元スレ男「ふとんが吹っ飛んだぁああ!!!」冷血娘「…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 1 :
冷「…」
男(冷血さんがものすごく怪訝な顔をしている…)
男(…どうしたんだろう、凄く気になる)
男(でもやっぱ何かヤバい雰囲気…)
冷(何ですか…log…?もう数学はこれだから嫌いです…)
52 = 1 :
男「冷血さん」
冷「男さん、あのですね」
冷「何か好きな食べ物ありますか?」
男「…?特には、何でも好きだよ」
冷「ああ、一番面倒なタイプですね、じゃあアイスでいいですか?」
男「…うん…何が?」
冷「購買のお礼ですよ」
男「ああ」
ポン
冷「もう忘れたのですか」
男「ごめん、ごめん」
男「てかアイスだったらクーラーボックスにでも入れないとヤバいよね」
冷「…」
男「…」
男(あぶねー!この子危ないよ!!)
53 = 1 :
冷「どうぞ」
男「昨日の話から一変したものが出てきたな」
冷「悪いですか」
男「全然。寧ろ嬉しい」
冷「そうですか。味に保証はありません」
男「いただきまーす」
パクリ
男「美味い!!」
冷「良かったです」
54 :
いいね
55 = 1 :
男「ほんと、まじで美味しいよ!」
冷「あんまり誉めないでください、照れます」
男(…無表情だけど、可愛いな)
冷「…シュークリームを作ったのは、初めてなので」
冷「想像以上に緊張してました、だから」
冷「お世辞でも、誉められると嬉しいものですね」
男(…素直だ)
56 = 1 :
タロウ(俺は見たぜ)
タロウ(あのガキが、ご主人さまにまとわりつくブサメンにあげる)
タロウ(手づくりシュークリームに1つだけこっそり)
タロウ(ワサビを仕込んでいるのをwww)
タロウ(ざまあみあがれwwww)
57 = 1 :
男(何か面白いことないかな…)
ボー…
男(家でゴロゴロするだけも良いけど)
男(冷血さんとか来ないかな?)
ピンポーン
男「はーい」
男(冷血さんかも!)
ワクワク
ガチャン!
男「●××△□※◎※~」
バタン!
冷「…やり過ぎました」
冷「貞子風に髪を垂らして、気合い入れて着物を着てみたら」
冷「男さんが気を失ってしまいました」
冷「とりあえず、男さんの介抱を…」
58 = 1 :
男「う…あ?」
冷「あ、ようやく起きてくれました」
男「あ!そ、そそそそういえば、化けものは!?」
冷「ああ、あれは…」
かくかくしかじか
男「てめー!」
冷「すいませんね、でも楽しかったです」
男「はあ…もうやめてくれよ…」
冷「さあ、どうでしょうか」
男(無表情だと本気に感じる発言だな)
男(てか、冷血さんの着もの姿、良いなあ)
59 = 1 :
男(色白だと黒髪も良く映えるし…)
冷「ではこれで失礼」
スッ
ツルっ
冷「あ」
男「うおおおおお」
ガシィ
冷「…」
男「…」
男(抱いちゃったよー!冷血さんと抱き合ってる状態だよー!!)
60 = 1 :
男(てか細!冷血さん細い!!細すぎ!!)
男(でも胸はある!?てか顔近い、近い)
冷「…その体勢、つらくないですか?」
男「わ、ごめん!」
冷「いいえ、私がうっかりしてたのですよ」
冷「着物は危ないものですね、それではまた明日」
男「うん、学校で」
61 :
やべえ、おもしれえ
62 = 1 :
冷(…なんだかふわふわしますね)
冷(…まあ気のせいですが)
冷(…意外と腕はたくましいかったです)
冷(おや…?なんだか前が騒がしいです)
冷(芸能人でも来ているのでしょうか?)
冷(まあ、興味はないですのでスルーします)
スッスッ
「きゃー!イケメンくーん」
「こっち向いてー!!」
イケメン「まあまあ、落ち着いて」
イケメン(今日は不細工ばっかだな~。可愛いい子と久々にヤリたいのに…)
63 = 1 :
スッ
イケメン「…!?」
イケメン(…何だあの美少女!?)
イケメン(黒髪ロング、超絶色白!)
イケメン(人形みたいだ!)
イケメン(…最高の女見つけた…)
「今の、冷血さんじゃない?」
「あの笑わない…?」
イケメン(冷血さん…あの噂の人か)
イケメン(良いね、まじでイイ)
64 = 1 :
イケメン(あれから色々調べた)
イケメン(この高校にいるらしい)
イケメン(だからこうして待ち伏せをしているのだ)
「イケメンくんだ…」
「どうしてこんなところにいるんだろ…」
ヒソヒソ…
イケメン(きた!!)
イケメン「あの、冷血さん」
冷「…」
ツーン
65 = 1 :
イケメン「あの、俺イケメ」
冷「あ、男さん」
タタタッ
イケメン(…噂通りの対応)
イケメン(…この僕を無視するなんていい度胸してるじゃないか)
イケメン(少し綺麗だからって調子に乗りやがって)
イケメン(絶対あの高慢な女の股開かせてやる)
イケメン(あの男って奴もただじゃおかねえぞ…)
66 = 1 :
男「さっきの人はイケメン君じゃないかい?」
冷「私が知るわけないでしょう」
男「いや、また口説かれてんのかなと」
冷「知りません。私は興味はないです」
冷「第一彼なら私よりも可愛らしい子を探すでしょう」
男(…冷血さんより美人なんてなかなかいないぞ…)
男「でも普通はイケメン君に話しかけられたら嬉しいんじゃ…?」
68 = 1 :
冷「…」
ジロリ…
男「…」
がたがたがた
男「じゃ、じゃあ先にいってるわ」
ガクガクブルブル
ダダダダッ
冷(…)
冷(本当に馬鹿ですね)
69 = 1 :
冷「おや、男さん」
男「!?」
冷「おはようございます、随分早いのですね」
男「あ、あはは、まあ」
冷「下駄箱で会うのは初めてです」
冷「その紙の束は何ですか」
男「い、いや、何でも」
冷「…手の中の画鋲は何ですか」
男「…これは、ブラックジョークで」
冷「いい加減に白状しなさい」
冷「私は貴方のように馬鹿ではありません」
冷「いじめられているのですね」
70 = 1 :
男「…」
冷「そしてその原因は私ですね」
男「違う」
冷「なぜ嘘をつくのです」
男「違う。冷血さんは関係がない」
冷「…今までこういうことは何回かありましたよ」
男「…」
冷「私が話しかけた男子は嫌がらせにあったりしました」
冷「男さん、私は一緒にいて楽しかったですよ」
冷「最初はいやだと思いましたけど」
冷「貴方との会話は好きでした」
71 = 1 :
冷「私は長らく男にも女とも友のように話していませんでしたし」
冷「だけどもうこんな目には遭わせません」
冷「男さん、この嫌がらせもあと数日でやみます」
男「…」
ガクゼン
冷「さよなら、男さん」
スタスタ
男「…ま、待てよ!!」
ダッダッダ…
72 = 1 :
男「冷血さん」
冷「…」
男「…」
ションボリ
男(あれからずっとこんな感じだ…)
男(あーあ…)
男(悔しいなぁ…)
男(笑わせるどころか…)
男(…とりあえず戻ろう…)
スタスタ
冷「…」
冷「…」
冷(寂しいですね…)
73 = 1 :
男(なんとかして冷血さんとまた話したいな)
男(その為には…嫌がらせを減らさねば…)
男(どうする…どうするよ!?)
男(どうやって嫌がらせ減らすの!?)
男(…)
ピコーン!
男(これだ!!)
ヤンキー「ん、何だごリゃ」
DQN「ん!?なんだこいつは!?」
「ヤンキー様へ
明日、○○公園、夕方5時に待つ DQN」
「DQN君へ
明日、○○公園、夕方5時に待ってるよ ヤンキー」
ヤンキー・DQN「なにイイイイイイイイイ!?」
74 = 1 :
ヤンキー「おい、DQNのこの野郎!!何だこれは!?」
ピキピキ
DQN「おい!!お前だって何しやがんだ、この野郎!!」
ガシャン
ヤンキー「上等じゃねえか!やってヤンよ!!」
DQN「おう!かかってこい!!!」
男「まあまあ」
DQN・ヤンキー「!?」
男「落ち着いて下さいよ、お二人とも」
DQN「おい、聞けよ、ヤンキーが果たし状送ってきあがった!!」
ヤンキー「はあ!?おまえだろ!!何言ってんだこのドあほ!!」
75 = 1 :
男「あ、それ俺が送ったんですよ」
ヤンキー・DQN「!?」
男「2人に折り入ってお願いがあるのです」
ヤンキー「まさか、そんなことしておいてお願いだぁ!?」
DQN「こいつが確か男だぜ」
ヤンキー「まじか。DQN、今すぐこいつボコろうぜ」
男「ああ、その件については誤解なのです」
男「皆さん誤解をしている」
男「俺がそんな存在にみえますか?」
男「冷血さんに話しかけるような」
77 = 1 :
ヤンキー「確かにシケたツラしてるよな」
男「」
グサァ
男(負けない、負けないもん!)
男「いいですか、全ては冷徹さんの同情なのです」
男「俺はこう見えても筋金入りのいじめられっ子でしてね」
男「ほれ、見て下さい」
バサバサ
ヤンキー「ちょwwwwだせえwwwww」
DQN「しょうもねえ悪口ばっかだしwwww」
78 :
誰も見てないとでもおもったか?
79 :
この男好きだわ
80 :
村主か!
81 = 1 :
畜生、連続投稿が出来ない
男「冷徹さんが気の毒に思って声をかけてきたのがきっかけでしてね」
男「彼女はそんな性格なのです」
男「ハッキリ言いますと冷徹さんは正義感の強い人でして」
男「しかし彼女は残念ながら、自分の美貌に気付いていません」
男「なので、男どもは俺に対して激しい嫉妬心をぶつけ」
男「さらにヒートアップしているのです」
男「あと、俺は聞きだしたんですよ、好きなタイプ」
ヤンキー・DQN「なにいいいいいいい!?」
82 = 1 :
男「冷血さんは優しくて強い人に惹かれるそうです」
男「だから、ここから重要ですよ」
男「貴方がたの子分さんに俺を襲わせて下さい」
男「俺の学校でですよ」
男「しかも全校生徒の前です」
男「そして子分から俺を助けて下さい」
男「分かりますか?全ては芝居です」
男「冷血さんによいアピールになるとは思いませんか?」
男「ついでに全員の前で、俺に手を出すなと言ってくれると助かります」
男「俺もいじめが減ると助かるんですよ」
84 :
この男策士や…
85 :
しぇん
86 :
面白い…
88 :
いいな
89 :
面白い …やれるところまでやりたまへ
90 = 1 :
男「どうです?乗りませんか?」
DQN「…くだらねえ」
ヤンキー「…俺は乗るぜ」
DQN「ヤンキー!?」
ヤンキー「だって、少しでも勝率上がるじゃん。」
ニヤニヤ
DQN「…くそっ、俺も協力する…」
男「ありがとうございます」
ヤッター
男(好きなタイプとかぜーんぶ嘘八百だけどなー)
91 = 1 :
男(計画実行の日だ…)
男(もうそろそろ全校集会が始まる…)
校長「皆さん、おはようございます…」
男(始まった…)
男(もうそろそろ)
男(…緊張する…)
「おるあああああああ!!!!」
男(はじまった!!!)
「男オおおおおおおどこだああああああ」
「てめえだな!!!」
校長「何だ、君達は!?」
93 = 1 :
パソコン変えたがレベルが…
「黙れはげ親父!!」
男「うわああ」
ズルズル
男(いい調子だ…)
「おりゃああ」
バキッ
男(…ちょい痛い…)
冷(…男さん!)
冷(人ごみかひどくていけない…)
94 = 1 :
ヤンキー「おらおらおらおらああああ」
DQN「ごるああああああ」
バーン
ヤンキー「てめえらやめろオおおおお!!!」
DQN「引けえええええいうことを聞けえええ!!」
「すいません!!!」
「うわあああ、ごめんなさい!!!」
男(よしよし、もう少しで…)
DQN「男、大丈夫か?」
グイッ
95 = 1 :
男「ありがとうございます」
ヤンキー「お前らきけええええ!!」
DQN「これからは男を」
DQN・ヤンキー「全力で殺れ!!!!!」
男「へ!?」
イケメン「騙したつもりかい、男君」
男「…!?」
イケメン「自己紹介するよ。僕の名前はイケメン」
イケメン「君の情報をがっつり調べて」
イケメン「ガッツりヤンキー君とDQN君に伝えましたよ」
96 = 1 :
ヤンキー「まじ危なかったし。馬鹿だろこいつ」
DQN「度胸だけはいいよな、ホント」
イケメン「もっとまともな嘘をつくべきだったね」
イケメン「君は大馬鹿ものだよ」
イケメン「君の周りは思っている以上に敵だらけ」
ニヤリ
男「…」
ガクゼン
DQN「じゃ、本気出しますよ」
ヤンキー「お前、胃液、吐くなよ」
男「くそっ…」
ギリッ…
バッ
97 = 84 :
カモーン
99 = 1 :
DQN「…」
ヤンキー「…」
男「…冷血さん」
冷「私の友だちに手を出さないでください」
冷「殴るなら、私を殴って下さい」
男「やめるんだ!、冷血さ…」
冷「…いやです」
イケメン「彼の言うことなんて聞くべきじゃありませんよ」
イケメン「貴方を利用しようとしたのですからね」
冷「…え?」
100 = 1 :
イケメン「ここのDQNとヤンキーに貴方の捏造した情報を与え」
イケメン「自分の身の保身に利用したのです」
冷「…」
冷「…それでもいい…」
男(…!?)
イケメン「はあ~…貴方何なんですか…」
イケメン「冷血さん、ここでかばっても一時的なものですよ」
イケメン「そうだ!僕と取引をしませんか?」
男「冷血さん!ダメだ!俺なんか早く捨てろ!!」
冷「…いいですよ」
男「冷血さん!!」
みんなの評価 : ☆
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