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元スレC.C.「……誰だお前は」 喪黒福造「せぇるすまんです」
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*SS初投稿です。お見苦しい点があるかと思いますがご容赦ください。
*おかしな点は指摘していただければ出来る限り直しながら書き込みを続けたいと思います。
*ところどころ他作品のパロディをいれています。不快にさせてしまったら申し訳ありません。
*もしオチがわかってしまっても、作者のモチベやオチがまだ分かっていない方のためにも
なるべくオチについては書き込まないでいただけるとありがたいです。
C.C.の部屋
ルルーシュ「な…なんだこれは…?」
ルルーシュ「おい! 一体なんなんだこれは!」
C.C.「どうした坊や。失礼ではないか。いきなり人の部屋に入ってくるなり大声で怒鳴るとは」
ルルーシュ「怒鳴りたくもなる…」
ルルーシュ「一体なんだこの大量ピザの箱のゴミは!」
C.C.「ああそれか、見事だろう」
C.C.「それは私がこの1週間で食べたピザの箱で作ったチーズ君だ」
ルルーシュ「そんなことを聞いているのではない!
ルルーシュ「俺が聞きたいのは何故こんな状況になったのかだ!」
C.C.「いつになく強気だな坊や」
C.C.「何故もなにも、私はただ普通に1週間生活していただけだが」
*おかしな点は指摘していただければ出来る限り直しながら書き込みを続けたいと思います。
*ところどころ他作品のパロディをいれています。不快にさせてしまったら申し訳ありません。
*もしオチがわかってしまっても、作者のモチベやオチがまだ分かっていない方のためにも
なるべくオチについては書き込まないでいただけるとありがたいです。
C.C.の部屋
ルルーシュ「な…なんだこれは…?」
ルルーシュ「おい! 一体なんなんだこれは!」
C.C.「どうした坊や。失礼ではないか。いきなり人の部屋に入ってくるなり大声で怒鳴るとは」
ルルーシュ「怒鳴りたくもなる…」
ルルーシュ「一体なんだこの大量ピザの箱のゴミは!」
C.C.「ああそれか、見事だろう」
C.C.「それは私がこの1週間で食べたピザの箱で作ったチーズ君だ」
ルルーシュ「そんなことを聞いているのではない!
ルルーシュ「俺が聞きたいのは何故こんな状況になったのかだ!」
C.C.「いつになく強気だな坊や」
C.C.「何故もなにも、私はただ普通に1週間生活していただけだが」
ルルーシュ「嘘をつけ! 」
ルルーシュ「1週間前、お前の部屋からピザ箱があふれ出るのを見かねた俺が全てのピザ箱を捨てて綺麗に掃除しただろう!」
C.C.「ああ、あれは悲しい事件だったな…」
C.C.「もう少しで全長10メートルの巨大チーズ君ができるところだったのにお前ときたら…」
ルルーシュ「そうだ。あの時俺はこれ以上ないくらい見事な手際で完ぺきにお前の部屋からピザ箱を一掃したはずだ」
C.C.「学園の生徒にギアスをかけて掃除させたくせに偉そうに言うな」
ルルーシュ「くっ…しかし今はそんなことはどうでもいい」
ルルーシュ「あの掃除から1週間、何故またこんな状況になっているのかを聞いている」
C.C.「だから先ほどから言っているだろう。普通に生活しているだけだと」
C.C.「お前の耳はロバの耳なのか?」
ルルーシュ「黙れ魔女…。1週間普通に生活していただけだと?」
ルルーシュ「では、この大量のピザ箱をどう説明する! ざっと見て40箱以上はあるぞ!」
C.C.「…? なにかおかしいのか?」
C.C.「私は普段から一日平均5食でピザを食べているぞ」
ルルーシュ「 」
ルルーシュ「1週間前、お前の部屋からピザ箱があふれ出るのを見かねた俺が全てのピザ箱を捨てて綺麗に掃除しただろう!」
C.C.「ああ、あれは悲しい事件だったな…」
C.C.「もう少しで全長10メートルの巨大チーズ君ができるところだったのにお前ときたら…」
ルルーシュ「そうだ。あの時俺はこれ以上ないくらい見事な手際で完ぺきにお前の部屋からピザ箱を一掃したはずだ」
C.C.「学園の生徒にギアスをかけて掃除させたくせに偉そうに言うな」
ルルーシュ「くっ…しかし今はそんなことはどうでもいい」
ルルーシュ「あの掃除から1週間、何故またこんな状況になっているのかを聞いている」
C.C.「だから先ほどから言っているだろう。普通に生活しているだけだと」
C.C.「お前の耳はロバの耳なのか?」
ルルーシュ「黙れ魔女…。1週間普通に生活していただけだと?」
ルルーシュ「では、この大量のピザ箱をどう説明する! ざっと見て40箱以上はあるぞ!」
C.C.「…? なにかおかしいのか?」
C.C.「私は普段から一日平均5食でピザを食べているぞ」
ルルーシュ「 」
C.C.「どうした? 鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をして」
C.C.「今時そんな顔、あのバカ玉城でもしないぞ」
ルルーシュ「本気で驚いているんだ…」
ルルーシュ「まさか5食とは…。想定外だ」
C.C.「そんな褒めるなぁ」
C.C.「いくら私でもピザのことになるといささか夢中になりすぎるところがあってなぁ…」
ルルーシュ「夢中とかそういう問題ではない!褒めてもいない! 食いすぎだ!」
ルルーシュ「…お前、一体誰のお金でピザを食べているか知っているのか!?」
C.C.「なっ…また怒鳴るのか。最近カルシウム取っているのか?」
C.C.「ピザがいいぞピザが。あれにはチーズが大量に含まれているからな」
ルルーシュ「いいから答えろ!!」
C.C.「…全くうるさい奴だ。…お前の金だ。お前の金で私はピザを頼んでいる」
C.C.「しかし別にいいだろう? お前と私は共犯者なのだから」
ルルーシュ「共犯者といえども限度があるだろう限度が!」
ルルーシュ「なるほど、最近俺の口座から金が物凄い勢いで無くなっているのはこれが原因だったのか…」
C.C.「今時そんな顔、あのバカ玉城でもしないぞ」
ルルーシュ「本気で驚いているんだ…」
ルルーシュ「まさか5食とは…。想定外だ」
C.C.「そんな褒めるなぁ」
C.C.「いくら私でもピザのことになるといささか夢中になりすぎるところがあってなぁ…」
ルルーシュ「夢中とかそういう問題ではない!褒めてもいない! 食いすぎだ!」
ルルーシュ「…お前、一体誰のお金でピザを食べているか知っているのか!?」
C.C.「なっ…また怒鳴るのか。最近カルシウム取っているのか?」
C.C.「ピザがいいぞピザが。あれにはチーズが大量に含まれているからな」
ルルーシュ「いいから答えろ!!」
C.C.「…全くうるさい奴だ。…お前の金だ。お前の金で私はピザを頼んでいる」
C.C.「しかし別にいいだろう? お前と私は共犯者なのだから」
ルルーシュ「共犯者といえども限度があるだろう限度が!」
ルルーシュ「なるほど、最近俺の口座から金が物凄い勢いで無くなっているのはこれが原因だったのか…」
C.C.「なんだ、金が尽きそうなのか」
C.C.「それなら黒の騎士団の資金を使えばいい。キョウトの件も含めて資金源は豊富にあるだろう?」
ルルーシュ「確かに黒の騎士団には潤沢な資金がある…」
ルルーシュ「しかし、あそこには独立した経理班が存在してそこの班長は藤堂だ…。厳しいものがある…」
ルルーシュ「何よりも! 雑費と記帳してその実態は不透明というようなどこかの悪徳企業のようなことをするのは俺の信念に反する!」
C.C.「普段から嘘で固めて生きているお前がよく言うよ」
ルルーシュ「黙れ魔女! とにかく! 黒の騎士団の資金が使えない以上、俺の取る選択肢は1つだ…」
C.C.「…どうした? そんなナナリーですら雰囲気で感じ取って逃げてしまうような怖い顔をして」
ルルーシュ「…ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる
ルルーシュ「お前はこれからしばらくピザ禁止だぁぁあぁぁぁ!」
C.C.「な、なんだってぇぇっぇええええ」
C.C.「それなら黒の騎士団の資金を使えばいい。キョウトの件も含めて資金源は豊富にあるだろう?」
ルルーシュ「確かに黒の騎士団には潤沢な資金がある…」
ルルーシュ「しかし、あそこには独立した経理班が存在してそこの班長は藤堂だ…。厳しいものがある…」
ルルーシュ「何よりも! 雑費と記帳してその実態は不透明というようなどこかの悪徳企業のようなことをするのは俺の信念に反する!」
C.C.「普段から嘘で固めて生きているお前がよく言うよ」
ルルーシュ「黙れ魔女! とにかく! 黒の騎士団の資金が使えない以上、俺の取る選択肢は1つだ…」
C.C.「…どうした? そんなナナリーですら雰囲気で感じ取って逃げてしまうような怖い顔をして」
ルルーシュ「…ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる
ルルーシュ「お前はこれからしばらくピザ禁止だぁぁあぁぁぁ!」
C.C.「な、なんだってぇぇっぇええええ」
数日後、街中
C.C.「ピ、ピザァ……」
C.C.「ルルーシュのやつめ、私からカードを取り上げるとは…」
C.C.「あれがなければピザが買えなくなってしまうじゃないか…」
C.C.「しかもアイツ、カードを返す予定は無いとか、ピザを食べたければ自分で働いて得た金で買えとか言っていたな」
C.C.「ニートにいきなり働けとか無茶だろう…」
C.C.「朝・昼・夜は咲世子が飯を作ってくれるから特段お腹が減るわけではないのだが、やはりこのピザ欲だけは抑えられんな…。人体の不思議だな…」
C.C.「しかし、こうして職を探しに街に来たのはいいがなかなか私の望むバイトが見つからんな」
C.C.「私はピザが食べられればいいから、ボーっと立ってるだけでお金が貰えてなおかつピザを支給してくれるというバイトを探しているだけなのに…」
C.C.(クラッ)
C.C.「おおっと。いかんいかん。あまりのピザ分の不足による目まいで倒れそうになってしまった。街中には良い匂いのする店が多いからな…」
C.C.「ん? なんだあれは?」
チーズ君(テクテク…)
C.C.「おお! あれは! チーズ君ではないか! 何故こんな街中に!」
C.C.「ピ、ピザァ……」
C.C.「ルルーシュのやつめ、私からカードを取り上げるとは…」
C.C.「あれがなければピザが買えなくなってしまうじゃないか…」
C.C.「しかもアイツ、カードを返す予定は無いとか、ピザを食べたければ自分で働いて得た金で買えとか言っていたな」
C.C.「ニートにいきなり働けとか無茶だろう…」
C.C.「朝・昼・夜は咲世子が飯を作ってくれるから特段お腹が減るわけではないのだが、やはりこのピザ欲だけは抑えられんな…。人体の不思議だな…」
C.C.「しかし、こうして職を探しに街に来たのはいいがなかなか私の望むバイトが見つからんな」
C.C.「私はピザが食べられればいいから、ボーっと立ってるだけでお金が貰えてなおかつピザを支給してくれるというバイトを探しているだけなのに…」
C.C.(クラッ)
C.C.「おおっと。いかんいかん。あまりのピザ分の不足による目まいで倒れそうになってしまった。街中には良い匂いのする店が多いからな…」
C.C.「ん? なんだあれは?」
チーズ君(テクテク…)
C.C.「おお! あれは! チーズ君ではないか! 何故こんな街中に!」
C.C.「何だって? 付いてくればピザをあげるだと!? 外見だけでなく中身も天使のようなのだな君は!」
チーズ君(ダッ、タタタ…)
C.C.「こ、こら待て! 急に走るな! 私は今ピザ分が不足していて体調が芳しくないんだ!」
C.C.「待て! 待つんだぁ…! 待ってくれえぇぇ………。あぁぁ…」バタン
チーズ君(ダッ、タタタ…)
C.C.「こ、こら待て! 急に走るな! 私は今ピザ分が不足していて体調が芳しくないんだ!」
C.C.「待て! 待つんだぁ…! 待ってくれえぇぇ………。あぁぁ…」バタン
――――
C.C.(うぅ…駄目だ…。もう一歩たりとも前進叶わん…。あと少しだったというのに…。せめてピザがひとかけらでもあれば…)
C.C.(あれ? なんだか体が軽いぞ? そうか…あのチーズ君は本当の天使だったのだな…)
C.C.(これで私は天上のピザ王国に行けるのだな…。嬉しいことこのうえないぞ…)
C.C.(あぁ…でも最後に、もう一回こっちの世界でたらふくピザを食べたかったなぁ…)
C.C.(………………)
??「もしもし~? 大丈夫ですかぁ~?」
C.C.(ん? なんだこの匂いは…?)
??「生きてますかぁ~?」
C.C.(懐かしい匂いだ…)
??「一体どうしたんでしょうかぁ…」
C.C.(そうだ…この芳醇な匂いは…)「ピザァッ!」
ガバァッ
C.C.(うぅ…駄目だ…。もう一歩たりとも前進叶わん…。あと少しだったというのに…。せめてピザがひとかけらでもあれば…)
C.C.(あれ? なんだか体が軽いぞ? そうか…あのチーズ君は本当の天使だったのだな…)
C.C.(これで私は天上のピザ王国に行けるのだな…。嬉しいことこのうえないぞ…)
C.C.(あぁ…でも最後に、もう一回こっちの世界でたらふくピザを食べたかったなぁ…)
C.C.(………………)
??「もしもし~? 大丈夫ですかぁ~?」
C.C.(ん? なんだこの匂いは…?)
??「生きてますかぁ~?」
C.C.(懐かしい匂いだ…)
??「一体どうしたんでしょうかぁ…」
C.C.(そうだ…この芳醇な匂いは…)「ピザァッ!」
ガバァッ
??「おおぉ。生きてましたかぁ。良かった良かったぁ」
C.C.「ここは…公園か…? ん? なっ! お前! その格好はなんだ!?」
??「ああ、これですか~。私、マニアックなコスプレが好きで、これは最近ハマっているチーズ君コスプレです~。良いですよねぇチーズ君」
??「いやぁしかし驚きましたよ。街中を歩いていたら、急にあなたが『待ってくれ!』と言って倒れたんですから」
??「変な目で見られるのも嫌なので公園まで連れてきて横にしたのですが、一向に目を覚まさないもんで…」
C.C.(そんな…。あの時私が見たチーズ君の誘惑は幻だったのか…?)
??「ん?どうされました?」
C.C.「ん、いや何でもない。ああそうだったのか、それは申し訳ないことをした。礼を言う」
??「いやいやそんな大したことではないですよぉ~。あ、そうだ、食べます? ピザ?」
??「 あなたがあんまりにも気を失っている間にピザピザ言うので、デリバリーに持ってきてもらったんですよ~」
C.C.「なっ? これはっ! 私の大好きなミリオンチーズピザではないか!」
??「あっお好きでしたかぁ~。良かった良かった。さぁどうぞどうぞ」
C.C.「ん…。いいのか? すまない…。 いただきます」ムシャムシャムシャムシャ
??「おほっ! いい食べっぷりですねぇ~。私も買ってきた甲斐がありますよ~」
C.C.(コイツ…。一体何が狙いだ…?)
C.C.「ここは…公園か…? ん? なっ! お前! その格好はなんだ!?」
??「ああ、これですか~。私、マニアックなコスプレが好きで、これは最近ハマっているチーズ君コスプレです~。良いですよねぇチーズ君」
??「いやぁしかし驚きましたよ。街中を歩いていたら、急にあなたが『待ってくれ!』と言って倒れたんですから」
??「変な目で見られるのも嫌なので公園まで連れてきて横にしたのですが、一向に目を覚まさないもんで…」
C.C.(そんな…。あの時私が見たチーズ君の誘惑は幻だったのか…?)
??「ん?どうされました?」
C.C.「ん、いや何でもない。ああそうだったのか、それは申し訳ないことをした。礼を言う」
??「いやいやそんな大したことではないですよぉ~。あ、そうだ、食べます? ピザ?」
??「 あなたがあんまりにも気を失っている間にピザピザ言うので、デリバリーに持ってきてもらったんですよ~」
C.C.「なっ? これはっ! 私の大好きなミリオンチーズピザではないか!」
??「あっお好きでしたかぁ~。良かった良かった。さぁどうぞどうぞ」
C.C.「ん…。いいのか? すまない…。 いただきます」ムシャムシャムシャムシャ
??「おほっ! いい食べっぷりですねぇ~。私も買ってきた甲斐がありますよ~」
C.C.(コイツ…。一体何が狙いだ…?)
??「あ、食べてる最中にすみません。申し遅れました、私こういう者です~」スッ
C.C.(名刺か…。なになに…、『ココロのスキマ、お埋めします 喪黒 福造』だと…。セールスマンなのか…?)
喪黒「はぁい。私、セールスマンをやっております喪黒福造と申します~」
C.C.(なっ!? 私の心を読んだだとっ!? コイツは…)
喪黒「いやぁ~しかし今も飛び起きるときもそうでしたが相当ピザがお好きのように見えますが?」
C.C.「(受け答えには細心の注意を払わねば…) ああそうだ、この世にピザより美味いものは存在しないと思っている」
C.C.「こう見えて一日5食、多いときで一日7食ピザを食べている時もあった」
喪黒「へぇ~凄いですねぇ。…最近もそのくらい食べていらっしゃるんですか?」
C.C.「(!! コイツ…)…何故そんなことを聞く?お前には関係ないだろう」
喪黒「そんな冷たいこと言わないでくださいよぉ~」
喪黒「先ほどあなたが気絶している間苦しそうにピザピザ言っていたのと今のあなたの話から考えると、今はあまり食べていないのかな~と思って聞いてみただけですよ~」
C.C.「(筋は通っている…か) そうだ。昔こそ毎食ピザだったが、ここ最近は全く食べていない」
C.C.(名刺か…。なになに…、『ココロのスキマ、お埋めします 喪黒 福造』だと…。セールスマンなのか…?)
喪黒「はぁい。私、セールスマンをやっております喪黒福造と申します~」
C.C.(なっ!? 私の心を読んだだとっ!? コイツは…)
喪黒「いやぁ~しかし今も飛び起きるときもそうでしたが相当ピザがお好きのように見えますが?」
C.C.「(受け答えには細心の注意を払わねば…) ああそうだ、この世にピザより美味いものは存在しないと思っている」
C.C.「こう見えて一日5食、多いときで一日7食ピザを食べている時もあった」
喪黒「へぇ~凄いですねぇ。…最近もそのくらい食べていらっしゃるんですか?」
C.C.「(!! コイツ…)…何故そんなことを聞く?お前には関係ないだろう」
喪黒「そんな冷たいこと言わないでくださいよぉ~」
喪黒「先ほどあなたが気絶している間苦しそうにピザピザ言っていたのと今のあなたの話から考えると、今はあまり食べていないのかな~と思って聞いてみただけですよ~」
C.C.「(筋は通っている…か) そうだ。昔こそ毎食ピザだったが、ここ最近は全く食べていない」
喪黒「ほほぉ~そうなのですかぁ。しかし、あなたほどのピザ好きが何故ここ最近は全く食べなくなったのですか?」
C.C.「(…しょうがない。一飯の恩だ。) 実は、私の家の財政管理をしている者が私の食生活に納得がいかないらしく、ピザを買うのを禁止されてしまったのだ」
喪黒「うわぁ~それはそれは。あんな万能食品を禁止するなんてヒドイですねぇ」
C.C.「そうなんだ。アイツときたら…。しかもアイツは私に働く事まで強要しているのだ!このスーパーニートの私に!」
C.C.(実際は強要されていないが、これくらいの嘘は大丈夫だよな…)
喪黒「うわぁ~踏んだり蹴ったりですねぇ。それは体調も崩しますね~。で、働き口はあるんですか?」
C.C.「それが…。今の世の中は不景気なのだな。私が希望するバイトは全く見つからないんだ」
C.C.「世間はニートに冷たいというのは本当だったのだな…」
喪黒「ん~、それではもしかしたらまた倒れてしまうということも?」
C.C.「十分ありえる話だ。今のところこれといった打開策もないのでな」
喪黒「そうですかぁ~。いやぁ同じピザ好きとしてあなたの気持ちは痛いほどよくわかりますよ。辛いですねぇ」
C.C.「ああ。生きているのに死人のような生活だ。あの日から日々の生活に潤いがなくなったと自分でも思うよ」
喪黒「心中ご察しします。あ、そうだ、あなたにちょうど良いものを私持ってますよ~」ゴソゴソ
C.C.「(…しょうがない。一飯の恩だ。) 実は、私の家の財政管理をしている者が私の食生活に納得がいかないらしく、ピザを買うのを禁止されてしまったのだ」
喪黒「うわぁ~それはそれは。あんな万能食品を禁止するなんてヒドイですねぇ」
C.C.「そうなんだ。アイツときたら…。しかもアイツは私に働く事まで強要しているのだ!このスーパーニートの私に!」
C.C.(実際は強要されていないが、これくらいの嘘は大丈夫だよな…)
喪黒「うわぁ~踏んだり蹴ったりですねぇ。それは体調も崩しますね~。で、働き口はあるんですか?」
C.C.「それが…。今の世の中は不景気なのだな。私が希望するバイトは全く見つからないんだ」
C.C.「世間はニートに冷たいというのは本当だったのだな…」
喪黒「ん~、それではもしかしたらまた倒れてしまうということも?」
C.C.「十分ありえる話だ。今のところこれといった打開策もないのでな」
喪黒「そうですかぁ~。いやぁ同じピザ好きとしてあなたの気持ちは痛いほどよくわかりますよ。辛いですねぇ」
C.C.「ああ。生きているのに死人のような生活だ。あの日から日々の生活に潤いがなくなったと自分でも思うよ」
喪黒「心中ご察しします。あ、そうだ、あなたにちょうど良いものを私持ってますよ~」ゴソゴソ
C.C.「ん?なんだそれは?」
喪黒「これはいつでも好きな時にピザを頼むことができる電話、その名も『エブリディ ピザーシャ』です~」
C.C.「エブリディピザーシャとはまた変な名前だな…。で、一体それはなんだ?」
喪黒「これはですねぇ、なんとその名の通りいつでもどこでも好きな時にピザを頼むことができるものなのです~」
C.C.「なんだそれは。そんなもの今時携帯があれば普通にできるではないか」
喪黒「ところがですねぇ、この携帯を使うとある特別な回線に繋がってピザを注文することができて、なんとそのピザの代金は無料になるというモノなんですよぉ」
C.C.「なっ、なに! そんな夢のような…」
C.C.「いや、しかし何故無料になるのかがわからんな…。何故だ?」
喪黒「ん~、実はですね、その昔とある変な髪型の皇帝があまりのピザ好きにVIP専用・代金無料のピザ屋を作らせたんですよ」
喪黒「この電話はその皇帝が作らせたピザ屋に連絡できる電話なんですよぉ」
C.C.「(変な髪型の皇帝…シャルルか…?) そうか、だがどうも嘘くさいな。本当と証明できるものはあるのか?」
喪黒「いや~それがですね。今ここで電話して証明できればいいんですけどねぇ」
喪黒「あいにく、私も忙しいセールスマンの身でして、もう時間がないんですよ~」
C.C.「ふっ、なんだ。それでは結局その電話は本物かどうか分からないではないか」
喪黒「ですから~この電話あなたに差し上げますので、ご自分でお試しになってください~」
喪黒「これはいつでも好きな時にピザを頼むことができる電話、その名も『エブリディ ピザーシャ』です~」
C.C.「エブリディピザーシャとはまた変な名前だな…。で、一体それはなんだ?」
喪黒「これはですねぇ、なんとその名の通りいつでもどこでも好きな時にピザを頼むことができるものなのです~」
C.C.「なんだそれは。そんなもの今時携帯があれば普通にできるではないか」
喪黒「ところがですねぇ、この携帯を使うとある特別な回線に繋がってピザを注文することができて、なんとそのピザの代金は無料になるというモノなんですよぉ」
C.C.「なっ、なに! そんな夢のような…」
C.C.「いや、しかし何故無料になるのかがわからんな…。何故だ?」
喪黒「ん~、実はですね、その昔とある変な髪型の皇帝があまりのピザ好きにVIP専用・代金無料のピザ屋を作らせたんですよ」
喪黒「この電話はその皇帝が作らせたピザ屋に連絡できる電話なんですよぉ」
C.C.「(変な髪型の皇帝…シャルルか…?) そうか、だがどうも嘘くさいな。本当と証明できるものはあるのか?」
喪黒「いや~それがですね。今ここで電話して証明できればいいんですけどねぇ」
喪黒「あいにく、私も忙しいセールスマンの身でして、もう時間がないんですよ~」
C.C.「ふっ、なんだ。それでは結局その電話は本物かどうか分からないではないか」
喪黒「ですから~この電話あなたに差し上げますので、ご自分でお試しになってください~」
C.C.「えっ。くっくれるのか? もし本物だったら相当貴重なものではないのか?」
喪黒「まぁ~決して安いものではありませんが、私はこれと同じものを持っていますし~電話も人に使われてナンボですからねぇ」
喪黒「あなたのようなピザ好きの人に使われるなら電話も本望でしょう」
C.C.「ま、まぁくれるというのなら貰ってやらんこともないな。も、もし本物だったらこれほど私にピッタリなものもないしな」
喪黒「だから本物だって言っているでしょう~。まぁいいです。この電話はあなたにあげます。しかし注意してください。この電話にはある禁止事項があって、それを破るととんでもないことになりますよぉ~」
C.C.「な、何だその禁止事項とは? い、一応聞いといてやろう。い、一応だからなっ!」
喪黒「…。実はですね~この電話、一日10回までしか使用できないんですよ~」
喪黒「なんでも先ほどの皇帝が自らの体調を心配して10回までにしたらしいんですけどねぇ。ですから、10回以上は電話したらダメですよぉ~」
C.C.「そ、そんなこと守れないわけないだろ! 一日10食もピザを食えるなんて贅沢すぎる! 」
喪黒「そうですかぁ~。じゃあくれぐれも禁止事項は破らないで下さいねぇ」
喪黒「…あ、そうだ。この電話を渡す際にある条件が必要なのを忘れてました」
C.C.「ん、渡す際にも何かあるのか…。何だ?」
喪黒「まぁ~決して安いものではありませんが、私はこれと同じものを持っていますし~電話も人に使われてナンボですからねぇ」
喪黒「あなたのようなピザ好きの人に使われるなら電話も本望でしょう」
C.C.「ま、まぁくれるというのなら貰ってやらんこともないな。も、もし本物だったらこれほど私にピッタリなものもないしな」
喪黒「だから本物だって言っているでしょう~。まぁいいです。この電話はあなたにあげます。しかし注意してください。この電話にはある禁止事項があって、それを破るととんでもないことになりますよぉ~」
C.C.「な、何だその禁止事項とは? い、一応聞いといてやろう。い、一応だからなっ!」
喪黒「…。実はですね~この電話、一日10回までしか使用できないんですよ~」
喪黒「なんでも先ほどの皇帝が自らの体調を心配して10回までにしたらしいんですけどねぇ。ですから、10回以上は電話したらダメですよぉ~」
C.C.「そ、そんなこと守れないわけないだろ! 一日10食もピザを食えるなんて贅沢すぎる! 」
喪黒「そうですかぁ~。じゃあくれぐれも禁止事項は破らないで下さいねぇ」
喪黒「…あ、そうだ。この電話を渡す際にある条件が必要なのを忘れてました」
C.C.「ん、渡す際にも何かあるのか…。何だ?」
喪黒「まぁ条件って言っても確認なんですけどねぇ」
喪黒「この電話、本当にピザ好きの人にしか渡してはいけないものなのでその確認として渡す際には譲受人には『ピザ大好き』って大きな声で5回叫んでもらうことが必要なんですよ~」
C.C.「そ、そんなことできるわけないだろう! ここは公園だぞ! しかも結構人がいて…」
C.C.「…恥ずかしいではないか!」
喪黒「いやぁ、しかし本当にピザ好きの人ならこの程度はやってくれないと…さすがにこの電話は貴重品ですので」
C.C.「くっ。仕方がない。やってやろうじゃないか! ピザのためなら…」
喪黒「おっ、やってくれますか~。ではお願いします。5回ですよぉ~」
C.C.(大丈夫だ…。通行人は誰も私たちに関心を寄せていない。私は空気だ。行くぞ)すうぅ
C.C.「「 ピザ大好き!! ピザ大好き!! ピザ大好き!! ピザ大好き!! ピザ大好きぃぃいぃぃい!! 」」
喪黒「この電話、本当にピザ好きの人にしか渡してはいけないものなのでその確認として渡す際には譲受人には『ピザ大好き』って大きな声で5回叫んでもらうことが必要なんですよ~」
C.C.「そ、そんなことできるわけないだろう! ここは公園だぞ! しかも結構人がいて…」
C.C.「…恥ずかしいではないか!」
喪黒「いやぁ、しかし本当にピザ好きの人ならこの程度はやってくれないと…さすがにこの電話は貴重品ですので」
C.C.「くっ。仕方がない。やってやろうじゃないか! ピザのためなら…」
喪黒「おっ、やってくれますか~。ではお願いします。5回ですよぉ~」
C.C.(大丈夫だ…。通行人は誰も私たちに関心を寄せていない。私は空気だ。行くぞ)すうぅ
C.C.「「 ピザ大好き!! ピザ大好き!! ピザ大好き!! ピザ大好き!! ピザ大好きぃぃいぃぃい!! 」」
C.C.「(はぁ、はぁ、言いきったぞ。)おい、お前、早くその電話をよこせ」
喪黒「おやおやせっかちですねぇ、もう少し余韻に浸ってもよいのでは」
喪黒「まぁしかしいいでしょう、ではこれを」
喪黒「…さっきの禁止事項忘れないで下さいねぇ」
C.C.「(これが神の電話…)おお、ありがとう。すまないな、介抱までしてもらってこんなものまで」
喪黒「いいんですよ~。ピザ好きに悪い人はいませんからね~。ん、それでは私ももう行きます。またどこかで」
C.C.「ああ、その時は一緒にピザを食べながらピザ談義でもしよう」
喪黒「いいですね~その時が楽しみです、それでは失礼します…」スタスタ
C.C.「…行ったか。変な奴だったな。さて、この電話どうしたものか。…ん? なんだ? 周りが騒がしいな…」
子ども「ママー。あの人ピザが好きなんだってー」
通行人(母)「こら! 見ちゃいけません! 平日の昼間からピザピザ叫んでる人ですよ!」
通行人(青年)「…あの人も俺と同じニートなのかな…」
通行人(老人)「何がピザじゃ! 漢は黙っておにぎりじゃろ!」
ザワザワ… ザワザワ…
C.C.「な…なんだこれはいつの間にこんな人だかりが。もしかしてさっき叫んだのが原因なのか…」
喪黒「おやおやせっかちですねぇ、もう少し余韻に浸ってもよいのでは」
喪黒「まぁしかしいいでしょう、ではこれを」
喪黒「…さっきの禁止事項忘れないで下さいねぇ」
C.C.「(これが神の電話…)おお、ありがとう。すまないな、介抱までしてもらってこんなものまで」
喪黒「いいんですよ~。ピザ好きに悪い人はいませんからね~。ん、それでは私ももう行きます。またどこかで」
C.C.「ああ、その時は一緒にピザを食べながらピザ談義でもしよう」
喪黒「いいですね~その時が楽しみです、それでは失礼します…」スタスタ
C.C.「…行ったか。変な奴だったな。さて、この電話どうしたものか。…ん? なんだ? 周りが騒がしいな…」
子ども「ママー。あの人ピザが好きなんだってー」
通行人(母)「こら! 見ちゃいけません! 平日の昼間からピザピザ叫んでる人ですよ!」
通行人(青年)「…あの人も俺と同じニートなのかな…」
通行人(老人)「何がピザじゃ! 漢は黙っておにぎりじゃろ!」
ザワザワ… ザワザワ…
C.C.「な…なんだこれはいつの間にこんな人だかりが。もしかしてさっき叫んだのが原因なのか…」
通行人(ギャル女)「ウハッマジあの女ウケるんですけどーw写真に撮ってネットに晒そーっとw」
通行人(ギャル男)「ギャハハお前それマジウケるw俺も撮っちゃおーw」
パシャパシャ パシャパシャ
C.C.「うわ、お前らなんだっ。やめろ、私は写真が嫌いなんだっ。」
通行人(ギャル男)「うはwこいつ嫌がってるよw」
通行人(ギャル女)「さっきまでピザピザ言ってたのにw」
パシャパシャ
C.C.「う、う、うわぁぁぁああぁぁぁ」ダダダダッ
子ども「ママー、あの人走ってどこか行っちゃったよー」
通行人(母)「あらまぁ。よっぽど恥ずかしかったのかしら。でも自業自得よねぇ…」
C.C.「クソッ、なんで私がこんな目に…」ダダダダッ
―― 喪黒(オーッホッホッホッホッ、実はあの叫びは条件でも何でもなかったんですけどねぇ~。)
通行人(ギャル男)「ギャハハお前それマジウケるw俺も撮っちゃおーw」
パシャパシャ パシャパシャ
C.C.「うわ、お前らなんだっ。やめろ、私は写真が嫌いなんだっ。」
通行人(ギャル男)「うはwこいつ嫌がってるよw」
通行人(ギャル女)「さっきまでピザピザ言ってたのにw」
パシャパシャ
C.C.「う、う、うわぁぁぁああぁぁぁ」ダダダダッ
子ども「ママー、あの人走ってどこか行っちゃったよー」
通行人(母)「あらまぁ。よっぽど恥ずかしかったのかしら。でも自業自得よねぇ…」
C.C.「クソッ、なんで私がこんな目に…」ダダダダッ
―― 喪黒(オーッホッホッホッホッ、実はあの叫びは条件でも何でもなかったんですけどねぇ~。)
どーんされた後の末路が気になるところ
福造SS少ないから嬉しいわ
福造SS少ないから嬉しいわ
C.C.の部屋
C.C.(くっ…あの下劣な奴らめ…)グスッグスッ
C.C.(あんな奴ら…ピザがあればっ…ピザさえあれば…)ヒグッヒグッ
C.C.(完全体になれるのに…ピザさえあれば…)セルッセルッ
C.C.(ピザ? そうだ!)ガバッ
C.C.(あの変な奴がくれた電話。あれは本当に使えるものなのか…?)
C.C.(駄目もとでやってみるか…どれどれ…)ピポピポ
プルルルルルルル
C.C.(繋がるが…出ない。やはり嘘だったのか…。)
ガチャ
店員『はい!すみません大変お待たせいたしました!皆で仲良くアーカーシャ♪ 』
店員『人は平等ではなくてもピザは平等がモットーのアーカーシャピザ、略してピザーシャです♪』
C.C.「 」
C.C.(くっ…あの下劣な奴らめ…)グスッグスッ
C.C.(あんな奴ら…ピザがあればっ…ピザさえあれば…)ヒグッヒグッ
C.C.(完全体になれるのに…ピザさえあれば…)セルッセルッ
C.C.(ピザ? そうだ!)ガバッ
C.C.(あの変な奴がくれた電話。あれは本当に使えるものなのか…?)
C.C.(駄目もとでやってみるか…どれどれ…)ピポピポ
プルルルルルルル
C.C.(繋がるが…出ない。やはり嘘だったのか…。)
ガチャ
店員『はい!すみません大変お待たせいたしました!皆で仲良くアーカーシャ♪ 』
店員『人は平等ではなくてもピザは平等がモットーのアーカーシャピザ、略してピザーシャです♪』
C.C.「 」
店員『お客様? ご注文はお決まりでしょうか?』
C.C.「ああ、…すまないが初めて利用するのでどんなメニューがあるのかわからないのだが…」
店員『初めてのご利用ですか、かしこまりました。それではご説明させていただきます。』
店員『当店ではメニューというものは存在しておらず、お客様が望むピザを言っていただけたらそのピザをお作りしてお届けするシステムになっております。』
C.C.「(なん…だと…)それは本当なのか!? 本当に私が言ったピザを作ってくれるのか!?」
店員『左様でございます。私たちはどのようなピザでもお作りいたします』
店員『しかし、大きさはマイクロチップサイズからKMFサイズまでで、具材は100種類までとさせていただいておりますが』
C.C.「それだけあれば十分だ。 よし… では注文させてもらうぞ」
C.C.「ミリオンチーズピザにチーズ増し増しで頼む。サイズは任せる」
店員『 』
C.C.「ああ、…すまないが初めて利用するのでどんなメニューがあるのかわからないのだが…」
店員『初めてのご利用ですか、かしこまりました。それではご説明させていただきます。』
店員『当店ではメニューというものは存在しておらず、お客様が望むピザを言っていただけたらそのピザをお作りしてお届けするシステムになっております。』
C.C.「(なん…だと…)それは本当なのか!? 本当に私が言ったピザを作ってくれるのか!?」
店員『左様でございます。私たちはどのようなピザでもお作りいたします』
店員『しかし、大きさはマイクロチップサイズからKMFサイズまでで、具材は100種類までとさせていただいておりますが』
C.C.「それだけあれば十分だ。 よし… では注文させてもらうぞ」
C.C.「ミリオンチーズピザにチーズ増し増しで頼む。サイズは任せる」
店員『 』
C.C.「どうした? ミリオンチーズピザにチーズ増し増しだ」
店員『…かしこましました。できあがってお届けになるまで30分ほどかかります。テレビでも見つつお待ち下さい。それでは失礼しま』
C.C.「ちょっと待て! 住所は聞かなくていいのか?」
店員『あ、それは大丈夫です。なんとなくわかるんで。じゃあすみません本当忙しいんで失礼します』ガチャ
ツーツー
C.C.「…なんか引かれることでも言ったか? いやしかし本当に来るのか…」
――30分後
C.C.(もう30分だぞ…。だいたい住所も教えてないのに来れるのか…)
ガタガタ
C.C.(ん?なんだ?窓が揺れてるぞ)
ガタガタガチャ
店員「どうもー。アーカーシャピザでーす。ミリオンチーズピザチーズ増し増しご注文のお客様でしょうかー?」
店員『…かしこましました。できあがってお届けになるまで30分ほどかかります。テレビでも見つつお待ち下さい。それでは失礼しま』
C.C.「ちょっと待て! 住所は聞かなくていいのか?」
店員『あ、それは大丈夫です。なんとなくわかるんで。じゃあすみません本当忙しいんで失礼します』ガチャ
ツーツー
C.C.「…なんか引かれることでも言ったか? いやしかし本当に来るのか…」
――30分後
C.C.(もう30分だぞ…。だいたい住所も教えてないのに来れるのか…)
ガタガタ
C.C.(ん?なんだ?窓が揺れてるぞ)
ガタガタガチャ
店員「どうもー。アーカーシャピザでーす。ミリオンチーズピザチーズ増し増しご注文のお客様でしょうかー?」
C.C.「は、はい、私が頼んだよ、ミリオンチーズピザチーズ増し増しは」
店員「はいー。じゃあこれご注文のピザですー。温かいうちにどうぞー」
C.C.「あ、どうも、ありがとうございます」
店員「いえいえどういたしましてー。それでは、またの機会をお待ちしておりますー」バタンッ タタタッ
C.C.(ポカーン)
C.C.「…なんだあれは。まるで嵐のように過ぎ去っていったぞ」
店員「はいー。じゃあこれご注文のピザですー。温かいうちにどうぞー」
C.C.「あ、どうも、ありがとうございます」
店員「いえいえどういたしましてー。それでは、またの機会をお待ちしておりますー」バタンッ タタタッ
C.C.(ポカーン)
C.C.「…なんだあれは。まるで嵐のように過ぎ去っていったぞ」
C.C.「いや…しかし…このカードは本物だったのか…」
C.C.「確か一日10回まで使えるんだよな…」
C.C.「一日10回も!」
C.C.「ピザを!」
C.C.「無料で!」
C.C.「ハーハッハッハ!」
C.C.「これからは毎日毎食ピザが食べれるぞー!フハハフハハフハハフハハハハハハ!」
C.C.「ふふふ、思わずルルーシュの笑い方を真似してみてしまったぞ」
C.C.「お、そうだ!温かいうちに早く食べないとな!」
パクッ
C.C.「…美味い。美味いぞこれはぁ!ハーハッハッハッ!」
C.C.「はははははははやったぁぁぁっぁぁぁああああ やったぞぉぉぉおおおお」
数日後、ルルーシュの家の廊下
スタスタ
ルルーシュ(C.C.め、あのカードを取り上げてからしばらくは返せ返せうるさかったが最近は静かだな…もう諦めたのか?)
ルルーシュ(ふ、しかしうるさかったのが急に静かになると寂しいものだな。どうも調子が狂ってしまう)
ルルーシュ(アイツを怒ることが俺の一種のルーチンワークでバロメーターのような役割を果たしていたのかもな)
ルルーシュ(だがしかしこれもアイツの健康のためだ)
ルルーシュ(あのまま食い続けていたら間違いなくアイツは肥満体質になってしまっていただろう…。)
ルルーシュ(肥満を甘く見てはいけないぞ。あらゆる病気の原因になりえる症状だ。見過ごすわけにはいかん)
ルルーシュ(アイツは辛いかもしれんが、これでアイツがピザを食うために働き始めればそれは俺にとってもありがたい)
ルルーシュ(あの時は財政状況が苦しいとしたが、実際俺の口座はまだまだ余裕がある状態だ)
ルルーシュ(ただ、あそこでアイツの健康を理由にカードを取り上げようとしたら「私は太らないから大丈夫」など言いだしただろう)
ルルーシュ(しかし、財政状況が苦しいとなれば話は別だ。アイツも渋々従わざるを得ない)
ルルーシュ(それでピザをやめればアイツの健康もよくなり、ピザを食べたくて働き始めれば俺のところにいくらか金をいれさせる)
ルルーシュ(嫌だと言ったらその時はアイツの言ったセリフである共犯者という言葉をつきつけてやるさ)
ルルーシュ(要するに、アイツがピザをやめることは俺の利益にもなるのだ!)
スタスタ
ルルーシュ(C.C.め、あのカードを取り上げてからしばらくは返せ返せうるさかったが最近は静かだな…もう諦めたのか?)
ルルーシュ(ふ、しかしうるさかったのが急に静かになると寂しいものだな。どうも調子が狂ってしまう)
ルルーシュ(アイツを怒ることが俺の一種のルーチンワークでバロメーターのような役割を果たしていたのかもな)
ルルーシュ(だがしかしこれもアイツの健康のためだ)
ルルーシュ(あのまま食い続けていたら間違いなくアイツは肥満体質になってしまっていただろう…。)
ルルーシュ(肥満を甘く見てはいけないぞ。あらゆる病気の原因になりえる症状だ。見過ごすわけにはいかん)
ルルーシュ(アイツは辛いかもしれんが、これでアイツがピザを食うために働き始めればそれは俺にとってもありがたい)
ルルーシュ(あの時は財政状況が苦しいとしたが、実際俺の口座はまだまだ余裕がある状態だ)
ルルーシュ(ただ、あそこでアイツの健康を理由にカードを取り上げようとしたら「私は太らないから大丈夫」など言いだしただろう)
ルルーシュ(しかし、財政状況が苦しいとなれば話は別だ。アイツも渋々従わざるを得ない)
ルルーシュ(それでピザをやめればアイツの健康もよくなり、ピザを食べたくて働き始めれば俺のところにいくらか金をいれさせる)
ルルーシュ(嫌だと言ったらその時はアイツの言ったセリフである共犯者という言葉をつきつけてやるさ)
ルルーシュ(要するに、アイツがピザをやめることは俺の利益にもなるのだ!)
ルルーシュ(フハハ!我ながらよい案だったと思う。アイツの健康も気遣ってやっているのだからな)
ルルーシュ(…しかし、ここ最近のアイツはどうやら部屋に閉じこもっているようだな。まだショックから立ち直れないのか?)
ルルーシュ(まぁたまにはこうしてピザでも持って行ってやってご機嫌をとってやろう)
ルルーシュ(たまにピザを与えることでその有難味がわかってアイツも働くことに躍起になるだろう)
ルルーシュ(さて、アイツの部屋に行くのも久しぶりだな)スタスタ
ルルーシュ「(なんせここ最近は黒の騎士団の活動が忙しかったからな) おい、いるか入るぞ」ガチャ
C.C.「ん…」ムシャムシャ
ルルーシュ「 」
ルルーシュ(…しかし、ここ最近のアイツはどうやら部屋に閉じこもっているようだな。まだショックから立ち直れないのか?)
ルルーシュ(まぁたまにはこうしてピザでも持って行ってやってご機嫌をとってやろう)
ルルーシュ(たまにピザを与えることでその有難味がわかってアイツも働くことに躍起になるだろう)
ルルーシュ(さて、アイツの部屋に行くのも久しぶりだな)スタスタ
ルルーシュ「(なんせここ最近は黒の騎士団の活動が忙しかったからな) おい、いるか入るぞ」ガチャ
C.C.「ん…」ムシャムシャ
ルルーシュ「 」
C.C.「ん?どうした、ルルーシュ。久しぶりに会ったのにそんな間抜けなツラをして」ムシャムシャ
C.C.「お、お前が手に持ってるのはピザではないか! 気がきくな。ちょうど今このピザが食べ終わるところだ」ムシャムシャ
ルルーシュ「お前…どうして…。」
C.C.「いやぁ最近はすこぶる体調がいいぞ。ん? だからなんだその顔は」プフー
ルルーシュ「お前はどうしてピザなんかを食べている!!」
C.C.「おお。そう急に怒鳴るな。物事はエレガントに運べと閣下も言っているだろう。もっと冷静になれ」
C.C.「それと、ピザなんかとは聞き捨てならないな。ふぅ…やれやれ、ピザの良さが分からないとはまだまだ坊やだなお前は」
C.C.「坊やは罰としてピザのことをこれから先ピッツァと呼べ。もしくはピザ様だ」
ルルーシュ「一気に喋るな!閣下など知らん! 誰がピッツァなど呼ぶかこの魔女!」
ルルーシュ「俺の質問に答えろ。何故お前はピザを食べている、そしてそのお金はどこから出ているかだ」
C.C.「ふふ…前も似たような問答をしたな。お前はオウムか。全く、そんなことだからお前はいつまでたってもど…」
ルルーシュ「いいから答えろ!!」
C.C.「お、お前が手に持ってるのはピザではないか! 気がきくな。ちょうど今このピザが食べ終わるところだ」ムシャムシャ
ルルーシュ「お前…どうして…。」
C.C.「いやぁ最近はすこぶる体調がいいぞ。ん? だからなんだその顔は」プフー
ルルーシュ「お前はどうしてピザなんかを食べている!!」
C.C.「おお。そう急に怒鳴るな。物事はエレガントに運べと閣下も言っているだろう。もっと冷静になれ」
C.C.「それと、ピザなんかとは聞き捨てならないな。ふぅ…やれやれ、ピザの良さが分からないとはまだまだ坊やだなお前は」
C.C.「坊やは罰としてピザのことをこれから先ピッツァと呼べ。もしくはピザ様だ」
ルルーシュ「一気に喋るな!閣下など知らん! 誰がピッツァなど呼ぶかこの魔女!」
ルルーシュ「俺の質問に答えろ。何故お前はピザを食べている、そしてそのお金はどこから出ているかだ」
C.C.「ふふ…前も似たような問答をしたな。お前はオウムか。全く、そんなことだからお前はいつまでたってもど…」
ルルーシュ「いいから答えろ!!」
C.C.「急かし文句も同じときたか。芸の無い奴だ」
C.C.「いいだろう。まずひとつ、何故ピザを食べているか、これはもうそこにピザがあるからとしか答えようがない。そういうものだ」
C.C.「そしてもうひとつ、そのお金はどこから出ているかということだが、…これは当然働いて私が得たお金だ。以前、お前に言われた通りにしてるぞ文句はあるまい」
ルルーシュ「…本当なんだな?本当にお前が自分が稼いだお金でピザを食べているんだな?」
C.C.「疑り深いな坊や。そこらへんはアイツそっくりだ。」
C.C.「…本当だ。私が自分で稼いだお金で買っている…」
ルルーシュ「…………」
C.C.「ん? どうかしたのか?」
C.C.「いいだろう。まずひとつ、何故ピザを食べているか、これはもうそこにピザがあるからとしか答えようがない。そういうものだ」
C.C.「そしてもうひとつ、そのお金はどこから出ているかということだが、…これは当然働いて私が得たお金だ。以前、お前に言われた通りにしてるぞ文句はあるまい」
ルルーシュ「…本当なんだな?本当にお前が自分が稼いだお金でピザを食べているんだな?」
C.C.「疑り深いな坊や。そこらへんはアイツそっくりだ。」
C.C.「…本当だ。私が自分で稼いだお金で買っている…」
ルルーシュ「…………」
C.C.「ん? どうかしたのか?」
ルルーシュ(本当か? 本当なのか!? あのグータラニートチーズピザ社会不適合者魔女が働いているというのか!?)
ルルーシュ(いや落ち着けルルーシュ、こんな時はナナリーを数えるんだ。1ナナリー、2ナナリー、3ナナリー)
ルルーシュ(4ナナリー、5ナナリー……ふう、落ち着いたぞ。しかし、魔女が働いているならば俺のやるべきことは…!)
ルルーシュ「C.C.…」
C.C.「どうした? 急にそんな真剣な表情になって…」
ルルーシュ「すまなかったぁ!」ドゲザァズザァ
C.C.「ど、どうした急に土下座なんて…」
ルルーシュ「俺はお前の事を勘違いしていたようだ…」
ルルーシュ「金のかかる居候、逆座敷わらしなどと何度思ったか…。正直、申し訳ないと思っている」
C.C.「ああ、うん…。まぁそこらへんは私にも非があるというか…」
ルルーシュ「それだけじゃない。俺はお前に直接何回も暴言を吐いてしまった…」
ルルーシュ「魔女やらニートやらBBAやら尻デカ女とか…。これも本当に申し訳ないと思っている」
ルルーシュ「今ここで謝らせてくれ」
ルルーシュ「お前は金食い虫や某結婚詐欺被告のような奴ではなく、真面目に働いて飯を食う普通の人間だったんだな」
ルルーシュ(いや落ち着けルルーシュ、こんな時はナナリーを数えるんだ。1ナナリー、2ナナリー、3ナナリー)
ルルーシュ(4ナナリー、5ナナリー……ふう、落ち着いたぞ。しかし、魔女が働いているならば俺のやるべきことは…!)
ルルーシュ「C.C.…」
C.C.「どうした? 急にそんな真剣な表情になって…」
ルルーシュ「すまなかったぁ!」ドゲザァズザァ
C.C.「ど、どうした急に土下座なんて…」
ルルーシュ「俺はお前の事を勘違いしていたようだ…」
ルルーシュ「金のかかる居候、逆座敷わらしなどと何度思ったか…。正直、申し訳ないと思っている」
C.C.「ああ、うん…。まぁそこらへんは私にも非があるというか…」
ルルーシュ「それだけじゃない。俺はお前に直接何回も暴言を吐いてしまった…」
ルルーシュ「魔女やらニートやらBBAやら尻デカ女とか…。これも本当に申し訳ないと思っている」
ルルーシュ「今ここで謝らせてくれ」
ルルーシュ「お前は金食い虫や某結婚詐欺被告のような奴ではなく、真面目に働いて飯を食う普通の人間だったんだな」
C.C.「ん…、いや、まぁ、その、なんだ、顔を上げてくれ。お前だけが悪いわけじゃない」
C.C.「私もその、働いてもいないのに高飛車だったし、生活費だけでなくお前の口座からチーズ君人形の代金も引き落としたりしていたし…」
C.C.「その…私こそすまなかったな」
ルルーシュ「C.C.…。 ということは…?」
C.C.「いいから立て、私もお前も悪いところがあった以上、もうこの件はイーブンで帳消しだ」
C.C.「綺麗に水に流すことにしよう。私とお前は共犯者だからな」
ルルーシュ「そうか…フフフ…」スクッ
C.C.「ん?なんだ今度は急に笑い出したりして」
C.C.「私もその、働いてもいないのに高飛車だったし、生活費だけでなくお前の口座からチーズ君人形の代金も引き落としたりしていたし…」
C.C.「その…私こそすまなかったな」
ルルーシュ「C.C.…。 ということは…?」
C.C.「いいから立て、私もお前も悪いところがあった以上、もうこの件はイーブンで帳消しだ」
C.C.「綺麗に水に流すことにしよう。私とお前は共犯者だからな」
ルルーシュ「そうか…フフフ…」スクッ
C.C.「ん?なんだ今度は急に笑い出したりして」
ルルーシュ「フフフ…C.C.、今お前は俺と共犯者と言ったな」
C.C.「ああ、私とお前は共犯者だがそれがどうかしたか」
ルルーシュ「そうか共犯者だよな俺らは…。ではC.C.、いつになったら俺の所に金をいれてくれるんだ?」
C.C.「な、…何を言っている!」
C.C.「私がお前に金を渡すだと…?ど、どういう了見だそれは!?」
ルルーシュ「俺とお前は共犯者だろう? 共犯者ならお互い協力するというのが筋だろう」
ルルーシュ「俺は今までお前に金を出してきたが決して返せとは言わなかったな」
C.C.「ああ、そうだな…」
ルルーシュ「それは今までお前が働いていなかったから返せとは言わなかったんだよ」
ルルーシュ「共犯者なら相手が金がない時に助け合うのも当たり前だしな」
ルルーシュ「しかし、今は違う。俺は働いていてお前も働いているという」
ルルーシュ「さらにお前は稼いだ金でピザを買うことができるときている!」
ルルーシュ「これは、俺にいくらか金を返してもいいんじゃないのか? 共犯者として」ニヤァ
C.C.「ああ、私とお前は共犯者だがそれがどうかしたか」
ルルーシュ「そうか共犯者だよな俺らは…。ではC.C.、いつになったら俺の所に金をいれてくれるんだ?」
C.C.「な、…何を言っている!」
C.C.「私がお前に金を渡すだと…?ど、どういう了見だそれは!?」
ルルーシュ「俺とお前は共犯者だろう? 共犯者ならお互い協力するというのが筋だろう」
ルルーシュ「俺は今までお前に金を出してきたが決して返せとは言わなかったな」
C.C.「ああ、そうだな…」
ルルーシュ「それは今までお前が働いていなかったから返せとは言わなかったんだよ」
ルルーシュ「共犯者なら相手が金がない時に助け合うのも当たり前だしな」
ルルーシュ「しかし、今は違う。俺は働いていてお前も働いているという」
ルルーシュ「さらにお前は稼いだ金でピザを買うことができるときている!」
ルルーシュ「これは、俺にいくらか金を返してもいいんじゃないのか? 共犯者として」ニヤァ
C.C.「ぐ、しかし…」
ルルーシュ「さっき言ったよな、私とお前は共犯者だ、と。言い逃れはできないぞ」
C.C.「く…悔しいがお前の言う通りだ」
C.C.「私はお前にお金を返すべきだろう…共犯者として」
ルルーシュ「そうだろう。それで、いつ渡してくれるんだ、俺に、金を」ドヤァ
C.C.「(ムカつくなコイツ…) それがな、すまんルルーシュ。しばらくは渡せない」
ルルーシュ「なに!? どういうことだそれは? 働いているのではないのか?」
C.C.「それが、つい昨日出た給料はもう今日のピザを食べるのに使ってしまってもう無いんだ」
C.C.「だからお前に金を返せるとしたら早くても来月の給料日になるな」
C.C.「せっかち早漏な童貞坊やには悪いが、金はまだ返せそうにない」
ルルーシュ「(俺そこまでけなされるような事言ったか…?) そうか、それならば仕方がない」
ルルーシュ「では、来月には返してくれるんだな?」
C.C.「ああ、…大丈夫だ」
ルルーシュ「なら別に問題はない。働いている限り、これから少しづつ回収していけばいいからな」
ルルーシュ「フハハフハハフハハハハ、楽しみだよ来月が!」
ルルーシュ「それじゃあなC.C.、くれぐれも体には気をつけてくれ俺の…おおっと間違えた、俺たちの財政のためにな」
ルルーシュ「ハーハッハッハ」バタン
シーン
C.C.「ど、どうしよう」ムシャムシャ
C.C.「なんかなりゆきでルルーシュに金を返すことになってしまったぞ」モグモグ
C.C.「実際は働いてなくて、この『エブリディ ピザーシャ』カードで無料で食べているだけだというのに」カミカミ
C.C.「来月までにはどうにかしないとな…」ゴックン
C.C.「まぁ、とりあえずもう一個ピザ食べようっと」ピポパポ
―1週間後
C.C.「ピザ美味しいな。チーズ君最高!!」スリスリ
チーズ君(うぜぇ…)
―2週間後
C.C.「いやこれ本当凄い。本当にKMFサイズの100種トッピング頼んだら100種のせてきたよ」
C.C.「しょうがない…」
C.C.「ピッツァファイト!レディー・ゴーだ!!」
―3週間後
C.C.「こんなにピザを食えるなんて…。私は特別な存在なのだと思うものだ。
そうだ、私に孫ができたらピザを食べさせてあげようなぜならその子もまた、特別な存在になるからな」
―4週間後
C.C.「ああそういえばなんかルルーシュが来月がどうのこうの言ってた気がするが…」
ガチャ
ルルーシュ「C.C.! いるか? 今日がちょうど1カ月だぞ」
ルルーシュ「どうだ、バイト代からいくら俺にくれるんだ?」キラキラ
C.C.(目を輝かせているとは…)
C.C.「ピザ美味しいな。チーズ君最高!!」スリスリ
チーズ君(うぜぇ…)
―2週間後
C.C.「いやこれ本当凄い。本当にKMFサイズの100種トッピング頼んだら100種のせてきたよ」
C.C.「しょうがない…」
C.C.「ピッツァファイト!レディー・ゴーだ!!」
―3週間後
C.C.「こんなにピザを食えるなんて…。私は特別な存在なのだと思うものだ。
そうだ、私に孫ができたらピザを食べさせてあげようなぜならその子もまた、特別な存在になるからな」
―4週間後
C.C.「ああそういえばなんかルルーシュが来月がどうのこうの言ってた気がするが…」
ガチャ
ルルーシュ「C.C.! いるか? 今日がちょうど1カ月だぞ」
ルルーシュ「どうだ、バイト代からいくら俺にくれるんだ?」キラキラ
C.C.(目を輝かせているとは…)
C.C.(いや、そんなことに注目している場合ではない! そういえば今日が返却日だったな)
C.C.(結局この1カ月バイト探しもせず家でゴロゴロしていてピザを食べていただけだったな…)
ルルーシュ「どうした? まだ昨日バイト代が出たばっかりだろう?」
C.C.(ここでバイト代が出るのが遅れたと言ってもコイツはその日まで待つだろう)
C.C.(つまり、私がここでとるべき選択肢はっ…!)
C.C.「ルルーシュ!」
ルルーシュ「な、なんだ急に!? もしかしてとんでもない額なのか!?」
C.C.「すまない!」ドゲザズザァ
ルルーシュ「お、おおお何だ」
C.C.「すまない、昨日出た給料はもう昨日と今日のピザ代で使ってしまったんだ…」
ルルーシュ「なんだと!? どういうことだそれは?」
C.C.「すまない、全ては私のピザ欲がいけないのだ」
C.C.「昨日給料が出た喜びで気付いたら残高が0に」
C.C.「まさか自分のピザ欲がこれほどとは…」
ルルーシュ「なるほど…。仕方ないな、お前のピザ欲を甘く見ていたよ」
ルルーシュ「しかしどうするんだ? 次の給料日も今回のようにならないとも限らないだろう」
ルルーシュ「このままではお前の銀行口座まで俺が管理することになるが…」
C.C.「そ、それだけはやめてくれ! やっと働いて食う飯が美味いと思い始めたところなんだ」
ルルーシュ「そう言われてもな…。じゃあどうやって返すんだ?」
C.C.「フフフ…」
ルルーシュ「どうした?」
C.C.「その言葉を待っていたよルルーシュ」ユラーリ
C.C.「別にお前はバイトで稼いだ金で返せとは言っていないな」
ルルーシュ「ああ、そうだが。それがどうかしたのか?」
C.C.「それを聞いて安心したよ。要するにバイトじゃなくても何かしらの形でお前に返せばいいわけだな」
ルルーシュ「まぁ、そうだな。別にバイトじゃなくても構わないな」
C.C.「そうか。それで、返すものも別に金でなくても構わないよな?」
ルルーシュ「まぁ、金には絶対的な価値があるが、金では測れない価値もあるしな」
ルルーシュ「しかしその場合価値判断には大きく主観が関わることになるだろう」
ルルーシュ「つまり金じゃない返済の場合は、何かしらの証明書付きの物でもない限り俺が満足しないとダメだがいいのか?」
C.C.「いいだろう。お前を満足させる自信はあるぞ」
ルルーシュ「ほう…。大した自信だな」
ルルーシュ「それで、その返済はどうするんだ?」
C.C.「私は……」
C.C.「身体で返すことにする!!!!」
ルルーシュ「 」
ルルーシュ「ああ、そうだが。それがどうかしたのか?」
C.C.「それを聞いて安心したよ。要するにバイトじゃなくても何かしらの形でお前に返せばいいわけだな」
ルルーシュ「まぁ、そうだな。別にバイトじゃなくても構わないな」
C.C.「そうか。それで、返すものも別に金でなくても構わないよな?」
ルルーシュ「まぁ、金には絶対的な価値があるが、金では測れない価値もあるしな」
ルルーシュ「しかしその場合価値判断には大きく主観が関わることになるだろう」
ルルーシュ「つまり金じゃない返済の場合は、何かしらの証明書付きの物でもない限り俺が満足しないとダメだがいいのか?」
C.C.「いいだろう。お前を満足させる自信はあるぞ」
ルルーシュ「ほう…。大した自信だな」
ルルーシュ「それで、その返済はどうするんだ?」
C.C.「私は……」
C.C.「身体で返すことにする!!!!」
ルルーシュ「 」
数日後 静岡県上空 斑鳩船内
騎士団員「ブリタニア軍、今のところ動きはありません」
騎士団員「ゲリラ軍、フジのサクラダイトを中心に扇形に陣をとっています」
ゼロ「そうか。カレン達のKMF部隊はどうだ?」
騎士団員「KMF部隊、ゲリラ軍後方のフジ樹海の待機位置まであと30分ほどで位置づけが完了とのことです」
ゼロ「あと5分早めろと伝えてくれ。それと作戦開始の合図はこちらで出すと念押ししてくれ」
騎士団員「了解しました」
ルルーシュ(全く、ゲリラ軍も勝手なことをしてくれる)
ルルーシュ(中華連邦からKMFを支援されたからといって調子に乗ってサクラダイトを人質にして日本解放を要求するなど)
ルルーシュ(中華連邦の狙いはエリア11のブリタニアの混乱であって、ゲリラの奴はいいような駒として使われているにすぎないことに気付いていない)
ルルーシュ(ブリタニアは流石にバックの中華連邦の狙いに気付いていて警戒態勢を敷いているだけで自ら手出しはしないか…)
ルルーシュ(確かにゲリラの仕業とはいえ、それと応戦して貴重な資源であるサクラダイトを失うというのは国際的な非難は避けられないだろう)
ルルーシュ(だから決して自ら手出しはせず、相手の出方を見てあくまで防戦という形、…もしくは黒の騎士団の介入で解決を図りたいというところか…)
ルルーシュ(卑怯な手だ…)
ルルーシュ(自らは手出しをせず、膠着状態にすることで黒の騎士団の介入を促す)
ルルーシュ(そしてそのゲリラと黒の騎士団によってサクラダイトが失われたら責任を黒の騎士団に押しつけようというのだろう)
ルルーシュ(クソッ…。このまま膠着状態が続けばゲリラ側はいずれ仕掛けなければならない)
ルルーシュ(ブリタニア側は多少のサクラダイトを犠牲に抗戦をするのは構わないだろうが、黒の騎士団はそうはいかない)
ルルーシュ(要するにゲリラがブリタニアに仕掛ける前に黒の騎士団はゲリラを制圧する必要があるということだ)
ルルーシュ(幸運にも、何故か敵は扇形という奇妙な陣形をとっている)
ルルーシュ(普通に戦えば楽勝だろう)
ルルーシュ(そしてそのゲリラと黒の騎士団によってサクラダイトが失われたら責任を黒の騎士団に押しつけようというのだろう)
ルルーシュ(クソッ…。このまま膠着状態が続けばゲリラ側はいずれ仕掛けなければならない)
ルルーシュ(ブリタニア側は多少のサクラダイトを犠牲に抗戦をするのは構わないだろうが、黒の騎士団はそうはいかない)
ルルーシュ(要するにゲリラがブリタニアに仕掛ける前に黒の騎士団はゲリラを制圧する必要があるということだ)
ルルーシュ(幸運にも、何故か敵は扇形という奇妙な陣形をとっている)
ルルーシュ(普通に戦えば楽勝だろう)
騎士団員「ゼロ! KMF部隊があと5分程で待機位置に到着します!」
ゼロ「そうか。よし!」
ゼロ「皆の者、よく聞け!」バサッ
ゼロ「我々はこれから中華連邦の傀儡となっている哀れなゲリラ部隊を制圧する!」
ゼロ「相手の戦力から考えればこちらの勝利は揺らぎはないと思うが、その油断が命とりとなる!」
ゼロ「全力で作戦を全うしろ!」
ゼロ「まずは! 樹海からのKMFフレーム部隊で敵扇陣形の要を制圧する!」
ゼロ「そうだ! 扇の要の部分だ! 扇の要を全力で潰す!!!」
ゼロ「遠慮はいらない!指揮系統を失うことは相手にとって大きなダメージだ!」
ゼロ「全力を以て扇の要を叩け!!!」
ゼロ「そうか。よし!」
ゼロ「皆の者、よく聞け!」バサッ
ゼロ「我々はこれから中華連邦の傀儡となっている哀れなゲリラ部隊を制圧する!」
ゼロ「相手の戦力から考えればこちらの勝利は揺らぎはないと思うが、その油断が命とりとなる!」
ゼロ「全力で作戦を全うしろ!」
ゼロ「まずは! 樹海からのKMFフレーム部隊で敵扇陣形の要を制圧する!」
ゼロ「そうだ! 扇の要の部分だ! 扇の要を全力で潰す!!!」
ゼロ「遠慮はいらない!指揮系統を失うことは相手にとって大きなダメージだ!」
ゼロ「全力を以て扇の要を叩け!!!」
ゼロ「次に! 指揮系統を失った敵KMFの掃討だ!」
ゼロ「扇の面の部分だ! 扇の面を全力で潰せ!!!」
ゼロ「ここでも遠慮はするな! 相手は頑丈さに定評のある中国製のKMFだ! 」
ゼロ「思い切り扇の面を叩け!!」
ゼロ「……臆することはない。相手は扇形とかいうふざけた陣形をとっている相手だ」
ゼロ「黒の騎士団の力! 存分に見せつけてやるがいい! 扇をぶっ壊すのだ!!!」
騎士団員「「「「ラジャー!!」」」
扇(俺なんかゼロに悪いことしたかなぁ…)
ゼロ「扇の面の部分だ! 扇の面を全力で潰せ!!!」
ゼロ「ここでも遠慮はするな! 相手は頑丈さに定評のある中国製のKMFだ! 」
ゼロ「思い切り扇の面を叩け!!」
ゼロ「……臆することはない。相手は扇形とかいうふざけた陣形をとっている相手だ」
ゼロ「黒の騎士団の力! 存分に見せつけてやるがいい! 扇をぶっ壊すのだ!!!」
騎士団員「「「「ラジャー!!」」」
扇(俺なんかゼロに悪いことしたかなぁ…)
騎士団員「ゼロ! 大変です! ゲリラ部隊が予想より早く動き始めました!」
ゼロ「何ぃ!(この早漏めっ!) KMF部隊はまだ予定位置にはついていないのか!?」
騎士団員「まだ予定位置にはついてませ…っいやっ、一機だけ!敵方面に向かっていく機体があります!」
ゼロ「!? なんだその機体は!?」
騎士団員「えー…、ピンクのサザーランド! C.C.機です!」
ゼロ「何だと!?」
ゼロ「何ぃ!(この早漏めっ!) KMF部隊はまだ予定位置にはついていないのか!?」
騎士団員「まだ予定位置にはついてませ…っいやっ、一機だけ!敵方面に向かっていく機体があります!」
ゼロ「!? なんだその機体は!?」
騎士団員「えー…、ピンクのサザーランド! C.C.機です!」
ゼロ「何だと!?」
ゼロ(あの魔女め…)
ゼロ(あの時、「身体で払う」と言って自らKMF部隊の手伝いを志願したくせに…)ギリッ
ゼロ(一体どれだけ俺を動揺させれば気が済むんだ!)
ゼロ(しかし無茶にもほどがある! たった1機でどうしようというのだ!)
騎士団員「C.C.機、凄い勢いで敵KMFをなぎ倒していき敵司令部へ向かっていきます!」
ゼロ「なん…だと…」
騎士団員「C.C.機と音声繋がりました! 出します!」ピッ
――C.C.『ピッザアァアッァァァアアァァァアアアア』ズシャ
C.C.『この戦いが終わったら、ピザを食べるんだあぁあああ』ドカン
ゼロ「……」
騎士団員「「「……………」」」
ゼロ「…各自、C.C.機を援護しつつ作戦を実行せよ」
騎士団員「「「ラジャー…」」」
ゼロ(あの時、「身体で払う」と言って自らKMF部隊の手伝いを志願したくせに…)ギリッ
ゼロ(一体どれだけ俺を動揺させれば気が済むんだ!)
ゼロ(しかし無茶にもほどがある! たった1機でどうしようというのだ!)
騎士団員「C.C.機、凄い勢いで敵KMFをなぎ倒していき敵司令部へ向かっていきます!」
ゼロ「なん…だと…」
騎士団員「C.C.機と音声繋がりました! 出します!」ピッ
――C.C.『ピッザアァアッァァァアアァァァアアアア』ズシャ
C.C.『この戦いが終わったら、ピザを食べるんだあぁあああ』ドカン
ゼロ「……」
騎士団員「「「……………」」」
ゼロ「…各自、C.C.機を援護しつつ作戦を実行せよ」
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