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元スレ戦士「久し振りに勇者にあったら盲目になってた……」
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戦士「久し振りに……帰って来たぜ、アリアハン」ザッ
戦士「すぅー……はぁ……」スーハー
戦士「故郷の空気だ……」ジーン
戦士「折角帰ってきたんだし、仲間の所にでも行くか!」
戦士「やっぱりまずは勇者だろ。あいつびっくりするかな~」トコトコ
戦士「すぅー……はぁ……」スーハー
戦士「故郷の空気だ……」ジーン
戦士「折角帰ってきたんだし、仲間の所にでも行くか!」
戦士「やっぱりまずは勇者だろ。あいつびっくりするかな~」トコトコ
戦士「お、あったあった。久し振りだなぁ……こいつの家に行くのも」
戦士「この家はかわんねーな……ちょっと古いように見えるけど。周りはなんか大分変わったなぁ……とそんな事より早く挨拶しねーと」
戦士「すいませーん」ドンドンドン
母勇者「はい……」ギィ....
戦士「どうも、お久し振りです」
母勇者「……あなたは……戦士、さん?」
戦士「ええ。やっと帰ってこれたんで挨拶にでもと」
戦士「この家はかわんねーな……ちょっと古いように見えるけど。周りはなんか大分変わったなぁ……とそんな事より早く挨拶しねーと」
戦士「すいませーん」ドンドンドン
母勇者「はい……」ギィ....
戦士「どうも、お久し振りです」
母勇者「……あなたは……戦士、さん?」
戦士「ええ。やっと帰ってこれたんで挨拶にでもと」
>>3
投げない限り絶対載せられます
投げない限り絶対載せられます
母勇者「そうでしたか……」
戦士(どうしたんだろうか。昔はもっと元気な人だったはずだけど)
母勇者「でもごめんね。勇者は今家に居ないの……」
戦士「えっ? そうなんですか。いつ頃帰ってきますかね?」
母勇者「……本当は、教えたくないんだけど……貴方を信頼して教えてあげるわ。ちょっと待って」バタン
戦士「は、はい」
戦士(な、なんだ? 妙に重苦しい雰囲気……)
母勇者「この地図どおりに進めば、あの子には会えるから……」
戦士(どうしたんだろうか。昔はもっと元気な人だったはずだけど)
母勇者「でもごめんね。勇者は今家に居ないの……」
戦士「えっ? そうなんですか。いつ頃帰ってきますかね?」
母勇者「……本当は、教えたくないんだけど……貴方を信頼して教えてあげるわ。ちょっと待って」バタン
戦士「は、はい」
戦士(な、なんだ? 妙に重苦しい雰囲気……)
母勇者「この地図どおりに進めば、あの子には会えるから……」
>>12
そりゃそうだな
そりゃそうだな
戦士「この地図どおりって……」スタスタ
戦士「うーん」ジーッ
戦士「どう見ても、森の中だよな」
戦士「ここからも少し遠いけど、まぁ……いけない距離でもないか」
戦士「あ、わかった! ドッキリか何か仕掛けてんのか!」
戦士「通りで変な様子な訳だ! なるほどなるほど! よーし、なんか買っていって逆に驚かせてやるか!」
戦士「うーん」ジーッ
戦士「どう見ても、森の中だよな」
戦士「ここからも少し遠いけど、まぁ……いけない距離でもないか」
戦士「あ、わかった! ドッキリか何か仕掛けてんのか!」
戦士「通りで変な様子な訳だ! なるほどなるほど! よーし、なんか買っていって逆に驚かせてやるか!」
>>12
まあそうなんだけどさ
まあそうなんだけどさ
戦士「ふぅ、ふぅ……思ったより、遠いな……」ザッザッ
戦士「あー、あといくつ山を越えるんだ? こんなに歩いたのはあの旅以来だぜ……」ハァハァ
戦士「あー、くそっ! 疲れた!! 休もう!」ドカッ
戦士「こんな所に良い腰掛の切り株もあるし……神は俺に休めと告げられている……」ガサガサ
戦士「昼飯食おうっと」モグモグ パクパク ゴックン
戦士「足りねーな……地図だと……っていうか今俺どこにいんだよ。わかんねー……はあ、腹も減ってきた」グーキュルル
戦士「ん? この匂い……飯の匂いだ」クンクン クンクン
戦士「あー、あといくつ山を越えるんだ? こんなに歩いたのはあの旅以来だぜ……」ハァハァ
戦士「あー、くそっ! 疲れた!! 休もう!」ドカッ
戦士「こんな所に良い腰掛の切り株もあるし……神は俺に休めと告げられている……」ガサガサ
戦士「昼飯食おうっと」モグモグ パクパク ゴックン
戦士「足りねーな……地図だと……っていうか今俺どこにいんだよ。わかんねー……はあ、腹も減ってきた」グーキュルル
戦士「ん? この匂い……飯の匂いだ」クンクン クンクン
そういえばなんでドラクエ3の戦士ってピンク色の鎧兜着てるの?
いくらなんでもセンス悪くねぇか
いくらなんでもセンス悪くねぇか
戦士「こっちからか?」クンクン
戦士「いやいや、こっちからかも」クンクン
戦士「くんかくんか」フラフラ-
戦士「お、おおっ! 小屋発見! 誰か住んでる! ご飯分けてもらおうっと! ついでに地図のことも聞いておくか!」
戦士「すいませーん! すいませーん!!」ドンドンドン
勇者「はい……」ガチャ
戦士「すいません、ちょっと……ってお前、勇者か!?」
勇者「……」コクン
戦士「いやいや、こっちからかも」クンクン
戦士「くんかくんか」フラフラ-
戦士「お、おおっ! 小屋発見! 誰か住んでる! ご飯分けてもらおうっと! ついでに地図のことも聞いておくか!」
戦士「すいませーん! すいませーん!!」ドンドンドン
勇者「はい……」ガチャ
戦士「すいません、ちょっと……ってお前、勇者か!?」
勇者「……」コクン
戦士(おお、勇者だ……久し振りだ、なんか、感動)ジーン
勇者「……」
戦士(ん? なんでこいつ目隠しなんかしてんだ?)
勇者「……」
戦士「何黙りこくってんだよ! 俺だよ、俺! 戦士だよ!」
勇者「戦……士……?」
戦士「そうだよ! いやあぁー久し振りだなー!! ほんと、久し振りだ!」ダキッ! ギューッ!
勇者「わ、わぁっ……は、はは……感動すると力一杯抱きしめる癖、直ってないんだね……痛いよ」
戦士「おおっと、悪い悪い」パッ
勇者「……」
戦士(ん? なんでこいつ目隠しなんかしてんだ?)
勇者「……」
戦士「何黙りこくってんだよ! 俺だよ、俺! 戦士だよ!」
勇者「戦……士……?」
戦士「そうだよ! いやあぁー久し振りだなー!! ほんと、久し振りだ!」ダキッ! ギューッ!
勇者「わ、わぁっ……は、はは……感動すると力一杯抱きしめる癖、直ってないんだね……痛いよ」
戦士「おおっと、悪い悪い」パッ
特に味覚がダメで暗くなるとマンガみたいに身体がボウッと光るのか
勇者「ごめん、気付かなくて……」
戦士「そりゃそんな変な目隠しでもしてりゃーな! なんだぁ? 仙人様にでもなる修行か!?」ワハハハ バシバシ
勇者「……そ、そうなんだよ。ほら、中に入りなよ。何もないけど……お腹減ってるでしょ」
戦士「おう! ごちそうになるぜ! しかし、まさかお前が料理だなんてなー」
勇者「……」カチャカチャ
戦士「あんな何もできなくていつも俺達に泣きついてたひよっこが、料理までできるようになったか!」
勇者「や、やめてよ。それはまだまだ旅立って最初の頃の話じゃないか……」
戦士「そりゃそんな変な目隠しでもしてりゃーな! なんだぁ? 仙人様にでもなる修行か!?」ワハハハ バシバシ
勇者「……そ、そうなんだよ。ほら、中に入りなよ。何もないけど……お腹減ってるでしょ」
戦士「おう! ごちそうになるぜ! しかし、まさかお前が料理だなんてなー」
勇者「……」カチャカチャ
戦士「あんな何もできなくていつも俺達に泣きついてたひよっこが、料理までできるようになったか!」
勇者「や、やめてよ。それはまだまだ旅立って最初の頃の話じゃないか……」
勇者「はい、どうぞ。一人分しか作って無かったから少ないけど……」
戦士「すまねーな、いただきまーす」モグモグ
勇者「……美味しい?」
戦士「ああ、美味い! けど、なんだよこれ、野菜ばっかりじゃねーか。自然の恵みで生きてんのか?」
勇者「はは……口にあったならなら良かったよ……」モグモグ
戦士「おいおい、飯食うときもそれつけてんのか? 目隠し外せよ、久し振りに会ったんだしさー、ちょっと位良いだろ」
勇者「だ、駄目駄目! 駄目だよ! これは、その……大事な修行なんだから……」
戦士「ふーん……まぁ、いいか」パクパク
戦士「すまねーな、いただきまーす」モグモグ
勇者「……美味しい?」
戦士「ああ、美味い! けど、なんだよこれ、野菜ばっかりじゃねーか。自然の恵みで生きてんのか?」
勇者「はは……口にあったならなら良かったよ……」モグモグ
戦士「おいおい、飯食うときもそれつけてんのか? 目隠し外せよ、久し振りに会ったんだしさー、ちょっと位良いだろ」
勇者「だ、駄目駄目! 駄目だよ! これは、その……大事な修行なんだから……」
戦士「ふーん……まぁ、いいか」パクパク
戦士「しっかし、そんな目隠しして平気なもんなのか? 転んだりしないか?」
勇者「ああ、うん。最初の頃は大変だったけど……今はもう全然慣れたよ」
戦士「へー……にしても、こんな山奥で生活しつつ、しかも目隠しとか……なんの修行か知らんけど大変だな」
勇者「……そうだね。けど、案外悪くもないよ……誰にも何も言われないから……」
戦士「ま、一人暮らしに憧れるって事はまだまだお子ちゃまだな! そのうち独り身が寂しくなるぞー!」ワハハハ
勇者「君の突然の来訪のせいでそうなりそうだよ」フフ
勇者「ああ、うん。最初の頃は大変だったけど……今はもう全然慣れたよ」
戦士「へー……にしても、こんな山奥で生活しつつ、しかも目隠しとか……なんの修行か知らんけど大変だな」
勇者「……そうだね。けど、案外悪くもないよ……誰にも何も言われないから……」
戦士「ま、一人暮らしに憧れるって事はまだまだお子ちゃまだな! そのうち独り身が寂しくなるぞー!」ワハハハ
勇者「君の突然の来訪のせいでそうなりそうだよ」フフ
戦士「あ、そうそう。実はさー……じゃん!」
勇者「?」
戦士「色々買ってきたんだぜ! って、目隠ししてんのか」
勇者「ご、ごめん……」
戦士「いいってことよ、まぁ、大体はくだらねーガラクタなんだけどさ……ほら、これこれ」スッ
勇者「なに? これ……箱?」サワサワ
戦士「オルゴールだよ! オルゴール!こいつは俺がこっち来る時に作らせた奴なんだけどさ……」
勇者「あ、これ……この音楽は……」
戦士「覚えてるか! あの決戦前にさー吟遊詩人が歌ってた奴だよ」
勇者「懐かしいな……」グスン
勇者「?」
戦士「色々買ってきたんだぜ! って、目隠ししてんのか」
勇者「ご、ごめん……」
戦士「いいってことよ、まぁ、大体はくだらねーガラクタなんだけどさ……ほら、これこれ」スッ
勇者「なに? これ……箱?」サワサワ
戦士「オルゴールだよ! オルゴール!こいつは俺がこっち来る時に作らせた奴なんだけどさ……」
勇者「あ、これ……この音楽は……」
戦士「覚えてるか! あの決戦前にさー吟遊詩人が歌ってた奴だよ」
勇者「懐かしいな……」グスン
戦士「えっあ、な、泣いてんの?」
勇者「な、泣いてなんかないよ」
戦士「そ、そうか?」
勇者「うん……これ、嬉しいよ。ありがとう、本当にありがとう。大切にする。宝物にするよ……」ギュッ
戦士「な、なんだよ。そんなたいしたもんじゃねーって。なんか照れるな……ん、んでこっちはさー! アリアハンで買って来たもんなんだけどさー」
勇者「うん、うん」
勇者「な、泣いてなんかないよ」
戦士「そ、そうか?」
勇者「うん……これ、嬉しいよ。ありがとう、本当にありがとう。大切にする。宝物にするよ……」ギュッ
戦士「な、なんだよ。そんなたいしたもんじゃねーって。なんか照れるな……ん、んでこっちはさー! アリアハンで買って来たもんなんだけどさー」
勇者「うん、うん」
>>38
男に決まっとるやろw
男に決まっとるやろw
戦士「んでさぁ、辺境の警備の辛いのなんのって!」
勇者「ふふふ」
戦士「魔物の残党の処理はしないといけないわ、現地人との衝突はあるわ……しかも俺がいつも頼りにされるんだぜ!」
勇者「しょうがないよ。英雄だもの」
戦士「俺ぁそんな事出来ないってのにさぁ……ただの斬り込み隊長な訳だし……あー、なんか話しすぎ喉渇いたわ。水くれよ」
勇者「うん、お茶入れるよ」
戦士「おう、サンキューな」
勇者「いいよ、いいよ。気にしないで」ニコニコ
勇者「ふふふ」
戦士「魔物の残党の処理はしないといけないわ、現地人との衝突はあるわ……しかも俺がいつも頼りにされるんだぜ!」
勇者「しょうがないよ。英雄だもの」
戦士「俺ぁそんな事出来ないってのにさぁ……ただの斬り込み隊長な訳だし……あー、なんか話しすぎ喉渇いたわ。水くれよ」
勇者「うん、お茶入れるよ」
戦士「おう、サンキューな」
勇者「いいよ、いいよ。気にしないで」ニコニコ
>>1大丈夫か
戦士「おお、この茶美味いな」
勇者「でしょ? 水が綺麗だから、美味しいんだよ」
戦士「ほー、中々良いもんだな……あーいつのまにかこんな暗くなってたんだな」
勇者「えっ? あ、ああ……そう、だね」
戦士「もう日暮れかぁ……そろそろ山降りないとな」
勇者「あ、危ないよ。暗くなったら道に迷うかもしれないし……」
戦士「そんくらい平気だって」
勇者「で、でも……さ……その……」
勇者「でしょ? 水が綺麗だから、美味しいんだよ」
戦士「ほー、中々良いもんだな……あーいつのまにかこんな暗くなってたんだな」
勇者「えっ? あ、ああ……そう、だね」
戦士「もう日暮れかぁ……そろそろ山降りないとな」
勇者「あ、危ないよ。暗くなったら道に迷うかもしれないし……」
戦士「そんくらい平気だって」
勇者「で、でも……さ……その……」
戦士「でもなぁ……」
勇者「……そっか」
戦士「たくっ、仕方ねーな。今日は泊まってくか」
勇者「本当?」パァ
戦士「まぁ確かにお前が言う通り迷いそうだなぁ……実際来る時迷ったし」
勇者「あ、ほら、布団はこっちだよ! それで……」
戦士(なんだかんだ言ってやっぱこんな所に一人は寂しいもんだな。うんうん)
勇者「……そっか」
戦士「たくっ、仕方ねーな。今日は泊まってくか」
勇者「本当?」パァ
戦士「まぁ確かにお前が言う通り迷いそうだなぁ……実際来る時迷ったし」
勇者「あ、ほら、布団はこっちだよ! それで……」
戦士(なんだかんだ言ってやっぱこんな所に一人は寂しいもんだな。うんうん)
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