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元スレ魔王「架空の伝説の剣作って勇者釣ろうずwwww」
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側近1「廃墟……ですか。何か曰くでもありそうですね」
魔王「大金持ちが知らずに入手したら魔王軍がそれを狙って攻めてきて、結局見つけられずに荒されまくって壊滅した街、的な」
側近1「えらく具体的ですね」
側近2「ゆき○ふ!」
魔王「廃墟に封印か……どんな封印が掛かってるんだか」
側近1「>>156な感じの状態でしょうか」
魔王「大金持ちが知らずに入手したら魔王軍がそれを狙って攻めてきて、結局見つけられずに荒されまくって壊滅した街、的な」
側近1「えらく具体的ですね」
側近2「ゆき○ふ!」
魔王「廃墟に封印か……どんな封印が掛かってるんだか」
側近1「>>156な感じの状態でしょうか」
魔王「せっかく聖剣っぽくなったのに封印は魔剣っぽいな!」
側近1「まあ伝説の剣の封印具合としてはいい感じなんでしょうか」
側近2「引っこ抜けないんじゃないかな」
側近1「で、封印を解除する方法はどうしましょう?」
魔王「そこだな。触ると死ぬから直接触れるのは論外だ」
側近2「じゃあ念力で抜くとか!」
魔王「やってみろや!」
側近2「──ふぅ」
魔王「ごめん俺が悪かっただからやめてくれ」
側近1「もうやだこの同僚」
側近2「パンツが気持ち悪いです」
魔王「穿き替えて来い!」
側近1「全く……で、どうしますか?」
魔王「呪文とかアイテムとかが妥当かな」
側近1「では解除するには>>164が必要というのはどうでしょうか」
側近1「まあ伝説の剣の封印具合としてはいい感じなんでしょうか」
側近2「引っこ抜けないんじゃないかな」
側近1「で、封印を解除する方法はどうしましょう?」
魔王「そこだな。触ると死ぬから直接触れるのは論外だ」
側近2「じゃあ念力で抜くとか!」
魔王「やってみろや!」
側近2「──ふぅ」
魔王「ごめん俺が悪かっただからやめてくれ」
側近1「もうやだこの同僚」
側近2「パンツが気持ち悪いです」
魔王「穿き替えて来い!」
側近1「全く……で、どうしますか?」
魔王「呪文とかアイテムとかが妥当かな」
側近1「では解除するには>>164が必要というのはどうでしょうか」
魔王「光かぁ……伝説の剣っぽいな!」
側近1「鏡か何かで光を当てて封印を解くと。いい感じでないでしょうか」
側近2「ついでに呪文もつけようぜ! 光を当てながら>>172を唱える!」
魔王「あ、こら、てめっ!」
側近2「ピーは絶対だもんね! というわけでパンツ履き替えてきます」
側近1「これって、有効なんでしょうか……」
魔王「ま、でも出しちゃったもんは……しかたないね!」
側近1「──実は結構楽しみにしてますか」
魔王「うはwwww」
側近1「鏡か何かで光を当てて封印を解くと。いい感じでないでしょうか」
側近2「ついでに呪文もつけようぜ! 光を当てながら>>172を唱える!」
魔王「あ、こら、てめっ!」
側近2「ピーは絶対だもんね! というわけでパンツ履き替えてきます」
側近1「これって、有効なんでしょうか……」
魔王「ま、でも出しちゃったもんは……しかたないね!」
側近1「──実は結構楽しみにしてますか」
魔王「うはwwww」
魔王「そんなもん唱えちゃったらどっか行くんじゃないかな!」
側近1「でもバシルーラの対象は人間ですから、あくまで封印解除の呪文、ということでは」
魔王「うーん……」
側近1「とりあえず纏めますよ」
勇者を釣るための架空の伝説の剣
名前:ヴァイス・コウト
特殊能力:二回攻撃
道具として使うと:聖なる光で結界を張る
カラーリング:しろ
封印場所:廃墟
施された封印:触ると死ぬ
解除方法:光を当てながらバシルーラを唱える
魔王「完成!!」
側近1「こんなものですか」
魔王「じゃあさっそく勇者達にこの情報流すか! あ、ついでに偽物も用意して勇者がっかりさせようず!」
側近1「解りました。では手配しておきます」
側近1「でもバシルーラの対象は人間ですから、あくまで封印解除の呪文、ということでは」
魔王「うーん……」
側近1「とりあえず纏めますよ」
勇者を釣るための架空の伝説の剣
名前:ヴァイス・コウト
特殊能力:二回攻撃
道具として使うと:聖なる光で結界を張る
カラーリング:しろ
封印場所:廃墟
施された封印:触ると死ぬ
解除方法:光を当てながらバシルーラを唱える
魔王「完成!!」
側近1「こんなものですか」
魔王「じゃあさっそく勇者達にこの情報流すか! あ、ついでに偽物も用意して勇者がっかりさせようず!」
側近1「解りました。では手配しておきます」
-一ヶ月後-
魔王「勇者おせえよ!!」プンプン
側近2「暇すぎて積んでたエロゲ全部やっちゃった」
側近1「妙ですね……確かに人間界に噂を流して、偽者の剣も用意したのですが」
魔王「魔王城どころか廃墟にも姿をみせねーじゃんかよ!」
側近1「しかし勇者一行が方々で活躍しているのは、確かなようですよ」
魔王「いい加減面は割れたのか?」
側近1「残念ながら……しかし世界各地で勇者の話題は尽きていないようです」
魔王「よし……こうなったら……」
側近2「こうなったら?」
魔王「勇者の故郷に乗り込む!」
側近1「な、何ですと!?」
側近2「おお! 魔王さまついに攻め込むんだな! 盛り上がってまいりました!!」
魔王「いや、故郷に直接伝説の剣の噂を撒けば、流石に勇者の耳に入るだろ」
側近1「そう来ましたか──」
魔王「勇者おせえよ!!」プンプン
側近2「暇すぎて積んでたエロゲ全部やっちゃった」
側近1「妙ですね……確かに人間界に噂を流して、偽者の剣も用意したのですが」
魔王「魔王城どころか廃墟にも姿をみせねーじゃんかよ!」
側近1「しかし勇者一行が方々で活躍しているのは、確かなようですよ」
魔王「いい加減面は割れたのか?」
側近1「残念ながら……しかし世界各地で勇者の話題は尽きていないようです」
魔王「よし……こうなったら……」
側近2「こうなったら?」
魔王「勇者の故郷に乗り込む!」
側近1「な、何ですと!?」
側近2「おお! 魔王さまついに攻め込むんだな! 盛り上がってまいりました!!」
魔王「いや、故郷に直接伝説の剣の噂を撒けば、流石に勇者の耳に入るだろ」
側近1「そう来ましたか──」
>>178 IDがぬぅぅぅ!
勇者の国
魔王「ここが勇者の国か……」
側近1「いいんですか、2を置いてきて」
魔王「せっかく変装してるのに、あいつがいるとどんなボロが出るやら」
側近1「はぁ……それでどうやって広めるのですか」
魔王「国王に情報提供として剣の話をする。冒険の書に勇者が記録にきたら伝わるだろ」
側近1「なるほど。勇者が噂を耳にするよりよっぽど確実ですね」
魔王「ふふふ……勇者め、必ず釣ってやる!」
-王の間-
国王「そなたか? 勇者への情報提供を申し出た者というのは」
魔王(変装)「へえ、勇者様のお役に立ちそうな噂を耳にしたもので」
魔王「ここが勇者の国か……」
側近1「いいんですか、2を置いてきて」
魔王「せっかく変装してるのに、あいつがいるとどんなボロが出るやら」
側近1「はぁ……それでどうやって広めるのですか」
魔王「国王に情報提供として剣の話をする。冒険の書に勇者が記録にきたら伝わるだろ」
側近1「なるほど。勇者が噂を耳にするよりよっぽど確実ですね」
魔王「ふふふ……勇者め、必ず釣ってやる!」
-王の間-
国王「そなたか? 勇者への情報提供を申し出た者というのは」
魔王(変装)「へえ、勇者様のお役に立ちそうな噂を耳にしたもので」
魔王「聞いて驚く無かれ! なんと強力な伝説の剣の話です」
国王「なんと! して、その剣はどのような武器なのだ?」
魔王「は、剣の名はヴァイス・コウト。二回攻撃を可能とする純白に輝く強力な剣です。使用者は聖なる光の結界を操ることができるようになるとか」
国王「ほう、それはみごとな剣じゃ。どこにあるのかの?」
魔王「は、魔王に滅ぼされた廃墟に封印されておるそうです。触れた者を死に至らしめる凶悪な封印ですが、光を当てながらバシルーラと唱えると、封印が解除されるそうです」
国王「ううむ、それは貴重な情報じゃ! そのほうよくやった! 褒美をつかわそう」
魔王「え、マジすか! やった!」
国王「これ、褒美と宴の用意じゃ! ……魔王の最後に乾杯じゃ!」パチン
魔王・側近「──え」
軍勢「動くな!」グルリ
魔王「え、え? ど、どういうこと?」
王女「動かないでくださいね。千人の使い手達が貴方達を囲っております」
国王「だっはははは! 本当に引っかかり負ったわい!!」バンバン
魔王「な、なんだよこれ……」
側近「あ、あ……」
国王「なんと! して、その剣はどのような武器なのだ?」
魔王「は、剣の名はヴァイス・コウト。二回攻撃を可能とする純白に輝く強力な剣です。使用者は聖なる光の結界を操ることができるようになるとか」
国王「ほう、それはみごとな剣じゃ。どこにあるのかの?」
魔王「は、魔王に滅ぼされた廃墟に封印されておるそうです。触れた者を死に至らしめる凶悪な封印ですが、光を当てながらバシルーラと唱えると、封印が解除されるそうです」
国王「ううむ、それは貴重な情報じゃ! そのほうよくやった! 褒美をつかわそう」
魔王「え、マジすか! やった!」
国王「これ、褒美と宴の用意じゃ! ……魔王の最後に乾杯じゃ!」パチン
魔王・側近「──え」
軍勢「動くな!」グルリ
魔王「え、え? ど、どういうこと?」
王女「動かないでくださいね。千人の使い手達が貴方達を囲っております」
国王「だっはははは! 本当に引っかかり負ったわい!!」バンバン
魔王「な、なんだよこれ……」
側近「あ、あ……」
国王「さあ、魔王をひったてい! とりあえず地下の魔封じの牢に放り込んで置け。抵抗したら容赦なくフルボッコじゃ」
魔王・側近「ぎゃああああ」ズルズル
国王「それにしてもヘンテコな情報を考えたもんじゃのう」
王女「パパの計画も随分ヘンテコですわ」
国王「かかか! 金にモノをいわせた作戦じゃ! やはり世の中金じゃのう」
王女「それにしても、こんなお触れだけで魔王軍に無血勝利とは、世の中ままなりませんね」ピラッ
国王「世界中に平和のお触れを出さんとのう。王女や、それは一枚牢屋に飾っておきなさい」
王女「はいパパ」
『架空の勇者作って魔王釣ろうずwwwww』
おわり
魔王・側近「ぎゃああああ」ズルズル
国王「それにしてもヘンテコな情報を考えたもんじゃのう」
王女「パパの計画も随分ヘンテコですわ」
国王「かかか! 金にモノをいわせた作戦じゃ! やはり世の中金じゃのう」
王女「それにしても、こんなお触れだけで魔王軍に無血勝利とは、世の中ままなりませんね」ピラッ
国王「世界中に平和のお触れを出さんとのう。王女や、それは一枚牢屋に飾っておきなさい」
王女「はいパパ」
『架空の勇者作って魔王釣ろうずwwwww』
おわり
おまけ
側近2「魔王さまと1が帰ってこない……」
側近2「これって失脚ってヤツ?」
側近2「つまり今の俺って……む、無職か!?」
側近2「……」
側近2「ま、いいや、とりあえずVIPでもすっか」カタカタ
勇者「架空の魔王軍作って王様釣ろうずwwww」
側近2「なんだこのクソスレ」
こうしてVIPにまたひとり無職が増えたのでした
今度こそおわり
側近2「魔王さまと1が帰ってこない……」
側近2「これって失脚ってヤツ?」
側近2「つまり今の俺って……む、無職か!?」
側近2「……」
側近2「ま、いいや、とりあえずVIPでもすっか」カタカタ
勇者「架空の魔王軍作って王様釣ろうずwwww」
側近2「なんだこのクソスレ」
こうしてVIPにまたひとり無職が増えたのでした
今度こそおわり
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