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    元スレ京太郎「風越高校1年、須賀京太郎でっす!」

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    タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    続きから

    2 :

    よしきた支援

    4 = 1 :

    未春「……まぁそうなるかな」

    池田「当たり前だし!」

    「ん」

    京太郎「俺も早く、それくらいキャプテンと信頼し合えるような仲になりたいっす」

    池田「そうなるには、須賀はあとレベル50くらい上げないとだめだし!」

    京太郎「わかんねえよ!」

    ハハハッ

    ―――――――――――――――――――

    ガチャ

    池田「あ、久保コーチが帰ってきたし!」

    久保「ここに男子の部内ランキングを掲示してある! 全員確認したな?」

    「「「「はい!!」」」」

    久保「今日はもう解散とするが、代表に選ばれた者は、あとで話があるから残るように!」

    「「「「はい!!」」」」

    6 = 1 :

    久保「それでは、今から女子のランキングを掲示する!」

    ザワザワ...

    未春「わ、私……大丈夫かなぁ」

    池田「き、緊張なんてしてないし……!」

    「……」ブルッ

    京太郎「みなさん、自分を信じましょう!」

    久保「女子の上位5名は私が直に読み上げる! 呼ばれたら返事をしろ!」

    久保「まず1位……福路!」

    美穂子「はい」

    久保「2位……池田ァ!!」

    池田「はいだし!」

    久保「3位……吉留!」

    未春「は、はいっ!」

    8 :

    落ちてて愕然とした

    前スレを貼っておく

    京太郎「風越高校1年、須賀京太郎でっす!」
    http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355052532/

    10 = 1 :

    >>8
    ありがとう

    14 = 1 :

    久保「4位……深堀!」

    「んっ!」

    久保「そして5位……文堂!」

    文堂「え……」

    未春「あ、文堂さん……ランクインできたんだ!」

    文堂「き、キャプテン……わ、私……!」ブルブル

    美穂子「やったわね、文堂さん!」ダキッ

    文堂「あ、ありがとうございます……! うぅ……っ」ボロボロ

    池田「文堂がんばってたもんな……よかったし」

    未春「そりゃもちろん、部員全員が一生懸命だったとは思うけど……」

    「……文堂は常にひたむきで、真っ直ぐ前を向いていた」

    京太郎「……」

    京太郎(すげえな、文堂さん……俺と同じ1年なのに)

    京太郎(俺も……負けてらんねえな)グッ

    16 :

    この時間に落ちるのは投下間隔遅すぎじゃない?

    17 = 1 :

    >>16
    すまん、遅筆なんだ

    18 = 8 :

    遅筆なら書きためてくるか
    深夜から始めるべし

    まあ支援

    19 = 3 :

    おお文堂さんがなんか影響を与えている

    20 = 1 :

    池田「京太郎も文堂見習ってがんばれし」

    京太郎「言われなくてもそうするよ!」

    未春「その意気だよ、須賀君!」

    「ん」

    久保「以上の5名は先ほど言った通り、練習後も部室に残るように! それでは、解散!」

    ガヤガヤ...

    京太郎「じゃ、俺先に帰ってますんで。がんばってください!」

    池田「おう」

    未春「また明日ね、須賀君」

    「ん」

    ガヤガヤ...

    京太郎「……うっし、帰るか」スタスタ

    久保「おい、須賀ァ!!」

    京太郎「っ!」ビクッ

    京太郎「な、なんすか……?」

    21 = 1 :

    池田の京太郎呼び→須賀

    25 = 1 :

    久保「お前ちょっとこっちこい!」

    京太郎「え、ええー……」

    京太郎(俺……なんかしたかな……)

    京太郎「……な、なんでしょうか?」ビクビク

    久保「あぁ、そこ座れ」

    京太郎「は、はい……」

    久保「……今度、部で合宿を行うことは知ってるな?」

    京太郎「え、ええ」

    久保「実は、代表選手は、その後も合宿地に残って追加の強化合宿を行う」

    京太郎「そ、それが……?」

    久保「……お前も出ろ」

    京太郎「は、はぁ……って、ええええっ!!?」

    京太郎「な、なんでっすか!? 俺、代表じゃないのに!」

    27 = 2 :

    しえん

    29 = 1 :

    久保「うぬぼれんな……別に私にはお前を鍛えようとか、ましてや代表入りさせようなんて気はない」

    京太郎「はぁ……」

    久保「お前には、マネージャーとして合宿で働いてもらう」

    京太郎「ま、マネっすか……?」

    京太郎(前の俺と同じじゃねえか……)

    久保「あぁ……買い出し・掃除・洗濯・料理……」

    久保「選手たちのために、合宿中、必要となるであろう些事を休む暇もなくやってもらう」

    京太郎「うっ……」

    久保「なんだ、不服か?」

    京太郎「……」

    京太郎(以前の俺なら、ここで首を横に振るんだろうな……)

    京太郎(そんでいいようにこき使われて、んで終わるんだ……)

    京太郎(そりゃ、マネージャーってのが大事な仕事なのはわかるし、それが選手たちを支える重要な役回りだってことも理解してる)

    32 = 1 :

    京太郎「……っ」

    京太郎(でも……今の俺は……)

    京太郎(もっと強くなりたい……!! そう思ってる……!!)

    京太郎(もっと麻雀打って、いろんな人の打ち筋見て勉強して、んで……!!)

    京太郎(来年こそはここ・風越の代表選手になってやりてえ……!)

    京太郎「……久保コーチ……俺」

    久保「ん? なんだ、辞退するか?」

    久保「それならそれで一向にかまわない。お前の他にも頼める奴はいくらでもいるからな」

    京太郎「いや……俺、引き受けます!!」

    久保「……ほう、そうか。わかった」

    京太郎「ただ、その代りに条件があります……!」

    久保「あ……? 条件?」

    京太郎「俺にも練習、参加させてください……!!」

    久保「……」

    36 = 1 :

    京太郎「俺、ランキングでは下から2番目でした。だからもちろん代表にはなれない……わかってます」

    京太郎「……けど! 俺、悔しいんす! もっと強くなりたいんす!」

    京太郎「ワガママだってのはわかってます! 代表の選手たちに迷惑をかけるってことも!」

    京太郎「でも、せっかく同じ合宿地に行くなら俺……強い人たちととことん打ち合いたい!!」

    京太郎「だ、ダメ……ですか……?」

    久保「……」

    美穂子「久保コーチ……私からもお願いします」

    京太郎「ふ、福路先輩……!?」

    久保「……」

    美穂子「須賀君の意志は確かなものだと思います……私は彼の気持ちを尊重してあげたいです」

    池田「私も協力するし!」

    未春「私も!」

    文堂「わ、私も……!」

    「……ん」

    京太郎「み、みんな……」

    38 = 3 :

    ドム喋れ

    40 = 1 :

    美穂子「先ほど男子の代表選手の方たちからも聞いてきましたが、みなさん歓迎するそうです」

    京太郎「せ、先輩たちが……?」

    美穂子「ええ」ニコッ

    京太郎(みんな……俺なんかのために……)グッ

    久保「……お前ら、大事な大事な地区予選前、最後の合宿だぞ?」

    久保「こいつの相手をしてる時間……もっと他の有意義なことに使うべきじゃねえのか?」

    美穂子「……」

    久保「……須賀、お前だってそうだ。さっき言ったマネの仕事と練習……本当に両立できんのか?」

    京太郎「……」

    久保「どっちかがおろそかになっただけで、選手全員に迷惑が掛かんだ……それわかってんのか!?」

    京太郎「わかってます! 絶対に逃げ出したり、弱音はいたりしません!」

    京太郎「だからお願いします!!」

    久保「……」

    美穂子「コーチ……須賀君の腕はまだまだ未熟ですが、彼との対局を有意義な時間にするかしないか……それは私たち選手しだいだと思います」

    美穂子「どんな対局にも意味はあります。学ぶ姿勢さえ怠らなければ、必ずそれは新しい発見につながると思うんです」

    43 = 1 :

    久保「……」

    京太郎「……」

    美穂子「……」

    久保「……わぁったよ。許可する」

    美穂子「……ありがとうございます」ニコッ

    池田「よかったし、須賀!」バシッ

    京太郎「え、ぁ……あ……」

    京太郎「ありがとうございますっ、久保コーチ!!」ペコリ

    久保「……ん。まぁ、がんばれよ」

    未春「ふふ……」ニコニコ

    文堂「やったね、須賀君!」

    京太郎「ありがとう! 先輩たちも、ありがとうございます!」

    「……礼などいらない。ともに高め合うのみ」

    京太郎「はい……!!」

    池田「そうと決まったら、さっそく強化合宿のスケジュールを組むし!!」

    44 = 3 :

    ドムかっけえなおい

    45 = 1 :

    「「「「「おうー!!」」」」」

    ―――――――――――――――――――

    そして強化合宿―――俺、いや俺たちは朝から晩までひたすら打ち込み、ときには温泉で一時の安らぎを得たりした

    俺はやはり代表の選手たちにはそうそう適わず、見事なまでにフルボッコにされたが

    それでも、その中で得たものは大きかったし、最終日の対局では後半、文堂さんと激しく打ち合うなどの飛躍ぶりも見せた






    そして、ついに地区予選―――

    47 = 2 :

    文堂と打ち合う…!?

    48 :

    文堂ェ…

    49 = 1 :

    ―――――――――――――――――――

    『―――圧勝ッ!! 風越高校――――ッ!!』

    ガチャ

    池田「楽勝!」

    「おつかれっす!」「お疲れ様です!」

    美穂子「お疲れ様、華菜」スッ

    池田「ありがとうございます」

    京太郎「よくやったな、池田!」

    池田「もっと言えもっと!」

    京太郎「よくやったなよくやったなよくやったな池田ァ!!」

    池田「うるさいし! 黙れし!」ボカッ

    京太郎「いてっ!」

    久保「……福路」

    美穂子「は、はい?」

    久保「……」


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