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    元スレP「もう会社辞めたい……」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - あずさ + - アイドルマスター + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    それは、定例ライブの打ち上げの席でのこと。

    その日は、大人が4人……私とプロデューサーさん、それに音無さんと社長で
    一つのテーブルに座って、お酒を飲みながら色々なお話をしていたんです。

    でも、社長は途中から春香ちゃんたちに呼び出されてお酌をされていたので
    実質このテーブルには三人しかいない状態でした。

    さらに、音無さんはほろ酔い気分でどこか遠いところを見ているし、
    プロデューサーさんは飲み過ぎて気分が悪いのか、テーブルに突っ伏していました。

    だから……この時のプロデューサーさんの言葉をハッキリ聞いていたのは、私だけだったんです。


    P「もう会社辞めたい……」


    って。

    3 :

    あずささん?

    4 :

    ほほう……

    5 = 1 :

    あずさ「え……プロデューサーさん?」

    P「zzz......」


    プロデューサーさん、寝てしまいました……
    ど、どうしましょう。プロデューサーさんがそんなことを言うなんて……


    あずさ「あの、音無さん」

    小鳥「結婚したいよぉ……ずっと独身なんてやだぁ……」


    ……音無さんは酔って、さっきのを聞いてなかったみたい。
    困ったわ……社長もあっちにいるし。じゃあ、これを聞いたのは私だけ?

    6 :

    いいぞ

    7 :

    ぴよとらぶらぶちゅっちゅはよ…

    8 = 1 :

    結局プロデューサーさんは起きないまま、打ち上げは終わってしまいました。
    さっきの言葉が本心か、確かめたかったんですけど……

    その後、プロデューサーさんと音無さんは自力で帰れそうにない状態だったので
    プロデューサーさんは社長、音無さんは私が付き添って送って行くことになりました。

    付き添いと言っても道中はタクシーなので、吐いたりしない限りあまり大変ではないんですけど。


    小鳥「ひっく。あずささぁん」

    あずさ「なんですか~?」

    小鳥「私より先に結婚しないでくださいねぇぇ」

    あずさ「あ、あはは……ぜ、善処します~」

    小鳥「運命の人でしたっけぇ……そんなの簡単に見つかりませんよぅ」


    ……私は、プロデューサーさんが運命の人だと思ってる。
    だからプロデューサーさんが辞めるのは、絶対にイヤ……

    11 = 1 :

    翌日の朝。
    私は事務所に着くなり、プロデューサーさんの席に向かいました。


    あずさ「おはようございます、プロデューサーさん」

    P「おはようござッ……!」

    あずさ「?」

    P「あたた……す、すみません、頭痛がひどくて。二日酔いなんです……」

    あずさ「あらあら~」


    確かに、昨日は相当飲んでて……あんなに飲んだプロデューサーさんは初めて見たと思う。
    あの言葉といい、もしかしてストレスが溜まってるのかしら……

    12 :

    めずらしいあずささん話支援

    13 = 1 :

    あずさ「最近、溜まってるんですか~?」

    P「へ……」

    あずさ「溜め込むのはよくないと思います~。定期的に発散しておかないと、イライラしちゃいますから」

    P「……だ、大丈夫です。俺は2、3日に1回は発散してますから」

    あずさ「本当ですか~?」

    P「ほ、本当ですって。なんで朝からこんな話を……」

    あずさ「それならいいんですけど。溜め込み過ぎたら私もお手伝いしますから、いつでも言ってください~」

    P「!?」


    ……どうしてプロデューサーさん、そんなに驚いているのかしら。
    ストレス発散のお買い物やカラオケならいつでもお付き合いします、って言っただけなのに。

    14 :

    漲ってきた
    続けて

    15 = 1 :

    あずさ「それで、話は変わるのですけど」

    P「あ……はい」

    あずさ「プロデューサーさん……会社辞めよう、とか考えてません?」

    P「いっ!?」


    途端に目を丸くして驚くプロデューサーさん。
    もう、分かりやすい人……じゃあやっぱり、あれは聞き間違いとかじゃなかったのね。


    P「……誰にも話してないのに、よく分かりましたね」

    あずさ「昨日、プロデューサーさんがご自分で言ったんですよ~?」

    P「えっ……なにそれ、全然覚えてませんけど」

    あずさ「だと思います~。それより、どうしてですか? もしかして私たちが至らないばかりに」

    P「い、いえ! そうではないんです。ただ、理想と現実の狭間で揺れ動いているというか……」

    16 :

    今日はPスレ多いな

    17 :

    ええやんけ

    20 = 1 :

    P「俺は、社長の誘いがきっかけで765プロに就職しました」

    あずさ「その話、音無さんから聞いたことがあります」

    P「まあ自分で言うのも何ですけど、今ではこの仕事も板についてきたと思います。Aランクアイドルも何人か輩出しましたし」

    あずさ「素晴らしいことじゃないですか~」

    P「……でも、足りないんです。全然」

    あずさ「えっと……何がです?」

    P「お金ですよ。お金」


    お金……? プロデューサーさんくらい活躍していれば、
    お金くらい有り余っていると思っていたのだけど、違うのかしら。

    22 = 7 :

    あずささんとのらぶらぶちゅっちゅはよ

    26 = 1 :

    あずさ「プロデューサーさん、お給料たくさん貰ってるのでは……」

    P「……765プロって、どれくらい儲かってるか知ってます?」

    あずさ「え……いえ~、社長も律子さんも私たちアイドルにはそういう話をされませんから」

    P「でしょうね。なんと年間の純利益、たったの1億です」

    あずさ「……それって少ないのでしょうか。私には多いように思えるのですけど」

    P「そう思いますか? ではちょっと計算してみましょう」

    P「このうち半分は資本金に当てないと事務所の修繕・改装もできません。でも5千万は残ります」

    P「更に、去年Aランクに上がったアイドルは給料が上がります。年100万程度ですね」

    あずさ「去年上がったのは、春香ちゃんと真ちゃんですね~」

    P「ということで200万引いて、残り300万です。ここに新しくコネを作るための交際費が入ります」

    P「ランクアップしたアイドル2人に新しい仕事をくれと頼みこむのに、各々100万はかかります」

    P「残りは100万です。でもこれは交通費や事務用品で無くなってしまうので……」

    あずさ「……もしかして、プロデューサーさんはほとんどお給料が」

    P「上がりません。というわけで、俺の家計はかなり厳しい状態です……」

    27 = 12 :

    決算どうなってるの

    28 :

    それは純利益じゃねええ

    29 :

    全然純じゃないな

    30 :

    ついでに4500万が使途不明

    31 = 9 :

    横領しすぎワロタ

    32 = 14 :

    細かいことはどうでもいい
    はよあずささんにエロいことはよ

    33 :

    皆が突っ込むんだったら俺も突っ込む
    Aランク2人いるのに純利益1億とかおかしい

    34 = 12 :

    とりあえず作者は頑張って続けて支援

    37 :

    いいからあずささんにおにんにん突っ込め

    38 :

    俺が突っ込んでくるからさっさと書いといて

    39 :

    落ち着けこのPは二日酔いだ

    40 :

    >>33
    CD自社買いでもしてんじゃね

    41 :

    あずささんメインだと思って歓喜してたのに

    42 :

    社長がなんかやってるだろ

    43 = 1 :

    あずさ「それって、もしかして横領してるのでは……」

    P「かもしれないですね」

    あずさ「そんな……社長には仰ったんですか?」

    P「言ってクビになったり765プロが無くなったりしたら、俺も食い扶持が……」

    あずさ「……聞いたらいけないのかもしれませんけど。お給料、おいくらなんですか……?」

    P「入社時は年収250万、今は300万です。でも所得税、住民税、厚生年金、保険料で引かれるので手取りは250万程度ですね」

    P「そこに営業の交際費が入るので、実質ほとんど貯金できてなくて……」

    あずさ「……結婚とか、どうされるんですか?」

    P「ほんと、どうしましょう。まあそんなわけで、辞めたくても辞められないジレンマに陥ってるわけです」

    44 :

    実際アイドルのプロデューサーって年収いくら位なんだ

    45 :

    ところで>>1の所で律子が見当たらないんだけど…あれ

    46 = 12 :

    律子先生未成年ですから!!!

    47 = 17 :

    おもしろい

    48 = 1 :

    P「あ、この話は他言無用でお願いします。律子すら知らないんですから」

    あずさ「わ、分かってます~」


    こんな話、他のアイドルにはできないわ。
    特に美希ちゃんなんてプロデューサーさんが不遇の目に遭っていると知ったら、社長に直訴しかねないもの……


    P「はぁ……予定だと、あと2年くらいでいい人見つけて結婚するつもりだったのに」

    あずさ「……お相手はいるんですか~?」

    P「全然いませんけど……」

    あずさ「で、では~。こういうのはどうでしょうか~」


    あずさ「お金持ちのAランクアイドルと結婚して、養ってもらう……とか」

    49 = 30 :

    律子が事務所の金使い込みしてたSSなんてのもあったな

    50 = 14 :

    来たな


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