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    元スレ咲「私と京ちゃんが」京太郎「付き合ってるって噂が流れてる……?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
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    1 :

    京太郎「おーい咲、ちょっといいか?」

    「何?」

    京太郎「実はさ、駅前のファミレスのレディースセット食べてみたいんだ。協力してくれるか?」

    「えぇー……学食のみならず、ファミレスまで?」

    京太郎「まぁ、嫌なら無理にとは言わないが」

    「まぁ、いいけど……じゃあ、行こっか」

    京太郎「おう、助かるぜ!」

    3 :

    そんなことあるはずありません!

    4 = 1 :

    池田「ふんふんふーん……ん、あれは清澄の大将……」

    池田「ファミレスに入って……にゃにゃっ! お、男連れ!?」

    池田「こ、これは華菜ちゃんの乙女レーダーによると、彼氏に間違いないし! 追いかけてみるしかないし!」




    池田「近くの席に、と。このへんならバレないよな」

    池田「んー、ちょっと聞こえにくいなぁ……」

    5 :

    京咲すばらです

    6 :

    だから京太郎って誰だよ

    7 :

    殺すぞ

    8 :

    池田ァ!

    9 :

    喪女

    11 = 1 :

    京太郎「いやー、持つべきものは気軽に誘えるお姫様だな、やっぱ」

    「お姫様って何さ……もう、京ちゃんはしょうがないなぁ」

    京太郎「悪いな咲、わざわざ」

    「まぁ、別にいいけどね」




    池田「さ、咲!? 京ちゃん!?」

    12 :

    とりあえず様子見

    13 = 1 :

    京太郎「じゃあ、レディースセットひとつと……何にする?」

    「うーん、どうしよう……でも、このために連れ出すのってどうなの?」

    京太郎「いやー、うまそうだったもんでな。本当に咲は頼りになるぜ」

    「中学の頃から、頼りすぎだよー」




    池田「ちゅ、中学の頃から!?」

    14 :

    代行乙
    今から書くは

    15 = 14 :

    桐生翼、どこにでもいる普通の高校生だ。
    彼はこの春、零冥高校という進学校に入学した。彼は天才児なのだ。
    入学して1か月が経ち、だいぶ新生活にも慣れてきた桐生。
    そんな時彼に転機が訪れる。
    桐生「今日も一日疲れたなあ・・・さて帰るか。ん?」
    ??「お~い、とってくれ~」
    桐生「なんだこれは?ボール?」

    16 = 1 :

    京太郎「まぁ勘弁してくれよ。この前の合同合宿、俺だけ置いてかれて寂しかったんだからさ」

    「それはまぁ……全員女子だからしょうがないよ」

    京太郎「まぁな。それに俺は弱いから、行ったところで特訓相手にもならないだろうし」

    「あはは。京ちゃんも、もっと強くなれば行けるかもね」




    池田「も、もっとチューが良くなればイけるかも!?(難聴)」

    17 = 14 :

    桐生「お前、1年だよな。名前は?」
    松下「俺は松下(まつした) 樹里(じゅり)ポジションはキャッチャーだ」
    桐生「松下か、よろしくな」
    監督「え~お前ら聞いてくれ!彼が今日から野球部に入部する桐生翼だ!
    パチパチパチパチ
    監督「こいつはすごいぞ!さっき投げたボールが150キロを計測したからな!」
    周り「150キロ!?すげえ・・・」
    桐生「フン・・・」

    18 :

    池田ァ!

    19 = 14 :

    ??「こっちに投げてくれ!」
    桐生「そういえば、ここは野球も強かったな。」
    そう呟いて桐生はボールを思いっきり投げた
    ズバーン!!!
    ??「・・・え?」
    桐生「なんだ今の感触は・・・」
    監督「こ、この球は・・・!!」
    ??「キミ、すごいじゃないか!よかったら野球部に入らないか?」
    桐生「野球か・・・野球をすれば今の感覚をいつでも味わえるのか?」
    ??「そうだな」
    桐生「いいぜ、野球部に入ってやる。」
    こうして桐生伝説が始まった。

    20 = 1 :

    京太郎「ふー、うまかった……じゃ、帰るか」

    「うん」




    池田「と、とんでもない会話を聞いてしまった……」

    池田「まさかあの清澄の大将に彼氏がいて、しかもあんなに進んでいたなんて……」

    池田「むむむ……しかし、ここで慌ててはいけない」

    池田「ここで華菜ちゃんが取るべき大人の行動は……」

    池田「とりあえず、みんなに言いふらすことだし!」キュピーン

    21 = 14 :

    こうして野球部に入部した桐生
    彼はセンスの塊で、ぐんぐん成長していった
    そして迎えた夏の初戦・・・
    先発は桐生だった

    23 = 14 :

    桐生がもらった背番号は10
    1年生ながら名門零冥高校の2番手を任されていた(エースは3年生の村山 武志)
    そして桐生の公式戦初球・・・150キロのストレート。絶好調だ。
    そのまま1回戦の栗岡高校を15-0でコールド勝ち。桐生が浴びたヒットは0本。12奪三振の快投だった

    24 = 14 :

    しかし思いもよらないことが桐生を待っていた
    監督「桐生、お前は甲子園まで試合に出さん!それまでずっと練習だ!」
    桐生「えーっ!?」
    こうして桐生は甲子園まで練習をすることに決定した。

    26 = 14 :

    そして迎えた甲子園、桐生はスライダーとフォークを覚えて帰ってきた
    甲子園初戦の相手は広島学院
    広島学院「おい、エースの村山じゃなくて背番号10だぜ。しかも1年生らしい。なめやがって!」
    気合が十分入っていたが桐生はあっさりと完封した。
    そうして桐生翼の名は全国に広まった。
    そしてその後はエース村山の連続ノーヒットノーランなどもあり零冥高校は甲子園優勝を果たした。
    桐生翼の甲子園成績 .625 5本 34打点 0.00 2勝0敗 30奪三振

    27 = 1 :

    池田「みんな、大変だ! 清澄の大将に、イケメンの彼氏がいた!」

    美穂子「ええっ!? 清澄の大将って、宮永さんにですか!?」

    深堀「それはどこで?」

    池田「駅前のファミレスで話を盗み聞きしたし! 『咲』『京ちゃん』と呼び合っていたし」

    未春「京ちゃん……そういえば、須賀京太郎って名前の男子部員がいるって聞いたことあるかも」

    池田「多分そいつだし! しかも、中学の頃からの付き合いだとか」

    文堂「そ、そうだったですか……人は見かけによらないですね……」

    池田「しかも、お互いキスしまくりのアツアツの仲だし!」

    美穂子「えええええええええええっ!?」

    28 :

    桐生がいきなりキャラ崩れてワロタ

    29 :

    ふむ

    32 = 14 :

    選抜大会では1回戦から完全試合を達成するなど絶好調
    球速も153キロまで上がった
    しかし3回戦の倉山実業に人生初めての失点を許す
    桐生は落ち込んでいたが松下の「点をとられないピッチャーなんていない」
    という言葉に励まされ復活。以降は失点してでも勝ちにこだわるようになる。
    こうして選抜大会も優勝して甲子園連覇を達成した零冥高校。
    史上初の3連覇に向けて桐生は決意を新たにする。
    桐生翼の甲子園成績 .604 6本 26打点 0.33 4勝0敗 53奪三振

    34 = 1 :

    美穂子「ただいま……」

    美穂子「きょ、今日はとんでもないことを知ってしまったわ……」

    美穂子「まさか宮永さんに、深い付き合いの彼氏がいたなんて……」

    美穂子「…………」

    美穂子「…………」ソワソワ

    美穂子「そ、そうだわ! 加治木さんにも伝えておきましょう!」←誰かに話すと安心するタイプ



    ピ ポ パ

    35 = 14 :

    そして優勝した桐生はすっかり有名人だ
    すでに来年のドラフトの1位指名を決定してる球団もあった(ソフトバンク、阪神、ヤクルト)
    そしてさらに桐生は1年生が入ってきて先輩となった
    桐生は一人の男に目をつけていた
    そいつの名は伊達(だて) 傑(すぐる)
    なかなかいい顔つきをしている。体格もいい。
    どうやらポジションはサードらしい
    しかし俺は伊達にショートが向いていると思ったのでショートにコンバートさせた
    そうして桐生の2年生生活がスタートした

    36 = 14 :

    なんと1年生から伊達はレギュラーになってしまった
    桐生「とんでもない潜在能力だ・・・」(実は桐生がショートにコンバートしたおかげで才能が開花w)
    そうして2年目の夏が始まった。キャプテン倉谷にとっては最後の夏だ。
    倉谷「絶対優勝するぞ!オオーッ!」
    松下「1回戦の相手は開運高校だ」
    こうして全試合15点差をつけて夏の甲子園出場が決定した

    37 :

    難聴ってレベルじゃないな

    38 = 1 :

    ゆみ『もしもし』

    美穂子『あ、加治木さん! 私です、福路です!』

    ゆみ『あぁ……合宿の時は世話になった。今日は何か?』

    美穂子『ちょ、ちょっと聞いて下さい! 宮永さんに彼氏がいること、知ってますか!?』

    ゆみ『宮永さんって……まさか、清澄の?』

    美穂子『はい。同じ麻雀部の同級生で、京ちゃんって呼んでて、彼氏に麻雀を教えてて……』

    美穂子『さらに小学校からの付き合いで、毎日キスしている……だったかしら?』

    ゆみ『なんと、彼女にか……』

    美穂子『ど、どうしましょう。ご祝儀とか差し入れるべきかしら?』

    ゆみ『そ、それはちょっと……しかし、驚いたな』

    39 = 18 :

    キャプ……

    40 = 14 :

    2年生夏の甲子園 もちろんエースは桐生
    冬を超えた桐生は球速が155キロまでアップ 変化球のキレも増した
    1回戦の相手は村雨高校
    伊達の3打席連続ホームランなどで試合を決定づけると桐生は完全試合を達成
    また桐生伝説に新たな1ページを刻んだ
    2回戦、3回戦は二番手投手の猿村が連続完封
    そして準々決勝は桐生がノーヒットノーラン
    さらに準決勝はスクイズで1点を奪われるものの1失点完投で決勝まで駒を進めた

    41 = 14 :

    決勝の相手は愛知の新宮連合高校
    世間の予想は零冥の圧勝だったが現実は違った
    1年間桐生の研究をしてきた新宮の打線が桐生に襲い掛かる
    1回表に粘って連続四球で塁に出ると送りバントとスクイズで1点を先制する
    さらに2回表、ショートへの内野安打、盗塁、そしてタイムリーで2点目をとられる
    桐生は慌てたが、松下が桐生をフォローし、すぐに立ち直った
    それからはしっかり抑えた
    しかし新宮の投手は左のサイドスローから繰り出すシュートを武器にしており、零冥打線は苦戦を強いられた
    だが桐生の満塁ホームランで逆転するとさらに伊達と杉原も続き、この回6得点
    結局決勝戦を6-2で勝利した 史上初の甲子園3連覇である!!
    桐生翼の甲子園成績 .731 5本 40打点 0.50 4勝0敗

    43 = 30 :

    >>42
    触るなバカ

    44 = 14 :

    新キャプテンには名瀬(なぜ) 紲(きずな)が選ばれた
    しかしこのままではダメだと思った桐生は変化球の精度を増すトレーニングに励む
    毎日何球も何球も投げ込んだ
    そして春の選抜出場が決定甲子園4連覇に向けて進みだした桐生
    ちょうど1月にチェンジアップも習得し、投球の幅が増えた
    変化球のキレもアップし、すでに手の付けられない投手になっていた
    甲子園初戦を当たり前のように完封し、さらにその後もノーヒットノーラン
    準々決勝と準決勝は二番手の猿村が投げ連続完封
    決勝でも北氷高校に8回までパーフェクトに抑えていた

    45 :

    噂ってのはこんな風に形を変えていくんだね

    46 = 12 :

    >>42
    何故全自動支援マシーンに触った?

    48 = 1 :

    翌日



    睦月「宮永さんに、彼氏ですか……」

    モモ「し、しかもそんなに深い関係の……」

    佳織「うわわわ……す、凄いなぁ……」

    ゆみ「まさか、身近に彼氏持ちがいたとはな。さすがに私も驚いた」

    蒲原「ワハハ、せっかくだし透華の奴にも教えておくか。知ってるかもしれないけどな」

    ゆみ「番号、知ってるのか?」

    蒲原「あぁ。合宿の時に部長同士交換したんだ」



    ピ ポ パ

    49 :

    今日咲スレ立ち過ぎィ

    もし安価なら下

    50 = 14 :

    しかし桐生には致命的な弱点があった
    ―――そう、決め球がないのだ
    その弱点に付け込まれ最終回に2失点
    味方が11点とっていたから勝ったものの、今後に課題を残す投球となった
    しかしなにはともあれ4連覇を達成した零冥高校!前人未到の5連覇に向けて桐生達は突き進むのであった・・・
    桐生翼の甲子園成績 .734 6本 45打点 0.28 3勝0敗 31奪三振


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