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    元スレ美希「おにぎり波~」

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    51 = 1 :


    美希「」

    春香「……グスッヒグッ……」

    「……くそう!!」ガンッ

    「なんで……なんでこんな……美希がこんな目に!!」

    美希「……あ……アハ」

    春香「み、美希……?」

    美希「アハ……アハ……」

    「ど、どうしたんだい? 様子が――」

    美希「こっちに来ないで欲しいの」ギロリ

    春香「「!?」」

    美希「きたら……」


    美希「撃つよ」スッ……


    春香「あの構え……おにぎり波……」

    「美希……本気かい? どうして、そんな……」

    52 :

    なんだそらw

    53 :

    竜頭蛇尾

    55 = 5 :

    狂気の沙汰ほど

    56 = 52 :

    あれ?書き溜めなし?

    57 = 1 :


    ――最愛の人の死。
    それは、まだ15歳の幼い美希の心に消えない傷を残すには、十分すぎる衝撃であった。
    ましてや、それを引き起こしたものが、他でもない美希自身であったのだから――



    美希「アハ アハ、アハ☆」タッタッタ

    春香「美希っ!!」

    「どこにいくんだ!?」


    美希「もうこんな世界なんていらないの」

    春香「「!?」」

    美希「ハニーがいない世界」

    美希「ハニーを殺したミキがいる世界」


    美希「だからミキは今から、それを壊しにいくの。バイバイ、みんな」

    ヴンッ……!

    春香「!?」

    「美希の髪の毛が……茶髪ショートに……!?」

    59 = 2 :

    そっちの覚醒ちゃう!

    60 = 24 :

    覚醒しやがった

    61 = 52 :

    なんでやwww

    62 :

    シリアスと笑い

    64 = 5 :

    覚www醒wwwww美www希wwwww

    65 = 1 :


    バシュンッ

    春香「……っ」

    「消えた……」


    春香「美希……あなたは、一体何をしようと……」

    「……春香。ボクたちも逃げよう」

    春香「……」



    このとき春香の心には、どこか予感めいた感情が芽生えていた。
    「私達に、逃げ場はない。どこに逃げたって、結末は変わらない」という……。

    66 :

    なんだこれはwwwwww

    67 :

    >>66
    おにぎりだよ

    68 = 2 :

    こうなったらあずささんの髪を伸ばすしか!

    69 = 5 :

    >>67
    ああ、おにぎりだな

    そのうち雪歩がゆりしーボイスになる

    70 = 1 :



    ヒュォォ……


    美希「……」

    美希「がむしゃらに飛んで、ここまできたの」


    美希「……アレが、きっと、すべての原因」

    美希「そうなの。困ったときは大体アレが悪いってカンジ」

    美希「アレを壊せば、きっとみんな……元通りなの」

    美希「……」



    美希の眼下に映る光景
    ところ狭しと立ち並ぶビル群の中で、ひときわ目立つ、ひとつのセレブなビルディング――

    961プロダクションであった。

    71 = 52 :

    えぇw

    72 :

    とんだとばっちりだよ

    73 :

    破壊衝動に心が支配されてるなww

    74 = 5 :

    あまとうにげてー

    75 :

    おにぎりなみ~だと思ったら波動だった

    76 = 1 :



    美希「ミキね……もう、迷わない」

    美希「アレを壊して……ぜんぶ、無かったことにするの」


    グググ


    美希「力が溢れてくるの」

    美希「あは☆ きっとミキは、今まで無意識のうちにパワーをセーブしてたんだね」


    美希「今なら、全力で行けるってカンジ」


    美希「――大好きはーにぃ~……」

    シュインシュインシュイン

    美希「イチゴみた~いにぃ~いぃ~……」

    フォォォォ

    美希「きたの……パワー満タン……!」

    77 = 2 :

    大好きハニーじゃねえよw

    78 = 52 :

    おいおいw

    79 :

    >>69
    正直ゆりしーの演技は嫌いじゃない

    80 = 1 :



    美希「おにぎり波~」




    北斗「……うん? なんか、外が騒がしいな」

    冬馬「ファンが詰め寄せてんだろー。ふぁ~あ……」

    翔太「あっ冬馬君、ちゃんと勝負してよー!」

    冬馬「でもよぉ、ふたりババ抜きって、ちょっとばかり退屈すぎだぜ」

    翔太「じゃあ北斗君も!」

    北斗「あはは、ごめんよ翔太。俺は今、エンジェルちゃんたちに手を振るので精一杯だからさ」

    翔太「チェッ!」

    北斗「……おや?」

    冬馬「今度はどーしたんだよ?」

    北斗「いや……外のエンジェルちゃんたちが、俺に何か伝えようと……」

    翔太「え? なになに? 面白いこと?」

    北斗「……逃……げ……て……?」

    82 = 7 :

    もはや何がなんだかわからないがさっきから笑いっぱなしだわ

    83 = 1 :


    冬馬「あ? なんだ? 急に、磯くs……――



    ::::::::::::::::::::::::......   ........::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::::::::::::::::
               γ ⌒ ⌒ `ヘ
              イ ""  ⌒  ヾ ヾ    
            / (   ⌒    ヽ  )ヽ
            (      、 ,     ヾ )
     ................... .......ゞ (.    .  ノ. .ノ .ノ........... ........
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      _ _i=n_ ._ [l_ .._....,,. .-ー;''!  i;;;~-ヽ_ii_i=n_ [l h__
      /==H=ロロ-.γ ,~ー'''l ! |'''ーヾ  ヾ 「!=FH=ロロ
      ¶:::-幵-冂::( (    |l  |    )  )=HロΠ=_Π
      Π=_Π「Ⅱヾ、 ⌒~"""''''''⌒~'"´ ノ;;'':::日lTΠl:::....
     Д日lTl,,..:''''"   ""'''ー-┬ーr--~''""   :::Д日lT::::
     FH=n.:::::'            |   |         :::FL日l」:::::
     ロΠ=:::::.:.        ノ 从 ゝ        .::田:/==Д::
     口=Π田:::.                   .::::Γ| ‡∩:::::
     Γ| ‡∩Π::....                ...:::Eヨ::日lTlロ::::
     Д日lTlロ_Π::::.......            ...::::::::田:凵Π_=H:::
     =Hロ凵Π=_Πロ=HロΠ:::.................:::::::::::口ロロH「l.FFl




    美希「……」

    美希「終わったの」

    84 :

    なんだか美希が磯臭いみたいだぞ

    85 = 52 :

    どう終わらせるんだよwこれw

    86 :

    >>84
    自分が臭いからって他の人にそういうイメージつけようとするのはよくないな

    87 = 2 :

    この美希は危険だ、俺が責任とって引き取るよ

    88 = 1 :


    美希「……ハニー……」

    美希「ミキ、やったよ……褒めて、褒めて?」

    美希「ハニーの仇を討ったの……えへへ、スッゴイでしょ?」


    美希「……」

    美希「……なんで……なの……」

    美希「ハニー……なんで」


    美希「ハニーの気は……消えたまま……なの……?」

    美希「……っ」


    美希「ウワァァァアァァァアアン!!!」



    美希は泣いた。
    彼女が泣いたのは、随分と久しぶりのことであった。
    強くあろうと居続けた美希の心は、もうすでに、限界であったのだ。

    自分のしてきたことが、すべて無意味だった――
    そのことに気付いた、美希の心は今 崩壊していく……

    89 :

    やだこのスレ磯くさい……

    90 = 5 :

    動物かってるわけでもないのになんで磯臭い言われてるの?

    91 = 66 :

    おにぎり→ノリじゃないの?

    92 = 52 :

    >>90
    中の人

    93 = 1 :


    十年後――


    春香「……ふぅ」

    「やあ、春香。精が出るね」

    春香「あ、真! えへへ、お疲れ様」

    「少し、休憩にしよう。ほら、これ持ってきたんだ」

    春香「! これ……」

    「そう おにぎりさ」

    春香「えへへ、美味しそうだね……」

    94 = 1 :


    「――この街も、随分昔の姿を取り戻したね」

    春香「そうだね……私達、頑張ってきたもん」

    「ああ……」

    春香「……また、住めるように、なるのかな」

    「……それは」

    春香「まだ、何十年もかかっちゃうかな……」

    「……今だって、防護服は外せないからね」

    95 :

    ジュピター覚醒!でバトルかと思ったのに

    96 = 52 :

    なんでやwww

    97 = 5 :

    なんなのだ、これは!どうすればいいのだ?!

    98 :

    どんだけ磯くせーんだよwwwwwwww

    99 = 1 :


    十年前のあの日――

    崩壊した“彼女”は、目に付くものすべてを焼き払っていった。
    東京のみならず、日本全国、果てはフィリピンまで……

    この時代では、それは――『世界滅亡の日』と呼ばれている。


    おにぎり波の破壊力は、筆舌にし難いものであった。
    しかしながら、残された人々にとって何よりも問題だったのは、海苔である。


    海苔――おにぎり波の、痕跡。傷痕。
    そう、あの磯臭い海苔のことだ。


    防護服を着用せずに外を出歩くと、この磯臭さがうつってしまうのである。
    すれ違う人みんなに「磯くせー」と言われることを避けるために、人々は防護服を着る。

    そして今日も、


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