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    元スレ竜華「五人揃って!」

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    1 :

    全国大会決勝戦当日 阿知賀女子控え室

    晴絵「……遅い」イライラ

    晴絵「もう試合開始30分前だってのに…誰も会場入りしていない」

    晴絵「私より1時間も早くホテル出たはずなのに…」

    晴絵「電話かけても誰も出ないし…何してんだあいつら…」

    晴絵「まさか何か事件に巻き込まれて…?」

    ドンドンドン!!

    運営「すみませーん!阿知賀女子さーん!そろそろ試合開始なんですけど宜しいでしょうかー!?」

    晴絵「あっ、はーい!」

    2 :

    どれ

    3 = 1 :

    運営「え… 誰も来ていない…?」

    晴絵「あ、あの!ちょっと遅れてるだけですから!もうすぐ揃いますんで!」

    運営「困りますよーどうするんですか? 監督不行届きですよねえ?」

    晴絵「はあ…すみません」

    運営「このままじゃ最悪、試合放棄になりますよ… 少なくとも今日の試合は中止ですね」

    晴絵「そ、そんな!」

    運営「集まったたくさんのお客さんにマスコミにTV中継… 損害賠償も大変なことですよ」

    運営「とりあえず、謝罪会見の打ち合わせに来ていただけますか」ガシッ

    晴絵「え、ちょ、そんな!誰か!誰か助けてー!」


    「待てーい!!」


    晴絵「!」

    4 = 1 :

    ガラッ

    竜華「おもちドラゴン!」シャキーン

    洋榎「あったかお姉ちゃん!」シャキーン

    初美「ツインテール巫女!」シャキーン

    「おかっぱジト目!」シャキーン

    恭子「凡人大将!」シャキーン


    五人「五人揃って!」


    五人「阿知賀女子麻雀部!」ジャーン

    5 = 1 :

    運営「あ、揃ったみたいですね じゃあ時間通りにオナシャスー」タッタッタッ

    竜華「さあ!今のうちに逃げるんや!早く逃げるんやー!」

    晴絵「ありがとー!」

    晴絵「…ってオイ」

    竜華「?」

    晴絵「違う」

    洋榎「えっ」

    晴絵「お前らおかしい」

    6 = 1 :

    晴絵「何?お前ら何?」

    竜華「阿知賀女子」

    晴絵「…阿知賀女子じゃないよ。お前何?誰のつもり?」

    竜華「……玄ちゃんです!」ビシッ

    洋榎「五人揃って!」

    五人「阿知賀女子!」ジャーン

    晴絵「ちょ待てや!待て待て!」

    7 :

    なんだこのダウンタウン的な何かは

    8 :

    このメンツなら白糸台倒せるかもしれんしこれでいけや

    9 :

    ゴレンジャイ懐かしい

    10 = 1 :

    晴絵「…お前は何?」

    洋榎「宥やで」

    晴絵「お前は?」

    初美「憧ちゃんですよー」

    「…灼や」

    恭子「穏乃ちゃ…穏乃です!」

    竜華「五人揃って!」

    五人「阿知賀女子!」ジャーン

    晴絵「違う違う!違ーう!」

    11 = 1 :

    洋榎「?」

    晴絵「おかしいやないか!何で千里山が2人に姫松が2人やねん」

    初美「……」ニヤリ

    晴絵「いやお前も永水だし」

    竜華「あのー、だからウチらそのー、千里山とかそういうんやないんで」

    晴絵「いや、他校の生徒だろ!」

    竜華「一人一人の個性見てもらいたいから」

    13 :

    ごっつなんて咲見てるような層はわかんねえだろ
    支援

    14 :

    20代後半~30代前半くらいちゃう?

    15 = 1 :

    晴絵「いやいや、そんなのわからへんやん!」

    晴絵「そんなもんお前、ちびっこは見た目やで!」

    晴絵「っていうか!大人でも見た目だろっていうか一目見て別人だろお前らは!」

    竜華「でもそれは、努力でなんとかなっていくと思うし」

    竜華「彼女なんかも凡人大将言うてますけど、これから凄い化ける可能性もあるんで」

    晴絵「いや、いい、いい!そんなんどうでもいい!」

    晴絵「別人の段階でもう成立してへんから!」

    (この監督、関西弁になってきとるな…)

    恭子(しかもこちらのノリに付き合ってくれている…)

    初美(なかなかやるですよー)

    洋榎(気のせいかちょっとクチビル厚うなってへん?)

    16 = 1 :

    晴絵(何やってんだこいつら…)

    晴絵(服装こそ全員阿知賀の制服、うちの子らと同じ格好だが…)

    晴絵(誰がどう見ても千里山の清水谷竜華、園城寺怜、姫松の愛宕洋榎、末原恭子、永水の薄墨初美)

    晴絵(ていうかあのマフラーとかネクタイとかシズジャージとか、明らかにうちの子のやつだろ)

    晴絵(うちの子たちが来ないことと関係…ないわけないよな)

    晴絵「…他校の生徒がこんなところで何やってんのよ?うちの子たちは?何かあったの?」

    五人「…?」

    晴絵「…その「何言ってんだコイツ?」って目線はやめなさい」

    竜華「五人揃って!」

    五人「阿知賀女子!」ジャーン

    晴絵「だーかーらー!!質問に答えろやコラァ!!」

    19 :

    さりげにむっちゃ強いな
    シード校のエース級ばっかりだ

    20 = 1 :

    ―控え室前―

    恒子「ほらすこやん!今だよ!入るタイミング!」

    健夜「わ…私はいいって…」

    恒子「颯爽と現れて『そして私が阿知賀女子監督、れじぇんど☆すこやん!』でしょ!」

    恒子「それで監督さんに『なんでやねーん!』って突っ込んでもらって、大団円の台本どおり!」

    恒子「…って、ちょっと!着替えてないじゃない!」

    健夜「あ…あんなはやりちゃんの2Pカラーみたいな服、恥ずかしいもん…」

    恒子「すこやんが阿知賀の監督さんに会いたいっていうから、自然に乱入できる作戦考えたんじゃない!」

    健夜「大会終わったらって言ったよね!?今朝すぐなんて言わなかったよね!?」

    恒子「あの子たちの他にも協力してもらってるんだから!もう後には引けないよ!」

    健夜「ううう…」

    21 :

    やめてー
    出会ったらレジェンゴがカクカクしてまうで!

    22 = 1 :

    ―昨日―

    健夜「間違いない…赤土晴絵さん、あのときの…」

    恒子「どしたのすこやん?さっきから阿知賀の資料ばっかり見て?」

    恒子「気になる選手でもいたー?」

    健夜「あ…えっとね、選手じゃなくて監督さんなんだけど」

    健夜「昔私がインターハイで対戦した人かも…」

    恒子「あー、準決勝の時言ってた、跳満くらったっていう人ー? 監督やってたんだー」

    健夜「…会いたいな…」ボソッ

    恒子「すこやん?」

    健夜「あ、あれっきりお話もできなかったし、できたら一度会ってお話したいなあ…って」

    健夜「でも、迷惑だよね…私なんかが…」

    恒子「すこやん…」

    恒子「よし!私に任せて!段取り組んであげるから!」

    24 = 1 :

    ―そして現在から1時間ほど前―

    穏乃「ついに来たね!決勝戦!」

    「赤土先生置いて先に来ちゃったけど…いいのかな…?」

    「大丈夫、許可はもらってあるから」

    「そうそう!一刻も早く決勝の舞台を見たかったし!」

    「みんな気持ちを抑え切れなかったんだよねー」


    「おーっと君たち!阿知賀女子だよね!ちょろんとお話聞いてもいいかい!?」

    五人「!?」

    「うたちゃんえりちゃんの、突撃!試合直前インタビュー!!」

    えり「あ、あはは…」

    25 = 1 :

    「み、三尋木プロと…そちらは…」

    えり「アナウンサーの針生えりです 2回戦まで阿知賀女子さんの試合実況させていただきました」

    「あ、それはどうも…」

    「今ちょうど、決勝進出校の直前の意気込みを聞いてまわっているんさ!決勝の合間に映せるようにね!」

    「ちょっと別室でお話聞かせてもらえるっかな?」

    穏乃「は、はい!そういうことなら喜んで!」


    えり「い、いいのかなあ…足止めするだなんて…」

    「すこやんのおごりで高級焼肉食べ放題って言われたら断れないっさね~」

    えり「それ、本人じゃなくて福与アナが言ったんですけどね…」

    「裏メニューでレバ刺し出るって聞いて真っ先に釣られたのはえりちゃんだぜぃ~?」

    えり「うう…それを言われると…」

    27 = 1 :

    ―別室―

    穏乃「はい!旧友の和と戦うためにがんばってきました!」

    「ほおーう まさか清澄の原村和と知り合いだったとはねー」(知ってた)

    「もちろん戦うだけじゃなく、勝つために!優勝が目標です!」

    「いいねいいねー」

    「じゃ、ちょっと衣装チェンジしてみようか!」

    「衣装?」

    「景気づけに撮影会だっ!いっぱい衣装用意してるから!魔法少女とか!」

    「し、試合前なんですけど…」

    「大丈夫だって!そちらの監督さんに話は通してあるっからさ!」(嘘)

    「うーん、それなら…まあ…」

    「楽しそー」

    28 = 18 :

    穏乃「ティヒヒ!」

    29 = 1 :

    「着替えたかいー?」

    五人「はーい」

    「よーし写真撮影だー!隣にスタジオ用意してるから移動して!」

    ゾロゾロ

    恒子「ほら今のうちだよ!更衣室入って阿知賀の制服ゲット!」

    ニセ阿知賀「ラジャー!!」

    恒子「ご協力、どうもです!」

    「おーう、報酬よろしくなー」

    えり「あれだけの選手を集めるなんて… 焼肉って恐ろしい…!」

    「決勝に出ないから皆ヒマだったんじゃねー?私らもだけどさー」

    31 = 1 :

    >>30
    決勝に出てたらこんなことやってる暇がないってことでひとつごめんね

    32 = 14 :

    しえんなの

    33 = 1 :

    ―そして現在―

    恒子「もういいよ、その私服でいいから出ようよ!」

    健夜「で、でも… できれば顔を隠せる服とか…ないかな…」

    恒子「何言ってるの!?会いたいのに顔合わせたくないとか!」

    健夜「だ、だって… その…恥ずかしいし…」

    健夜「…もう私のこと覚えてないかもしれないし…」

    健夜「……嫌われてるかもしれないし……」

    グズグズ

    恒子「あーもう!じゃあ服探してくるから!待ってて!」

    34 = 1 :

    晴絵「あのなあ…ふざけてる時間は無いんだ あと30分くらいでうちの子たちが来ないといろんな所に迷惑がかかる」

    晴絵「何か知ってるなら…教えてくれないか」

    竜華(ど、どないしよか…)

    初美(もうとっくに小鍛冶プロが入ってくるはずですよー…)

    洋榎(何をモタモタしてんねや…)

    チラッ

    恒子(引き伸ばしてーもうちょい引き伸ばしてー)

    五人(引き伸ばしのジェスチャー!?)

    (……ハァ)(溜息)

    恭子(仕方ないですね)

    五人(焼肉のため…了解!)コクッ

    竜華「五人揃って!」

    五人「阿知賀女子!」ジャーン

    晴絵「あーもう!」

    35 :

    俺も焼き肉おごってやるから
    部屋まで来てくれるかい

    36 :

    ごっつ懐かしいな

    37 = 1 :

    晴絵「はあ… わかったよ」

    晴絵「そんなにお前らが別人じゃないって言うのなら、」

    晴絵「一人ずつ具体的に違うところ指摘していくから、それで認めなさい」

    五人「!」

    晴絵「認めたら、どうしてこんなことしてるかちゃんと話してもらうわよ」

    晴絵「こっちも遊びじゃないんだ、容赦しないからね」

    初美(これは…勝負ですよ…)

    恭子(ごまかしきって…時間を稼ぐ…)

    竜華(望むところや…!)


    晴絵「まずわっかりやすいところで……宥」

    洋榎「なんや…なんですか?」

    晴絵「さっきから汗だくだぞ、お前」

    38 :

    >>37
    汗だくの愛宕ネキ……


    ゴクリ

    39 :

    アカレンジャイ

    40 = 1 :

    晴絵「冬服でマフラーで手袋までして…暑いだろ?」

    洋榎「そ、そんなことあらへ…ないですよ…」ダラダラ

    晴絵「無理するなって」

    洋榎「むしろもっとあったかくなりたいぐらいやで!」キリッ

    恭子(あっ…)

    (アホ…)

    初美(墓穴ですよー)

    41 = 39 :

    アカレンジャイ!

    42 = 39 :

    アカレンジャイ

    43 = 1 :

    晴絵「ほーう じゃあ玄、いつものあれやってあげなよ」

    竜華「い、いつもの?」

    晴絵「「おねえちゃんのおもちあったかーい」って胸に抱きつくやつ」

    竜華「!」

    洋榎「!」

    44 = 14 :

    ふんふむ

    45 = 38 :

    竜華がNTRる日が来ようとは

    46 :

    さりげにすばらなメンバーだなw

    47 = 21 :

    >>43
    イジメよくない!

    48 = 1 :

    洋榎「だ…抱きつく…」

    竜華「む…胸に…」

    洋榎(ど…どうすんねん… 抱きつくんか…?)チラッ

    竜華(べ…別に緊張することはあらへん… 玄ちゃんなら日常茶飯事や…)チラッ

    バチッ

    竜華(! うわー思いっきり目が合った…)カァァ

    洋榎(なんやねん!何を顔赤くしてんねん!意識してまうやろ!)ドキドキ

    晴絵「どうしたー?できないなら無理しなくていいぞ別にー」

    洋榎「え、ええですよ!やりますよ!」

    洋榎「玄ちゃん、おいで!」

    49 = 35 :

    >>45
    あると思います

    50 = 46 :

    竜洋だと!?
    ええな~


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