蒲原「ワハハ、みんなで山梨に旅行にいかないか？」

加治木「なんだ？唐突に」

モモ「蒲原先輩の運転なら不参加っす」

睦月「わ、私は用事があるので」

蒲原「ワハハ・・・まだ日時も言ってないのになぜ」

加治木「それに入試までそう日は残っていないんだぞ」

脱いだ

早速かよ

なぜ脱いだ

おうやめろや

ふんふむ

衣は助けてやってくれ…

なんか久しぶりだな

毎回毎回なんなんだよこんちくしょう

まだ衣がいない、ヘーキヘーキ

蒲原「まあまあ、受験勉強にも息抜きは必要だろー？」

佳織「私は勉強に打ち込んだ方がいいと思うな・・・特に智美ちゃん」

蒲原「ワハハ、なんとかなるさ。それと朗報だぞー」

蒲原「あのワーゲンバスは点検に出していて今はレンタルしたワゴンに乗ってるんだ」

蒲原「いつものワーゲンは加減速の度にグラついてたけど大分ましになったぞ」

モモ「あの振動って蒲原先輩が運転ヘタクソなだけかと思ってたっす」

加治木「あれは駆動方式がRRだからな・・・」

>>10
フラグやめろ

有事のたびになんなんだよおい

落ちたな…（予見）

蒲原「で、ユミちんは結局どうするんだー？」

モモ「先輩が行くなら私も行くっすよ！」

加治木「だが・・・貴重な休日はやはり・・・」

蒲原「まあまあ、たまには、な？」

加治木（まぁ・・・たまにはいいか・・・ここ数カ月は遊びに行ってなかったしな）

加治木「わかった。参加しよう」

蒲原「ワハハ、佳織は当然くるよなー？」

佳織「あぁ、えっと、うん」

何かあるとすぐワハハと周りの人間が犠牲になる
そんなワハハは俺の嫁

睦月「えっ・・・じゃあ私も・・・」

蒲原「ワハハ、決まりだな！」

モモ「部のみんなで旅行なんて久々で楽しみっす！」

蒲原「そうだ！折角だし衣にも声をかけてみるぞ」

なんでころたん巻き込むねん
俺なら喜んで巻き込まれるのに

あぁ・・・(絶望)

駄目みたいですね(諦観)

もう終わりだぁ……♂（絶望）

衣『おお！いいぞ！衣も行く！』

蒲原「ワハハ、それじゃあなー」ピッ

ﾂｰ､ﾂｰ､ﾂｰ

----------
透華「衣、誰からのお電話でしたの？」

衣「智美からだ！山梨へ一緒に旅行へ行くのだ！」

透華「まぁ、日時はいつですの？」

衣「今度の日曜だから・・・12月2日だ！」

あっ…（察し）

待って……（悲願）

ピンポイントで衣だけ呼ぶのはやめようや・・・

・
・
・

---蒲原家

蒲原（ここ最近は勉強づめだったからなー）

蒲原（最後の大会が終わって・・・部活を引退して・・・）

蒲原（私とユミちんは受験勉強に追われ・・・みんなで集まることもなくなってた）

蒲原（またこうして部のみんなで集まって、遊びに行けるなんて）

蒲原（ワハハ、ほんとに楽しみだなー！）

やめてくれよ……（絶望）

衣、蒲原で不幸ルート確定は何の影響だよ

>>28
歴史があるんだろうなァ…

不謹慎だと頭ではわかっていながらもスレタイで吹いてしまった

・
・
・

---- 12・2　当日

蒲原「よーし、みんな集まったかー」

加治木「蒲原・・・どうしたんだその荷物」

モモ「山に修行にでも行くつもりっすか？」

蒲原「ワハハ、道中退屈しないようにいろいろ持ってきたぞ」

蒲原「カード麻雀にウノ、トランプ、オセロ、将棋、チェス、囲碁、マンガ雑誌にゲーム機にそれから・・・」

睦月「う、うむ・・・」

衣「流石智美！」

佳織「智美ちゃん・・・」

山梨県内の中央道の上りだから
長野県中信・南信からだと東京に行ったりするのにも普通に通るとこだな

もう許せんゾ！（憤怒）

>>32
そういう細かいとこまで全く考えてないから設定おかしくても見逃してください！お願いします！なんでもしますから！

>>34
別に今のところおかしくない
惑わすようなこと書いてすまんかった

・
・
・

----車内

加治木「アガリだ」

モモ「先輩さすがっす！あ、それダウトっす！」

佳織「残念♪」

モモ「終わったっす・・・」


睦月「ま、まいりました」

衣「54目差で衣の勝ちだな！次はもう一石置いてもいいぞ！」


蒲原「ワハハ、みんな楽しめたようでなによりだ」

1人だけ逃げ出して生き残って2chで叩かれる智美ちゃん

よし！そっ閉じだ

今まで散々罵倒されてきた雀士達の怨念やな

・
・
・

佳織「あっ、トンネルだね」

モモ「蒲原先輩、知ってるっすか？高速でトンネルに入るときは・・・」

モモ「100mほど手前で目を瞑って暗順応させるのが鉄則なんすよｗ」

蒲原「えっ？そうなのか」ギュッ

モモ「わーッ！嘘っす！冗談っす！目開けてくださいっす！」

蒲原「ワハハ、わかってるよ。これに懲りたら先輩をからかったりしないよーに！」

加治木「モモ・・・頼むからやめてくれ、心臓止まるかと思ったぞ」

蒲原「～♪」


ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…


蒲原「・・・？　なんの音だ？」

加治木「地鳴り・・・地震か？」


蒲原「ッ！！！うわ────

おお、もう…

ワハハと笑顔の絶えない家庭を築きたい

にわか大先輩はよ

ここで颯爽と俺登場
衣と蒲原以外を救出して去っていく

おう、こんな救われない話書いてないで衣とワハハが臨海のシナ人にレイプされるマイルドな話書こう

越えちゃいけない線、考えろよ

・
・
・

蒲原「ぁ・・・ぐ・・・」


蒲原（何が起きたんだ・・・地鳴りが聞こえたと思ったら突然、凄い音がして・・・）

蒲原（それで・・・何も分からなくなって・・・）


蒲原「ッ痛…」ｽﾞｷﾝｽﾞｷﾝ

蒲原「み、みんなは・・・」

蒲原「ユミちん・・・衣・・・佳織・・・」

蒲原「モモ・・・むっきー・・・」

いつもの強いむっきーが見たい