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元スレ竜華「最近怜が膝枕させてくれへん」

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1 :

竜華「……」

セーラ「どないしたん竜華。怜に内緒でウチら呼び出したりして」

「園城寺先輩に関することで、監督から伝令でもあったんとちゃいます?」

竜華「や、実はな、ちょっと皆に…相談したことがあんねん」

浩子「ほお、何や珍しく深刻な感じですやん」

セーラ「何でも相談してくれてええで。力になったるわ」

竜華「あのな、ここ数日…いやもうちょっと前からなんやけど…」



竜華「怜が膝枕させてくれへんのよ…」

2 :

大星淡ちゃんの髪の毛を食べたい

3 :

逆じゃね?

4 = 1 :

セーラ「……」

浩子「……」

「……」



竜華「ちょ、何か言うてよ!」

浩子「いや、そう言われましても」

セーラ「何やそれ、アッホらしー…」

竜華「えっ、セーラ酷ない!? 浩子ぉー…」

浩子「…まあ正直アホらし思たんはウチらもですわ…なぁ泉」

「えっ、そこでウチに振るんですか!?」

竜華「い、泉は! 泉は分かってくれるやんな! ウチのこの苦悩を!」

「あ、あはは、えーと…」

竜華「何で目ぇ逸らすんー!」

5 = 1 :

浩子「ちゅうかそもそもですねー先輩。これまでの状況の方がおかしかったんやで」

竜華「な、何がや…」

浩子「いくら園城寺先輩の体調が優れへんからて、そない膝枕ばっかやっとったことですわ」

「むしろ最近は、一般的な状態に戻ったー、と言いますか…」

竜華「そ、そんなっ!」

セーラ「そんなやあらへん。大体竜華は怜を甘やかしすぎやでほんま」

6 :

起きたか

8 = 7 :

頼むから途中で消えないで書ききってくれ

9 = 1 :

竜華「べ、別に普通やって… ほら、皆で決めたやん!」

セーラ「何を?」

竜華「『ときシフト』やて! 合宿以外でも怜がしんどそうやったらサポートしようて話したやろ!」

浩子「そら確かに話しましたけど…」

竜華「そやろ! だから怜に膝枕するんは普通のことやん! むしろ膝枕なしとか絶対間違っとるて!」

「ちょぉ、先輩落ち着いて下さい!」

竜華「あ、あぁ…すまんな泉。つい熱くなってしもた」

10 = 1 :

浩子「まあまあ、…先輩にとって膝枕が普通なんは良く分かりましたわ」

竜華「…ウチだけやのーて、シフト決めたウチら全員にとって普通やもん…くすん」

浩子「…そないなことで拗ねんといて下さい」

セーラ「ま、問題は怜が竜華に膝枕させてくれへんことやろ? 普通かどうかはこの際置いとこ」

「そですね、それがいいと思いますわ(このままじゃ埒明かへんし)」

竜華「そやな…でも何でやろ… ウチの膝枕、嫌いになってもうたんかなぁ…」

11 :

俺がさせてやるよ

12 = 1 :

「でも前にあの人、先輩の膝枕めっちゃ絶賛してはりましたよね?」

「適度な肉づきがどうとか、程よい弾力がどうとか…」

セーラ「ああ、言うとった言うとったそないなこと。膝枕ソムリエやったっけ…ぷぷっ」

「もーあん時の園城寺先輩酷かったですわ…」

「無理矢理ウチらに膝枕させといて、『こんなん膝枕やない。ただの足や!』て…」

竜華「ま、まぁあれは…確かにちと冷たかったな」

「そやけど、裏返せばそれだけ先輩の膝枕気に入ってたてことちゃいません?」

竜華「! た、確かに…!」

13 :

俺が寝てやるから安心しろ
頑張って病弱にもなるから

14 :

この前チンコ生えてたしその後遺症じゃね

15 = 1 :

竜華「そやったら一体どうして…」

浩子「…ははーん、もしや」

竜華「浩子、何や分かったん!?」

浩子「まあ予想ですが、ある程度は」

竜華「さっすが、千里山きっての頭脳派! ウチの見込んだ通りや! 頼りになるわぁ」

浩子「ちょ、意味分からん持ち上げやめてもらえます?」

セーラ「そんなん言いながら顔赤くしとったら世話ないな、しししっ」

浩子「コホン。…思うに、先輩の脚が園城寺先輩好みやなくなってしもたんとちゃいます?」

竜華「!!」

16 = 1 :

浩子「ソムリエを自称するほどの膝枕フリークなら、その質にはうるさいんちゃうかなと思われます」

セーラ「ぶはっ、ひ、膝枕フリークて…!」

浩子「はいそこ笑わんといて」

浩子「ウチには分かりませんが、もしかしたら先輩の足が前とは変わってしもて」

浩子「それが園城寺先輩には好ましくなかったんとちゃいますやろか」

竜華「そ、そんな…っ」

竜華「ウチの、ウチの足が…!」

(ほ、本気で打ちひしがれとるこの人…)

17 = 1 :

竜華「浩子ぉ! ウ、ウチどないしたらええ!?」

浩子「ちょっ、先輩!」

竜華「このままじゃ、怜が…怜が…っ!」

浩子「そ、そんな揺さぶらんといて下さいて!」

竜華「あっ、ご、ごめんな… そやけどウチ、ほんまに心配で…」



「先輩、この空気どないしたらええですかね…」

セーラ「黙って見とき、巻き込まれんで」

18 = 1 :

浩子「まあまあ落ち着きましょうや。悲観しても仕方あらへん」

竜華「そ、そやな」

浩子「ひとまず、変わってしまったのは何か、を考えるのが先決やと思います。…なぁ泉」

「えっ! あ、はぃその通りやと思います!」

浩子「そーこーで、この! 高性能タブレット端末の出番や」

セーラ「? 何でそないな変な呼び方なん? 普通にアイパッ―――」

浩子「ストーップ!!」

セーラ「!!」

浩子「iPadて名前出したら場が荒れるねん! せやからここはタブレット端末…とお茶を濁す」

セーラ(…いや自分で言うとるやん)

19 :

ほう

20 = 1 :

浩子「ここには部員の部活に関連するあらゆるデータが入れられとる」

セーラ「わ、ほんまや。練習の対局データとかまで網羅されとるんやな」

浩子「そしてここに…部活中の写真があるんですわ」

浩子「こん中から先輩の写真見付けて今の先輩と比べれば、変わってしもた所は見つかるはずや」

竜華「ほんまに! ありがとな浩子、ほんま助かるわ!」

浩子「ふ…ま、お礼言うんは解決してからっちゅーことで」



「おお…何や思ったよりまともな解決策やった…」

浩子「何や泉、どういう意味や」

「ややや、ふ、深い意味はあらへんですよ!」

21 :

いやちゃんと最後まで書けよクズ

22 :

さるったか

23 = 1 :

浩子「ほな見てきましょかー」

「えーと、膝枕しとる頃の写真データが要るんやったですよね」

セーラ「竜華いつ頃まで膝枕しとったっけ?」

竜華「それが、正確には分からんねん…」

竜華「怜が膝枕させてくれるんを待っとったらもう、一日が長くて長くてしゃーなかったんよ…」

浩子「一日千秋てやつやな」

「そんな大袈裟な…」

25 :

しえん

26 :

支援やな

27 = 1 :

浩子「ま、二週間前くらいならまだ膝枕しとったやろ多分。…ほなどうぞ」

竜華「おおきにな。ウチの写真は…っと」

セーラ「…ておい、浩子! これおかしいやろ!!」

浩子「? 何がです?」

セーラ「! だ、だって…これ俺の写真ばっかやん!」

(確かに、サムネイルで見ると半分くらい学ラン映っとるような…)

浩子「あらあらそないなことございませんよ? 自意識過剰なんとちゃいますの、おほほ」

セーラ「ぅぐっ…」

28 = 1 :

昨日の夜に書いたのはここまで
少し書き足したりしてたから時間かかってたけど、ここからはもっと時間かかりますわ

29 = 1 :

竜華「お、あったで」

「ちょうど膝枕してはる写真ですね」

竜華「あぁ、写真のウチえぇなぁ…羨ましいなぁ…」

竜華「何やこの頃のウチばっかりええ思いして…今のウチかて…ぶつぶつ」

(先輩、写真の自分に妬いてますやん)

浩子(本格的に壊れ始めとるな)

30 :

なんで?なんで書き溜めてから立てなかった?

31 = 1 :

浩子「どうです? 何や見つかりました?」

竜華「…ウチな、重大な発見をしてもうた」

竜華「どうしてこんなことに気付かんかったんやろ…」

セーラ「お、何なに?」



竜華「膝枕されとる怜を対面で見るとすごく可愛い!!」

32 = 1 :

竜華「いつも頭の側からしか見てへんかったから気付かんかった…!」

「……」

竜華「ああでも正面から怜を見ようとすっとウチの膝に寝てもらえへんし…」

竜華「そや、鏡を使えば両立して―――」

浩子「はいストーップ。ちょっと先輩、目的忘れとりません?」

竜華「…はっ」

竜華「ぅう、ごめんな浩子…膝枕分が不足し過ぎて、写真見たらちょっと興奮してもうたわ」

セーラ「膝枕分って何やねん」

33 :

福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい

34 :

これ読むために起きてきた

今度は完結までいってくれよ

35 = 1 :

浩子「…で、もういっぺん聞くけど、何や見つかりました?」

竜華「さっぱり分からん。写真のウチも今のウチも、いつも通りにしか見えへんのやけど」

セーラ「んー…確かにパッと見た感じそない大きな違いは見つからへんな」

「…あっ、でもこの写真の先輩、ニーソ履いてません?」

「今先輩ハイソックスですやん」

竜華「ああ、最近暑なってきたしな」

浩子「ほほう…もしかしたらそれかもしれへんで」

37 = 1 :

浩子「ニーソによる膝上部の適度な締め付けが、絶妙な弾力と柔らかさを作り上げとって」

浩子「ハイソックスにしたことで、それが失われてしもた…とか」

竜華「な、なるほど…そうやったんや…!」

セーラ「何や浩子、お前まで膝枕ソムリエみたいやな。…くふっ」

浩子「ウチは状況から園城寺先輩の考えを予測しとるだけですわ」

竜華「そやったら、ウチ明日からまたニーソ履いてくるで!」

「この時期にそれって、何や蒸れそうですね」

竜華「怜の膝枕には代えられへん…!」

38 = 1 :

――――――
―――

竜華「……」

セーラ「どないしたん竜華。…ってまあ、聞かんでも用件は分かるけど」

「今日も膝枕してはりませんでしたね」

竜華「何でなん! ちゃんとニーソ履いてきたでウチ!」

浩子「それが重要なファクターやなかった、ってことやろね」

セーラ「そもそも竜華、去年もこの時期ハイソックス履いとったけど普通に膝枕しとったやん」

竜華「! 確かに… 忘れとった…」

40 = 34 :

もしや竜華さん、肥え……なんでもあらへん

41 :

龍華ちゃん龍華ちゃん

42 :

真面目に分析してる所に泉が「いや本人に直接聞いたらええんとちゃいますかね」と水を差して
竜華「そんなんしてもし、もうお前には飽きたんや、とか言われたらウチ立ち直られへんやん!」と繋ぐ

割とどうでも良さそうな泉かわいい

43 = 1 :

「…けど、そやったら何が原因やったんでしょ」

竜華「もう写真見てもさっぱりやで…」

浩子「一つ考えられるんは、視覚的な違いやないかもしれへんってことですわ」

浩子「ここまで写真を見ても何もあらへんのやったら、恐らく変わってしまったんは見た目以外のポイントや」

セーラ「見た目以外て?」

浩子「まあ音とか匂いとか…」

竜華「ああっ! もしかして…!」

44 = 1 :

浩子「おっ、何か思いつきました?」

竜華「浩子に言われて気づいたんやけど、匂いかもしれへん!」

セーラ「ぶはっ! …に、匂いて! 怜は犬かっちゅう…」

浩子「はいそこ真面目に。何や心当たりがあるんか」

竜華「あるある! 先週くらいにボディソープ、ちょっと高いやつに変えたんよウチ」

竜華「もしかしたらそれが、怜の嫌いな匂いやったのかも…」

「んーでも先輩、別に良い匂いやと思いますけどねぇこれ」

竜華「泉に好かれてもしゃーないねん」

「えっ、酷っ!」

45 = 1 :

竜華「でもでも、そやったらボディソープ前のに戻したら解決やんな!」

浩子「まあ、そういうことになりますねぇ」

竜華「よっしゃ、今日帰りに買うてくわ! 皆おおきにな!」



浩子「どない思います?」

セーラ「ま、明日になれば分かるて」

「何やもうウチは疲れましたわ…」

46 :


48 :

はやさが足りない

49 = 1 :

――――――
―――

竜華「……」

セーラ「……」

「…え、えーと」

竜華「今日もダメやったやん! 昨日ウチ、ボディソープで5回も体洗うたで!?」

「ちょちょちょ、ウチを揺さぶられても!」

竜華「あかん、ウチはもうほんまにどうしたら…ぐすっ」

浩子「…もうこうなったら最終手段やな」

50 = 1 :

朝食摂ってきます


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