元スレ三尋木「ん~仕事も終わったしプール行かね?知らんけど」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 1 :
―スライダー内―
京太郎「ぶ、部長?」
久「だから、須賀君がしたいようにしていいわ」
久「状況としてはほとんど変わらないから言わなかったけど…」
久「一応須賀君その位置から頑張って動けば私の顔の位置までは頭持って来れるわよね?」
久「(完全に押し倒された状態になるけど…でもこういうときは…こんなもの…よね?)」
京太郎「い、いいんですか?部長?」
久「(どうせなら初めては好きな人と…いやそれはたぶん叶ってる?のかしら?じゃあ両想いでしたかったけど…)」
久「何度も言わせないでくれる?」
久「それとも…須賀君はいちいちいやらしい誘い方しないと動けないの?」
久「…須賀君の溜めこんできたモノ…全部私にぶつけて…?」
京太郎「…っ!」ムラッ
京太郎「ぶ、部長!」ドサッ
久「(…これでいいわよね…)」
53 = 1 :
久「(あ…須賀君の顔が眼の前に…完全に押し倒された形になったわね…)」
京太郎「部長!」ギュッ
久「あ…(須賀君に抱きしめられちゃった…)」
久「(さっきは首に抱きついただけだったけど…こんどは全身で…)」
久「(須賀君の鼓動が伝わってくる…でも私の緊張も伝わってるのよね)」ドキドキ
久「(不本意だったけど…正直すごく嬉しいわ…)」
京太郎「(す、すげー…部長の体マジで柔らけ~…)」
京太郎「(あんなにスタイルいいのに…抱きしめてみると華奢で…)
京太郎「(正直興奮がおさまらないぞ…)」ハアハア
京太郎「(そして目の前には部長の顔が…)」
京太郎「(き、キスしてもいいんだろうか…)」ドキドキ
京太郎「あ…あの…部長…?」
久「な、何かしら須賀君」ドキドキ
55 = 45 :
あっ!こんなところにいたし!早く池田ァ!を数える作業に戻るし!!
56 :
池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!池田ァ!
57 = 1 :
京太郎「さっきは鼻と鼻でしたけど…今度は…その…」
京太郎「部長の…その…口に…」
久「(あ…とうとう須賀君にキスされるのね…私の…ファーストキスか…)」
久「(あまりこだわりはないつもりだったけど…やっぱり緊張するわね…)」ドキドキ
久「(というか…どうせこんな状態なんだし…もっと甘えてもいいわよね…?))」
久「(さっきできなかったんだし…)」ドキドキ
久「…」ギュッ
京太郎「(え…?部長から抱きついてきた…?!)」
久「ねえ…須賀君…?さっきみたいにしてくれない…?」
京太郎「え…?」
久「だから…さっきみたいにしてほしいの…その…鼻と鼻でしたときみたいに…」
久「せっかくキスするんだから、さっきみたいに私に甘い言葉言って…?」
59 = 1 :
京太郎「(うわ…この人誰だってくらい可愛いぞ…)」
久「分かってるの…さっきだって三尋木プロにばれないようにするために、わざわざ本心にもないこと言ってくれたのよね?」
京太郎「(え…?)」
久「それでもいいわ…一応、私もこういうことするの初めてだから…その…ムードがほしいなって…」
京太郎「…」
京太郎「なんか部長勘違いしてませんか?」
久「へ…?」
京太郎「確かに…三尋木プロにばれないようにあの場でああ言ったことを口にしましたけど…」
京太郎「あの場で言ったことで一つも本心じゃなかったことはないですよ?」
京太郎「部長の髪本当に綺麗だし…」
京太郎「とってもいいにおいがしますし…」
京太郎「それに肌も…今くっついてますからさらに実感してますけど肌もすべすべで…」
京太郎「さっきだって危うくキスしそうになりましたからね」
京太郎「って部長?」
60 = 47 :
しかしスライダーの中で濡れ場ってかなり特殊なシチュだな
スライダーでポロリはよくあるけど
63 = 1 :
久「……」
京太郎「部長?どうしたんですか?」
久「あ、あのね…須賀君…」
久「ちょっと、向こうむいててくれない…?」
京太郎「?いいですけど…(ずっと正対しててちょっと疲れたのかな?)」
久「(須賀君が…私のことそんな風に見てくれてたなんて…)」カーッ
久「(…だめ…私今すっごい顔にやけてるわ…)」
久「(こんな恥ずかしい顔部長として見せられない…)」
久「(ずるいわ…須賀君…こんなときに…そんなこと言うなんて…//)」
京太郎「あの…部長…そろそろ…」
久「!え、ええ。いいわよ」
京太郎「じゃあ…」
久「…」ギュッ
京太郎「(自分から抱きついてくる部長…可愛いな…)」
64 = 38 :
ほ
65 = 1 :
京太郎「部長…可愛いですよ…」
京太郎「俺…もう自分を抑えられません…」
久「あう…う…//」
京太郎「さっきは返事もらえませんでしたけど…部長は俺とキスするの嫌ですか…?」
久「い、いやじゃない…わ…」ボソボソ
京太郎「じゃあ…」
久「あ…」
チュッ
京太郎「(先輩のくちびる…柔らかかったな…)」
久「………」
京太郎「部長?」
久「…い」ボソボソ
久「だから!…もう一回!」
久「今度はもっと…激しくして?」
66 :
部長が未経験だなんてありえません
67 :
京太郎「……!部長!」グッ
京太郎「(部長の口の中…すごい…すげー気持いぞ…)」チュッチュパッ
久「んっ…ん…ん…(こ、これがディープキス?!い、意識が飛びそうだわ…)」ジュル
京太郎「(……止まらない…!)」ジュルチュパッ
久「んっんっ…(須賀君…激しいわ…)」ジュルチュッ
京太郎「ぷはっ…す、すいません…俺…夢中になりすぎました…」
久「い、いいわ…」ドキドキ
久「ちょっと…抱きしめてくれる…?」
京太郎「あ、はい…」ギュッ
68 :
このために昨日からオナ禁してたわ
自分リンシャンカイホーいいすか?
69 = 1 :
久「(…好きな人とのキスがこんなに気持ちいいなんて…)」
久「(咲や和、優希には悪いことしてる…わよね…)」
久「(でも…私だって…)」
京太郎「部長…」ギュッ
久「須賀君…大好き…」ギュッ
京太郎「……え?」
久「あ…」
70 :
>>68
チャンカンで阻止してやる
71 :
いわれてみてえなあああああ
72 :
すばらぁ…
73 :
やばい部長かわいい
74 :
>>68
いいよ、こいよ
75 = 67 :
>>68 俺もこれを書くために二日してないぜ
ここから昨日と違うルートです
― 小鍛治家 ―
三尋木「ん~連絡するのもいいけどさあ~せっかくだから直接謝りにいかね~?」
三尋木「(あの二人がどうなったのかも気になるしねい~)」ニヤニヤ
すこやん「いや…そこまではしないよ…とりあえず電話を…」
三尋木「いやいや!電話じゃ誠意が伝わらんって!こういうのは直接謝るべきだと思うぜい?」
すこやん「いやとりあえず連絡を…ってなんで三尋木プロにそんなこと言われなきゃいけないの?!」
すこやん「そもそも三尋木プロのせいなんだよ?!………ケンカしてる場合じゃないよね…」
すこやん「ええと…確か…この辺に連絡先書いてあったよね…」
すこやん「あったあった。じゃあちょっと電話してくるから、三尋木プロは部屋で待ってて」
・
・
・
・
77 = 73 :
まったくお前らは・・・
支援
78 = 67 :
すこやん「(ちゃんと謝れば大丈夫だよね…)」
プルルルルルプルルルル
従業員「はい」
すこやん「あ、もしもし…先ほど福与さんの代理でバイトに入った小鍛治ですが…」
従業員「はい…少々お待ちください…」
すこやん「…」ドキドキ
従業員「はい、確認が取れました。確かに福与さんの代理で小鍛治健夜さんが入ってますね(え…小鍛治健夜…?)」
従業員「も、もう担当の時間は終わってますが…どういった要件でしょうか」
すこやん「(タイムカードのこととかお給料のこととかいっぱい言いたいことはあるけど…)」
すこやん「(とりあえず先にスライダーの故障のこと言わないとだよね…)」
すこやん「あ、あの…」
81 = 67 :
ヒョイ
すこやん「実は…ってあれ?」
三尋木「あーもしもしー?突然だけど独身ってどう思う~?」
従業員「は…?」
三尋木「だ・か・ら!独身ってどう思うって聞いてるんだよね~」
従業員「きゅ、急にどうしたんですか?ご用件のほうは…(この声…しゃべり方……どこかで聞いたことがあるような…)」
三尋木「え~もしかして従業員さん結婚してないの?もしかしてもう婚期過ぎちゃった~?(あれーこの人の声どこかで聞いたことあるな
ー)」
従業員「ムッ…い、いや、私は結婚してますけど……それに私は22ですし…じゃなくて!ご用件があったんじゃないんですか?」
三尋木「そっか~22で結婚済みか~早いね~(あーこの声思いだしたーなんでこんなところで働いてるんかな~どうでもいいけど~)」
すこやん「!?」
三尋木「ん~じゃあアラフォーってどう思う?」
従業員「はい?」
三尋木「だから~従業員さん若いじゃん~?アラフォーの人で結婚できなかった人ってどう思う~?」
従業員「…少し難しいかもしれませんね…その人の性質によりますけど…(何私普通に会話してるんだ?)」
82 :
>>75
自分の書いた文章で抜く気か、凄いな
83 = 67 :
三尋木「やっぱそうだよね~婚期逃しちゃうときびしーよねー」
三尋木「だって小鍛治プロー」ニヤニヤ
従業員「(えっ…?小鍛治『プロ』??)」
すこやん「~~~~~!ちょっと!早く貸して!」
三尋木「ん~どうしよっかな~」
すこやん「いいから!早く!」
三尋木「しゃーねーなーはいよ~」ヒョイ
すこやん「!お、お電話代わりました…小鍛冶です…すいません…先程は…」ハアハア
従業員「い、いえ…」
84 = 67 :
従業員「……(この声…間違いない…インターハイで私の精神をボロボロにした小鍛冶さんだ…)」
従業員「(確か小鍛治さんは独身で…そのことを気にしてるとか…)」
従業員「………」
従業員「…が、頑張ってくださいね…」
すこやん「え?」
従業員「その…アラフォーだと厳しいかもしれないですけど…まだ間にあいますから…たぶん…」
すこやん「…」
すこやん「」プツッ
すこやん「あっ」
85 :
レジェンドさんなにやってはるんですか
86 = 73 :
灼「ふ④」
87 = 67 :
三尋木「あれ~電話切っちゃったの~?小鍛治プロ~」ニヤニヤ
三尋木「これはもう電話できないね~知らんけど~」
三尋木「直接謝りに行くっきゃなくね~まあ私暇だし着いて行こーかー?」ニヤニヤ
すこやん「」
すこやん「」
三尋木「あーすこやん気絶してる~」
三尋木「まあ、勝手に車に乗せて行くかーそのうち起きるっしょ~」
三尋木「(さあ~あの二人がどうなってるか楽しみだねい~♪)」
・
・
従業員「何やってるんだ私は……こんなせこい仕返しを…しかも人のことは言えないっていう…」
従業員「(ひどい罪悪感と空虚な気持ち……)」ズーン
従業員「(まあ…まだ…全然間に合う、よな?)」
同僚「どうかしたのー?晴絵?そんなに暗い顔して?」
従業員「いや…なんでもないよ…」
88 :
レジェンドさんサバ読み過ぎでんがな
89 = 67 :
―スライダー内―
京太郎「ぶ、部長…?」
京太郎「い…今のは…」
久「(わわわわわわわ、わたし、何言ってるの!?)」
久「(須賀君と抱き合ってるのが気持ちよくてつい本音が…)」
久「(って本音じゃない!本音じゃないわ!…いや本音だけど)」
京太郎「(ぶ、部長が俺のこと…!?)」
京太郎「(いやいや…そ、そんな馬鹿な…)」
京太郎「(聞き間違いだ!そうに決まってる!そんなうぬぼれありえません!)」
久「い、いやースキー!スキーに行きたいなって思ってねー(何この言い訳?!咲じゃあるまいし…)」
京太郎「そ、そうですよね!長野はスキーの名所ですもんね(なんだこの返し…それに今夏だぞ!?)」
久「こ、今度一緒にいかない?スガクーン?(棒)」
京太郎「い、いいですねーまたみんなで行きましょうかー(棒)」
久「…」
京太郎「…」
91 = 67 :
京太郎「ぶ、ぶちょ…」
久「…た?」
京太郎「え?」
久「…引いた?」
京太郎「いや…その…(引くというかそれ以前に驚いたというか…)」
久「隠さなくていいわ。どん引きよね?」
京太郎「いや…そんなこと…(っていうか部長ホントに俺のこと…)」
久「…そうよね…意味分からないわよね…」
久「普段からあんなにこき使って」
久「ほとんど練習もさせてあげないような部長だし…」
京太郎「(自覚はあったのか…)」
久「なのにこんな都合のいいときに都合のいいこと言うなんて…」
久「ホント…最悪…よね…」
京太郎「部長…」
93 :
部長デレの破壊力
94 = 67 :
京太郎「(う、嘘みたいだ…こんな…こんな綺麗で聡明な人が…)」
京太郎「(咲みたいに麻雀も強くなくて和みたいに頭もよくない俺を…)」
京太郎「(…好き、だなんて…)」
京太郎「(信じられない…けど…ダメだ…目をそらしちゃ…)」
京太郎「(どういう形で告白されようと…ちゃんと向き合うべきなんだ…!)」
京太郎「(たとえどんな天の上にいるような人でも…)」
久「……」ポロポロ
京太郎「部長…!?」
京太郎「ど、どうしたんですか?大丈夫ですか?」
久「ご、ごめんなさい」ゴシゴシ
久「あまりに情けなくて…恥ずかしくて…」
久「勝手に告白しておいて泣きだすなんて…」
久「どんだけめんどくさい女なのよって感じよね…あはは」
久「恥ずかしいついでだからもう一つ言っちゃうけどね…聞いてくれる?」
95 = 79 :
ババアの癖に可愛いじゃねえかこの野郎
96 = 67 :
京太郎「は、はい…聞きます…」
久「さっき相談したこと…というか一方的に語っただけだけど…」
久「そんな風にじゃれあえるほど仲のいい、友達が欲しかったなあって言ったわよね?」
京太郎「は、はい…」
久「分かってるの…」
久「そんなの全部自分が悪いんだって…」
久「私仲がいい人ができても、どうしても素直になれなくてね」
久「どうしてもつい一歩距離を置いちゃうの…」
久「私いつもみんなのことからかったりするわよね?」
久「それはそのたぶん典型例…」
久「相手との距離感のつかみ方が分からなくて、つい軽口叩いちゃうのよ…」
久「須賀君は私のこと周りを冷静に見て的確な判断を下せるって褒めてくれたけど…」
久「それは違うわ。ただすべての物事から一歩引いてしまってるだけ…」
97 = 67 :
久「でもそれは学生議会長の仕事でも麻雀をしてるときも役に立ってたから…」
久「それでいいかって思ってた…」
久「でも三年生になって男の子の後輩が入ってきて…」
久「私こんなに近しい男の子ができたのって初めてで…」
久「…ふふあとは言わなくても分かるわよね?」
久「結局…こんな素直じゃない私のことを本当に理解してくれてるのはまこだけ…」
久「ふう…分かったかしら?」
久「私はこんな女なのよ。幻滅した?」
久「これが…皆から慕われてるはずの学生議会長で皆を引っ張っていくはずの部長の正体よ」
久「須賀君に…好きな人に正面から向き合うことのできない卑怯な女よ」ポロポロ
久「こんな私が…須賀君のことを好きになる資格なんてない…」ポロポロ
これで半分ぐらいです。見てくれてる人、支援してくれてる人、ありがとう
100 = 82 :
あと半分か頑張れ
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