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元スレ凛「Linkラジオ、そぞろに続くよ」
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凛「……何? 詳しく話せ? …なんでスタッフさんが食いつくの?」
凛「あとなんか一人、スタジオから消えてる気がするんだけど…」
最早我々の希望はままゆしかおらん!
誰か!誰かままゆを!Pに天誅を!!
誰か!誰かままゆを!Pに天誅を!!
凛「えっと…私はポッキーを順調に食べ進めたよ」
凛「でも、ちょっとペースが速かったみたいで」
凛「あやうく、ホントに最後まで食べちゃうとこだった」
凛「三人のチョップが、私たちとポッキーに振り下ろされなかったら危なかったよ」
凛「そんな風に、誰にだって失敗はあるよ」
凛「…計算ミスだったから仕方ないね」
凛「そして、残りのポッキーを普通に最後まで食べて」
凛「ゲームでは一番進んだ、私のテニス案が採用されたってわけなんだ」
凛「…これでいいかな?」
凛「…はい、OKでたよ」
凛「では、次のコーナーにいきましょうか」
凛「凛のアンコールのコーナー。今回はこれ」
凛「フラワーガール。ご存知、四条貴音の曲だよ」
凛「私、ずっと貴音さんのこと誤解してたみたい」
凛「淡い雰囲気と沈着な性格で、ある種の冷たさをまとってる」
凛「そんな風に思ってたよ」
凛「…この曲を聴くまでは」
凛「花の気持ちは、分かんないけど」
凛「花みたいな気持ちって、分かる気がする」
凛「きっと、こう思っちゃうんだろうね」
凛「私も、純真無垢な花になってみたい」
凛「…そうしたら。あの蝶は、蜜を吸いに来てくれるのかな?」
凛「なんて。少し恰好つけたりして」
凛「貴音さんの、満開に咲き誇る魅力を、余す所無く堪能しよう」
凛「フラワーガール。聴いてみようか」
凛「…初めて聴いた時は、あの貴音さんが…ってびっくりしたよ」
凛「でも、どこか納得できる部分があったのも事実かな」
凛「あの妖艶さは、どこから来るのか…今度、教えてもらおう」
凛「…おいしいラーメン屋、調べとこ」
凛「あ、ハチマキ。恰好良いね」
肇「有り難う御座います。プロデューサーさんが、出演の記念にプレゼントして下さったんです」
凛「プロデューサーが? それ、いいなあ」
肇「ふふふ。凛さんも何か贈っていただいては?」
凛「そうだね…私もハチマキ巻いてみよっかな」
肇「まあ…お揃いのにしますか? きっと似合いますよ」
凛「肇は、陶芸家なんだよね」
肇「ええ。湯呑み程度であれば、私でも作れますよ」
凛「すごいんだね…お皿とかも、作れちゃうのかな」
肇「出来ない事はありませんが…たまにUFOが出来てしまいます」
凛「あはは…私じゃ、出来そうにもないよ」
肇「そうですか? 凛さんは器用ですから、すぐに上手くなれますよ」
凛「なら、肇に教えてもらえる?」
肇「ええ、もちろん。一緒に日頃の感謝を込めて、プロデューサーさんへお皿をプレゼントしましょう」
凛「たぶん、次の日から事務所にUFOがふたつ、飾られるんだろうなあ…」
肇「そ、それは言わない約束です…」
肇「凛さんは花を嗜まれているそうですけど」
凛「ん、実家が花屋なんだ」
肇「まあ! 素敵です! 造花は得意なんですか?」
凛「ううん。せいぜいカットとラッピングぐらいだよ。華道は、1も知らないな」
肇「残念です…凛さんなら、和服と生け花が似合うと思ったんですけど…」
凛「和服か…それは、大人になったら着てみたいかな」
肇「成人してからですか? なら結婚式は和式がよろしいですね」
凛「ふふ。ウェディングドレスも着たいんだけどね?」
肇「あら…じゃあ、今度、二人で着せ合いっこしましょう」
凛「いいけど…衣装は借りるの?」
肇「実は、実家にどちらも置いてあるんですよ」
凛「和服とドレスが? …すごいんだ」
肇「祖父が、いつお嫁に行っても大丈夫なようにって、用意してくれたんです」
凛「え…それじゃ、借りるのは気が引けるよ」
肇「構いませんよ? それに、もしかしたら将来、凛さんが着る事になるかもしれませんから」
凛「…肇のなのに?」
肇「今のところ、使うのは凛さんが一番、可能性高そうなので…」
凛「?」
凛「そういえば、肇は家庭訪問、受けた?」
肇「家庭訪問ですか? 私は学校での三者面談しかないので…」
凛「あ、学校じゃなくて、プロデューサーのだよ」
肇「ああ、なるほど。もちろん、祖父に会っていただきましたよ」
凛「私は大変だったよ…お母さんがはしゃいじゃってさ」
肇「ふふ…分かります。祖父もそうでしたから」
凛「家業を継いでくれる人ができてお母さん嬉しいわ! なんて言うの」
肇「孫が跡取り連れてきたぞい! と言われるとは思いませんでしたよ」
凛「今日は赤飯かしら! いやフレンチね! って、朝ハンバーグだって言ってたのに…」
肇「その日はついに、給仕と料理人を呼んで、会席料理が出てきました…」
凛「それはまた…想像も出来ないなあ」
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肇「プロデューサーは苦笑いしながら、でも楽しくお食事できた気がします」
凛「ん、私も。いつものテーブルに一人増えるだけで、あんなに違うものなんだね」
肇「そうですね。私もいつかは、家庭を持ちたいです」
凛「同意する。いずれ、あの時のお母さんみたいになるんだろうな」
肇「祖父のようになるのは、ちょっと…」
凛「肇は、厳しいお母さんになりそうだね」
肇「あれれ、心外です。そんなに見えます?」
凛「お祖父さんが厳しいんでしょ?」
肇「確かに厳しく育てられましたが…今では目に入れても痛くないと言われます」
凛「まさに、大和撫子って感じだからね」
>>98
僕もそう思います(切実)
僕もそう思います(切実)
肇「ありがとうございます…凛さんは、どんなお母さんになるのでしょうか」
凛「私か…私は、優しいお母さんになりたいよ」
肇「お母さんの鑑ですね。でも、夫には恐妻になったりするのでは?」
凛「む、失礼な。夫にはやっぱり愛をもって接するよ?」
肇「ふふっ…もちろん、そう仰ると思っていました」
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