1 :

    「もう一人のひたすら黒糖を食べてる子は?」

    「私も存じ上げませんね~。ちょっと調べてみますね」

    「わかるの?」

    「有名な方なら名前検索すればきっと出てくるはずです」

    「あ、ありました。私たちが出た年にインターハイに出場してますよ」

    「そうなの?」

    「ええと、鹿児島の永水女子高校だったそうです」

    「永水って確か神代小蒔の居たところ?」

    「みたいですね」

    24 = 17 :

    こいつら親和性高くてイイネ

    25 :

    会話が盛り上がるイメージが全く出来ない面子だ

    26 = 1 :

    「全く覚えがない……」

    「あ、でも和ちゃんのいた清澄高校とは対戦したみたいですね」

    「咲の高校と対戦してたのか」

    「その言い換え必要ですか?」

    「当たり前だ。だが、そのあたりから会話を切り出せば上手く成立しそうだな」

    「あ、駄目です」

    「何が?」

    「あの人中堅だったんで和ちゃんとも咲さんとも対戦してません」

    「一体どうしろと……」

    「宮永さん、宮永さん」

    「何々、松実さん?」

    「私、重大なことに気が付いちゃいました」

    「重大なこと?」

    「あの二人、未成年です」

    「なん……だと?」

    27 :

    洋榎か透華よばないと

    28 :

    照さんあの営業スマイルはどうした

    29 = 17 :

    もこはシズモンと一緒が映える

    30 = 1 :

    「ここ居酒屋だよね?」

    「女子会割引使えましたからね」

    「あの二人普通に飲んでるよ?」

    「滝見さん、芋焼酎を水のように飲んでますよね」

    「……」

    「……」

    (どーせ、予約は松実さんの名前だし責任取るのは松実さんだ)

    (こーいう時は、一番の年長者の宮永さんが責任を取ってくれるはずです)

    「ま、いっか」

    31 = 19 :

    マジレスすると年長者に責任がある
    続けて

    32 :

    玄もぎりぎり未成年だよてるてる

    33 :

    留年に次いで除籍か・・・

    34 = 1 :

    「それより、この状況をどうするかです」

    「そうだな」

    「私たちが主催者である以上、楽しんで帰ってもらいたいです」

    「いいことを思いついた」

    「何です?」

    「私の知り合いに変な二つ名をつけられても堂々としていられる女がいる」

    「ふんふむ」

    「サディストではあるが社交性も高く、面倒見もいい。奴に助言を求めようと思う」

    「それはいい考えです」

    「ではちょっと電話してくる」

    「いってらっしゃ~い」

    「……そうだ、私もお姉ちゃんに相談してみよう」

    35 :

    菫さんと宥姉か

    36 = 1 :

    どっか

    「まだ結構寒いな」

    「うん……」

    「待ち合わせまであまり時間はないな」

    「手袋忘れちゃった……」

    (相変わらず寒がりだな……)

    (手を繋いだら少しはあったかくなるだろうか……)

    「宥、そのよかったら……」prrrrrr

    「あ、電話鳴ってるよ」

    「ああ、ありがとう」

    (このタイミングでどこのどいつだ?)

    『着信:宮永 照』

    「……」

    38 = 1 :

    「でないの……?」prrrrr

    「すまないが、ちょっと待っててくれ」

    「うん、私も玄ちゃんから電話みたいだから……」



    「もしもし」

    『助けてほしい』

    「お前は私の決心を無駄にした、切るぞ」

    『待っ…』


    「もしもし」

    『もしもしお姉ちゃん実はね…』

    40 = 1 :

    「つまり飲み会を開いたけど盛り上がらなくて困ってるってこと……?」

    『うん……どうしようお姉ちゃん……』

    「お友達と一緒なんだよね……?」

    『うん。今その子も変な二つ名をつけられても堂々としていられるサディストさんに相談してるの』

    「……え?」

    『だから変な二つ名をつけられても堂々としていられるサディストさんなら何とかしてくれるって』

    (そのお友達大丈夫かな……?)

    「こっちは終わったよ」

    「菫ちゃん、玄ちゃんに飲み会を盛り上げるにはどうしたらいいかって聞かれたんだけど……」

    「……え?」prrrrr

    「今一緒にいるお友達も誰かに相談してるみたいなんだけど」

    「なんか変な二つ名をつけられても堂々としていられるサディストさんに相談してるって……」

    「……」prrrrr

    41 = 35 :

    sss格好いいじゃん・・・

    42 = 1 :

    「……もしもし」

    『菫、だからね飲み会を盛り上げるにはどうすればいいかなって……』

    「……ところで変な二つ名をつけられても堂々としていられるサディストってどう思う?」

    『まるで菫のことのようですね』

    「お前とは絶交だ」ピッ


    「玄ちゃん、今菫ちゃんにも聞いてるからもうちょっと待って……」

    『うんわかっ照『うわあああああん!絶交されたーーー!!』』

    『え、ちょ!どうしたんですか!?』

    「玄ちゃん……?」

    『ごめん、お姉ちゃん!ちょっとなんかあったみたい照『うわあああああ!どーしよーーー!!?』』ブツッ

    「切れちゃった……」

    44 = 1 :

    「どうかしたのか?」

    「あ、なんか玄ちゃんのお友達が絶交されちゃったみたい……」

    「そうか。それなら取り込んでるだろうから少し時間をおいてから連絡してあげた方がいい」

    「うん、そうする……」

    「それより、少し時間が心配だな。急ごう」ギュッ

    「あ……」

    「宥?」

    「菫ちゃんの手……あったかい……」

    「……宥の手もあったかい。急ごう」

    「うん……」

    45 = 1 :

    「ううう……」グスッ

    「よしよし、きっと弘世さんもお忙しかったのでしょう」

    「そうなのかな……?」グスッグスッ

    「弘世さんは優しい人ですからきっと大丈夫です!」

    「……そうだね、菫は優しいもんね。……たまにひどく冷たいけど」

    「それより、どうしましょう……?」

    「結構時間がかかってるし、もう誰にも頼れない」

    「こうなったら腹を括ろう。ここまできたら正面突破しかない」

    「おまかせあれ!」

    46 = 35 :

    いいね

    47 = 33 :

    >「おまかせあれ!」
    (あかん)

    48 = 1 :

    もこ「……」ブツブツポリポリ

    「私もそう思う」ポリポリ

    もこ「……」ブツブツポリポリ

    「お願いしてみよう」ポリポリ

    「あれ、あの二人仲良くなってません?」ヒソヒソ

    「そのようだな。なんか対木さんも黒糖食べてるし」ヒソヒソ

    「た、ただいま戻りました!」

    「おかえり」ポリポリ

    もこ「……」ポリポリ

    49 = 1 :

    「ええっと、何か盛り上がってたみたいですけど」

    「うん」

    (あれで、盛り上がってたのか……)

    もこ「……」ブツブツ

    「え、サインですか?」

    「わ、私の?」

    「私もこの子も宮永さんのファンだから、よかったらもらえないかなって」

    「でも、私は最近大会とか出てないし」

    もこ「……」ブツブツ

    「うん、それでもほしい。私たちにとって宮永照は憧れだから」

    「……」

    50 = 1 :

    「よかったですね、宮永さん」

    「それに今日は……」

    もこ「……」ブツブツ

    「わ、わたしも!?」

    「私たちが高校一年だったあの夏の試合で宮永さんから16000点を奪った松実玄も有名人」

    (知らなかった……)

    「だから、今日二人に会えてあの夏のことをいろいろ聞いてみたいって思った」

    「そうか……あの年は、私にとっても思い出深い夏だからな」

    もこ「……」ブツブツ

    「……うん、喜んで今度一緒に打たせてもらう」


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