元スレP「俺が音無さんの彼氏に?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 1 :
小鳥「あっ、すみません生一つ!」
ハーイナマオヒトツデスネー
P「…ちょ、ちょっと音無さん、流石に飲み過ぎなんじゃ…」
小鳥「これが飲まずにやってられますかっ!プロデューサーさんは飲まなくていいんですかっ?!」
P「十分飲んでますよ…」
小鳥「こんな甘そうなお酒飲んで…!」がっ
P「あっ…!それ、日本酒…」
小鳥「ぐびっ」
P「です…よ…」
小鳥「………」
P「……;」
小鳥「」ばったーん!
P「??!!」
52 = 1 :
P「音無さん!音無さん!」
小鳥「…zzZ」
P「駄目だ、完全に眠っちゃってる…」
高木「ははは、彼女は飲み過ぎるといつもこうなるからねぇ」
P「そうなんですか…」
高木「少し眠れば酔いもマシになるだろう」
P「そうですね」
P「………」
P「…高木社長」
高木「うむ?…あ、君、ホッピーの中を一つ頼む」
ハーイナカヒトツアリャース
高木「すまないね。それで?」
P「音無さんて…どういう経緯で、ここの事務員になったんですか?」
53 = 20 :
ピヨピヨ!
54 = 1 :
高木「……ほう。どうしてそんなことを?」
P「いやぁ…はは、俺、そういえば音無さんのこと、全然知らないなぁと思って…」
P「アイドルのことも勿論そうなんですけど、やっぱり、一緒に働く人の事は出来るだけ多く知りたいな、なんて…」
高木「……なるほど」
高木「ただ、本人の預かり知らぬところで人伝に聞くのは、あまり褒められたことではないだろうね」
P「……そ、そうですよね。すみません」
ナマオヒトツオモチシマシター
56 = 1 :
高木「む、これは…」
P「あ、音無さんが頼んだんですけど…俺が飲みますよ」
高木「そうかい?」
高木「………」
高木「……君は確か…音無君が歌っているところを、見たことがあったね?」
P「?え、えぇ…みんなと一緒に、連れられて…」
高木「彼女があぁやって歌っているのにも、何か理由があるとは思わなかったかね?」
P「え…」
高木「………」
P「………」
高木「…ゴホン、まぁ、彼女が今まで歩んできた道も、そう平坦では無かった、ということだ」
P「………」
高木「…君にも、いずれそれを知る日がくるかもしれないな」
P「俺が…」
57 = 1 :
高木「…さて!それでは明日も早いことだし、そろそろ帰るとしようか」
P「……そうですね」
P「……それで、音無さんは……」
小鳥「…zzZ」ピヨピヨピヨ…
高木「………」
P「………」
高木「それじゃ、任せたよ」
P「えっ?!ちょっ…!」
高木「ちなみに、これが彼女の家の住所だ。それから…」
つ諭吉
高木「…運賃だ。取っておきなさい」
P「いやっ、そんなっ…」
高木「なぁに釣りはいらんよ!臨時ボーナスだ!」はっはっはっは!
P「え、えぇ…?」ポカーン
小鳥「…んぅ、ぷろりゅうさぁさぁ~ん」むにゃ
58 :
ゲームで小鳥さんをプロデュースしたい
59 = 20 :
ピヨちゃんの歌はどれも好きです
60 = 1 :
タクシー「…はい、この住所のとこまで来たよ」
P「あっ、どうも…音無さん、着きましたよ」
小鳥「んぅ、はぁいー…」
P「…一人で帰れますか?」
小鳥「もぉ~…だいじょぶれすよぉ~…」
P「…ホントですか?」
小鳥「もぅ、わたしをだれだと思ってるんれすか!」めっ!
小鳥「…それじゃプロデューサーさん、また明日」にこっ
P「!え、えぇ。また明日…」
バタン
P「………」
タクシー「………」
タクシー「……あんた、降りなくていいのかい?」
61 = 1 :
P「……結局、降りてしまった」
P「……ちょっとだけ様子を見て、大丈夫そうならすぐ帰ろu」
P「…って!あそこで倒れてるの、音無さんじゃないか?!」
P「音無さん!大丈夫ですk…って寝てるし…」
小鳥「…zzZ」ピヨ…
P「はぁ、見に来て良かった…。…音無さん、こんなとこで寝てたら風邪ひいちゃいますよ」
小鳥「んん…」モゾッ
P「っ!!////」
P(寝返りをうったせいでスカートが良い具合にアレな感じに…!//)
62 = 1 :
P「おっ、音無さん!//早く自分の家に帰ってそこで寝てください!//」色々とマズイです!
小鳥「…んぅ」ごそごそ
小鳥「ん」つ鍵
P「えっ、あ、どうも…」
P「じゃなくて!!」
小鳥「…zzZ」
P「……駄目だ、完全に寝に入ってしまった……」
P「……こ、これが音無さんの家の鍵……」
P「………」ごくり
P「…って、何を考えてるんだ俺は…!//」
P「………」
P「……無事に部屋へ送り届けたら帰ろう」
65 = 20 :
さるったか
66 = 1 :
P「ここでいいかな…よいしょっと」
小鳥「んむぅ…」
P(……思ったより軽かったな……)
P「それにしても…」
P(ここが、音無さんの部屋、か……)
P(なんだか、良い匂いがするな)
P「……////」
小鳥「プロデューサーさん」
P「??!!」ビクッ
67 = 20 :
ピヨピヨ
68 = 1 :
P「は、はい…なんでしょう」
小鳥「もう…またダブルブッキングですか…?」くすくす
P「え…?」
小鳥「しょうがないですね…後は私に任せてくださ…zzZ」
P「………」
P(何だ、寝言か…)
P(…にしても…夢の中でまで迷惑かけてるのか、俺…)
小鳥「………」
小鳥「……ホントは、最初、この話は引き受けてくれないだろう、って思ってたんです」
69 = 1 :
P「え?」
小鳥「こんな無茶なお願い…引き受ける方がどうかしてますもんね」
P「あ、あはは…確かにそうかも」
小鳥「…私ってホント、何をしても駄目駄目で…鈍臭いし、可愛げもないし…」
P「!そんなこと…!」
小鳥「昔からそう…あの時だって…だから私は…」
P「………」
P「音無さ」
小鳥「だから…だから、そんな私の、彼氏になってくれる、って言ってくれた時は、それが例え嘘の関係だったんだとしても……すっごく、嬉しかったんです」
P「……。…!音無さん、起きて…?!」
小鳥「みんなの為に頑張るプロデューサーさんを見て、私も、もっと頑張ろう、って思えたんです。だから…」
小鳥「……これからもずっと、私の傍にいて、私たちを見守っていてくださいね?」
70 = 20 :
ピヨちゃんピヨピヨ
71 = 1 :
P「………」
P「…えっ?!//お、音無さん、今のはどういう…!//」
小鳥「うふふ、さぁ~?なんなんでしょうね~♪」
P「……//と、とりあえず、俺はここらで」
ぎゅっ
P「??!!////」
小鳥「…帰っちゃヤ、ですよ?」
P「~~~~っ!!!////」
P(衣服がはだけた状態でのこの上目遣い…////こんなの…反則だっ…!////)
P「お、音無さん!//ですがやっぱり、こういうことは…」
小鳥「…zzzZZ」
P「ってまた寝てるし…」
P「……参ったな」
小鳥「ピヨ…」ぎゅうっ
72 = 1 :
小鳥「んっ…」
小鳥「…いけない、もうこんな時間…」
小鳥「…あれ?確か私、昨日は社長とプロデューサーさんと一緒に飲んでて…」
小鳥「あいったたた…駄目、全然覚えてない…」
小鳥「我ながらよく一人で帰ってこれたわね…」
小鳥「……とりあえず、 シャワーに」
ぎゅむっ
小鳥「……ぎゅむっ?」
74 = 32 :
わーお
75 = 1 :
P「う、う~ん…」
小鳥「??!!////ぷっ、プロデューサーさん?!////」
P「…え…?…あ、お、おはようございます…音無…さん」
小鳥「どっ、どどどどどうしてここにっ?!////」
P「えっ?どうしてって…」
P「……昨日のこと、何も覚えてないんですか?」
小鳥「………」
P「………」
小鳥「…!!!////」ばっ
P「…いやいや、なんにもしてませんから…」
76 = 1 :
小鳥「!それじゃ、もしかしてプロデューサーさんが私をここへ…?」
P「えぇ…社長に場所を教えてもらって」
小鳥「そ、そうでしたか…」
P「はい…」
小鳥「……あ、あのー…私、何かおかしなこと、言ったりしました?」
P「いえ、特には……あっ」
小鳥「えっ?」
P「………//」
小鳥「あったんですか?!//あったんですね?!////」
77 :
いいテンポですね。
78 = 1 :
小鳥『ちょ、ちょっと外で待っててもらっていいですか?』
P「…と、言われて出てはみたものの…。やっぱり朝は冷えるぞ…」
P「…っていうか、俺がここで待ってる意味ってあるのか?」
P「…まぁいいや…そういえば、音無さんのお母さんが来るのって、確か今日だったよな」
P「俺も早く帰ってシャワー浴びない、と…」
小鳥母「………」
P「………」
79 = 20 :
oh…
80 = 1 :
P「……ど、どうも、初めまして……」
小鳥母「あらあら初めましてー。小鳥の母です~」
ガチャ
小鳥「すみませんプロデューサーさん、お待たせしましたー…って!!おっ、お母さん?!なっ、ななな何で?!」
小鳥母「だから来るわよって言ってたじゃない」
小鳥「こんなに早く来るなんて聞いてないわよっ!」
小鳥母「それより何よ、もう同棲してたの?」
小鳥「?!////違っ…!//そんなんじゃないからっ…!////」
小鳥母「え?違うの?」
小鳥「~~~~っ!!!////ちっ、違わないけど違うの!!//もぅー!!!////」ピヨォー!
P「あ、あははは…」
81 = 1 :
一旦解散して喫茶店
「アイスコーヒー三つ、お持ち致しました」
P「あっ、はい、どうも…」
P「………」
小鳥「………」
小鳥母「………」
小鳥母「……それじゃあ雛ちゃん、改めて紹介してくれるかしら?」
P「えっ?雛って…」
小鳥「おっ、お母さん!//いい加減その呼び方はやめてって言ってるでしょ!//」
小鳥母「あらまぁ何よ恥ずかしがっちゃって…」
小鳥母「昔は雛ちゃん~、って呼んだらピヨピヨ~って本物の雛みたいに可愛く返事してくれたのに」
小鳥「いつの話よぉっ!!////」
83 = 16 :
明日仕事なのに寝れないじゃないか支援
84 :
しえーーん
85 :
ひなだお!
86 = 1 :
小鳥「…こほん、この人は、私と同じ事務所で働いている新人君です」
P「プロデューサーをやらせて頂いてます…」
小鳥母「…うん、まぁ、それは何となくわかるけどね?」
小鳥母「それじゃ聞かせてもらうけど、プロデューサーさんはうちの子のどこを好きになったのかしら」
P「えっ?そ、それは…」
小鳥「ちょ、ちょっとお母さ…!//」
小鳥母「さぁさぁ、どうなの?」
P「………」
P「……そう、ですね」
P「アイドル達の為に、事務所の為に。いつだって一生懸命で……それでいて、俺たちのことはいつでも笑顔で見守ってくれてる……そんな懐の深さに、惚れてしまったのかもしれません」
小鳥「……////」
小鳥母(…あら?これは案外…)
87 = 32 :
おいたんだえ
88 :
>>78
このやり取りどっかで見たことある気がするのに思い出せない・・・
まぁテンプレっちゃテンプレなんだが・・・
89 = 1 :
小鳥母「それで?」
小鳥「えっ?」
小鳥母「小鳥の方はどうなの?あんまり、仲が良いようには見えないけど」
小鳥「そっ、そんなことないわよ!私たち、ラブラブですもんね!プロデューサーさん!」
P「え、えぇ!もちろんですよ!」
小鳥母「へぇ…」
小鳥母「…その割に、何だか話し方がよそよそしいわね」
小鳥「き、気のせいよ気のせいっ!それよりもほら、これでもう満足したでしょ?そろそろ帰ったら…」
小鳥母「…うーん…でもねぇ…そうだ!せめて、キスぐらいは見せてもらわないと」
小鳥「きっ、きききキスぅ?!////」
P「……//」
小鳥「……////」
小鳥「…すみませんっ!//ちょっとお花を摘みに行ってきますっ…!//」ダッ
P「あっ、音無さん…?!」
90 = 1 :
P「………」
小鳥母「………」
P(…な、何か話さないと…)
P「あ、あの」
小鳥母「…ちょっとからかい過ぎたかしら」
P「え?」
小鳥母「ごめんなさいね?変なことに付き合わせちゃって…」
P「………」
P「…気付いてましたか」
小鳥母「そりゃあねえ…これでもあの子の母親ですから」
92 = 1 :
小鳥母「……あの子、今でこそあぁだけど、昔、プロになろうとして頑張ってた頃があってねぇ」
P「え…」
小鳥母「私は反対したんだけど…それでもプロのシンガーになるんだ、って家を飛び出しちゃって…」
小鳥母「…私も詳しくは聞いてないんだけど、その時に、何かあって挫折しちゃったみたいなの」
P「………」
小鳥母「あの子、それ以来何に対してもすっかり奥手になっちゃって…」
P「…そう、だったんですか」
小鳥母「わざわざ付き合わせたのに申し訳ないけれど、やっぱりあの子にはお見合いしてもらおうかしらねぇ…」
P「………」
P「……あの、そのことでなんですけど」
小鳥母「?」
P「お願いしたいことがあるんです」
93 = 1 :
律子「おはようございます…あれ?今日は社長だけですか?」
高木「うむ。音無君はお見合いがあるらしいからね…今日は留守にしているよ」
律子「そっか、そういえば今日やるんでしたっけ。……上手くいくといいですね」
高木「何、余計な心配は無用だろう」
律子「そうですね……ところで」
律子「プロデューサーさんは?」
高木「あぁ…彼も、今日は何やらどうしても外せない用事があるらしくてね」
律子「そうなんですか」
高木「はは…いやはや、頑張ってもらいたいものだねぇ」
律子「?」
94 :
私怨
95 = 1 :
「とてもよくお似合いですよ」
小鳥「あ、ありがとうございます…」
小鳥「…はぁ」
小鳥(……結局、断れれきれずにお見合いを受けちゃった……)
小鳥(こんな着物まで着せられて…)
小鳥「私なんかがこんなの着て…似合ってるのかな」
小鳥「………」
小鳥「…はっ?!//私今、プロデューサーさんのことを?!//」
小鳥「駄目駄目!駄目よ小鳥!今はこのお見合いに集中しなきゃ…!」
小鳥「…そうよ、もしかしたら、すっごく素敵な人かもしれないし…」
96 = 1 :
小鳥「………」
小鳥「ふぅ」
小鳥(相手の人には申し訳ないけど、丁重にお断りしよう…)
小鳥(とてもじゃないけど、結婚だなんて…)
小鳥母「用意は済んだの?」
小鳥「!えっ、えぇ…」
小鳥母「なら早く行くわよ。相手の方、もう待たせちゃってるんだから」
小鳥「うん…」
小鳥母「…あなたも、きっと気にいるわよ」ふふっ
小鳥「?」
97 :
ま、まさか…⁉
98 = 1 :
小鳥母「どうもぉ、お待たせしましたぁ」
小鳥「…きょ、今日はよろしくお願いしま」
P「…はい、宜しくお願いします」
小鳥「??!!////」
小鳥(ぷっ、ぷぷぷプロデューサーさん?!どっ、どどどどうしてここに…?!)
P(音無さん驚いてるなー…)
小鳥母「今更特に紹介する必要もないわよね。…それじゃ、ちょっと早いけど後は若い二人で…」
小鳥「えっ?//ちょっ、ちょっと…!!////」
ピシャッ
P「………」
小鳥「……////」
99 = 1 :
小鳥「……あ、あの、えっと……//」
P「すみません」
小鳥「えっ?//」
P「俺がお願いしたんです。音無さんとお見合いをさせて欲しい、って無理を言って」
小鳥「……ど、どうしてそんな……」
P「………」
P「……俺、音無さんのことなんてまるで何も知らないし、わかろうともしてませんでした」
小鳥「え?」
P「知らないから、近づいちゃいけない。それ以上になっちゃいけないんだ、なんて、俺、勝手に思ってました」
P「…かといって、それを詮索するのも何か違う気がして…」
100 :
ねーよ
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