元スレ末原「こ、これが力なのか……!!」洋榎「どうしたんや恭子……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 1 :
トコトコトコ・・・・・・
絹恵「しかしいったいなんでそんなその……神様になられたんですか?」
末原「遠い宇宙の彼方にある銀河の星々からメッセージを授かったのです
いまこそ清澄を倒し頂点に立てと、それと一緒に神の力を注入されたのです」
漫「胡散臭いですな……」
由子「インチキくさいのよー」
洋榎「ま、まぁ別にええやん!とにかく決勝に行くんや!」
絹恵「しかしまさか先輩が神様になるなんてね」
洋榎「せやな、うちも親友が神とは鼻が高いで!」
由子「ジーコ?」
漫「それはサッカーの神様ですやん……」
末原「会場に着きました」
52 = 1 :
洋榎「ついにこのときが来たんやな」
絹恵「そうやね……」ドキドキ
由子「あれ?なんかおかしいのよー」
ダヴァン「絶対に勝ちマス、ガイトさんの喜ぶ顔が見たいカラ」
絹恵「ダヴァンやん……なんでまたあの人がおるんや!?」
まこ「ちゃっちゃっとやって神宮でカープ戦でも見に行くかのう」ポキポキ
由子「次鋒の染谷まこなのよー?!もう試合したハズなのに何故……」
末原「歴史を書き換えました、わたしの力で一番楽に勝てそうな相手を大将に据えました」
洋榎「なん……やと……」
漫「宮永から逃げたんやな……」
末原「わたしの目標は清澄に勝つことです、宮永相手でも染谷相手でも一緒なのです」
まこ「おう早くせんかい、ナイターが終わってしまうじゃろ」
末原「では行ってきます」スタスタ
洋榎「が、頑張るんやで恭子!」
54 :
>>27
うぬは力が欲しくないか?
55 = 39 :
ひでえw
56 :
飛ばして勝ち抜けに改ざんすれば…
57 :
外道…っ
59 :
宮永咲を倒すためにくれた力じゃなかったんですかねぇ…?
60 = 1 :
恒子『さぁついに準決勝も大詰めの大将戦に突入です!!』
野依『……!!』=3=3
恒子『野依プロも気合十分です!!この大将戦の見どころはどこですか!』
野依『みんなつよい!!』プンスコ
恒子『なーるほど!!大将戦のスタートです!!』
まこ「なんじゃその服装は、けったいじゃのう、仮装パーティーでもやるんかい」
末原「……」
ダヴァン「ハフハフ!」ズルズル!
まこ「なに食うとるんじゃわりゃあ……」
ダヴァン「カップ麺デス、日本の即席麺はまさに魔法、こんなものが簡単に手に入る日本は素晴らしいデス!」ズルズル!
まこ「ほ、ほうか……」
末原「では始めましょう」
62 = 31 :
のよりん可愛すぎィ!
63 = 1 :
まこ「ほいさ!」スタッ!
ダヴァン「あ、ちょっと待ってくだサイ」ズズスタッ!
まこ「試合のときぐらい食べるのやめんかい!」
恒子『さぁ試合スタートです!果たして清澄のエース染谷まこはリードを守れるのでしょうかァ!!』
野依『……!!』=3=3
恒子『現在トップは清澄、僅差で臨海女子、姫松が追っています、有珠山高校はダントツの最下位です!』
末原「……」スタッ
恒子『果たしてこの試合の展開はどうなるでしょうかねぇ野依プロ!』
野依『わからない!!』プンスコ!
恒子『実力が拮抗していてどこにでも勝つチャンスはあるとのことです!
さぁいったいどこが勝ち上がるのでしょうかァァァ!!』
末原「……」
64 = 29 :
神の力を持つものですら勝負を避ける咲さんかわいい
65 = 2 :
プンスコ!←天使
66 = 27 :
>>64
神「あいつワシより強くね」
67 = 1 :
11巡目
まこ「ポンじゃ!」
西西西三 カチャ!
ダヴァン「鳴き虫デスネ……」
まこ「……」カチャ
まこ(よっしゃ!テンパったのう!)
末原「……」スタッ
恒子『さぁまず先にテンパイまで持っていったのは染谷まこだ!』
まこ(まずは様子見でダマテンじゃ、果たして……)
ダヴァン「ヘイ!」スタッ!
末原「どうぞ」スタッ
まこ「(来た!!)ローンじゃ!!ホンイツのみ!!」
末原「……」
まこ「幸先がええのう」ニヤニヤ
末原「ちょっといいですか」
68 = 3 :
染谷先輩闘牌描写はキンクリされるけど強いほうだろ
調子悪いときのタコスや孕むらのが倒しやすいだろ………
70 :
ポンしたのにダマテンて
71 = 26 :
暗カンに脳内変カン
72 = 1 :
11巡目
まこ「ポンじゃ!」
西西西三 カチャ!
ダヴァン「鳴き虫デスネ……」
まこ「……」カチャ
まこ(よっしゃ!テンパったのう!)
末原「……」スタッ
恒子『さぁまず先にテンパイまで持っていったのは染谷まこだ!』
まこ(早く振り込まんかい……!)
ダヴァン「ヘイ!」スタッ!
末原「どうぞ」スタッ
まこ「(来た!!)ローンじゃ!!ホンイツのみ!!」
末原「……」
まこ「幸先がええのう」ニヤニヤ
末原「ちょっといいですか」
73 = 1 :
まこ「あ、なんじゃいったい」
末原「それは役無しです」
まこ「なにを言うとるんじゃわりゃあ……どう見たってホンイツじゃろうが……」
末原「いいえこれは役無しです」パチン
恒子『おーっとどうした染谷まこ!?和了したはいいが役無しでは意味が無い!!』
ダヴァン「なにやってるんですか染谷サン……」
まこ「なにって!ホンイツじゃろこれ!おかしいのはあんたら……」
ダヴァン「ホンイツなんて役……ありませんヨ……」
まこ「はぁ?!」
末原「その通りですこの世に混一色なんて役は存在しません、たったいまホンイツという概念をこの世から消し去りました」
まこ「なん……じゃと……」
末原「麻雀が生まれてからこの日までホンイツなんて役、無いんですよ麻雀には」
74 :
神原様ありがたや
75 = 1 :
恒子『これは大ボーンヘッドだァァァァ!!』
野依『ばか!!』=3=3
まこ「なんじゃと……そんな……ホンイツが存在しないなんて……」
末原「残念でしたね」
ダヴァン「大丈夫デスカ染谷サン……もしかして寝ぼけてるんデスカ?
余ってるメガシャキでも飲みマスカ?」
まこ「いや遠慮しとくけぇのう……」
末原「では再開します」ジャラジャラ
まこ(何なんじゃいったい……ワシは夢でも見てるんか?)
恒子『さぁ気を取り直して再開です!!』
まこ(ワシの得意技を封じられてしもうた……どうすればええんじゃ……)
末原「……」
76 = 57 :
なんてことだ…なんてことだ…
77 = 50 :
いろいろ優先順位がおかしい
78 = 1 :
しばらくして
まこ「てい!!」スタッ!
恒子『おーっと染谷まこ!はやくもイーシャンテンだァ!!』
まこ(ホンイツがダメならそのうえを行けばいいんじゃ!チンイツじゃ!チンイツを狙うんじゃ!!)
ダヴァン「ヘイ!」スタッ
まこ(あいつはなにやら特殊能力を持っているらしい……しかしさすがにチンイツを消すことはできんハズじゃ……!)
末原「……」スタッ
まこ(いちいちそんなことしたら麻雀の役が無くなってしまうじゃろ!)カチャ!
まこ(来た!)
恒子『おーっとチンイツをテンパイしました!』
まこ(これは行けるハズじゃ!)
末原「……」スタッ
まこ(来い!)カチャ!
まこ「来た!!ツ……」
末原「!!」カッ!!
79 = 59 :
リンシャンカイホー消して勝負すればいいですやん…
80 :
まこがなにをしたっていうんや……
81 = 1 :
まこ「な……!!」
末原「……」
まこ「なんじゃ……きゅ、急に体が動かなくなったぞ……か、金縛りか?!」
ダヴァン「」
恒子『』
野依『』=3=3
まこ「どうしたんじゃ……みんな動かなく……」
末原「……」
まこ「わりゃあ……!い、いったいなにをしたんじゃ……」
末原「わたしぐらいの境地に立てば牌が止まって見えるのです」
まこ「なんじゃと……なにをする気じゃ……」
末原「こうです」カチャカチャカチャカチャ
まこ「な……は、牌を入れ替えとるじゃないか……!」
末原「……」カチャカチャカチャ
まこ「イ、イカサマじゃ……こんなの性質の悪いイカサマじゃあ……!」ギリギリ!
82 = 1 :
末原「……」パチン
まこ「は!」
ダヴァン「早くしてください染谷サン」
まこ「イカサマじゃ!こいつ牌をすり替えたんじゃ!」
末原「あまりおかしなことは言わないほうがいいですよ
わたしが牌をすり替えた証拠などどこにもありません」
まこ「くぅぅぅ……この目で見たんじゃワシは……」
末原「……」
まこ(ワシの待ちがホンイツにすり替えられちょる……くそお……)
末原「……」
まこ「(せっかくのチンイツが……)くそっ!」スタッ
末原「ロンです、チンイツです」
まこ「な……!」
恒子『おーっと染谷!末原にチンイツを振り込んでしまったァァァァァ!!!』
まこ「何故じゃ!何故なんじゃあ」グニャー
末原「……」
83 :
やりたい放題やないか!
84 = 1 :
その後も末原の快進撃は続いた……
末原「ロンです、ジュンチャンリャンペーコードラドラ」
まこ「くっ!」
末原「ロン、小三元サンアンコードラドラ、倍満です」
ダヴァン「オーマイガー……」
恒子『末原恭子の快進撃が止まりません!!』
野依『こ、こわい!』ガタガタブルブル
末原「……」
まこ「何なんじゃこいつは……」
ダヴァン「こ、この人はジャパニーズモンスターデス!!」
まこ「ヒバゴンか!」
末原「……」ジャラジャラ
末原「では次行きましょう」
86 = 57 :
役満あがってないだけ良心的…なのか…?
87 = 1 :
そしてついに最終局・・・
まこ「くう……」
ダヴァン「なんとか2位デス」
末原「……」
恒子『ついに準決勝もラスト1局!泣いて笑ってもこれがラストです!』
野依『……!!』=3=3
恒子『現在トップは姫松、2位は臨海女子で僅差でそれを清澄が追っています、相変わらず有珠山はダントツの最下位です!!』
末原「……」
恒子『いやーしかし姫松の末原恭子は好調ですねぇ、いったいこの快進撃の要因はなんですか野依プロ!』
Σ野依『わ、わからない!!』
恒子『なるほど!なかなか斬新な答えですね、では大将戦です!』
まこ「なんとか2位抜けするんじゃ……」スタッ
ダヴァン「エイ!」スタッ
末原「……」カチャ
末原「リーチです」
88 = 1 :
恒子『おーっと末原恭子!今日初めてリーチを宣言しました!』
まこ「いまさらリーチするんか……」
末原「ただのリーチではありません」スタタタタタタッ
まこ「な……!」
末原「オープンリーチです」
恒子『おーっと末原なんとオープンリーチだァァァァ!!!』
野依『はじめてみた!!』=3=3
恒子『一応大会のルール上OKですがいやぁ珍しいですねぇオープンリーチなんて!』
まこ「何なんじゃいったい……」
末原「……」
ダヴァン「とにかく振り込まなきゃいいんデス!」カタッ
まこ「そ、そうじゃのう!」カタッ!
末原「……」
89 = 1 :
末原「……」スタッ
まこ(イーピン待ちか……まぁ振り込まなきゃええんじゃしな……)
ダヴァン「エイ!」スタッ!
まこ「早く和了したいのう……」カチャ
まこ「な……!!(イーピン掴んでしもた!)」
末原「……」
まこ(こんなときに相手の和了牌を掴むとは不吉じゃのう……オープンリーチに振り込んだら役満払いじゃしのう……)
ダヴァン「ハリーアップデス」
まこ「お、おうすまんのう!」
まこ(落ち着け!とにかくイーピンを捨てなきゃええんじゃ、他の捨てれば……)
まこ「な……」
染谷まこは目を見開いた
まこ(そ、そんなバカな……!何なんじゃこれは……)
なんと自分の手牌がすべてイーピンになっていたのだ……!
92 = 1 :
まこ「な、な、な、な……」カタカタ
まこ「目、目の錯覚か……」ゴシゴシ
まこ「う……」チラッ
が、しかし……何度見ても牌はすべてイーピンのままだった……
まこ(おかしいじゃろ……普通1種につき牌は4つじゃろ……なんでこんなにイーピンがあるんじゃ……)グルグル
ダヴァン「染谷サン?」
まこ(ワシは頭がおかしくなったんか……なんじゃ……頭が回る……)グルグル
末原「……」
まこ「ううう……」グニャー
末原「早くしてください」
まこ「くそお……」スタッ
末原「ロンです」
恒子『おーっとなにやってるんだ染谷まこ!オープンリーチに振り込んでしまったァァァ!!』
まこ「くぅ……」
改めて手牌を見ると、そこにはイーピンをツモるまでの染谷まこの待ちが並んでいた、もちろんそこにはイーピンなど1枚もなかった……
93 = 39 :
これはおしおきが必要ですねえ…
94 = 1 :
恒子『試合しゅうりょーーーー!!!姫松決勝進出です!!』
野依『すごかった!!』プップスー!
恒子『決勝に進出したのは姫松臨海女子!清澄は3位!有珠山は4位でした!!』
まこ「なぜじゃ……なぜなんじゃ……」
ダヴァン「2位抜けデス……」
末原「お疲れ様でした」スクッ
まこ「なぜ……なぜなんじゃあ……」
ダヴァン「元気出してください染谷サン」
まこ「ハァ……久になんて言えばええんじゃ……」
ダヴァン「ワタシの大好きな力うどんをあげマス……どうかこれを食べて元気を出してください……」
まこ「あ、ありがとう……」
末原「……」トコトコ
95 = 1 :
末原「……」トコトコ
末原「……」トコトコ
末原「……」トコトコ
末原「……」
末原「ククク……ウププ……」
末原「ハハハハハハ!!!勝った!勝ちました!!」
末原(やった!清澄に勝ったです!あの清澄に!!やった!)
末原(あの難攻不落と言われた清澄を倒した!わたしってすごい!)
末原(全部あの光のおかげです!ホンマにありがとう!)
末原「フフフ……!」スタタタタッ!
末原「ハハハハハハ!!勝った!みんな勝ったよ!」スタタタタッ!
スタタタタタッ!!!
ガチャン
末原「ただいま!みんなどうでしたかわたし!すごかったべ!」
96 = 1 :
洋榎「え……?」
末原「どうでしたかわたしの闘牌?神がかってましたでしょ?」
由子「の、のよー?」
末原「まぁ神がかってたのは神様なんだし当然なんですけどね!」
漫「……」
末原「いやぁしかし清澄はなかなか手ごわかったですね、もうちょっと楽に勝てると思ったんですけどね
なかなかどうして、けっこう手こずってしまいましたよ」
絹恵「ひっく……ひっく……」
末原「え?なんで泣いてるんですか?勝ったんですよわたしたちは!笑いましょうよもっと!ほら!」
洋榎「あんたええ加減にせい!」ガタッ!
末原「え、え、え?ちょっと主将なにするんですか!」
洋榎「バカにするのもええ加減にしろといっとるんや!」グググッ
末原「く、苦しい……なぜ……わたしたち勝ったのに……」
漫「なに言ってるんですか……姫松高校は負けましたよ……」
末原「え……」
97 = 39 :
え?
99 :
結局戦犯か
100 = 1 :
末原「す、漫ちゃんなに言ってるんですか……冗談きついですね……」
漫「そんなつまんない冗談言うわけないでしょ……」
末原「え……でもわたしが清澄の染谷まこを……」
由子「夢でも見てたのよー」
末原「嘘です!わたしは染谷まこを倒したんです!」
洋榎「嘘やと思うならテレビを見てみ!どっちがホンマか確かめてみーや!」
末原「絶対にわたしが勝ったハズ……」チラッ
末原「な……」
まこ『やった!勝ったんじゃ!1位通過で決勝進出じゃ!』
ダヴァン『ワタシたち臨海ハイスクールも決勝進出デス、ガイトさんに喜んでもらえマス』
末原「そんな……」
洋榎「これでわかったやろ、うちら姫松は3位で準決勝敗退じゃ」
末原「そんなバカな……おかしい……なぜ……」
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