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元スレ京太郎「咲と恋人同士になりたい」染谷「ほう…」
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染谷『あー・・・、京太郎。聞こえとるか?』
京太郎「は、はい!昨日染谷先輩から借りた骨伝導携帯、よく聞こえてます!それでですね、実は計算外の事態が・・・」
染谷『こっちもじゃ』
京太郎「えっ?」
染谷『そっちの状況はわかっとる。和と優希が一緒になっとるんじゃろ?さっき駅で見たからのう』
京太郎「ええ、そうなんです。こっちに来て下さいよ先輩!俺、どうしたらいいか・・・」
染谷『こっちも予想外の足止めを喰らっててのう。何、心配しなさんな。待ち合わせ場所には行ったる。7分待ってくれ』
京太郎「は、はい!」
京太郎「は、はい!昨日染谷先輩から借りた骨伝導携帯、よく聞こえてます!それでですね、実は計算外の事態が・・・」
染谷『こっちもじゃ』
京太郎「えっ?」
染谷『そっちの状況はわかっとる。和と優希が一緒になっとるんじゃろ?さっき駅で見たからのう』
京太郎「ええ、そうなんです。こっちに来て下さいよ先輩!俺、どうしたらいいか・・・」
染谷『こっちも予想外の足止めを喰らっててのう。何、心配しなさんな。待ち合わせ場所には行ったる。7分待ってくれ』
京太郎「は、はい!」
咲「あ、京ちゃん。どうだったの?」
京太郎「ああ、何でも足止めを喰らったとかで。でも、あと10分もかからずに来るって言ってたぞ」
優希「ふぅ~ん、足止めですかぁ~」
和「あらあら、それは大変ですね」
優希「ちゃんと来れればいいな」
和「ええ、そうですね優希」
咲「?」
京太郎「?」
優希「ま、あと10分もかからずに来るっていうんだし座って待ってようじぇ~」
京太郎「そうだな」
京太郎「ああ、何でも足止めを喰らったとかで。でも、あと10分もかからずに来るって言ってたぞ」
優希「ふぅ~ん、足止めですかぁ~」
和「あらあら、それは大変ですね」
優希「ちゃんと来れればいいな」
和「ええ、そうですね優希」
咲「?」
京太郎「?」
優希「ま、あと10分もかからずに来るっていうんだし座って待ってようじぇ~」
京太郎「そうだな」
染谷「さて、いい加減出てきたらどうじゃ?こんな人気のない路地裏に誘ってやったんじゃからのう・・・」
スッ
純「さすがだな。実はある人物からお前の足止めを頼まれていてな。恨みはないが今日一日寝ててもらうぜ」
夢乃「そういうことです」
染谷「はぁ・・・。何がある人物じゃ、バカバカしい。井上純、お前さんはどうせうちの優希にそそのかされたんじゃろ」
純「なっ!べ、別にあいつに頼まれたとかじゃねぇよ!」
染谷「単純じゃな。そしてそっちの。名前は忘れたが和の後輩じゃろ。まったく、何でこんなことを」
夢乃「スーパーまほっちです。和先輩とは無関係です」
染谷「やれやれじゃ。面倒ごとは嫌いなんじゃがのう・・・。ま、わしにも待ってくれとる後輩がおるんでな、手早く片付けさせてもらうけぇのう」
純「ほざけ!」
スッ
純「さすがだな。実はある人物からお前の足止めを頼まれていてな。恨みはないが今日一日寝ててもらうぜ」
夢乃「そういうことです」
染谷「はぁ・・・。何がある人物じゃ、バカバカしい。井上純、お前さんはどうせうちの優希にそそのかされたんじゃろ」
純「なっ!べ、別にあいつに頼まれたとかじゃねぇよ!」
染谷「単純じゃな。そしてそっちの。名前は忘れたが和の後輩じゃろ。まったく、何でこんなことを」
夢乃「スーパーまほっちです。和先輩とは無関係です」
染谷「やれやれじゃ。面倒ごとは嫌いなんじゃがのう・・・。ま、わしにも待ってくれとる後輩がおるんでな、手早く片付けさせてもらうけぇのう」
純「ほざけ!」
夢乃「こっちは二人いる上に武器まで持ってるんですから負けるわけがありません」
純「おうよ。そして喰らえ!多節牌!」グオッ
染谷「あれは!?」
多節牌
新潟北部北蒲原郡には秘密の犯罪結社が存在した
その名を「蒲鉾党」といい恐るべき数の暴力で犯罪を行っていた
その中でも有名な一派が「鶴賀餓苦宴」である
その見境の無い所業に北蒲原郡の住民は恐怖した
事態を重く見た時の県知事は風越侍の「池田華菜」に討伐を依頼する
激しい死闘の末、「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」を倒し、北蒲原郡はとりあえず平安を取り戻した
この際「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」の一員「加治木ゆみ」を麻雀牌に糸を通し連結させた武器『多節牌』を使ったという伝説が・・・
民衆の噂話にはあったがどのように多節牌を使ったかは定かではない
ちなみに現在使われている多節棍の由来は、この「多節牌」から来ていることは言うまでもない
(民明書房刊 「多節牌の使いかた」より)
純「おうよ。そして喰らえ!多節牌!」グオッ
染谷「あれは!?」
多節牌
新潟北部北蒲原郡には秘密の犯罪結社が存在した
その名を「蒲鉾党」といい恐るべき数の暴力で犯罪を行っていた
その中でも有名な一派が「鶴賀餓苦宴」である
その見境の無い所業に北蒲原郡の住民は恐怖した
事態を重く見た時の県知事は風越侍の「池田華菜」に討伐を依頼する
激しい死闘の末、「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」を倒し、北蒲原郡はとりあえず平安を取り戻した
この際「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」の一員「加治木ゆみ」を麻雀牌に糸を通し連結させた武器『多節牌』を使ったという伝説が・・・
民衆の噂話にはあったがどのように多節牌を使ったかは定かではない
ちなみに現在使われている多節棍の由来は、この「多節牌」から来ていることは言うまでもない
(民明書房刊 「多節牌の使いかた」より)
抜け字
この際「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」の一員「加治木ゆみ」を麻雀牌に糸を通し連結させた武器『多節牌』を使ったという伝説が・・・
↓
この際「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」の一員「加治木ゆみ」を討伐したとき麻雀牌に糸を通し連結させた武器『多節牌』を使ったという伝説が・・・
この際「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」の一員「加治木ゆみ」を麻雀牌に糸を通し連結させた武器『多節牌』を使ったという伝説が・・・
↓
この際「池田華菜」は「鶴賀餓苦宴」の一員「加治木ゆみ」を討伐したとき麻雀牌に糸を通し連結させた武器『多節牌』を使ったという伝説が・・・
ガシャーン
純「やったか!?」
夢乃「いえ・・・、これは・・・」
染谷「ふん、路地裏とはいえ街の中でそんな暗器を使いよるとはのう」
純「なっ・・・!?腕一本で受け止めただと!これは牌に金属を仕込んだ特注製だぞ!?」
夢乃「よく見るです!あの腕の形は・・・!」
純「まるで手羽先・・・」
染谷「ああ、そうじゃ。小さい頃からこれがわしの得意技でのう。ついた異名が・・・」
夢乃「清澄手羽先(フェニックス)・・・」
純「やったか!?」
夢乃「いえ・・・、これは・・・」
染谷「ふん、路地裏とはいえ街の中でそんな暗器を使いよるとはのう」
純「なっ・・・!?腕一本で受け止めただと!これは牌に金属を仕込んだ特注製だぞ!?」
夢乃「よく見るです!あの腕の形は・・・!」
純「まるで手羽先・・・」
染谷「ああ、そうじゃ。小さい頃からこれがわしの得意技でのう。ついた異名が・・・」
夢乃「清澄手羽先(フェニックス)・・・」
染谷「しかと見ることじゃ」グイッ
純「ま、まずい!」バッ
染谷「遅い!」
染谷「そいや!」ムキッ
夢乃「うわ~、手羽先みたいです~」
キュイッ
純「ぐえぇー」バタッ
染谷「まず一人、と。わしは相手が中学生でも容赦はせん。降参するなら今のうちじゃぞ?」
純「ま、まずい!」バッ
染谷「遅い!」
染谷「そいや!」ムキッ
夢乃「うわ~、手羽先みたいです~」
キュイッ
純「ぐえぇー」バタッ
染谷「まず一人、と。わしは相手が中学生でも容赦はせん。降参するなら今のうちじゃぞ?」
夢乃「ふふ、降参しろとは随分と自信があるみたいですね。でも、このスーパーまほっちにその技を見せたのが運の尽きです!」
染谷「・・・どういうことじゃ」
夢乃「そうですね、何も知らないで倒されるのは可哀想なので教えてあげましょう」
染谷「いや、結構じゃ」
夢乃「このスーパーまほっちの能力(チカラ)は、相手の能力を完璧にコピーすることができるです」
染谷(和、こんな面倒臭いんを後輩にしとったんか。大変じゃな・・・)
夢乃「今見せた貴女の技、確かに覚えさせていただきましたです。そして、喰らうがいいです」グイッ
染谷「腕まくりをした・・・。来るか?」スッ
夢乃「そいや!です!」ムキッ
染谷「・・・どういうことじゃ」
夢乃「そうですね、何も知らないで倒されるのは可哀想なので教えてあげましょう」
染谷「いや、結構じゃ」
夢乃「このスーパーまほっちの能力(チカラ)は、相手の能力を完璧にコピーすることができるです」
染谷(和、こんな面倒臭いんを後輩にしとったんか。大変じゃな・・・)
夢乃「今見せた貴女の技、確かに覚えさせていただきましたです。そして、喰らうがいいです」グイッ
染谷「腕まくりをした・・・。来るか?」スッ
夢乃「そいや!です!」ムキッ
ただ腕に力を込め、曲げる
ただそれだけのこと
しかし、それは驚異的な破壊力でまこを襲った
染谷「ぐぁぁぁぁっ!!!!」ズササーッ
夢乃「すごいです!これが染谷まこの手羽先・・・。10メートル以上吹き飛ばしましたです」
染谷「くっ・・・。じゃが、まだまだじゃのう」
夢乃「どういうことですか・・・?」
染谷「お前さんのその技は未完成じゃということじゃ」
夢乃「そんなバカな・・・です・・・!」
ただそれだけのこと
しかし、それは驚異的な破壊力でまこを襲った
染谷「ぐぁぁぁぁっ!!!!」ズササーッ
夢乃「すごいです!これが染谷まこの手羽先・・・。10メートル以上吹き飛ばしましたです」
染谷「くっ・・・。じゃが、まだまだじゃのう」
夢乃「どういうことですか・・・?」
染谷「お前さんのその技は未完成じゃということじゃ」
夢乃「そんなバカな・・・です・・・!」
染谷「形だけ真似たところで真の威力は発揮できん」
夢乃「何が足りないっていうですか・・・」
染谷「それは腕に乗せる誇り、想い・・・。そして何より」
染谷「凄みが足りないんじゃ!」ググイッ
夢乃「手羽先が来るです!でも、だったらこっちも手羽先で防御すればいいというだけのこと!」グイッ
染谷・夢乃「「そいや!」です!」
夢乃「何が足りないっていうですか・・・」
染谷「それは腕に乗せる誇り、想い・・・。そして何より」
染谷「凄みが足りないんじゃ!」ググイッ
夢乃「手羽先が来るです!でも、だったらこっちも手羽先で防御すればいいというだけのこと!」グイッ
染谷・夢乃「「そいや!」です!」
夢乃マホは恐怖した
マホが片腕で手羽先を繰り出したのに対して染谷まこは両腕で手羽先を繰り出したからだ
そしてそれは単純に威力が二倍になるというものではないということも、マホは同じ手羽先の使い手として直感的に理解していたのだ
左腕を関節ごと右回転!右腕も関節ごと左回転!
手羽先同士相殺できると考えていたマホも、まこの両腕が一瞬巨大に見えるほどの回転圧力にはビビった!
そのふたつの腕の間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙!
夢乃「うわっ、うわぁぁああああああっ!!」ドォーン!!
マホは吹き飛ばされ気絶
そしてマホの衣類はまこの手羽先が生み出した真空の衝撃波の奔流によって切り裂かれ、もはや体を包んでいるのは下着のみとなっていた
染谷「やれやれじゃったのう。さて、マホとまこ・・・。名前が似とるだけにこのままここに寝かしていくのも気が引ける・・・」
染谷「まあ、上着だけでもかけてやって、あとは井上をたたき起こしてスーパーまほっちとやらの介抱をさせて、わしは失敬させてもらうとするか」ドヒューン!
マホが片腕で手羽先を繰り出したのに対して染谷まこは両腕で手羽先を繰り出したからだ
そしてそれは単純に威力が二倍になるというものではないということも、マホは同じ手羽先の使い手として直感的に理解していたのだ
左腕を関節ごと右回転!右腕も関節ごと左回転!
手羽先同士相殺できると考えていたマホも、まこの両腕が一瞬巨大に見えるほどの回転圧力にはビビった!
そのふたつの腕の間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙!
夢乃「うわっ、うわぁぁああああああっ!!」ドォーン!!
マホは吹き飛ばされ気絶
そしてマホの衣類はまこの手羽先が生み出した真空の衝撃波の奔流によって切り裂かれ、もはや体を包んでいるのは下着のみとなっていた
染谷「やれやれじゃったのう。さて、マホとまこ・・・。名前が似とるだけにこのままここに寝かしていくのも気が引ける・・・」
染谷「まあ、上着だけでもかけてやって、あとは井上をたたき起こしてスーパーまほっちとやらの介抱をさせて、わしは失敬させてもらうとするか」ドヒューン!
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