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    元スレC.C.「ふふっ。ようやくお目覚めか。坊や。」

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    1 :

    ― 廃協会の一室 ―

    ルルーシュ「うっ……。」

    ルルーシュ「かはっ……。はぁ、はぁ……。」

    C.C.「ふふっ。ようやくお目覚めか。坊や。」

    ルルーシュ「ぐっ……。俺は、生きている、のか……?」

    C.C.「まだ無理はするな。1年も眠っていたのだからな。」

    ルルーシュ「1年!?」

    C.C.「そう。お前は約1年間の眠りを経て、たった今生き返ったのだよ。」


    ※最近ギアスSSが多めなので便乗して。
    ※割と真面目?な感じかもしれません。
    ※C.C.分多めで。
    ※宜しければ見てってください。

    2 = 1 :

    ルルーシュ「生き返っただと!?俺はスザクに……ゼロに討たれたはずだ!」

    C.C.「剣は確かにお前の体を貫いていた。それは保証しよう。」

    ルルーシュ「ゼロレクイエムは……ゼロレクイエムは成功したのか!?」

    C.C.「ああ。見事なものだよ。今やゼロは悪逆皇帝ルルーシュを討った英雄。
    ナナリーはブリタニア代表として各国との平和協定に奔走している。」

    ルルーシュ「そうか……。ところでなぜ俺は生きている?
    ……俺は……、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは死んだはずだろう?」

    C.C.「確かに死んだ。だが、お前は一度死に、そして生き返った。
    いや、生まれ変わったと言ったほうがいいか。コード継承者としてな。」

    ルルーシュ「なにっ!?なぜそんな事が起こる!?」

    C.C.「何を驚くことがある。お前はコード所有者であるシャルルを倒した。
    お前のギアスがあそこまで高まっていれば継承もするだろうよ。」

    ルルーシュ「ならばその時点で俺のギアスが消えなかったのは何故だ!?」

    3 :

    いいね

    4 :

    続けて

    5 = 1 :

    C.C.「コード継承は継承者の死を持ってはじめて成立する。
    シャルルもお前のギアスで一度自ら命を絶ったと聞いたが?」

    ルルーシュ「まさか!俺が殺した事でシャルルはコードを継承したのか!?
    そして俺は……ゼロに殺される事でシャルルのコードを受け継いだのか!?」

    C.C.「だからそう言っている。」

    ルルーシュ「だが、シャルルはすぐに息を吹き返したぞ?それはどう説明する。」

    C.C.「私だって全ての仕組みを知っている訳じゃないからな。
    シャルルの方がギアスの能力が高かったんだろう。
    コード継承にはギアスが深く関係しているからな。そういう事もあり得る。」

    ルルーシュ「確かにシャルルの方がギアスに造詣は深かっただろうが……。」

    C.C.「まだ納得行かないのか?」

    ルルーシュ「納得するしないではない!俺はそもそもコードなど望んではいない!」

    C.C.「望む望まないは関係ない。お前は手続きを完了してしまったのだからな。
    己のギアス能力を高め、コード所有者を殺し、自らも死ぬというコード継承の手続きをな。」

    6 = 1 :

    ルルーシュ「お前は知っていて……俺に茶番を演じさせたのか!?」

    C.C.「正直、シャルルの消滅でお前がコードを継承したという確信はなかった。
    だが、見込みはあった。私はその可能性に賭けたのだ。」

    ルルーシュ「魔女め!」

    C.C.「ふふ。何を今更。」

    ルルーシュ「そんな……。俺はあそこで死ぬべきだったのに!」

    C.C.「いいじゃないか。
    ゼロレクイエムは完成し、世界は平和への道を歩き始めたんだ。何の問題がある?」

    ルルーシュ「だが!俺はこうして生きている!悪逆皇帝と言われたこの俺が!!」

    C.C.「世間ではお前は死んだと認識されている。それでは不満か?」

    ルルーシュ「生きていること……今の俺はそれだけで罪なのだ!
    償えるとは思わんが、俺が死ぬことが、多くの人の心を救ったはずだ……。」

    7 :

    エロ多めでお願いします先生

    8 = 1 :

    C.C.「変なところだけ真面目だな、お前は。」

    ルルーシュ「俺はいつだって真面目だ。」

    C.C.(痛いほど理解しているさ)
    「そうだったな。お前はいつも頑固で融通が利かなくて、、、
    バカでケチな童貞だが、どんなバカな事でも大真面目にやり遂げる奴だったな。」

    ルルーシュ「バカにしてるだろう?」

    C.C.「元気付けようと思ってな。」

    ルルーシュ「そんな言葉で元気になるのはドMだけだ!」

    C.C.「お前はドMじゃなかったのか?現に随分と口が回るようになったじゃないか。」

    ルルーシュ「クッ。」

    9 = 3 :

    エロはいらない

    10 :

    これは楽しみ

    11 = 1 :

    C.C.「ふふ。ともあれお前は簡単に死ぬことも叶わない体になったのだ。私と同じ……。」

    ルルーシュ「……俺はこれからどうすればいい?
    俺が生きることの許されないこの世界で……」

    C.C.「別に何もしなくていいんじゃないか。
    後はナナリーやスザク、扇が何とかするだろう。お前は私と一緒に―――」

    ルルーシュ「扇?黒の騎士団を率いているのはゼロじゃないのか?」

    C.C.「扇は日本の首相になったのだよ。」

    ルルーシュ「扇が首相だと!?」

    C.C.「そうだが、なにか疑問でも?……確かに頼りない奴ではあったが。」

    ルルーシュ「いや、いいんだ。少し驚いただけだ。
    ……しかし1年か……。俺にはゼロレクイエムがまだ昨日のことのように感じるが……。」


    >>7 ごめん。エロはないんだ。

    12 :

    ルルーシュが予想外のコード所持か
    ちょっと新しい展開だから支援するぜ

    13 = 1 :

    C.C.「当たり前だ。寝ていたようなものだからな。」
    (私にとってこの1年は……とてつもなく長かった……)

    C.C.「もう永遠に起きないかと思ったぞ。」

    ルルーシュ「起きなくても良かったんだがな。」

    C.C.「そんな事を言うな!
    私がどれだけ……待っていたか―――ブツブツ」

    ルルーシュ「ん?何をブツブツと。」

    C.C.「いや、何でもない!気にするな!そ、そうだ!
    ちょうど1週間後に世界開放1周年記念式典が行われるぞ。」

    ルルーシュ「何だそれは。」

    C.C.「お前が死んだ日を祝う式典だよ。」

    14 = 1 :

    ルルーシュ「フンッ。民衆はさぞかし浮かれているのだろうな。」

    C.C.「そう不貞腐れるなよ。覚悟の上での行動だろう?」

    ルルーシュ「死後の評価など目にすることはないと思っていたからな。
    想像するのと自ら直面するのでは大違いだ。」

    C.C.「評価など気にするな。私は知っているからな。お前の真意を。」

    ルルーシュ「当たり前だ。お前は共犯者だったのだからな。」

    C.C.「ふふ。そうだ。私はお前の……。」

    ルルーシュ「……ふぅ。まだ本調子ではないようだ。少し眠るとするよ。」

    C.C.「もう寝てしまうのか……。まだ私はお前と話を……ゴニョゴニョ」

    15 = 4 :

    扇死ね

    16 = 1 :

    ルルーシュ「さっきから言いたい事があるならはっきりと言え。お前らしくないぞ。」

    C.C.(こ、この鈍感野郎)「そんなだからお前は童貞なのだ。」

    ルルーシュ「ふん。そんなモノ、捨てようと思えばいつでも捨てられる。」

    C.C.「ほう。……では今からでも……?」

    ルルーシュ「ばっおまっなっなにを言っている!?そんな……!」

    C.C.「いつでも捨てられるのではなかったのか?ふふっ。私はお前なら―――」

    ルルーシュ「だ、誰がお前などと―――お、俺は―――」

    C.C.「なんだ。私では不満なのか?」

    ルルーシュ「そんな事は……イヤ!そういう事ではないっ!
    と、とにかくっ!俺はもう寝るからな!」

    C.C.(このヘタレめ……)
    「まぁ、ゆっくり休むといい。時間は……気にする必要がないからな……。」

    17 = 1 :

    ― 1週間後 ―

    C.C.「1週間も部屋に篭もって何をしていたんだ?」

    ルルーシュ「いろいろとな。」

    C.C.「体調はもういいのか?」

    ルルーシュ「すっかり……とは行かないが、体は楽になったよ。ありがとう。」

    C.C.「れ、礼を言われることなどしてはいないっ!」

    ルルーシュ「なんだ?照れているのか?社交辞令だ。気にするな。」

    C.C.「そ、そんな事よりだ!記念式典、今日だぞ!見に行かないのか?」

    ルルーシュ「自分の死を祝う式典など、誰が行きたいものか!」

    18 = 1 :



    C.C. 「それは残念。屋台もいっぱい出ているだろうに。
    それに―――主賓はナナリーなんだがな。」

    ルルーシュ「なに!?ナナリーが来るのか!?」

    C.C.「当然だろう?ブリタニアの代表だぞ。主催は扇だが。」

    ルルーシュ「そうか……。ナナリーが来るのか……。ならば……。」

    C.C.「なんだ。行くのか?ナナリーに会いたいのか?」

    ルルーシュ「会いたいに決まっている!だが……。
    ナナリーに会うなど……出来るはずがないだろう!」

    C.C.「そりゃそうだな。ナナリーはお前が死んだと思っているだろうからな。
    ナナリーだけでなく、扇も、その他すべての人々がな。」

    19 = 1 :



    ルルーシュ「そ、そうだ。会いになど、行けるはずがない……。」

    C.C. 「遠目から見るくらいなら出来るんじゃないか?パレードも行うみたいだぞ?」

    ルルーシュ「パレードか……、なら……、いや、ダメだ……ブツブツ」

    C.C.「煮え切らないな。お前はそんなにウジウジした奴だったか?
    私が知っているお前はもっと凛々しく賢明で、それに……、
    どんなにツライ事でも必要であればやってのける男だったハズだ。
    まぁもっとも、イレギュラーにはとことん弱かったがな。」

    ルルーシュ「事はそんなに簡単ではない!
    万が一にでも皇帝ルルーシュが生存していたなどという事が露見してはならないのだ!
    それにもう、こちらには黒の騎士団もスザクも居ないんだ。迂闊なことは出来ない。」

    C.C.「ならばお前はずっとそこで引き籠っていればいい。
    私は行くぞ!屋台が待っているからな!」

    20 = 1 :



    ― パレード予定街道 ―

    C.C.「結局来るのか。それにしてもなんだ、その格好は。」

    ルルーシュ「うるさい。万が一にも見つからないための変装だ。」

    C.C.「それにしたってだな。もう少しマシな格好は出来なかったのか?
    何故タバタッチの着ぐるみなんだ?」

    ルルーシュ「この着ぐるみならば、背も体型も、性別も人種も、外からは分かるまい。
    声も変声機で変更済みだ。これで万が一にも俺の正体は分からないだろう。」

    C.C.「そんなモノを着ていたら屋台のたこ焼きも食べられないぞ?」

    ルルーシュ「いらんっ!俺の目的はただひとつ!
    ナナリーを生で!ひと目だけでも見ることだ!!」

    C.C.「さすがシスコン。」

    ルルーシュ「フン。なんとでも言え。」

    21 = 1 :



    C.C.「しかし……。すごい人だな。
    あの状態からよくもまぁ1年やそこいらでここまで増えたものだ。
    どこから湧いてでたんだ?」

    ルルーシュ「復旧の中心地だからな。日本全土から集まっているだろうさ。
    それに海外の関心も高い。全世界から押し寄せればこれくらいの混雑はするだろう。」

    C.C.「よく知ってるじゃないか。私などよりよっぽど世情に詳しそうだ。」

    ルルーシュ「お前が世の中に無関心すぎるだけだ。
    1週間も篭って調べていればだいたいのことは分かる。」

    C.C.「ただウジウジ悩んでいるだけだと思っていたぞ。」

    ルルーシュ「言ってろ。」

    22 :

    続けて下さい

    23 = 1 :



    ― パレード開催直前 ―

    観衆「悪逆皇帝ルルーシュ討伐バンザーイ!新生日本建国バンザーイ!」
    「ゼロー!ナナリーさまー!黒の騎士団最高ーーー!」
    「ゼロさまー!ルルーシュを殺してくれてありがとーーー!」

    の子「こうていルルーシュってそんなに非道いことしたの?」
    母親「非道い男だったよ。殺されて当然さね。」
    の子「ふーん。じゃぁ、今日は嬉しい記念日なんだね。」


    ルルーシュ「言いたい放題だな。」

    C.C.「どうした坊や。帰りたくなったのか?」

    ルルーシュ「覚悟はしていたさ。」

    24 = 1 :



    C.C.「気にするな。歴史の上面しか知らない連中だ。」

    ルルーシュ「だが、歴史の大半が、その上面でしか語られないのが、、、現実だ。」

    C.C. 「声が震えているぞ。泣くなよ?」

    ルルーシュ「泣くかっ!」

    C.C.「すぐに歴史の一コマに成り果てるさ。それまでの辛抱だ。」

    ルルーシュ「何十年後の話だ。」

    C.C.「我々にとってはそんなに長い時間ではないさ。(そう、我々二人ならな……)」

    ルルーシュ「魔女の時間感覚など!まだ俺には分からん!」

    C.C.「ふふ。」

    ???「タバタッチ!懐かしいな~。」

    25 = 1 :



    ルルーシュ(なんだ?)

    カレン「あ、ごめんなさい。ちょっと懐かしくてつい。」

    ルルーシュ(カレン!?何故こんなところに!)「あ、ああ、気にするな。」

    C.C.「どうした?」

    カレン「あれ?あなた、何処かで……?」

    C.C.(うぁ!こいつは!)「いや、気のせいだろう。」

    カレン「そうかなー。声も聞き覚えあるし、姿だって……。」

    C.C.(深いキャスケットを被っていたのが幸いしたな)
    「そんな事よりタバタッチに思い出なんか持っているお前は何なんだ。」

    カレン「昔学園祭で着たことがあるのよ。タバタッチ着ぐるみ。」

    26 = 1 :



    ルルーシュ(あの頃は……)「こんな着ぐるみなど着てご苦労なことだな。」

    カレン「あの時は大変だったけど……楽しかったな。」

    ルルーシュ「そ、そうか。思い出は楽しい方がいい。」

    カレン「でも、もう……。」

    ルルーシュ「何があったか知らんが……せっかくのパレードだ。今を楽しむといい。」

    C.C.(楽しめだなどと……よく言う)

    カレン「そうだよね。ありがと。パレード、一緒に見てもいいかな?」

    C.C.(断れよ、ルルーシュ)

    ルルーシュ「まぁ、いいだろう。」

    C.C.「おい!」

    ルルーシュ(帽子は目深に被っておけよ)

    C.C. (どういうつもりだ!)

    27 = 1 :



    カレン「あなた、変声機で声まで変えて……もしかして……。」

    ルルーシュ(ま、まさか!?)

    カレン「すっごいタバタッチマニアなのね!」

    ルルーシュ「な、何事もやるなら本気でやらねば面白くないからな。」

    カレン「あ、わたし、カレン。紅月カレン。よろしくね。」

    ルルーシュ「俺はタバタッチだ。それ以外の何者でもない。
    こっちは俺の下僕だ。無視してもらって結構。」

    C.C.(後で覚えていろよ?)

    28 = 1 :



    カレン「あくまでもキャラで押し通すつもりね!まぁいいわ。私もその方が気楽だから。」

    ルルーシュ「そう言ってもらえるとありがたい。」

    カレン「それにしてもあなた、、、その話し方、ルル……私の知ってる人に……。」

    ルルーシュ「タバタッチだからな。」

    カレン「タバタッチって、そんなキャラだっけ?」

    ルルーシュ「もちろんだ。マニアだからな!」

    29 = 1 :



    ― テレビ局中継車 ―

    レイ「私は今、パレードを予定している街道に居ます。これからこの街道を、扇首相、
    ナナリーブリタニア代表、そしてゼロ率いる黒の騎士団の一隊が通過します。
    今日は私ミレイ・アシュフォードがその模様をしっかりとお伝えいたします!
    この映像は、街道沿いに設置の大型スクリーンにも映されますので、是非ご覧ください!」

    レイ「街道沿いにはすでに大勢の観客が詰めかけています!悪逆皇帝ルルーシュ打倒が
    いかに民衆の悲願であったかが分かります。さてココで、観客の声を聞いてみましょう。」

    レイ「すみませーん!あなたは皇帝ルルーシュについてどう思っていますか?」

    「そんなの決まってる!あんな悪逆非道な奴は歴史上に奴以外居ないね!
    倒してくれたゼロには感謝してるよ!」
    「1年前、私は学生でした。幸い私の家族は無事でしたけれど、中には親を、兄弟を、
    小さな妹や弟たちをルルーシュによって殺された友達が居ます。
    私はルルーシュを許すことは出来ません。何度でも殺してやりたい!」

    レイ「あ、ありがとうございました!」(当然とは言え憎まれたものね、ルルーシュ……)

    30 = 3 :

    懐かしいな…

    31 = 1 :



    ― ルルーシュ一行 ―

    C.C.「フンッ。先ほどといい、すごい嫌われようだな。」

    ルルーシュ「当然だ……。そのように仕向けたのだからな……。」

    C.C.「無理はするな。」

    ルルーシュ「無理などしてはいない!」

    カレン「どうしたの?二人とも。」

    ルルーシュ「いや、皇帝ルルーシュの悪評についてちょっとな。
    そうだ。紅月カレンと言ったな。お前はルルーシュのことをどう思う?」

    カレン「カレンでいいよ。……ルルーシュのこと……そうね……。」

    レイ「おっと!そこに居るのはカレン!?
    黒の騎士団の元エースパイロット・紅月カレンがタバタッチと談笑しているようです!
    って、タバタッチ!?また懐かしいキャラだわね!」

    32 :

    いいぞ

    33 = 1 :



    ルルーシュ(まずいっ)

    カレン「会長!」(いつの間にこんな近くに)

    レイ「今はレポーターよ。突然だけどカレン!皇帝ルルーシュの事、
    黒の騎士団に居たあなたはどう思っているの?みんな興味があると思うの。
    答えにくいかもしれないけど……良かったら答えて!お願い!」

    C.C.(生徒会長殿の意識はカレンに向いてるみたいだ。良かったな。ルルーシュ)

    ルルーシュ(あ、あぁ……)

    C.C.(私は今のうちに……)

    34 :

    興奮してきた

    35 = 1 :



    カレン「え、えーっと……。」
    (ここに居る人たちはみんなルルーシュの事を非道い暴政を行った人物として
    認識していて、ルルーシュもそう思われるためにあんなコトしたんだよね……)

    レイ「ダメかな?」

    カレン「い、いえ。大丈夫です。」

    レイ「じゃ、お願い!」

    カレン「私の思いは、皆さんと同じです。どんな理由があったか知らないけど、
    大勢の人を殺し、圧政を敷き、私達を苦しめた事実は変えられません。
    ……皇帝ルルーシュは討たれるべくして討たれたんだと思います。
    私は……生涯、彼のことを許すことはないでしょう。」

    レイ(なかなか辛辣ね……。ルルーシュのこと、好きだったと思ったのだけれど。)
    「ありがとうございました!
    元黒の騎士団エースパイロット・紅月カレンさんにお話をお伺いしました!」

    レイ「あーっと!パレードが始まった模様です!
    まだ遠方ですが、あちらから扇首相らを乗せた専用車が移動しています。
    見えますでしょうか!」(カレン、またね)

    36 :

    オナニーが捗る

    37 = 1 :



    C.C.「行ってしまったな。相変わらず賑やかな奴だ。」

    ルルーシュ「カレンはよく俺の事を理解してくれているようだな。」

    C.C.「ふん。案外本音じゃないのか?」

    ルルーシュ「それでもいいさ。いや、その方がいいかもな。」

    C.C.「格好をつけるな。理解されたくて仕方がないクセに。」

    カレン「ごめんねー。あのレポーター、高校のOGで前生徒会長なの。
    あの会長、妙なカリスマがあるって言うか。昔っから逆らえないのよね。
    あれ?あなたいつの間にお面なんて。」

    C.C.「お前がインタビューに答えてる間にそこの屋台でな。」

    カレン「それ、チーズくん?」

    C.C.「ほう。よく知っているな。」

    カレン「昔一瞬だけ流行ったよねー。まだあったんだ。」

    C.C.(貴様……。チーズくんに対してなんて言い草だ!……まぁいい)
    「さて、我々も移動するとしよう。」

    38 = 1 :



    ― 移動中 ~小道にて~ ―

    C.C.「で、だ。さっきのインタビューはお前の本音なのか?」

    ルルーシュ(おまっ!?)

    C.C.(ふふ。まぁ私に任せておけ)

    カレン「と、当然でしょ!あんな酷い事をした皇帝だよ!
    私だってどれだけ苦しめられたか分からない!殺されて当然!
    あんは皇帝……ひ、必要なかったのよ!」(ごめんルルーシュ!)

    C.C.「民衆の声そのままってわけか。ご苦労だな。」

    カレン「え!?本音よ!ほ・ん・ね!どれだけ憎んでも足りないくらいよ!」

    ルルーシュ「……。」

    C.C.(なんだ?やはりショックなのか?)

    39 :

    しーつーってえろいよな

    40 = 3 :

    幸せになってくれルルーシュ

    41 = 1 :



    ルルーシュ「……。」

    C.C.(ふふ。打たれ弱い奴め)
    「しかし、ルルーシュとかいう皇帝も何故あんな無駄な暴政など行ったのだろうな。
    世界の大半はすでに帝国が握っていたというのに。」

    カレン「そ、そんなのあいつがやりたい放題しただけじゃないの!?」

    C.C.「そうか。あの皇帝は欲にまみれた俗物だったというわけだな。」

    カレン「そ、そんな事……。」

    C.C.「今お前がそう言ったのだろう?」

    カレン「そうだけど……。でもね……。」

    C.C.「なんだ?言いたいことがあるならはっきり言ってみろ?」

    カレン「ううん。止めておくわ。」


    >>39 C.C.の尻は至高。異論は認めない。

    42 = 39 :

    C.C.が最初でてきたときに
    朱雀がなんか脱がしてたのは気のせいか?

    43 = 1 :



    C.C.「どうせ行きずりの関係だ。吐き出すには良い相手たと思うが。」

    カレン「で、でも……。」

    C.C.「無理強いはすまいよ。会ったばかりの私では信用出来ないだろうしな。」

    カレン「そんな事ないけど……。」

    C.C.「ふふ。いいさ。気にするな。」

    カレン(あぁ……。話しちゃいけないのに……)
    「あの、、、ホ、ホント言うとね、皇帝は、、、はわざと暴政を行ったと思うの。」

    C.C.(かかった!)「ほぅ。何のために?」

    44 :

    ゆかなとシーツー両方エロい
    キャスティングした音響は神

    45 = 1 :



    カレン「皇帝が死んでから、世界は変わったと思わない?
    それこそ天地がひっくり返ったように……。」

    C.C.「何が言いたい?」

    カレン「ほら、皇帝が侵略するまで小競り合いを続けていた国々も、
    歴史的に仲の悪かった国々も、侵略されて1つになって……。」

    カレン「皇帝が死んで開放された後、またバラバラになると思ったら、
    そのままくっついていたり、離れても以前のように仲違いしなかったり……。」

    カレン「何だかわだかまりが無くなって毒気が抜けたみたいな、
    皇帝一人が憎しみとか悪意とか、全部持ってっちゃったみたいに……。」

    カレン「そんな感じ、しない……?」

    C.C.「プッ。ククククッ……アハハハッ!」

    カレン「何がおかしいのよ!」


    >>42 拘束具じゃなかったかね?

    46 = 39 :

    なんだ拘束具か
    あのズボンについてるチャックを上げてたのかとおもた

    47 = 1 :



    C.C.「ふふふ。ははは。イヤ、すまない。つまりお前は皇帝ルルーシュが、
    世界中の憎悪を己に集め、死ぬことでその憎悪を消した、とでも言うつもりか?」

    カレン「そう、かもしれないなって。私は思うの。」

    C.C.「ふん。バカバカしい。
    己の命を賭してまで、世界を変えようなどと思う愚か者が居るわけがない。」

    カレン「そう、かな……。」

    C.C.「そうさ。当たり前の事だ。その皇帝だって、やりたい放題やって、
    結果的に憎悪を一身に集める事になったに過ぎないだろうよ。」

    カレン「そう、かもしれない。でも……。」

    48 = 34 :

    C.Cのケツはやべぇ

    50 = 1 :

    C.C.「聞けば無類の女たらしで泣かせた女は数知れず。
    更にはロリコン・シスコン・ホモ疑惑まで。
    そのくせキザで厨二でヘタレなのに目立ちたがりという噂も。」

    ルルーシュ(貴様……)

    C.C.「何処を取っても碌でなしじゃないか。」(そろそろか?)

    カレン「ルルーシュは……!ルルーシュはそんな人じゃない!
    ルルーシュは世界のために身を捧げたのよ!優しい世界を創るために!」

    C.C.「お前は皇帝ルルーシュの事をよく知ってるようだな。」

    カレン「当たり前よ!私は!ルルーシュの事、ずっと近くで見てきて!」

    カレン「ルルーシュがどんな思いで!
    悪逆皇帝なんて呼ばれてまで世界を壊したのか!」

    カレン「今なら全部分かるもの!」

    カレン「うう……ルルーシュ……。」


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